トラピックス　スイス・アルザス地方8つのクリスマスマーケット巡り（13）スイスインターナショナル航空でチューリッヒより帰国する。

2023/12/06 - 2023/12/06

翌日はホテルで朝食を食べた後はバスに乗って空港へ直行します。バスの車窓からは同じホテルに宿泊していたインド人の団体ツアーの人たちが輪になって踊っていました。バス4台の団体でしたが多分IT関係の会社の社員旅行か何かのように思えまました。これからは中国を追い抜いてインドが台頭してくるのではないかと思えました。スイスから帰国したすぐ後はインドの旅が待っているので現地で確認してみようと思います。空港で出国手続きが終わり、最後に免税店で買い物でもと思いましたが、何を見てもただ高いだけなので何も買わずに終わりました。成田行きの便は前の日のうちに座席指定してあったので、うまい具合に窓側の席を取れていました。離陸して水平飛行になると食事が提供されましたが、スイス航空の食事はどれも美味しかったです。それとアルコールのサービスも気が利いているので自前のカクテルを作って楽しめました。映画や恩田句を楽しんで、成田に到着する前に再び食事が提供されました。機内では食べて飲んでの時間を過ごし定刻に成田空港に到着しました。今回は安いツアーでしたが、スターアライアンスのマイルの積算が出来て、ANAに往復で6,000マイル弱が増えていました。マイルはこの数年で溜まる一方ですが、実際に国際線の航空券を予約しようとするとかなり難しい現状があります。もう国内だけでは消化しきれません。成田空港では帰りのバスの時間を遅らせて、中華料理を食べてようやく帰ってきたと実感できました。

エリア チューリッヒ(スイス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: スイスインターナショナルエアラインズ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

前のバンにインドの団体のバスが4台入ることは聞いていましたが、朝食のレストランはカオス状態でした。何とか席を確保しますがお構いなしに相席してきます。

料理が揃った時にはどこかへ行ってしまったのでゆっくり食事することができました。ほぼ全員が30代から40代で、男女とも家族連れでもないのでIT関係か何かで利益の出た会社の社員旅行のようでした。

雪を見るのが珍しいのかほぼ全員が表に出てポーズを取って自撮りしています。男性は短いダウンを着て暗いホテルの中でも昔のレイバンのような色の濃い金縁のサングラスをしています。ほとんどボリウッドの俳優のようです。

ホテルの横の草原ではみんなで輪になって踊っています。この旅のすぐ後にインド旅行へ行きましたが、2000年頃に中国で感じたようなパワーを感じました。帰国後にインドのTATA財閥系の投資信託を証券会社に注文しました。

食事の後はホテルを出て空港に向かうだけです。「モーベンピック　エアポート」は余計なもののないシンプルなホテルでしたが滞在は快適でした。

山本理顕設計工場が手掛けたチューリヒ空港の商業・娯楽複合施設「ザ・サークル（THE CIRCLE）」だと添乗員さんが教えてくれました。先に知っていたら前の晩に行ってみたかったです。

昨晩買い物に行ったスーパーの地下でチェックインしました。オンラインチェックインしていましたが、有人カウンターで荷物を預けましたが正解でした。こちらの方が早く手続きが終わりました。

出国手続きが終わるまでは団体行動です。チューリッヒ空港からの出国は28年振りなので昔の面影はどこにもありません。

免税店の入り口にゴンドラがあったので最後の記念写真を撮ります。

後は搭乗時間までフリータイムです。ROLEXがあったので入ってみましたが、空港の免税店でも時計はエキシビジョンオンリーで売り物は1つもありませんでした。分厚いブランドブックがあったので記念に1冊貰ってきました。

結局スイスではこれといった買い物は何もできませんでした。このフラストレーションはクリスマスのインド旅行と年明けのMSCベリッシマのクルーズ、その後のモロッコ旅行で爆発します。

定刻より少し遅れて搭乗が始まりました。帰国便もほぼ満席のようです。

エーデルワイス航空の垂直尾翼の花が可愛らしいです。

朝の混雑した時間帯なのか各地へ飛び立つフライトが続いています。

滑走路は雪に覆われていませんが、噴射する度に雪が舞っているようです

ようやく搭乗になりました。往路のフライトが快適だったので帰りも食事や飲み物が楽しみです。

今回はほんの数日の滞在だったので次回はゆっくり周遊の旅をしたいものです。

1991年の思い出の地であるベルンを再訪し、1995年のルツェルンでの思い出に妻との旅を上書き出来て良かったと思います。新たなスイスの旅を早く実現したいものです。

離陸してすぐはチューリッヒ周辺の山々の姿が見えましたが、あっという間に雲の下になってしまいました。

空の上はいつでも青空です。

しばらくすると初期自前のドリンクサービスになりました。往路と同じラ・ヴォ―地区の白ワインにトニック・ウォーターをいただいてスプリッツァーを作ります。ワインは何本かおかわり出来ました。

昼食はもち麦のサラダと丸パンとムースのデザートで、メインは2種類から選択できました。こちらは中華風のピリ辛のチキンに隠元とニンジンとご飯です。白ご飯がかなり美味しいのにはビックリ。

林檎とマカロニのグラタンも美味しかったです。グリュイエールチーズが付いているところがスイス航空らしいです。

食後はコーヒーとベイリーズ。コーヒー自体はあまり好きではありませんが、このベイリーズコーヒーは気に入っています。

フライトマップを見てみるとブルガリアから黒海に入り、クリミア半島上空を通過するのには驚きました。

映画を観ているとカチカチのアイスクリームが配られました。今回のチューリッヒのホテルは「モーベンピック（MÖVENPICK）」でしたが、このアイスクリームも同じ会社のものです。ナイル川クルーズの船にもこのホテルチェンの船が何艘もありました。

しばらくうとうととして気が付くと中国の大連を通り過ぎるころでした。

北朝鮮上空は迂回して日本海から成田へ向かうようです。

朝鮮半島は寒そうです。以前12月のソウルに行って最初に買ったのが耳まで被れる帽子だったことがあります。韓国にもずっと言っていないので、なんとなく日韓関係が良さそうに見えるうちに行ってみようかと思っています。2024年の夏のダイヤモンド・プリンセスのクルーズでは釜山に立ち寄るので慶州へ行こうと考えているので行き先が定まらないので決めあぐねています。

日本海上空はほとんど雲が無く晴れ渡っていました。

朝食はほうれん草のバターソテーとスクランブルエッグ、ジャガイモのロスティでした。フルーツサラダとヨーグルトで目が覚めます。

本州に差し掛かるころには不思議な形の雲が浮かんでいました。

北陸から日本上空に入ると雪山が見えました。2月には福井と金沢と富山の旅を予定しています。雨晴海岸から眺める立山連峰きれいがきれいに見えるように祈っておきます。

北アルプスの主だった山々は中学生までのほとんど盗聴していますが、上空から眺めると山の名前は分かりません。

会津磐梯山と猪苗代湖は地形からもすぐに分かりました。28年前に一緒にイタリアとスイスを旅したガールフレンドとはすぐに縁は切れてしまいましたがそのお母さんとはずっと手紙のやり取りなどが続いていました。この2年手紙が途絶えていて心配していたのですが、夏に亡くなったとお父さんから知らせがありました。その方が福島の出身だったことを思い出し、機上から手を合わせました。

一度太平洋に出た後は調子の辺りからコースを変えて成田空港に向かいます。

坂東太郎と呼ばれる暴れ川だった利根川の上空を通過します。定刻に成田空港に到着しました。

午前10時に飛行機を降り、荷物を受け取った後はそのまま中華料理を食べに行きます。まずはビールで乾杯です。

この4日間ちゃんとした食事はホテルの朝食だけだったので、ガッツリ中華が食べたかったのは妻も同じ意見でした。

コロナが5類になって台湾、モンゴル、そしてスイスとアルザスを旅してきましたが、年内にはインド旅行が控えています。いっぱい食べて元気をつけてください。

モンゴルの旅以降成田空港への往復はウィラーエキスプレスのバスを利用しています。リムジンバスだと池袋から3,600円ですが、この会社だと1,500円ですから選択しない理由が見当たりません。

バスは日本橋の上を通過しました。日本橋は日本の道路元標でもありますが、アジアハイウェイの出発地点でもあります。10月下旬に行ったウランバートルを東西に入る道路もこのアジアハイウェイのAH3だったことを思い出します。家に帰ったらすぐに次の旅行の準備です。

この旅行記へのコメント （2）

• クサポンさん 2024/02/17 17:27:49

  スイスのクリスマス

  kojikojiさん
  クサポンです
  
  スイス、ストラスプールのクリスマス旅行楽しく拝見しました。
  
  昨年の夏にスイスに行き、今年も再訪します。今度は山歩きメインです。
  
  ストラスプールもゴールデンウィークに行くのでとても楽しみ。
  
  わたしは寒いのと人混みが苦手なのでクリスマスマーケットは日本の日比谷公園位。
  ドイツのクリスマスマーケットに行く予定もコロナで頓挫。
  
  私もスイスではさほどお土産も買わず、きっと円安なのかと思ってましたが、トランジットのロンドンやパリではお買い物楽しかったです。好みの問題なのでしょうか？
  
  次回のご旅行で奥様のお買い物ゲットの満面の笑みの写真楽しみにしています(o^^o)

  kojikojiさん からの返信 2024/02/18 22:31:32

  RE: スイスのクリスマス

  クサポンさん
  ご無沙汰しております。
  お便りありがとうございます。この4日間ほど秋田の横手へ「かまくら」と「梵天（ぼんでん）」の雪まつりへ行って昨晩深夜に帰ってきました。スイスの旅行記を見てくださってありがとうございます。次から次に旅行へ出ているので、４トラベルの旅行記を作成する時間もないほどです。スイスの後はインドのデリーなどへ行き、年始は妻の実家へ行った後にMSCベリッシマで南西諸島と下船した沖縄の那覇で沈没していました。そしてモロッコへも行っていました。フォトショップのソフトでの写真の補正もあり、日々何かに追われているような気分です。インドも下書きまではいくつか進めていたのですが、ちょっと心が折れかかっていて、クサポンさんの励ましのお言葉をいただいて頑張ろうと思いました。来週は福井と金沢と富山の旅も控えていてどこまで進められるか…。頑張らないと２回目のインド（マルチビザの有効期間中に）と葉にとルアンパバーンの旅も控えている現状です。ただただ長くて人気のない旅行記をいつも読んでいただきありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
  kojikoji拝