娘と行くキプロス・マルタ10日間　2日目

2023/12/08 - 2023/12/17

2日目にしてようやくキプロスに到着、観光の始まりです。
初日は北キプロスの観光でしたが、チェックポイントを通って入った北キプロスは色々な場所でトルコ国旗とトルコのみが認めている北キプロストルコ共和国の旗がはためいていました。

12/8(金）19:30成田空港集合　EK319　22:30成田発　
★12/9(土）5:30ドバイ着　EK109 7:35ドバイ発10:10ラルナカ着　ギルネ（キレニア城、ベラパイス修道院）北キプロス側ニコシア（ビュックハン、セリミエジャミィ）　ニコシア泊
12/10(日）ニコシア（聖ヨハネ教会、ファマグスタ門、考古学博物館）レフカラ村　キロキティア古代遺跡　リマソール泊
12/11(月）ペトラトゥロミウ海岸　アポロン神殿　クリオン古代遺跡　コロッシ城　パフォス考古遺跡（ディオニソスの館、テセウスの館、聖パウロの柱、王族の墓）リマソール泊
12/12(火）トロードス地方の壁画聖堂群（ガラタ村のパナギア・トゥ・ポディトウ聖堂、ペドゥラス村のアルハンゲロス・ミハイル教会、キコス修道院、聖アラカ教会　リマソール泊
12/13(水）EK109　11:25ラルナカ発13:15マルタ着　スリーシティーズのヴィットリオーザ　マルタ泊
12/14(木）ゴゾ島（ジュガンティーヤ神殿、ソルトパン、チタデル）マルタ泊
12/15(金）マルタ島東部（ブルーグロットー、イムナイドラ神殿、ハジャーイム神殿）ヴァレッタ（国立考古学博物館、聖ヨハネ大聖堂、付属美術館）マルタ泊
12/16(土）イムディーナ、ラバト（聖パウロの地下墓地）EK110　14:45マルタ発
12/17(日）0100ドバイ着　EK318　0255ドバイ発1720成田着

エリア 北キプロス(キプロス)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

キプロスのラルナカ国際空港に着いて、入国や荷物のピックアップを済ませて空港を出たのは11時半ごろでした。今日はこのまま北キプロス観光です。

ラルナカ国際空港 (LCA) 空港

走っていくと山の中にトルコの国旗と、トルコが定めた北キプロストルコ共和国の国旗が見えます。1974年にトルコが突然攻めてきて、国土の3割ほどの北キプロスを侵略し、勝手に北キプロストルコ共和国と名乗っているそうです。トルコ以外どこも承認していない国ですが、一応境目にパスポートのチェックポイントがあり、パスポートチェックを受けます。私たちはツアーなのでバスに乗ったまま、現地のガイドさんにパスポートを預けて待つだけで終わりました。スタンプなども押されません。

最初に訪れたベラパイス修道院近くの駐車場に猫発見。

こちらにも！

最初にこちらのお店でお手洗いをお借りしました。
お礼に、というわけではありませんが、いちじくのジュースを皆さん飲んでいらっしゃいました。

そしてベラパイス修道院。

ベッラパイス修道院 寺院・教会

といっても跡地なのね、

と思ったら、ちゃんと礼拝堂が残っていました。

キプロスはギリシャ正教がメインだそうです。
小さいけれども歴史を感じる教会でした。

天井に年季が入っています。

外に出て回廊を進みます。

いい雰囲気です。

遠くには海と、晴れている日にはトルコまで見えるそうです。

回廊。

ここはなぜこんなになったのか。
トルコの侵攻の時なのか、第二次大戦の時なのか、聞きそびれました。

階段を登って上にやってきました。

帰り道、わんちゃんもいました。

猫は可愛がられている様子。

かわいい。
12時半から1時間ほどの見学でした。

20分ほど走ってキレニア城へ。
手前のこちらは新しい港だそうです。
一応、北キプロスのガイドさんもつきますが、ガイドはほとんど南の方がして、北キプロスの男性ガイドさんが唯一解説したのが「ここは新しく作られた港です」(笑)。

港近くのキレニア城へ。

キレニア城 城・宮殿

トルコ国旗と並んではためく北キプロストルコ共和国。
50年前ほどの事ですが、まだ行方不明の方が多く、先日南キプロスのガイドさんの知り合いの骨が見つかったそうです。
私でもこの旗が並んでいると微妙な気持ちになるので、キプロスの方はどんな思いでこれを見ているのでしょうか。

こちら、キレニア城はお城というより博物館になっていて、2300年前の難破船が展示されています。
ここまで完全に残っているのは珍しいそうで、見つけたのはアマチュアのダイバーの方だそうです。

古代、このような壺にオリーブオイルやワインなどの液体を入れて地中海の島々を船で運んでいたというのがわかるそうです。

復元された船。
そんなに大きなものではありません。

外に出ると枝の上に猫が！

見ていると、こちらに気が付いて

降りてきてくれました。

ハイビスカスがきれいに咲いていました。

娘と一緒にWCに歩いていく猫。

ほんとに人懐こくていそいそと一緒に歩いていきました。

ここは7世紀に建てられた要塞のためのお城だそうです。
お城は見ないで、博物館だけ観て終了しました。13時50分から14時40分までの所要時間でした。

1時間ほど走って北キプロス側のニコシア観光です。
バスを降りて歩いて回ります。

セリミエジャミィは、13世紀に教会として建てられましたが、その後オスマントルコによってモスクに変えられたそうです。

セリミエ モスク 寺院・教会

絶賛改修工事中で、外観のみの見学になりました。
わざわざ髪を覆うスカーフまで持参したのに残念です。

こちらの左の窓が昔、女性が窓から外をみるのに使った出窓で、その後、柵のみのオープンバルコニーに変化したそうです。

歩いてやってきたこちらがビュユックハン。
16世紀に建てられた隊商宿で、現在はレストランやお土産物屋さんが入っています。

ビュユック ハン ショッピングセンター

修復の様子。

宿っぽいですね。

ここから徒歩で10分ほどでチェックポイントがあるそうですが、私たちはバスに戻ります。
途中で猫ちゃん。ちゃんとお店の外で待っています。

あれは確か昔の門？ちょっと記憶があいまいです。
モスク、隊商宿と30分ほどの観光でした。

チェックポイントを抜けるのに並んで45分ほどかかりました。17時40分、ニコシアにあるホテルに到着。
10時過ぎに空港に着いてからお昼も食べずに観光したのでへとへとでした。

セメリ ホテル ホテル

バスの中で添乗員さんが「日本のようにきれいじゃないかもしれません」「タオルもバスタオルくらいしかありません」「シャンプーとかもない場合もあります」などとディスっていたので、どんなホテルかと思いましたが

ちゃんとコーヒー紅茶もあるし

お水と、赤ワインまであり、

タオルもハンドタオル、フェイスタオル、バスタオルと2枚ずつありました。
こんなにタオルがそろっていたのは今回このホテルだけでした。
wifiも普通の速度でした。なぜあんなにディスっていたのかしら(笑)。

夕食は19時からホテル1階のレストランでブッフェです。
真っ先にデザートコーナーに行く私たち。

サラダも凝っていました。

お野菜もたっぷり。
お肉もチキン、お魚、ビーフと揃っていました。

結果、お野菜たっぷりのおいしい夕食が食べられました。
ワンドリンクもついていて、娘はロゼワイン、私はファンタをいただきました。
今日は11000歩ほど歩いていました。