四月でも雪の残る銀山温泉…花見の霞城公園

2022/04/17 - 2022/04/18

天童から、銀山温泉に向かう。春とはいえ　まだ　雪の残る温泉街。

エリア 山形

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日の泊りは　能登屋旅館
銀山温泉の老舗の貫禄
歴史ある芸術的な建物に目を奪われる。

能登屋旅館 宿・ホテル

部屋に入っても　驚きは続く。調度品の高級感　美しく整えられた和室
二人にはもったいないくらいの広さ。

床の間も落ち着いた雰囲気　

障子を開けると　外の温泉街が見えた。向かいの宿も美しい造り

広縁は畳敷き　
木の香りのする窓枠、柔らかい光を通す障子
和の贅沢をいただく。

夕暮れの迫る街並み
つるされた灯りとスポットライトが共存していた。
時代の移り変わりを見せてくれる。

どの宿も　個性ある建物　
ところどころ修理中の建物もあり、休業中。
一つ一つ見ながら、通りをのんびり歩く。

長いこと手を入れて　大切に大切に守られてきたのでしょうね。
多くの人々に愛されてきた温泉街だからこそ。

街中を流れる堀にかかる橋
もう少しで日が暮れる。
向うに共同浴場
雪が解けて春が来るのは　いつのことやら。

時代を超えて　生き続ける町
江戸時代の人々もこの風景を見ていたのだろうか？
このまま次の時代に残してほしいものだ。

明かりが灯ると　さらに味わい深く。

夕食の膳
部屋に運んでくれた。
山奥でもこんな贅沢な食事をいただけるとは　凄い。
器も美しい。

朝食の膳
食事処でいただく。
品数も多く美味しくいただいた。
湯豆腐の鍋が面白く　汁を温かくして食べるのがよかった。

階段の奥にちょっとしたラウンジ？
大正浪漫の香り

シャンデリアも高々と　きれいに保たれ　しっかり現役で使われている。

ランプシェード　障子の桟　
そこここに　美にこだわった物がたくさん

それぞれの階のラウンジが　一つ一つ違っていい。
摺りガラスと透明のガラスと
おしゃれにはめ込まれていた。

ロビー脇のカフェ
明るい陽が入る窓がおしゃれ
通りを眺めて　サービスでいただいた香りのいいコーヒーを味わう。

テーブルには　整ったかわいい盆栽。
本当にあるもの一つ一つが　良く宿にマッチしていて　
美しさに癒され心が満たされていく。

宿から送迎バスで大石田駅まで送っていただき、山形へ向かう。
山形駅からバスで　文翔館へ
石造りの旧県庁とレンガ造りの議事堂の重厚感　
休館日で中は見学できなかった。

街中には　古い建物もちらほら
歩くのが楽しくなる。

霞城公園　ここもラッキーなことに桜が満開だった。

城の周りの堀になだれ込む桜の見事さ
しばらく　うっとりと眺め　何度もシャッターを切った。

公園内にある旧済生館本館は郷土資料館になっている。
かつては　医学校や病院として多くの人を救ってきた建物らしい。
展示されている古い医療器具や用具には見覚えのあるものも。

城跡の公園全体が桜の園
花見をする家族連れも
今は発掘から公園整備が進んでいた。