2023/08/31 - 2023/09/09
4位(同エリア8件中)
ほいみさん
飛行場があったムルンを出発してから3日目で、遊牧民が秋の間にトナカイの放牧の基地になる「秋営地」というところに到着。ここでは彼らのオルツ(簡易型のゲル?)に泊って仕事のお手伝いをする。一部に食事中には不適切な表現がありますのでご注意を。
表紙写真はトナカイトレッキング中のオヤツタイム。
最後にトナカイ動画があるから見てね~
- 旅行の満足度
- 5.0
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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トナカイ遊牧民の秋営地に着いたのは15時ころ。
殆どのトナカイは放牧に出ているので平和な世界。 -
トナカイの扱い方などを教わる。
オルツの建設現場の動画。
https://youtu.be/ZeZk9HATKXw?si=ujhJ3P38-uTZMyJr -
トナカイは大人しくて、犬の散歩より楽。
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トナカイを杭に繋ぐときの結び方を習う。
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歓迎のご馳走、ショーホールを作り始めた。
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ミートパイみたいなものだ。
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当然トナカイの肉。
食事のおかずというよりは、これだけをひたすら食べる。
冷めても美味しいので人気。 -
ここに2泊するんだけど、飲料水はどうするの?
横を流れてる川の水がそのまま飲めます・・・とのこと。 -
これには驚いた。元々川の水は奇麗だし、確かに上流に人家は無いだろうが、ここの大量のトナカイの糞尿は直接ではないにしろ、どこかで接触してるはず。何万倍にまで薄まったトナカイの糞尿が有害かどうかは知らないが、こんなへき地で病気になったらヤバいで。ただ、過去のツアーでもこの水を飲んでるという実績もある様だ。
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過去にも書いてるが、私は「インドの食堂で出される水」には耐性があるらしく、インドをひとり旅して食堂の水を飲んでも健康を害したことが無い。初めてインドを旅した頃はミネラルウォーターなんて無かったしね。
なのに、ネパールの標高5000m、氷河から始まる小川の水を3日間飲んだ結果、えらい目にあった。日本の山では上流に人家がなさそうなら、今でも飲んでる。
多分そんなことが原因だと思われるが、翌日に女性一人が起き上がれないくらいの状態になり、翌々日には他の女性が体調を崩した。 -
この秋営地には3家族が住んでいて、総勢7-8人。我々はその3家族に適当に混ぜて貰って雑魚寝。
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夕暮れが迫る頃・・・
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放牧されていた数百頭のトナカイが帰って来た。
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囲いの中に追い込まれるヤツと、2頭づつ杭に繋がれるヤツがいる。それを手伝うのだが、トナカイって凄く大人しくて、まったく危険性は無い様な。
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先にも書いたが、夜は各自適当にオルツ(移動型ゲル)に行って、家族と雑魚寝。
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で、朝が来た。
朝は意外とのんびりしていて、夜明けとともに‥ってことでも無い様だ。ただ、夜中には狼が出没するので、警備は怠らない。 -
朝の乳しぼり。
トナカイのミルクは脂肪が圧倒的に高く、作れない乳製品があると聞いたが、それが何だったか忘れてしまった。 -
トナカイを放牧に出した後は、静かになった秋営地の掃除…って言っても「トナカイの糞拾い」
やはり糞を放置しておくと良いことは無いらしい。で、糞を拾って集めるのだが、普通だったら肥料にしそうなもの。ところが周辺に畑が無いから「ただのゴミ」なんだよね・・・集めて積んでおくだけ。 -
面白夫婦が、私らこんなに集めたのよ~…って自慢する。
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どうしても写真に撮れ・・・
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歯磨きセット?
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トナカイって、ほんと人懐っこい・・・寝てると舐めに来る。
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ところで、ネパールやインドの犬は人糞を食べる。今やカトマンズやポカラみたいな都会でも、道路に人糞は落ちてないが、かつてはちょっとした暗がりが「無法トイレ」になっていて、野良犬の餌場にもなっていた。
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昼間でも子供が(さすがに大人はしない)ウンチをすると、直ぐに犬が食べてしまっていた。残念ながら今では野良犬は希少生物、子供もトイレを利用してる様だ。
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その文化?自然の摂理?が、ここにはまだ残っていた。しかも、ここでは数百頭のトナカイが「人間のオシッコ大好き」という驚異の世界なのだ! しかもトイレが無い! オルツから出ればどこでもトイレなのだが、せめて山側に10mは移動しようという暗黙の了解。
何処まで行っても50㎝くらいの低木しか無いので隠れ様もない。まぁ、そんなことは気にしない連中しかこんなツアーには参加しないのだが、ここでは特殊な事情があって、特に女性軍は恥ずかしかったに違いない。 -
な~んと、大の場所を求めて歩くと犬が付いて来るし、小のために歩くとトナカイが付いて来るのだ…超能力か。で、早く出せとせがむ。
ただし日本でも糞食する犬はいる。自分が出したものを食っちゃう。日本で見るとおぞましい。 -
何食ってんだ~・・・
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置いてったぞ・・・なんだ?
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頭の後ろに血だまり?が見えるし、今日のご馳走か・・・?
ウソだで! -
そして夕方。
放牧していたトナカイが帰って来た。 -
それらを納めるべきところに納めたら、主な仕事は終わり。
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お疲れさまでした。
遊牧民もみんな疲れちゃっていて、仕事が終わったから夕飯の支度・・・なんてことはなく、朝焼いたパンがあるからこれ食べる?みたいな。
各自、食事にありつけそうなオルツを訪ねる。 -
暖房も調理も、このストーブで全て完結。
飲料水用に川の水を沸かして…とは言えない。 -
こんな感じのオルツが3棟。
TV アンテナがあるがTVは無いし、映るはずもない。
誰が考えたのか、昔のコードレスフォンを改造して、他のオルツと交信してるみたい。 -
ちょっと他所のオルツにお邪魔したら食事中。
こういう時はすかさず「ご飯ちょうだい」 -
ありがたいご飯。
このツアーの事前説明でトレッキング中は、食べ物があったら「とりあえず食べといて下さい」・・・という意味が分かった。
だから時々、各オルツを覗く。 -
トナカイの毛皮。
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トナカイの肉を干してある・・・上のヤツの別れか?
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全財産。
町に家があるかもしれない。 -
オルツの天井。
オルツ、庭に欲しい。 -
薪割。
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隣のオルツまでは遠い。
短い杭は、トナカイを繋ぐためのモノ…つまづくと痛いぞ~ -
貴重な植物で作ったという薬。
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てっきりアルコール漬けかと期待したら、ノンアルコール。
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なんか一杯やりそうな雰囲気じゃんね。
そしたら誰も飲まないみたい。
え~・・・そうなの? -
非常用にウィスキーを700mlばかり持って来たのに。
プライバシーは皆無なので、ナイショで飲むわけにもいかないし。 -
何処かのオルツで・・・
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犬と怠けてたら
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あ、ご飯くれるって!
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ラッキー!!
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干し肉も食べようよ。
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犬も各オルツを巡回してる様だ。
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ロシア製マッチ
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なんで飛行機マーク?
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類似品。
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ここは、男の手料理、何時ものパン! このパン、鍋で簡単に作っちゃうんだよね。バターとかハチミツがあれば美味しいのに、怪しいジャムしかない。砂糖しか無いこともあった。
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何日目かだけど、このお茶には慣れない。
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おお、だんだんご飯にありつくのが上手になって来たぞ。
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小雨の朝、現地ガイドが、モンゴルの軍隊用のカッパを着て歩いてた。
秋営地に2泊して、今朝は帰路につく日。
あいにくの雨で寒かったが、トナカイに乗って出発する10時頃には雨も上がった。 -
お世話になったおばちゃん。
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さぁ、帰り道もよろしくな。
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模範的トナカイライドをお願いします!
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知ってる? トナカイの大好物って、この白い苔!
これを見つけると食べるのに夢中になり、まったく言うことを聞かない。 -
もちろん、こんな木の実も大好きだ。
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これって何するもの? って思ったら、ブルーベリーや上の写真の様な木の実を摘む道具なんだってね。きっと日本でも使ってるんだろうなぁ。
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途中、簡単な昼ご飯を食べて・・・
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16時頃には、最後の宿営地に着いた。
まずは薪拾いからだ。 -
まぁお茶でも・・・最後までこのお茶には馴染めなかったなぁ。
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お、今日の夕飯はいい香りがするぞ!
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各自、森に入って寝る場所を確保。
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私はツェルトを張ったが、シュラフカバーだけの方がよりタイガの森を味わえたと思う。
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寝床を準備したら、宴に参加だ!
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何やら、モンゴリアンリゾット?
今日は調味料とか持って来てるだろうなぁ。 -
なんかよ~・・最後になって上手に出来たみたいだぞ、同志!
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これが意外と?美味しくて、器もデカかった!
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最後の夜だ。
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焚火を囲むと、なんだか泣けてきちゃうよね・・・煙が目にしみるから。
実は隠し持っていたウィスキーが最後に役に立った。 -
三脚を持ってなかったので、星の写真はこの程度。
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人生の中で、まさかタイガの森に抱かれて眠ることがあるなんて、想像もしてなかった。
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トナカイも傍で寝てるし。
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まだ朝6時だよ・・・みんな起き出した。
さぁ、いよいよ今日は、帰りのクルマが待っている道路までトナカイに乗って、このトレッキングは終了となる。もう1冊で終わるからね~
明日の朝修正します。
最後に、感動のトナカイトレッキングの第2弾動画、4kで撮ってます。
https://youtu.be/KtEJituw4q8?si=zsdsdp6p56B8ZRZr
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この旅行記へのコメント (4)
-
- チーママ散歩さん 2023/12/21 20:54:46
- 旅スタイル
- こんばんは。
最初は...
高いお金を払って.....
食事は質素。
しかもオルツで「もらいご飯」をしながら
寒い空の下野営で眠り.....。
頭をなめられて、おまけに
糞まで拾うお手伝いツアーの良さがわからなかった。
だったら、お嬢様のお家での庭掃除。
そして我が家の掃除にでも来てくださったらいいのに....。
ビールとご飯そしておかず「1品」のお料理くらい
お出しするのに.....。
不思議だなって拝見していた。
でもあのタイガの森の満点の星を眺めながらの
野営がご褒美なんですね。
そして最後のキャンプファイヤー。
ご機嫌にしゃべるおじさんの言葉はわからないけど。
意思疎通もうまくできないけど
異文化探求で日常にない新しい刺激を求める
旅スタイルも面白いかもって思った。
いつも人と異なる旅志向のほいみさん。
きっとリラックスを求めるより
体験参加型がすきなのですね。
疲れる 寒い 空腹 雑用 野宿 お風呂なし。
最悪なオールスター勢ぞろいのツアーだけど....
自分の旅に何を求めるか。
豪華な食事と 豪華なホテルに1-2泊する
旅行記より.....その手のマニアックなツアーは
よっぽど高いツアー代金だとは思うけれど....。
心があの満点の空のように満たされそうな気がした。
- ほいみさん からの返信 2023/12/21 22:16:50
- RE: 旅スタイル
- 旅は非日常って言うじゃん。
ご存知の様に、普段お城の様な家に住んでいる私は、世間様が言うところの、なんちゃって「高級ホテル」とかで、なんちゃって「高級料理」を食べるなんて、毎日の延長でしかないわけ。で、海外旅行は下々の生活を知るための勉強だと思って、大枚をはたくのさ。
思い出って「誰にも奪われない」宝ものなんだけど、計画的に作れるものじゃないよね。でも、こういうツアーって「絶対になにかあるじゃん!」って予感を匂わせてる。じゃないと、こんな非効率なツアーが定番にはなり得ない。ぜひ、真冬のツアーに参加して下さいな。凍るような思い出が出来るで〜 旅行も趣味の世界だから人それぞれ、あの茶わん一杯のご飯が何千円にも付いてるぜ〜・・・どうだ、高級レストランが霞むだろ!
ただね〜・・・病気はほぼ治ったものの、この先の旅行はどうするんだろ。
掃除と引き換えに一宿一飯一ビールの旅なんか面白そうだね。
ほいみ
-
- gontaraさん 2023/12/19 01:05:24
- プライバシーは皆無
- これだけ野性味あふれたツアーが有ったんですね。
普通の人間じゃ参加はためらいますね。これを見たら!
分からないのは、どうしてトナカイの落とし物は拾わないとダメなのか?
草木の肥料になるんじゃ?
オルツって言うんですね、簡易型のゲル。
壁の蛇腹の建具を使わないって事なんですね。
これでも、毎日設営するのは面倒くさそう。
万が一GONTARAが参加するようなことが有ったら、一升瓶は無くとも「つまみだね」は持って行くぞー
- ほいみさん からの返信 2023/12/19 07:33:42
- RE: プライバシーは皆無
- お早うございます。
タイガの土地は寒すぎて耕作には向かない様です。飛行機から見下ろすと、ところどころで広大な耕作地が見えるけど、草原やタイがの0.1%以下って感じ? 放牧中のフンはそのまま放牧地の栄養となる様ですが、夜だけでも狭いところに閉じ込められると、大量のフンガ溜まり、それは自然分解しない様です。畑でも作ればいいのになぁ・・・と思うのは日本人的感覚みたい。だからなのか、野菜は一切出ませんでした。
野営地はだいたい決まっていて、そこにはオルツ用の丸木を置いてあります。トナカイの鞍は布を折りたたんで作ってあるので、その布やビニールなどを器用に使って造ります。ゲルって構造が複雑すぎて、タイガでのトナカイの遊牧には向かないそうでした。山行くのにオートキャンプ用の大型テントを持って行く感じ?
このトナカイツアー、秋版は今回が最終回。真冬のタイガを楽しむツアーはこの先も催行予定だそうです。若い女の子に人気だそうですよ! マイナス30℃の世界! 野天泊もあり!だそうです。
ほいみ
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