2024/01/04 - 2024/01/05
229位(同エリア596件中)
べるじゃらんさん
- べるじゃらんさんTOP
- 旅行記127冊
- クチコミ113件
- Q&A回答6件
- 111,855アクセス
- フォロワー5人
以前から泊まってみたかった山の上ホテル。
ネットのニュースを見ていたら、老朽化への対応を検討するために2月13日から休館するという。
記事からは休館期間とか建物をどうするなど具体的な項目が見えていません。老朽化ということで一番の問題点は耐震性だと思います。耐震性を確保することができないのであれば、このまま閉館するとか取り壊して新しい建物にすることも考えられるわけです。
これは予約が殺到するから即刻予約しないと、ということですぐに公式サイトから予約を入れました。いつもはホテル予約サイトを利用することが多いのですが、時間勝負ということもあり、一番確実な公式サイトからの予約にしたのです。
うかつだったのは、宿泊の予約が取れたことで安心してしまい、夕食の予約を忘れてしまったのです。(朝食込みの予約を取りました。)
気がついたときにはすでに遅し。
フランス料理のお店とかコーヒーパーラーの予約が全て埋まってしまった後でした。
仕方が無いので夕食は山の上ホテルの弁当を予約し、ホテルの部屋で食べることにしました。
予想通り宿泊予約はすぐに売り切れたようです。
とりあえず最後に宿泊できるということで一安心。
願わくば箱根宮ノ下の富士屋ホテルのように、できるだけ今の形を保持しながら耐震性を上げていつの日か再開してほしいものです。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
JR御茶ノ水駅のお茶の水橋口。
ここで降りるのは何年ぶりだろう? -
駅から楽器屋さんが並ぶ明大通りの坂道を下ると、山の上ホテルに通じる坂道の下に着きます。
-
漫画の吹き出しみたいな山の上ホテルの看板の下には、山の上ホテルの客室の案内が表示されています。
-
「吉郎坂」という名前が付いた坂です。
明大の総長だった人の名前から付いたらしいです。
今となってはホテル坂と付けた方がしっくりくるな。 -
山の上ホテルです。
山の上ホテル 宿・ホテル
-
すぐに入口から入らずに、周りを見ることにしました。
右横です。
これから入ろうとしているコーヒーパーラー・ヒルトップの入口に近い扉です。 -
北西の角からの撮影。
-
チャペル入り口。
-
チャペルの一部が見えます。
-
サボテン型のオブジェ。
-
コーヒーパーラー・ヒルトップは予約番号を取得するための列がずらりとエレベーター前まで出来ていました。
この位置だと初回入店は出来ないとのことです。
山の上ホテルに着いてすぐに並べば、もっと前の方に並ぶことができたのでしょうね。 -
予約をしてからホテル内外を見て回ります。順番が近づいたら携帯に連絡が来るようになっています。
地下のフランス料理店です。
すでに休業予定前日まで全て予約で埋まっています。 -
何となく雰囲気の良い街灯。
-
「政府登録国際観光ホテル」のプレート。
今まで登録有形文化財のプレートは気にしていましたが、これは初めて見かけるものです。金谷ホテルとかホテルニューグランドにもあったのでしょうね。多分。 -
エントランス。内側から外を撮影。
-
エントランス右のホテルのロゴです。
-
まだ松の内ですから玄関を入ると正月飾りがありました。
-
入口前の床の模様。
-
入口を入って右側に進むとバー、ノンノンがあります。
ノンノンという言葉からノンノン人形という曲を思い出してしまう。
済みません。リアルタイムでミッシェル・ポルナレフを聴いていた年代ですので。 -
ロビーの隅にあるライティングデスク。
金谷ホテルや川奈ホテルなどクラシックホテルには、誰でも使うことが出来るライティングデスクを置いてあるところが多いようです。かつてはここで知人へ手紙を書いて送ったのでしょう。
今はそのような人はいないのでしょうね。 -
ライティングデスクにはメモと鉛筆が置いてありました。
山の上ホテル特製の鉛筆です。
ホテルショップでペンケース入りの鉛筆5本が7150円で販売されていました。
せめて書き心地を試してみれば良かった。 -
フロントです。
330円で販売しているストーリー・ブックを購入しようとしたら、室内に置いてあるものを持ち帰ってけっこうです、と言われました。 -
「景観まちづくり重要物件」ということで、千代田区から指定されています。
建物の老朽化をどのようにしていくのか、今後の方針に影響を与えるのでしょうか? -
ロビーに置いてあるライオンの置物。
-
入口を左に進むとロビー喫茶があります。
-
ロビー喫茶は休業していました。
そのため自由に椅子に座ることが出来ます。 -
テーブルクロスの隅の刺繍。
バラの花と葉っぱ、そして見えますか?
HILL TOP HOTELという文字。
こだわりが凄すぎる。 -
ホテル内ショップ。
きれいなケーキがたくさん並んでいます。
ロビー喫茶の営業中はケーキとコーヒーを注文することができたようです。
後ほど部屋で食べるケーキをショップで購入。5時頃受取りに来るようにしました。 -
地下にある有名な天ぷらのお店。
山の上ホテルと合わせて休業しますが、銀座や六本木にある支店は営業を続けます。素晴らしいお値段なので、入ることはないと思いますが。 -
エレベーターホールの向こう、奥は新北京という中国料理店。
-
1954年から70年近く続いているホテルです。
真ん中のLの字に特徴がありますね。 -
コーヒーパーラー ヒルトップのメニュー。
-
プリンアラモードの鶴?白鳥?が気になる。
-
地下から1階への螺旋階段。
-
地下1階から螺旋階段の天井を見上げる。
螺旋階段中央部は5階まで吹き抜けになっています。
天井にはステンドグラスがありました。 -
順番が来たようで、携帯に連絡が入りました。
地下1階のコーヒーパーラー・ヒルトップへ。 -
メニュー。
コーヒーパーラー ヒルトップ グルメ・レストラン
-
コースター。
-
バラの飾りが付いた電灯。
-
カトラリーが置かれままとめておくまとめておく置き方、初めてです。
最初に右のナイフとフォークを使うのでしょうか? -
ここにもホテルの紋章が描かれています。
-
サラダが出て来ました。
右端のナイフとフォークを使用して食べることにしました。
それで合っていたのかどうか、わかりません。 -
パンは3つも出て来ました。
-
メインのハンバーグが出て来ました。
-
柔らかめのハンバーグでした。
-
コーヒー。
食器が凄く高級そう。 -
デザートに注文したプリンアラモード。
シュークリームの白鳥?が特徴的。
葉山のパティスリー ラ・マーレ・ド・チャヤのスワンシューを思い出します。 -
くちばしのとんがりは作るのが難しそう。
というより、すぐに欠けそうで扱いが難しそう。 -
入口奥にあるダッチコーヒー。
-
帰り際にもう一度、正面から店名の入った壁を撮影。
-
遅めの昼食を終えたらもうチェックイン時間。
ここは14時からチェックイン出来ます。
そしてチェックアウトも12時なのでゆったりした滞在が出来るのです。
反面ハウスキーパーの人はとても大変だと思います。
部屋は4階。 -
廊下をずっと奥まで行った右側の部屋。
-
413号室。
何故かホテルに宿泊する場合、一番奥の部屋かエレベーターのすぐ近くの部屋にアサインされることが多いのです。ツインの部屋はそのような場所に配置することが多いのでしょうか? -
部屋のドアを開ける瞬間のワクワク感が好き。
初めてのホテルならなおさらです。 -
ベッド。
枕も4つあります。
自分は枕無しで寝るので、これだけの枕を置く場所に困る。 -
高さや大きさの異なる枕が置かれていました。
-
サイドテーブルのスイッチ類。
下には非常用ライトとティッシュボックス。 -
メモ帳。
鉛筆には「文化人の山の上ホテル」の文字入り。
ボールペンではなく消しゴム着き鉛筆というのが山の上ホテルらしい。 -
サイドテーブルの引き出しには仏教聖典と聖書。
白い箱はティッシュのスペアです。 -
サイドテーブル上には無料のミネラルウォーターも置いてありました。
-
テレビとデスク。
作家の人はこの机で執筆したのでしょうか?
もっとも作家はもっと良い部屋だったのでしょうね。 -
デスクの奥にはティファール製ポットが置かれていました。
-
デスクの引き出しを開けてみると、延長コードが入っていました。
クラシックホテルはコンセントが変なところにあったり、数も少なかったりするのでこれは便利です。
自分は古いホテルや旅館に泊まることが多くなったので、最近は常に延長コードを持ち歩くことにしています。
そして例の山の上ホテルストリーブック。
フロントで言われたように、これは持ち帰りました。
宝物です。 -
机の引き出しにあったレターセット。
昔は海外へよく手紙を出したものです。 -
テレビの下には茶器セット。
-
ルームキーは金属製ですが、もちろんオートロック。
キーホルダーもお洒落です。 -
お茶のセット。
-
お茶のセットはコーヒーやハーブティー、その他いろいろな種類のお茶が入っていました。こんなに種類が多いのはここが初めて。
-
マドラーにも山の上ホテルの文字。
-
ドレッサーテーブルも洒落ています。
-
冷蔵庫には予め飲み物が入っています。
-
クロゼット内。
紙袋が用意されていました。
椿山荘でも紙袋があったような記憶が。 -
かなり立派な紙袋。
宿泊記念に頂いて帰りました。 -
クロゼット内のランドリーバッグとシュークロス、ブラシ。
下段に室内履きが置かれています。 -
室内履きもかなりふかふか。
今まで泊まったどのホテルよりも豪華なスリッパでした。
使い捨てにするのはもったいない。
もちろん持ち帰りました。 -
室内着は浴衣。
-
バスルーム。
-
アメニティの数がすごい。
-
アメニティが入っている箱にもメッセージ。
-
石鹸も大きめのものが置いてあります。
-
歯ブラシ。
-
シャワーヘッド。
シャワー室まで装飾タイルが貼られています。 -
水栓金具。
バスタブの栓をはめる部材がありました。 -
レースのカーテン越しに見えるのはビルだけ。
周りはほとんど日大とか明大の建物です。 -
明日の朝食券です。
文字だけよりもかわいい絵がはいっているだけで嬉しくなります。
本当ならばフレンチレストランで洋食か天ぷらの店で和食の朝食を食べたかったのですが、今は残念なことに全てルームサービスになっています。
旅館ならば部屋食ということなので喜ぶべきなのでしょうが、もう入ることが出来ないかも知れないお店で食べたかったな。 -
ドアにかける掃除依頼用のタグ。
-
裏側は起こさないでね、の絵。
いろいろ楽しいホテルです。 -
部屋の撮影が大方終わったので、今度は館内探索。
4階エレベーター。
少し前まではエレベーターは手動だったそうです。 -
エレベーター前の机。
花は生花です。 -
5階から螺旋階段を覗く。
ホテルのHPやパンフで良く見る絵ですね。 -
夕景を撮影しに外へ。
さすがに1月。外は寒い。 -
この光景はもうすぐ見られなくなる。
もしかしたら永久に? -
寒さを我慢した甲斐があって夕景を見ることが出来ました。
昨年末だったらツリー状の電飾が見られたのでしょうね。
点灯していませんが、ツリー状の電飾が残っていました。 -
エレベーター内にある館内紹介パネル。
-
17時にホテルショップで受け取った弁当。
そろそろ食べることにしましょう。 -
けっこう豪華な弁当。
作家の人も執筆をせかされて缶詰状態で宿泊していたときにこのような物を注文したのでしょうか?
それともルームサービスかな。
缶詰になっているときの宿泊料金は、やはり出版社払いなのでしょうね。
失敗したのは電子レンジで温めてもらうのを忘れたこと。
さすがに冷えたハンバーグ類は残念でした。 -
デザートはタルトタタン。
甘くない大人の味のケーキでした。 -
翌朝。
ルームサービスの朝食が運ばれて来ました。 -
デザートも付いています。
-
文豪が愛した朝食とのことです。
かなり豪華な朝食です。 -
朝からお刺身が付いています。
-
焼きシャケと卵焼き。
-
煮物。
-
お浸し。
-
キンピラ。
-
明太子。
-
梅干し。
これも塩分高め。
自分は塩分控えめの梅干しを買っているので、かなりしょっぱい。 -
なます。
-
山椒が入ったちりめん。
-
3種類の漬物。
-
とろろ。
-
焼き海苔。
-
朝食はかなり食べる方なので、お代わりがなかったのは残念。
けっこう辛めのおかずが多かったので、1杯だけでは辛かった。
電話すればお代わりを持ってきてくれたのかな? -
羊羹のデザート。
-
チェックアウトは12時ですが、だらだらと部屋にいてもしょうが無い。
早めにチェックアウトして帰宅途中で寄り道し、昼食を食べることにしました。
新御茶ノ水駅から千代田線に乗車。
千代田線の代々木公園駅で下車。
駅前の商店街を歩きます。
この通りは渋谷駅に通じています。
かつてハチ公が毎日主人を迎えに渋谷駅に通った道ということらしく、ハチ公の垂れ幕が掲げられています。 -
横道に逸れた場所にある、讃岐うどんの「やしま」です。
かつては渋谷の宇田川町のビルの地下で営業していたのですが、ビルの建て替えでここに移転しました。
本場香川で創業し、80年の歴史があるお店とのことです。東京に移転して30年以上。
渋谷のお店に初めて入ったときには先代がまだ現役でした。 -
注文するのはいつもキツネうどん。
ネギを乗せたあとの写真ですが、ネギと生姜はいまでも別添えです。
かなり昔、渋谷時代はお揚げの上に三つ葉が乗っていました。 -
手切りなので麺の太さが違うところが愛嬌。
出し汁は薄めですが、かつてはもっと薄かった記憶があります。
それとも薄味に慣れてしまったのかな。
麺の塩分とマッチングしていてとても美味しい。
麺の量も多めです。
ここはお気に入りのお店なのです。 -
食事の後は恒例のデザート。
代々木公園駅付近はよくわからないということで、わざわざですが明治神宮前にもどり、副都心線経由東横線の学芸大学で下車。
学芸大学で洋菓子といえばこのお店、マンハッタン。
ここでケーキとコーヒーを注文。マッターホーン グルメ・レストラン
-
鈴木信太郎画伯の素朴な絵が良いです。
ケーキ屋さんの老舗には有名画伯の包装紙とか絵画がありますね。
自由が丘モンブランと成城アルプスは東郷青児さんの包装紙です。
老舗ホテル、老舗うどん屋、老舗洋菓子店。
最近の自分的流行で過ごした2日間でした。
ここ数ヶ月の間に学士会館、メルパルク横浜が営業終了になりました。山の上ホテルはどうなるかわかりませんが、早期に再開出来ることを願いたいと思います。
当面は順天堂大学内のレストランヒルトップで思い出に浸ることにしよう。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったグルメ・レストラン
御茶ノ水・本郷(東京) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
120