2023/09/25 - 2023/10/05
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シンちゃんさん
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【全7話】4年ぶりとなるヨーロッパの行き先は、ジョージア(旧グルジア)。
新型コロナ期間中、頭の中や夢で色々な国を旅することしかできませんでした。コロナ明けにたくさん行きたい国もありましたが、8年程前に「グルジア」から「ジョージア」という国名に変わったということをニュースで知り、以前から関心があったし、ワイン発祥の地と言われていることもずっと気になっていたので。
また、ロシアと国境を接しているため、行ける時に行かないと、という気持ちもありました。
ポーランド航空利用することになり、往路・復路共トランジットに15時間程度あったため、ワルシャワ観光も十分出来ました。
今回の旅行は夫婦で行ってきました。
歴史的な建造物や大自然を実際に目にして感動したことは勿論ですが、現地の人達との触れ合いもとても心に残る旅でした。
これからジョージアやポーランドに行かれる方、行ってみようかなと思っている方の少しでもお役に立つ情報が提供できれば幸いです。
※特にジョージアの旅行、個人旅行の場合、最新の情報を入手するのが難しいこともあろうかと思いますので。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- LOTポーランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ブッキングドットコム
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ジョージア最終日は、トビリシの旧市街を観光することにしました。トビリシと地方を行き来してきたのですが、トビリシの街歩きは十分にしてませんでした。
昨夕、クヴァレリからトビリシにマルシュルートカで戻ってきてから、宿に戻り、カルフールに行き、夕食用に惣菜、ワイン、ビールを買うと同時に食料品の土産物も購入しました。
今朝は、宿(ゲストハウス)の朝食を食べました。オーナーのおばあさんが用意してくれました。朝からチャチャもいただきました。沢山の料理も美味しくいただきました。 -
翌日朝4時10分のワルシャワ便でジョージアを出発です。今晩は夜までトビリシ市内にいて、空港で一晩過ごす予定。
宿に荷物を置いて、旧市街方面に歩いて向かいました。途中、お土産屋さんもちらほら見かけました。 -
トビリシ旧市街の観光名所にもなっているジョージア正教の総本山だった「シオニ大聖堂」。シオニ通りを歩いているとすぐわかりました。
13世紀に再建された建物と内部の装飾は厳かな空気を感じさせてくれます。
壁面にはイコンも多く飾れています。シオニ教会 寺院・教会
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祭壇の左側に聖ニノの十字架(葡萄十字)。朝からお祈りに来られている方も。
シオニ教会 寺院・教会
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旧市街を街歩きしていたら上空にロープウェイが見えました。
ムトクヴァリ川の左岸にあるライクパークとナリカラ要塞を結んでいます。
丘の街トビリシだからですが、街中を縦断するようにロープウェイがあるなんてなんかロマンチックです。 -
ナリカラ要塞からトビリシの街を見渡すことができるということで、ライクパークからロープウェイに乗りました。
5、6分で頂上に到着。 -
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ナリカラ要塞
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ロープウェイの駅近くにある巨大な女神像です。ジョージアの街からも見上げるとこの像が見えました。
頂上からは歩いて旧市街に出ました。下りですから良いお散歩です。 -
クラ川にかかるメテヒ橋を渡って至聖三者大聖堂に行きました。ジョージア語名である「ツミンダ・サメバ大聖堂」と記されている場合も多いです。
ジョージアのみならず南コーカサス一帯において最大の宗教的建築物であり、世界の正教会の中でも最大の聖堂の一つに数えられると言われる位です。旧ソ連からの独立後に建てられたのでまだ新しく敷地も建物も大きく、シオニ聖堂のような重厚・荘厳な感じはしませんでした。至聖三者大聖堂 寺院・教会
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大聖堂の内部は、天井も高く広いスペースです。
至聖三者大聖堂 寺院・教会
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旧市街の中心に戻ってきました。トビリシ観光で体験したかった「温泉」に行きます。硫黄の香りが一面漂っています。
温泉街には数軒のスパがあるので、前もって予約することをお勧めします。私達当日2軒行ってみました。2人なので安い(狭い)個室風呂を予約したかったのです、当日は満室でした。結局、「Sulphur Bathhouse №5」で一番大きい個室風呂に入りました(120ラリ)。 -
温泉に行く場合、使い捨てスリッパ、ミネラルウォーターは持っていくべきです。
タオルは宿のものを持ってきていましたし、入浴に必要なものは持参してきました。石鹸、シャンプー・トリートメント、飲料はスパの受付でも購入できます。タオルも有料で借りれるはずです。
一番大きい個室風呂の扉を開けると既に湿気が凄いです。そして驚いたことに10名以上が利用できる大きな部屋付きで、大宴会をしながら温泉を楽しむことも可能でした。
天井、壁一面がジョージア風の装飾タイルでゴージャスな雰囲気でした。 -
イチオシ
宴会室の隣の扉を開けると大浴場になっていて、大小の風呂の各1つ、マッサージ台、シャワーがあり、写真では写っていませんが、さらに奥の方に進むとサウナとオープンなトイレもありました。
大家族や仲間で入ることができる大きなスペースで、2人では広すぎました。
温泉の温度は丁度良い感じでした。旅行中シャワーのみだったので本当に気持ちよかったです。贅沢気分を味わえました。
※マッサージも別料金でお願いできます。 -
クラ川にかかる「平和の橋」です。トビリシの街では大変目立つ建造物です。
近代的で流線形が特徴の橋です。流線形の部分が屋根になっています。人が渡ることができますが車は通れません。平和の橋 建造物
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宿に荷物を取りに戻る前に、ジョージア最後の夕食をとりました。
自由広場近くの「Pirosmani's Dukani」という人気あるレストランでした。
夜は生バンドやダンスが披露されるとのことでした。
ビール、フレッシュジュース(各5ラリ)。 -
シベリアンペリメニ(シベリア風水餃子)もジョージア料理風に土器の器で出てきます(12ラリ)。
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マスのフライ(14ラリ)。
ジョージアでは魚料理の種類は少ないです。最後の晩餐に魚を選びました。いたってシンプルでしたが、マスの身もふっくらして美味しかったです。
バルサミコ酢がかかっていましたが、醤油を少しかけて食べたかったですね。 -
アジャルリ・ハチャプリ(13ラリ)。
大皿いっぱいの大きなハチャプリです。ジョージア西部のアジャラ地方の名物がアジャルリ・ハチャプリです。
他のハチャプリより少しお値段高めですが、舟型のパンにたっぷりのチーズがトロトロ溶けていてさらにその上に生卵を落としている、これは最高に美味しかったです。
旅行中も街角や市場でパン屋(トネ)さんをたくさん見かけました。色々な形のハチャプリが売られていて、豆や挽肉を炒めた具材やたっぷりチーズ入りのものなど色々食べました。
ジョージアの土産物でもアジャルリ・ハチャプリを模したグッズをよく見かけました。 -
食事の後、宿に荷物を取りに戻るとオーナーのご婦人からトビリシの風景が描かれたマグネットを記念にいただいた。
20時、タクシーアプリ(Yandexを使用しました)でタクシーを呼んで、トビリシ国際空港まで向かいました(23ラリ)
ジョージアはあちらこちらに野良犬が暮らしています。数もそこそこ多いのです。最初は気がつくと犬が私達のあとを付けてくることや時に先導されることにびっくりしましたが、旅をしていくと、野良犬が街や村の中を闊歩している光景に違和感を覚えなくなりました。私達の見かけた犬たちはほぼ大人しくしていましたが・・・。
トビリシ国際空港内を棲家にしている犬もおりました。 -
4時10分発ワルシャワ便(LO724)のチェックインが1時過ぎから始まりました。
出国審査後、Bussines Loungeへ。ラウンジは1つしかありませんのですぐわかりました。ダイナースカード・家族カード保有しているのでラウンジを無料で利用させてもらいました(年間10回まで)。
出発まで2時間以上時間がありましたので、食事をしてソファで仮眠していました。 -
搭乗ゲートを通過します。ジョージアとお別れです。
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ポーランのワルシャワ・ショパン国際空港に6時過ぎに到着しました。
往路と同じく、空港から鉄道に乗り、今度は「Warszawa Ochota駅」で降車しました。
ここから徒歩で、ワルシャワ蜂起博物館に行きました。第二次世界大戦の中、ナチス・ドイツ占領下のワルシャワで起こった武装蜂起の記録や映像などが展示されていました(30.00PLN/人)。日本語の音声ガイド(記憶では12.00PLN/人)を借りました。展示スペースも広いです。小学生が社会見学で訪れていて大変混んでいました。ワルシャワ蜂起博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ワルシャワ蜂起博物館近くの地下鉄(M2)・Rondo Daszyńskiego駅からNowy Świat-Uniwersytet駅に移動しました(3.40PLN/人、20分有効切符)。
駅から徒歩5分程のところにあるワルシャワ大学内の学食(Stołówka Uniwersytecka)に行き、ランチをとりました。
ポーランドでは庶民的なカフェや食堂「ストウォフカ」と呼んでいるようです。学食や社食のようなところも同様に呼ばれるそうです。 -
ワルシャワ大の学(Stołówka Uniwersytecka)の手書きメニューです。ポーランドが分からず???勘で注文してみました。
お昼前、列が出来ていて賑わっていました。
こちらの学食のシステム、次の通り。①入り口近くのメニュー表を見る、②オーダーの列に並ぶ、③オーダーする、④料理を受け取る、⑤会計係に支払う(飲み物など追加注文もこの時に出来る) -
ワルシャワ大の学食の厨房です。
スタッフさん同士声を掛け合い、テキパキと仕事をされています。
注文から配膳までスピーティーでした。 -
スパゲッティ、トマト風味のスープ、コンポート(ポーランド風フルーツジュース)です。もう何十年前にもなりますが、大学の学食を思い出しました。
正直、とっても美味しいということではなかったのですが、15PLNもかからず昼食がいただけました。お得感◎です。ワルシャワ大学 建造物
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ワルシャワ大学からワルシャワ王宮まで徒歩で行きました。
王宮の中庭です。
王宮の歴史は14世紀までに遡ります。第二次世界大戦中にドイツ軍によって爆破され、再建後一般公開されるようになったのは1984年とのこと。旧王宮 (旧王宮博物館) 博物館・美術館・ギャラリー
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この日は水曜日でした。旧王宮(旧王宮博物館)の入場料は無料でした。
旧王宮 (旧王宮博物館) 博物館・美術館・ギャラリー
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ポーランド分割期間中、芸術作品の大部分はロシアに奪われてしまったそうですが、ポーランドが領土を回復した1918年に一部が城に返却されました。
旧王宮 (旧王宮博物館) 博物館・美術館・ギャラリー
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旧王宮(旧王宮博物館)には、美術品の展示も見所になっています。レンブランドコレクションが一番の目玉です。
旧王宮 (旧王宮博物館) 博物館・美術館・ギャラリー
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王宮を出て、近くのPl. Zamkowy 01バス停から、【175】番のバスに乗り、ワルシャワ・ショパン国際空港に戻りました(4.40PLN/人)。
出発までかなり時間はありました。チェックイン、両替、出国審査後、空港ラウンジで軽く食事をとりました。
22:50発の成田行きLO79に搭乗しました。ポーランドともお別れです。Polish Airports State Entreprise (ワルシャワ ショパン空港ターミナル2) 空港ラウンジ
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ポーランド航空成田便の機内食です。
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搭乗した機内には、10月7-8日、東京・立川で開催された2023世界相撲選手権大会に参加されるヨーロッパ各国の選手や関係者でぎっしりでした。
私達はハンガリーの選手団に囲まれてしまいました(苦笑)。長時間、エコノミークラスに大きい体で座り続けとても窮屈そうでした。
★これで、2023年のジョージア・ポーランド旅行記・全7話、終了です!
ここまでご覧くださった皆様、今回の旅でお世話になった方々に感謝します。
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