日本初のＬＮＧ燃料フェリーさんふらわあ　むらさきに乗船して弾丸フェリー舟遊の旅③弾丸フェリー・復路編

2023/11/26 - 2023/11/28

日本初のＬＮＧ燃料フェリー「さんふらわあ　くれない」と「さんふらわあ　むらさき」が就航し、「さんふらわあ　くれない」がシップ・オブ・ザ・イヤー2022　大型客船部門賞を受賞したので、いつか乗船してみたいと思っていました。「さんふらわあ　むらさき」に乗船するチャンスが到来したので、現地0泊・船中2泊の弾丸フェリー舟遊の旅をして来ました。

復路は往路と同じ「さんふらわあ　むらさき」なので、我が家に帰ってきたみたいな気分です。
現地0泊・船中2泊の往復の旅は『弾丸フェリー』とネーミングされ、復路の旅客運賃が50%割引になり、とても魅力的なフェリー旅でした。

エリア 別府温泉(大分)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船 レンタカー 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

別府のグローバルタワー（地上100m展望台）から望遠で眺める「さんふらわあ　むらさき」。

グローバルタワー 名所・史跡

昨晩、大阪で乗船した時は暗くて「さんふらわあ　むらさき」の全形が撮れなかったですが、別府港の周りを探してやっと撮れた1枚。

別府観光港 乗り物

別府港と八幡浜港を結ぶ宇和島運輸フェリーの「れいめい丸」

別府と由布院観光を終えて別府国際観光港に戻ってきました。
乗船前に別府国際観光港でシップウオッチング。

これから「さんふらわあ　むらさき」に乗船して大阪に戻ります。

別府観光港 乗り物

さんふらわあターミナル(別府)は「さんふらわあ　くれない」就航にあわせてオープンし、小規模ながら快適な待合室でした。待合室には充電用のコンセント・USBもあり顧客志向の気配りを感じました。

弾丸フェリーの旅で往路と復路の船が同じなので船内に入ると我が家に帰ってきたみたい。

さんふらわあ (大阪～別府) 乗り物

3層吹き抜けのアトリウムが出迎えてくれます。

階段踊り場の絵画

復路はベランダ付きのセミスイートコネクトは満室だったので、船室はデラックスを利用しました。
デラックス船室はベランダ付きではない海側船室です。
大きな丸い窓が印象的です。
復路の旅客基準運賃は50％割引となり、WEB予約で運賃は18,490円。

往路で利用したセミスイートコネクト（17.25㎡）に比較するとデラックス船室（13.84㎡）で奥行きが浅く狭く感じます。
LNG燃料フェリーの船内に伝わる振動音などの乗り心地は従来のフェリーと大差はありませんでした。

デラックス船室のシャワー、トイレ。

船室に配備のさんふらわあマーク入りタオル。
一般の旅館のタオルに比べて生地が分厚くて上質な今治タオル？

船室のスリッパも上質です。

7階船室の通路

7階船室は窓のない内側船室もあります。

出港前に船内レストランで夕食

さんふらわあオリジナルの手捏ねハンバーグとブリのカマ焼き

さんふらわあの料理名のスタンドが可愛らしい。

別府で船積みされた新鮮な刺身が食欲をそそります。

いつものようにトレイに料理をいっぱい盛り付けていただきます。

窓側テーブルから眺める別府国際観光港。
レストラン内には一度出ると戻れません。夕食に専念し出港の様子を見るのは諦めました。

別府のシンボルタワーの別府タワー（高さ100m、展望台55ｍ）

別府タワー 名所・史跡

7階船室通路には大阪商船時代の瀬戸内海航路図絵が展示されていました。

7階船室通路には大阪商船の瀬戸内海航路パンフレットが展示されていました。

来島海峡大橋を23時20分に通過。

来島海峡大橋 名所・史跡

往路で明石海峡大橋と瀬戸大橋、復路で来島海峡大橋の夜景を見たので、瀬戸内海の３つの大橋を見ることができました。

船旅は本当に便利で楽々！
寝ているだけであっという間に大阪に到着。

下船前に朝食。

食べ終わった時にはもう着岸していました。

これから積み込まれる沢山のトレイラー。
フェリーが活況を呈している様子が分かります。

さんふらわあターミナル（大阪）に着岸中の「さんふらわあ　むらさき」　

煙突から吹き上げる黒煙が印象的な初代むらさき丸

さんふらわあ乗船記念ボード

アジア太平洋トレードセンター（ATC）ITM棟2階のさんふらわあターミナル前には「さんふらわあミュージム」（入場無料・常設展示）が設置されており、見学しました。

「さんふらわあ」の歴代の船が勢揃い

フェリーさんふらわあ 乗り物

横浜港でクルーズレストラン船「ロイヤルウイング」として活躍した3代目くれない丸のモデルシップ

『さんふらわあ』の原点。
名古屋～高知～鹿児島航路で活躍した初代「さんふらわあ」のモデルシップ

大阪商船（現商船三井）が明治45年、阪神―別府航路を開設したときから令和までの歴史をまとめた大型年表。

重油燃料旅客船の2代目くれない丸

LNG燃料フェリー「さんふらわ　くれない」

「さんふらわあ　むらさき」の後姿を名残惜しく見ながら大阪港をあとにしました。
3編にわたる旅行記をご覧いただき、ありがとうございました。

2023年の旅行記はこの旅行記をもちまして終了させていただきます。
拙い旅行記にもかかわらずご覧いただき、ありがとうございました。
来年もフットワークを活かして旅から旅へと思い出に残る旅をしたいと思っています。
皆様も健康で旅が楽しめますように。
来年もよろしくお願い致します。