めがねおじさんのカブ日記～南九州～

2021/07/21 - 2021/07/25

スーパーカブに乗って夏の南九州の旅（大分、熊本、鹿児島）を満喫してきました。

エリア 指宿(鹿児島)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

大阪南港を出発し、スーパーカブとともに別府港を目指します。

明石海峡大橋です。

大分から熊本、阿蘇に入ります。外輪山に大きく雲がかぶっています。

道の駅にたどり着くと、私と同じ色の同じ型（JA10）同じ色のスーパーカブが！しかも大阪からの一人旅！ライダーさんと話をすることができました。

阿蘇では牛や

馬が放牧されています。

お椀をひっくり返したような形の「米塚」という小山。真ん中に火口の跡が見られます。まわりに草が生えてきて何ともかわいらしいですね。

阿蘇から熊本市に行く途中で震災の跡地を見学しました。橋が川に向かって大きく垂れ下がっています。その時は、車も橋を渡っていたそうです。雄大な自然な景色を見た後に自然の脅威にも思い知らされました。

熊本城に着きました。まだ完全には復元されていませんが、天守閣に見学できます。ここまで石垣を組み合わせて元の力に戻せる人の力に感服いたします。

途中、鹿児島県伊佐市にあるまごし温泉という町の温泉センターに立ち寄りました。腰の痛さが限界になってきて休憩です。ここには運よくパルスマッサージバスというのがあって、電気の刺激で体をほぐしてくれる風呂がありました。ここですっかり腰がよくなり大助かり！最近リニューアルしたみたいでとてもきれいな温泉で、地元の方が朝一番から愛用されていました。

遠くに桜島が見えてきました。

鹿児島湾に何か現れたのでよく見てみると・・・潜水艦でした。潜らずに頭を少し出しながらゆっくりと動いていました。

知覧特攻平和会館に見学に行きました。特攻作戦には全特攻戦死者1036名のうち、439名が知覧基地から出撃しています。２５０㎏の爆弾を積んだ飛行機で敵に体当たりしていくことを考えると胸が苦しくなります。その人たちが生きていたときの気持ちにここへ来て触れることで戦争の悲惨さが強く浮き彫りになってきます。

後ろには開聞岳が見えます。私が見たかった山です。３５年前は友達と自転車でここまでやって来ました。その当時のことも思い出しました。今は自転車で来れるだけのパワーはもうないかな。

開聞岳の周辺は車が何とか走れるような道があります。途中薄暗いトンネルがあったりして、探検気分を味わえます。時には普段見たことのないような蝶が飛んでいたりして植物園のような雰囲気さえします。

指宿に行って砂風呂に入りその後サイダーを飲みました。

フェリーなんきゅうで指宿から根占に渡ろうとしたところ、まさかの波が高くて欠航ということで来た道を引き返すことに。

でもしっかりここで腹ごしらえをしました。（道の駅山川港活お海道のレストランでいぶからと鰹のたたきセット）いぶからとは指宿特産のから揚げと鰹節のコラボ料理です。

菅原神社(荒平天神)。海に突出した島のような岩山に鎮座する神社です。菅原道真公を祭っているそうです。

開聞岳ともこれでお別れです。帰りは志布志からフェリーに乗って大阪に帰りました。