2023/12/16 - 2023/12/16
37位(同エリア405件中)
かっちんさん
400年の伝統がある世田谷(せたがや)ボロ市が、毎年12/15-16、1/15-16に開催されます。
当初は農民相手の農具市として野良着のつくろいや補強用にボロが盛んに売られていたことから「ボロ市」の名がつきました。
近年は食料品、装身具、玩具、植木、骨董品、古着などが売られています。
今日は2023/12/16土曜日。前日の初日は雨だったので、今日は大勢の客で賑わっています。
ボロ市には過去6回訪れています。珍しい骨董品や昔の日常品も並び、かつて昭和を過ごしてきた生活を思い出すことができます。
アクセスは東急世田谷線上町駅または世田谷駅。
でも、私は東急田園都市線桜新町駅から1.5kmほど歩いて行きます。
今日は桜新町のそば処「田中庵」で昼食をとった後、ボロ市を訪れます。
なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・ボロ市通り桜栄会商店会「ボロ市」
・しまむーさんのブログ、街道の行く先へ「山中郷 本宿と法蔵寺」:神谷合名会社
・いわせ あきひろさんのブログ、「旧神谷合弁会社のたてもん」:神谷合名会社
・ワゴコロ「こけしとは?由来や意味、歴史、11系統を解説」
・みやぎ蔵王こけし館「宮城伝統こけし」
・富山県薬業連合会「富山のくすり、歴史と伝統」:薬箱
・炭焼き神鍋白炭「台十能」
・焼印工房のHP
・ウィキペディア「金魚すくい」「通い袋」「箕:てみ」「浮き玉」「招き猫」「ダッコちゃん」
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
「サザエさん通り」(桜新町)
東急田園都市線「桜新町駅」で降り、この通りをサザエさんの列に付いて行くと・・・ -
イチオシ
蕎麦「田中庵」に到着
大正3年創業の老舗蕎麦店です。
屋台ではなくちゃんとしたお店。 -
「冷やしたぬきそば」(田中庵)
この日はなぜか暑く、冷たいそばを注文。
秋になると茨城県坂東市神田山(かどやま)産「常陸秋そば」を使用。
細い蕎麦と汁の愛称はよく、天かすの具だけでなく、もやし・玉ねぎ・きゅうり・にんじん・かまぼこと一緒にいただきます。
味は絶品! -
「世田谷ボロ市」(ボロ市通り)
桜新町駅から30分ほど歩いて「世田谷ボロ市」に到着。
時刻は14:30。
上町駅から世田谷駅にかけての「ボロ市通り」に、750店もの露店がところ狭しと並んでいます。
これからいくつかのお店を紹介します。 -
「ミニカー」が勢揃い
フォルクスワーゲンの「ワーゲンバス」をはじめ、ガソリン計量機まであります。 -
イチオシ
珍しい「骨董品」
仏像、鉄瓶、二眼レフカメラ・・・ 骨董品なら何でも。
皆さんの家にも眠っている物があるのでは? -
「藍染め市場」
展示品から降ろす「猫の大将が魚を狙っているTシャツ」はちょうど売れたところ。
なかなか素晴らしいデザインです。 -
ひとりぼっちの「キューピー」
手前にはホーローなべ。大きさに関係なく同じ値段。
いろんな台所用品が揃っています。 -
「は~い ミニーマウスよ」
わたし(ドキンちゃん)も寝てるけどいるわよ。 -
「手編みぼうし」
かぶると温かそう・・・ -
いろいろな雑貨が何でもあり~
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大きな壺
ハクション大魔王の「あくびちゃん」みたいな壺が欲しいね。 -
「招き猫」
荷物が入るリュックかな? -
寒い季節に人気の「防寒具」
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洗濯物を干してるのではなく「売り物」
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子どもが喜ぶ「スーパーボールすくい」
円形のプラスチック枠に和紙が貼られた「ポイ」と呼ばれる道具でボールをすくっています。
この子は和紙が全然破れてなく、もしかして達人? -
上品な柄の「羽織」
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ふっくらした葉の「多肉植物」
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わら細工職人の実演
両足の指にわらを引っかけながら、器用に作っています。 -
出来上がった物は「わらじ」
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行儀よく並ぶ「お座り置物」
ネコ、ウサギ、カエル、パンダなどの動物だけでなく、バナナ、ナス、ピーマンまで座ってます。 -
レトロなラジオと昔のフィルムカメラ、レンズ
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「輪投げ遊び」
上段へいくほど高価な品物となり、難しくなっています。 -
「世田谷線のTシャツ」
路面電車と思えないカラフルな世田谷線をデザイン。 -
大工道具「カンナ」
日曜大工に必要な道具ですね。 -
キャラクターグッズ
「アンパンマンの氷かき」、カバヤの「さくさくぱんだ缶」、コカ・コーラのバケツ、不二家の「アンパンマンお菓子缶」などが目立ちます。 -
ペコちゃんとポコちゃん人形
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古着の着物
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昔の教科書
戦前、江戸時代とよく残っていますね。 -
茶飲み茶碗
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イチオシ
丈夫な「通い袋」
かつて酒瓶や醤油瓶を運んでいた帆布の袋が「通い袋」。
ところで、「アイチ醤油」の上にある屋号は案山子か天秤のように見えますが、何なのか調べてみました。
「神谷合名会社(旧アイチ味噌溜)」は岡崎市にあり、現在、「日本レトルトフーズ」に事業を継承しています。
当時、商品のブランド名は「アイチ味噌溜」、屋号が「万十」。
通い袋の屋号のデザインは確かに「万と十」の組み合わせです。 -
「リース飾りに使う輪っか」
リース作りの材料となる輪っかにした「ツル」です。 -
我が家の「リース飾り」(2015/12/28撮影)
家内が自宅で作った「クリスマスリース」。
赤い実はサルトリイバラで、玄関に飾っていました。 -
「指編み帽子」
私の母親もかつて毛糸で手編みセーターを作ってくれました。 -
お正月遊びの「羽子板」
小さい頃、お正月に羽根つきをやった記憶があります。 -
産地によって特徴の違いがある「こけし」
こけしの資料をもとに手前の3体がどこの系統か調べてみると、手前から肘折系、遠刈田系、山形系だと思います。
決め手は、
1本目の肘折系が鮮やかな黄色の直胴にナデシコの花・大胆な目鼻立ち・おかっぱ頭。
2本目の遠刈田系が頭頂部の赤い放射状の飾り・前髪から左右へ八の字型の赤い飾り・胴の重ね菊。
3本目の山形系がスリムな胴体・頭頂部に赤い放射状の飾り・てっぺんから後頭部にかけて1本の黒い髪・「人」という字のような鼻形。 -
鮮やかな配色の絵画
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ダンシング&メッセージ「ペコちゃん」
音楽と光に合わせてダンスをするそうです。 -
着せ替え人形の「ペコちゃん」
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「ディズニー ダッフィー」の縫いぐるみ
空中ブランコに乗ってます。 -
アフリカ部族のマスクかな?
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昭和の薬箱
越中富山の薬売りが全国各地の家庭を訪問し、置き薬の箱として使われていたもの。
毎年定期的に訪問し、使用した分だけ代金を支払う仕組みです。
最近、防虫、調湿、軽量に優れた桐製薬箱を小物入れとして製作し販売されています。 -
美しく輝く「瓢箪」
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人気キャラクターの「お面」
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「飾り絵皿」
猫の表情が違う絵皿は、夫婦喧嘩しているときに怒った顔の絵皿で食事を出すといいかも・・・ -
イチオシ
懐かしい「真空管」
昭和30年代のテレビ・ラジオは真空管が使われていました。
マツダ=東芝、NEC、ドンなどの製造メーカー。
現在は、トランジスタから半導体ICの時代です。 -
「コンタックのオリジナルピンバッジ」
かぜ薬の「コンタック」。
大阪くんと東京くんがいますね。 -
「炭を使う道具」かな?
左側は手箕(てみ)。炭を集めるための道具でしょうか?
中央は炭入れひしゃく(台十能)。火をおこした炭を運ぶのに使う道具。
右側は炭を集める「炭スコップ(十能)」のようですが、複雑な構造の機能がわかりません。
説明を聞いてくればよかった。 -
「鹿の角」
-
「浮き玉」
漁網を浮かせる目的や目印に使うガラス玉です。 -
おいでおいでの「招き猫」
右手をあげている猫は金運を招き、左手をあげている猫は人(客)を招くとされています。
あれ、頭を下げて反省している猫もいますね。右手はあげたままですけど。 -
イチオシ
懐かしい「ダッコちゃん」
昭和35年(1960)に発売された「ダッコちゃん」。
ビニール製で空気を入れて膨らませます。
小さい時の家にもありました! -
「焼き印」
「焼き印」とは、金属に文字や絵柄を彫刻したものを加熱して捺しつける器具。
対象物が焦げ簡単に取れにくい印字をして所有権や目印、識別するする印字をするもの。
身の回りでは、玉子焼、どら焼き、饅頭、木材の家具や道具などで見かけますね。 -
「あまざけ・玉こん・じゃがバタ」の屋台
食べ物の屋台はどこも行列を作っています。 -
イチオシ
「ガラス玉」
手に取ってるのは「地球儀」です。
他のガラス玉には星座のデザインも。 -
瀬戸焼「招き猫」
自信満々の笑顔。金運は大丈夫かも・・・ -
鹿児島県産「深むし茶」
お茶缶にたっぷり詰めてくれます。 -
「福助4兄弟」
ボロ市を1時間半ほど見学できました。
では、桜新町駅へ戻ります。 -
「サザエさん一家」(桜新町駅前)
「お帰りなさい」と出迎えてくれました。
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