高齢者のシチリア一人旅　４

2023/10/25 - 2023/11/10

高齢者の一人旅 その４
時間と手間を掛けても安全で疲れない旅を目指して、
ローマ２泊→サレルノ1泊→タオルミーナ1週間→シラクーサ３泊→ローマ２泊と余裕を持って計画しました。ご参考になれば、幸いです?

今回は、ノートです。

エリア シチリア島(イタリア)

今日はシラクーサから、世界遺産のバロック都市ノートに日帰り旅行です。
バスで一時間あまり、約千円で訪れることが可能なONEDAY TRIP
二時間に一本程度は走っていますし、二～三時間程度で一回り出来るので半日コースでも大丈夫です。

これは入り口のある「レアーレ門」です。
ここから始まるヴィットリオ・エマヌエーレ通りが街の中心で、美しい街並みを作り出しています。

ヴァル ディ ノートの後期バロック様式の町々（シチリア島南東部） 旧市街・古い町並み

ヴィットリオ・エマヌエーレ通り側から、レアーレ門を振り返るとこんな感じです。
お天気に恵まれて、今日もイイ一日になりそうな予感！

ヴァル ディ ノートの後期バロック様式の町々（シチリア島南東部） 旧市街・古い町並み

門をくぐって直ぐに目に入ってくるサンフランチェスコ教会
ノートは、街全体がはちみつ色と言われています。正に黄味ががったはちみつ色でした。

ヴァル ディ ノートの後期バロック様式の町々（シチリア島南東部） 旧市街・古い町並み

ヴィットリオ・エマヌエーレ通りの左手にある、サンタ・キアーラ教会の祭壇です。

ヴァル ディ ノートの後期バロック様式の町々（シチリア島南東部） 旧市街・古い町並み

教会内部は可愛らしい雰囲気

ヴァル ディ ノートの後期バロック様式の町々（シチリア島南東部） 旧市街・古い町並み

教会のバルコニーからは、素敵なパノラマが眺められるとガイドブックに記載されていたので登ってみることにしました。
キアレッタと言う名前のシスターが案内してくれました。

ヴァル ディ ノートの後期バロック様式の町々（シチリア島南東部） 旧市街・古い町並み

バルコニーからは、はちみつ色に輝く大聖堂が望めました。

ヴァル ディ ノートの後期バロック様式の町々（シチリア島南東部） 旧市街・古い町並み

ちょっとひと休み
ピスタチオのジェラートをブリオシュで包んで食べました。ナポリより南のイタリアでは人気の食べ方で、美味しい上に溶けても手を汚さず食べられます！
結構なボリュームで、これが今日のランチに！

ノートは、なんとなくレトロな雰囲気
のんびりお散歩が楽しめます。
イタリアの女優って言ったら、やっぱりこの人！　ソフィアローレン

ヴァル ディ ノートの後期バロック様式の町々（シチリア島南東部） 旧市街・古い町並み

ヴィットリオ・エマヌエーレ大通りのちょうど中ほど、大聖堂ドゥオーモです。
18世紀に建立されたそうですが、１９９６年に大雨で半壊したとの事です。
手抜き工事だったのかしら？

ヴァル ディ ノートの後期バロック様式の町々（シチリア島南東部） 旧市街・古い町並み

ノートの市庁舎です。有料だったので覗いただけ。

ヴァル ディ ノートの後期バロック様式の町々（シチリア島南東部） 旧市街・古い町並み

ヴィットリオ・エマニュエル通りからカブール通りに登っていく、ニコラチ通りです。左側にある建物のバルコニーが、ノートの観光名所。

ヴァル ディ ノートの後期バロック様式の町々（シチリア島南東部） 旧市街・古い町並み

すすけていて、いまいちですが…　緻密な細工が施されています。

ヴァル ディ ノートの後期バロック様式の町々（シチリア島南東部） 旧市街・古い町並み

これは人魚？

ヴァル ディ ノートの後期バロック様式の町々（シチリア島南東部） 旧市街・古い町並み

これは馬？
見上げていると、首が疲れる！

ヴァル ディ ノートの後期バロック様式の町々（シチリア島南東部） 旧市街・古い町並み

二コラチ通りを登ると、カブール通りです。
FIATにもいろいろな車種がありますが、断トツで可愛いのは500ですのね～
うちの息子も白い500に乗ってます。ルパン三世に憧れて？

カブール通りからニコラッチ通りを下って、ヴィットリオ・エマヌエル通りに戻ります。短い通りですが、ノートに来たら忘れずに行きましょう！

ヴァル ディ ノートの後期バロック様式の町々（シチリア島南東部） 旧市街・古い町並み

ノートのバス停
公園の中にあります。もちろんチケット売り場もトイレもありませんがらご注意くださいね～

ヴァル ディ ノートの後期バロック様式の町々（シチリア島南東部） 旧市街・古い町並み

ノートの帰りにシラクーサの駅を覗いてみました。
トイレも結構キレイでしたし、勝手に使用できるので便利。
乗降客が少ないからかしら？

シラクーサ駅 駅

今回シラクーサから行ったのはノートだけでしたが、本当はラグーザやモディカにも行きたかった！
特にモディカに行って、このチョコレート買いたかった。

アステカ民族から伝わった古代製法で加熱処理をすることなく、カカオと砂糖でけで作られている、固くて溶けないチョコレート。

ノートで発見して大喜びで買ったのですが・・・

お口で溶ける甘い明治や森永のチョコレートで育った日本人には、残念ながらウケませんでした。
そもそも、トンカチで割らないと食べられないし。
一つ３ユーロでした。（５００円）

この旅行記へのコメント （2）

• ももであさん 2023/12/23 20:39:18

  Nuovo Cinema Paradiso

  keyton-misaoさん　はじめまして
  
  ノートってとってもこじんまりした街なのに、バロック満載で
  こんなにも街歩きが楽しいところだったのですね。
  まるでフィレンツェかレッチェみたい
  
  「山椒は小粒でピリリと辛い」
  「ノートは蜂蜜でペロリと甘い」
  
  ローマから車でずっと南下してシチリア島がすぐ目の前に見える
  メッシーナ海峡までは行ったことあるのですが、泳げませんでした!?
  
  ニューシネマパラダイスの世界　行ってみたくなりました。

  keyton-misaoさん からの返信 2023/12/23 23:28:11

  Re: Nuovo Cinema Paradiso

  シチリアは危険なイメージがあって今まで避けていましたが、逆にのんびりして平和な雰囲気でしたよ～
  "行ってみないと分からないじゃん!”を実感した旅でした!