2023/12/02 - 2023/12/02
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たびたびさん
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久しぶりに関西の紅葉も見たくなって、いろいろ思案。本来なら京都がベストなんですが、まだコロナが気になるし激混みはいやですしね。ちょっと余裕の紅葉狩りを考えて、勝尾寺、箕面公園から毘沙門堂、比叡山坂本周辺を一泊二日で回ることにしました。
一日目の今日は、勝尾寺と箕面公園です。勝尾寺は今までなぜか機会に恵まれずで行けていないし、箕面公園も大阪では紅葉の名所として有名ではあるのですが、しっかり紅葉を見たことはなかったですね。というのも、この辺りは大阪人からすればあまりにも基本で当たり前のエリア。わざわざ一日をかけるのがもったいないような気もしていたし、いつでも行けるとたかをくくっていたところもあると思います。ただ、二つを組み合わせるとやっぱりそれなり。ハイキングとしての強度もあるし、目当ての紅葉ほかにも見るべきものがあるで、予想以上に内容の濃い旅になったような気がします。
まずは、勝尾寺ですが、ここは西国三十三所第23番札所。入り口入ってすぐにパッと視界が開ける境内は、けっこうなサプライズ。正面の池の向こう側に本堂や多宝塔など寺の伽藍が山の裾野に程よく配置された光景はどうかするとお寺版のテーマパークみたい。古刹というより行楽地といった雰囲気もありました。さて、西国三十三所なので当然本尊は十一面千手観世音菩薩なのですが、それ以上に有名なのは平安時代まで遡るという歴史を持つ勝ちダルマ。境内の順路の途中には勝運成就した赤いだるまが数多く奉納されていて、さすがの迫力ですね。また一方で、無数のミニだるまが境内の至る所に潜んでいて、これもあまりのかわいらしさにちょっと笑みがこぼれてしまいます。もしかして試みのレベルからだんだんエスカレートしてここまでのことになったものではないかとも思いますが、どっちにしてもあれこれエンターテイメントの要素を多分に含んでいるお寺ではないかなと思います。
勝尾寺から箕面公園は歩いて20~30分くらい。しばらくは歩きますが下りなので、まあまあOKかな。今回は一番いい時期を選んだつもりだったのですが、まさにドンピシャ。深い渓谷を埋めるようにモミジの大木が目いっぱいに枝を伸ばしていて、その枝の紅葉がこれ以上ない美しさ。心が震えるくらいの感動がありました。これなら昔から関西でも屈指の紅葉の名所とされてきたことは間違っていない。正直ちょっと軽く見ていましたが、京都なら高尾くらいかも。ここまでのものになるのはそれなりに長い歴史がないとやはり難しいように思います。
そして、箕面公園のシンボルは、なんと言っても箕面大滝。日本の滝百選の一つで、落差は33m。それを囲むようにそびえる岩の崖もさらにダイナミックでかつ美しい。まったく非の打ちどころのない眺めですからね。紅葉の時期ということもあり、箕面駅から箕面大滝までの遊歩道は人の流れが切れることなく続いていて、やっぱり皆さんこれが目当てですよね。ただ、この日一番の紅葉地帯は、箕面大滝から続いて奥の方。渓谷沿いのつづら折りの上り道を上がっていく辺りでした。私は勝尾寺から歩いて来たのでたまたま気が付きましたが、箕面駅から来ていたら、それには気が付かず帰っていたかも。けっこう危ないところだったと思います。
以上、全体としては、サプライズも含めて期待通り。秋晴れの中、ほどよい一日となりました。
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勝尾寺へのアクセスですが、阪急箕面駅からバスの方法と千里中央駅からバスの方法があります。今回は、新大阪駅からだったので、千里中央駅から行く方法にしました。バスの乗車時間は37分。意外に長いし、山道なので座っていないときついかもしれません。
それと勝尾寺から箕面大滝まではバスがあるのでそれを利用するつもりだったのですが、その周遊バスは、箕面駅から乗車した人しか使えないのだとか。仕方がないので、勝尾寺から箕面大滝まで歩いたのですが、冒頭に触れたとおり、そのお陰で素晴らしい紅葉地帯に気が付いたり。何が幸いするかは分からないですけどね。
新大阪駅から千里中央駅に到着。せんちゅうパルは、千里中央駅を降りてすぐのショッピングモール。一直線に続く通路のような構造が何層にも重なっているのが印象的。千里中央が開発された最初の頃からある老舗中の老舗で、ここがあるから千里中央!といったような存在かと思います。ちょこっとパンを買って、バスに乗り込みました。ここがあるから千里中央といったような存在 by たびたびさんせんちゅうパル 市場・商店街
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勝尾寺に到着。
入り口を入ると -
イチオシ
すぐに視界が開けて
ミニだるまが境内の至る所に潜んでいて by たびたびさん勝尾寺 寺・神社・教会
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池を中心にした境内の全景が現れて、古刹とは思えない、ちょっと意表を突かれた眺めでした。そして、紅葉もこれなら十分。
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池の左側へと順路を進みますと
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すぐに紅葉の濃いエリア。
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青空に映えて
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うーん。
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いいじゃないですか。
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と、
参道の石灯籠にはミニだるま。
ここでは、ふーん、こんなのもあるんだあという感じでしたが。。 -
続いて、中央の多宝塔を目指します。
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多宝塔と
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一段下の広場には観音像が佇みます。
ここから本堂の方へ回ります。 -
参道には
ここでもミニだるま。
苔の中にも -
イチオシ
モミジの枝の上にも。。
あちこちにかわいらしいのが潜んでいて、けっこう心が和みますね。
境内の開けた全景の眺めにミニだるまの組合わせ。意外にいいと思います。 -
順路の石階に差し掛かると
これはおびただしい勝ダルマ。 -
勝運成就した赤いだるまが奉納されて、
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イチオシ
棚にぎっしりと並んでいます。
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朝日に照らされて
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鮮やかな赤色が
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目にまぶしいくらい。
これは確かにすごい迫力です。 -
イチオシ
関東だと
高崎の達磨寺が有名ですが、ここまでの迫力ではなかったかも。 -
それに古びたダルマはない感じ。
次々と新しいダルマが奉納されて、常に新陳代謝ができているような。。
それもまたすごいことでしょう。 -
石段を上がって本堂はこの上です。
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で、
上を見上げると -
見事な紅葉。
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イチオシ
枝をいっぱいに伸ばして、いい感じですね。
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上がったすぐには、三宝荒神堂。
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その裏手の三社権現。この壁一面には、またもミニだるまです。
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隣りは本堂。
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ぐるりと回って
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正面へ。
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ただ、
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こちらも
石灯籠にはミニだるま。 -
もう置くところがないくらいぎっしりと置かれていて、
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ここまでするかなあというくらい。
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かなりの徹底ぶりですよね。
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本堂の先は展望所のようになっていて
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イチオシ
低い塀の瓦の上には、ここにもミニだるま。
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いやはや
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どこもかしこも
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ミニだるまだらけ。
たぶん、観光客の反応を見ながら、どんどんエスカレートしていったんじゃないかと思いますけどね。 -
では、改めて、多宝塔を目指します。
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その途中の苔にも
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イチオシ
ミニだるま。
うーん、どこに潜んでいるのか。
ここまで来るとだんだん楽しみになってきましたよ。 -
多宝塔は端正な美しさ。
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晴れた日には最高ですね。
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紅葉も素晴らしいし
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遠くまで見通せる山並みも悪くないです。
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少し下りたところから、また見上げる紅葉と
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イチオシ
多宝塔を
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眺めつつ、
出口の方に向かいます。 -
こちらの方も紅葉は見ごろだし、
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こんなところにも
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またミニだるま。
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なんだか勝尾寺の境内に住む妖精みたいなことになっていて、
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これなしだと逆に寂しいことになるかもしれないですね。
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最後に、また全景を確認して、勝尾寺を終わります。
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勝尾寺から
今度は歩いて箕面公園に向かいます。
緩い下り坂だし、途中の紅葉もまあまあ。バスは乗れなくて残念でしたが、これはこれでいいでしょう。 -
箕面公園に着いたかな。
渓谷に降りて行く小径に入ります。 -
ほー
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渓谷が深いので、
関西でも屈指の紅葉の名所 by たびたびさん箕面公園 紅葉
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その分、モミジが大きいですね。
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イチオシ
そして、この輝くような赤。
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背景の山と日が差した紅葉の組み合わせも、深い渓谷じゃないと見られない光景です。
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小径を進むと下からの紅葉も楽しめるようになってきて
これはいわゆる裏モミジ的な感じですね。 -
目の高さの紅葉もすごいし、
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空を覆うような紅葉も素晴らしい。
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四方八方、どこを眺めても、
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今が盛りの紅葉が見放題。
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箕面公園の紅葉って、こんなにすごかったんですね。
勝尾寺の紅葉もそれなりに楽しめましたけど、これはレベルが全然違います。 -
ところで、紅葉は自然に任せるだけでは我々が求める美しさは実現しません。京都の紅葉が美しいのはちゃんと人の手が入っているから。色付きのいいものを選び、手入れをちゃんとする。自然のものがそれに勝てるわけはないんですよね。
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箕面公園のモミジもそういう意味では人がいいものを選んで植えて、その後の管理もきちんとした結果のものでしょう。そして、そこにもう一つはこの深い渓谷の自然条件が重なり、長い年月をかけてこうした理想の紅葉地帯が生まれたということ。人間の努力と自然の力の両方がしっかり揃ったという賜物ですね。
おまけに、今日はこうして最高のお天気にも恵まれて、ちょうどぴったり見ごろのピーク。最後はそうした偶然の出会いもあってこそのこの紅葉なんですよね。そういう言わば奇跡の紅葉にこれまで何度かあってきましたが、今日の紅葉も間違いなく奇跡の紅葉の一つなったように思います。 -
つづら折りの小径を下り切ったところが箕面大滝。
まったく非の打ちどころのない眺めです by たびたびさん箕面大滝 自然・景勝地
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人が大勢いて、やっぱり大人気ですよね。
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イチオシ
紅葉は散っていますが、この方が瀧はよく見えるかな。周囲の白い岩場とのバランスがよくて、日本の滝百選の中でも屈指の美しさではないかと思います。
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少し日も傾いてきたし、後は途中途中のスポットに立ち寄りながら帰ります。
どっちにしても、ここから箕面駅までは遊歩道がしっかりしているし、もう安心です。 -
少し進むと、これは唐人戻岩。遊歩道にせり出すようにあるくらいで、何でもない岩なのですが、かつて、唐の貴人が箕面大滝の評判を聞き、ここまで来たところ、あまりの山道の険しさに引き返したという伝説があるのだそう。今ではちょっと想像もできませんけどね。
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さらに進んで、
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野口英世像は、山の斜面を少し登っていった高い場所に建っています。なんでこんなところに?と思いましたが、なんでも15年間のアメリカ留学から一時帰国の際、箕面に母を連れて立ち寄ったのだとか。ちゃんとゆかりがある場所のようです。
ちゃんとゆかりがある場所です by たびたびさん野口英世像 名所・史跡
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遊歩道からすぐ脇の瀧安寺です。
境内に入ってすぐの弁天堂。西国七福神めぐりの弁財天を祀っています。 -
瀧安寺の境内では一番奥の位置。
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入り口に向かっていくと次は観音堂。
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ここは天台宗の流れをくむ本山修験宗の寺ですから、あちこちに建物が分散している感じですね。
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最後に山門から出てきました。
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これも近くの時習堂。
正直、微妙な雰囲気 by たびたびさん時習堂 名所・史跡
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明治期以降の日本国家を支えた経営者のうち16名の偉人を顕彰する施設です。
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サントリーの鳥井信治郎、出光興産の出光佐三、トヨタの豊田喜一郎、松下幸之助などなど。社員教育の場としても使われているようでしたが、ちょっと時代が違うような感じがしなくもない。正直、微妙な雰囲気がありました。
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では、ここで遅い昼飯にしたいと思います。
ゆずりはは、箕面公園の途中にある食事兼喫茶のお店。 -
ランチは一種類。鯛の刺身を生卵の出汁でいただくという宇和島の鯛めしでした。こんなところで場違いのような気もしましたが、これはしっかり本場の味ですね。靴を脱いで上がる二階の大広間は明るくて気持ちがいいし、鯛めしもおいしくいただきました。
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けっこう満足。疲れも癒えたと思います。
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聖天宮西江寺は、箕面の滝道から少し市街に入ったところ。
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創建は、斉明天皇4年(658年)。役行者が開いた大聖歓喜天と十一面観音菩薩を祀った日本最初の根本霊場だとか。西国七福神めぐりの大黒天の寺でもあるはずなのですが、そこはあまりアピールはありませんでした。
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箕面市立郷土資料館は、箕面駅から歩いてすぐ。ただ、ビルの地下のような場所なので、けっこう見つけにくいかもしれません。
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弥生時代の如意谷銅鐸をアピールしたりしていましたが、展示室はこじんまりとしていて、正直、地味かな。西国街道が京都から山崎宿、芥川宿、郡山宿、瀬川宿、昆陽宿と箕面を経由して西宮宿に抜けるというのはなるほどという感じ。箕面が意外に表通りに近い場所であったことが分かりました。
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箕面駅から阪急梅田駅まで帰ります。
まずは、阪急箕面線で石橋阪大前駅まで。そこから、阪急宝塚本線に乗り換えて、阪急梅田駅までは一本です。
箕面駅は、箕面公園や箕面温泉の玄関口なので、シーズンだとそれなりに混みあいますが、駅の周辺は特に観光地っぽくはないですね。箕面を知らない人はいないと思いますが、限界はあるようです。石橋阪大前駅から箕面駅を結ぶ4キロの支線 by たびたびさん阪急箕面線 乗り物
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茶屋町をうろうろ。箕面から帰ってくるとこの辺りは大都会ですね。
大阪で茶屋町というと若い人が多いエリアという印象ですが、その中心を担うひとつがヌー茶屋町。商業ビルなのですが、 -
一階はオープンな通路になっていて、それを抜けた先がヌー茶屋町プラス。この通り抜けるという感覚にも面白さがあると思います。
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そこからホワイティうめだの方に移動して。
きしめん あまので、味噌煮込みうどんをいただきました。そもそもきしめんも含めて、これは名古屋のもの。 -
大阪でどうなのかなあと少し不安もありましたが、味噌煮込みうどんのしっかりした出汁やちょっと違和感があるくらいのうどんの固さも本場の味。それが大阪のど真ん中で受け入れられているのは大したものだと思います。
これで、一日目は無事終了。明日は、山科の毘沙門堂からスタートです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- salsaladyさん 2024/11/19 10:04:33
- 勝尾寺。。。達磨❣
- ☆羨ましいほど澄み渡った空。。。ですが去年でしょうね。今年はそんなに甘くないもん!
☆しかも達磨の効果が素晴らしいというか、怖いほどです。人生に勝つ人がたくさんいらっしゃる訳ね~
☆次回は京都や神戸をパスしても「箕面」へ出かけましょう。~see you ~
- たびたびさん からの返信 2024/11/24 09:23:36
- RE: 勝尾寺。。。達磨?
- 先日、奈良の大安寺を訪ねたら、勝尾寺と同じミニだるまがいました。数はずっと少ないですが、石灯籠とか同じような演出でした。鎌倉のあじさいも奈良か京都を真似たのかなあと思ってましたが、矢田寺は鎌倉を参考にしたと言っていましたね。いろんなところでいろんな影響を与え合う。あることだなと思います。
たびたび
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