2023/12/08 - 2023/12/10
374位(同エリア579件中)
タブラオさん
12月の恒例のおと休の季節に会社の友人と二人で2泊3日で青森・秋田に行ってきました。
今年の6月に泊まった青森県嶽温泉の「縄文人の宿」ですが、友人も私もとても気に入ったため、12月のおと休の時期にまた行こうと決めていました。ただこれだけではもったいないため、他にどこを付けるか色々と考えましたが、以前から気になっていたリゾートしらかみ号に乗ることを思い付きました。ところが、リゾートしらかみ号を調べていくと、嶽温泉に泊まった翌日に乗れる便は午後便しかなく、秋田駅に着く頃には19時00分になってしまうことが分かりました。そのままこまち号に乗って帰ることも出来ますが、流石に一日中電車の中は辛い。ということで、色々考えていたところ、秋田でハタハタを食べることを思い付き、秋田でもう1泊し、翌日早朝に帰京することにしました。
で、どうだったかという、嶽温泉縄文人の宿は、前回同様、素晴らしい旅館でした。お湯がどうなるか心配しましたが、私たちが行った時には全く問題なく温泉に入れました。リゾートしらかみ号については、荒れ狂う日本海の海を想像していましたが、普通に穏やかな海でした。冬の日本海の風情はありませんでしたが、気になっていた列車ですので、乗れて良かったと思います。それと、楽しみにしていたハタハタですが、卵もたっぷりでコリコリ・ネバネバの食感が気に入りました。直前まで食べられるかどうかすらわかりませんでしたので、食べられて本当にラッキーでした。色々と手配してくれた寿し割烹「一心」さんには感謝感謝です。
2泊3日でほとんど乗り物の中にいたような気もしますが、それでも流石はおと休。どれだけ乗っても15,000円ですので、心強い限りです。また次のおと休も楽しみです。
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この日は特に寄るところもなかったため、10時44分発の「はやぶさ19号」で青森に向かいました。
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弘前駅には14時43分に着きました。弘前駅からは15時11分発のバスで嶽温泉に向かいました。
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途中、バスから見えた岩木山。「縄文人の宿」の女将さんは岩木山を「おいわきやま」と呼んでいました。「おいわきやま」ってどこかで聞いたことあるような…と思っていたら、松村和子の「帰ってこいよ」でした。
「きっと帰って くるんだと お岩木山で 手を振れば」 -
「嶽温泉 縄文人の宿」
「縄文人の宿」には16時00分過ぎに着きました。数日前には凄い雪だったそうですが、ほとんど残っていませんでした。 -
「長者の間」
1泊2食付き、2人泊で1人当たり17,850円(税込)でした。食事、お風呂のレベルの高さから考えたら激安だと思います。 -
部屋は前回と同じ部屋でした。他に離れの部屋もありますが、行った時にはこの部屋しか使われていませんでした。
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この日は12月にしてはそれほど寒くなく、暖房も不要な位でしたが、石油ファンヒーターと電気ストーブの2つが用意してありました。ミネラルウォーターにお茶と氷まで用意してあって、女将さんの気遣いが随所に感じられました。
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部屋を出て、左側を撮ったものです。離れに続く通路だと思われます。廊下まで石油ストーブが入っていて、建物内はポカポカでした。
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部屋を出て右側を撮ったものです。突き当たりを左に行くとお食事処です。
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予約を取った時には、お湯がどうなるか分からないとのことで、直前まで泊まれるかどうか不安でしたが、何とか泊まれて良かったと思います。
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行った時には、湯温も湯量も特に問題ないように感じました。詳しいことは分かりませんが、女将さんの表情が前回よりも明るく感じられたため、以前よりは見通しが明るくなったのかなと思いました。
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お湯は素晴らしいの一言でした。ここの旅館は、ここで食事をするだけでも泊まる価値があると思いますし、このお湯に入るだけでも来る価値があると思います。
お湯は正統派の硫黄泉です。前回はそれほどではありませんでしたが、今回は硫黄の香りが強く感じられました。口に含むと正にレモン水ですが、肌がピリピリするほどではなく、入っていて、とても心地良く感じました。 -
楽しみにしていた夕食ですが、前回と同じく、炉端焼きがメインでした。魚は、黒メバルとマゾイなのだそうです。
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こんな感じで網の上で焼きました。2回目でしたので、要領は分かっていましたが、女将さんが様子を見ながら手伝ってくれました。
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生ハムサラダ。2人分です。
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炉端焼きの牡蠣の他に生牡蠣も出てきました。生牡蠣は苦手ですが、せっかくですので食べました。
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グラスワインは400円に値上がりしていましたが、それでも激安でした。友人がオーダーした一番搾りの中瓶は440円でした。高いのか安いのかわかりませんが…
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お造りは、クロダイ、マゾイ、ホヤ、マダラの白子だそうです。
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蕎麦のガレット。前回の写真を確認しましたが、前回と同じ料理は炉端焼きのホタテ、カキ、サザエとこのガレットだけでした。このガレットが美味しくて、友人も私も大好きです。
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ニシンだそうです。バジル風味で凝った味付けでした。サイズが大きくて食べ応えがありました。
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そして最後に肉料理とご飯&お味噌汁。かなりの量でしたが、何とか最後まで食べられました。デザートを出されても、食べられないなあと思っていましたが、デザートはありませんでした。前回もそうでしたが、デザートは朝に出てきました。
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翌日の朝食です。見た目がとても綺麗です。
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朝食もとても美味しかったため、ご飯をお代わりしました。友人は何と3杯食べていました。
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デザートはアップルパイと和栗でした。手間暇もコストも掛かっていそうです。
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トイレ内に貼ってあったものを撮ったものです。離れの部屋が2部屋ありますが、母屋の私たちの部屋と比べるとかなり料金は高めです。2回とも母屋の「長者の間」でしたので、次回は離れの部屋に泊まるのも良いかもしれません。
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10時30分発のバスで弘前駅に向かいました。前日とは違い小型バスでした。朝方は小雨がパラついていました。
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朝をたらふく食べているし、夜も予約があるため、簡単に食べようということで、食べログでラーメン屋を探し、一番人気の「たかはし中華そば店」に行くことにしました。弘前駅から1駅の「撫牛子」という駅まで行きましたが、これで「ないじょうし」と読むそうです。
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「たかはし中華そば店」
撫牛子駅から雨の中を歩いて5分位でした。人気店らしく、着いた時には満席で少し待ちました。煮干しラーメンを食べましたが、美味しかったです。ただ、2人とも夕食の時間になっても消化せず、辛い思いをしました。 -
「リゾートしらかみ号」
14時30分弘前駅発の「リゾートしらかみ4号」に乗りました。8時48分弘前発のリゾートしらかみ号もありましたが、嶽温泉に泊まるとこの時間は無理ですので、午後の便にしました。日本海が見える頃にはもう真っ暗なのではと思っていましたが、意外と大丈夫でした。 -
社内はこんな感じです。リゾートしらかみ号は特急電車だと思っていましたが「快速電車」なのだそうです。リゾート列車として有名な列車ですので、いつかは乗ってみたいと思っていましたが、乗れて良かったです。
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リゾートしらかみ号にはボックス席もありました。全席海側向きです。真ん中の部分を埋めて、お座敷のようにフルフラットで使えます(実際に使っている人もしました)。知っていたら、ボックス席にしたのに…
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「津軽弁の語り部」
リゾートしらかみ号の車内イベントです。津軽弁で昔話を聞かせてもらいました。バリバリの津軽弁でしたが、話の内容は大方理解できました。温かみのある語り口調に癒されました。 -
日本海に出る前の途中の景色です。座席が運転席のすぐそばでしたので、景色が良さそうなところに来たら、すかさず席を立って眺めに行きました。この辺りで夕焼けっぽくなっていましたので、もしかしたら日本海に沈む夕陽が見られるのではと期待しましたが、ダメでした。
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「千畳敷駅」
千畳敷駅で約15分停車し、その間に千畳敷を見学することができました。 -
吹雪で荒れ狂う日本海の海を想像(期待)していましたが、穏やかな海が続いていました。途中からはただの暗闇でしたので、やはり午前中に出発の便の方が良いと思います。
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秋田駅には19時01分に到着しました。ホテルは秋田駅直結の東横インに宿泊しました。
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「寿し割烹 一心」
ハタハタがお目当てでしたが、事前に目ぼしいところに問い合わせしたら、どこも入荷できる可能性は低いとかなり後ろ向きな回答でした。そんな中、この「一心」さんだけが、「何とか頑張ります。期待して下さい!」と超前向きな回答だったため、「一心」さんにお願いすることにしました。予約したのは10月の末でした。その後、ハタハタの初漁が遅れているとか、水揚げがなかったとか、どうもダメそうな情報ばかり入ってきて、半ば諦めていましたが、「一心」の大将のご尽力で何とかハタハタに有り付くことができました。 -
着いたら、既に料理が用意してありました! ハタハタが食べたいとしか伝えてなかったと思っていましたが、「おまかせ」で用意されていました。ハタハタが食べられることだし、まいっか。いくら請求されるか最後までドキドキでしたが、結局、一人7,500円でした。
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そして楽しみにしていたハタハタ。オス・メスで出てくるかと思ったらメス2匹でした。
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卵のアップ。ハタハタそのものは小ぶりでしたが、卵はかなりのボリュームがありました。
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その卵ですが、コリコリと弾力があって大粒でした。しっかり全部噛み砕いて食べたため、食べるのに時間が掛かりました。写真の通り、とてもネバネバしていました。そのお味ですが、なかなか表現するのは難しいですが、とろり、こってり濃厚な味でした。たくさんの量を食べられるような味ではありませんでした。
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茶碗蒸しの中には大きな白子が入っていました。白子は前日の夜に大量に食べたばかりでしたが…。すき焼きまで食べたらもう食べられなくなりました。お寿司はパックに入れてもらい、翌日の朝食になりました。
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毎週日曜日は家族でランチ&買い物ですので、それに間に合うように、6時9分秋田駅発の「こまち6号」で帰京しました。リゾートしらかみ号を降りて、そのまま前日の内にこまち号に乗る案も考えましたが、翌日にして正解でした。
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