熊本の温泉はどんな感じ→乗り鉄？（第４日目）

2023/11/11 - 2023/11/16

ANAのマイレージの期限が来るので、日本地図を見ながら熊本を訪問しました。
行きは夜行バス、帰りは阿蘇くまもと空港から飛行機です。

熊本は、２回訪問したことがありますが、観光したのは嫁さんと四半世紀前のことですので大きく変わってることでしょう。
当時よく覚えているのは、観光人観光客の多さと熊本城の縄張り＆建物群の壮大さです。韓国人が多いのは意外でした。
流石、朝鮮で大活躍した加藤清正が秀頼公をお迎えして一戦するために築造したお城、さもありなんでした。

さて、昨日レンタカーを返却したので、今日は乗り鉄が主体です。
市電の全線乗車、熊本電鉄の一部乗車を終え熊本城散策、肥薩おれんじ鉄道で日奈久温泉を目指します。
今日の宿泊は、新八代駅前の東横インです。熊本の東横インは満室です。

・１１月１１日（土）：
　自宅→三宮発２３時１０分（高速バス）→
　車中泊
・１１月１２日（日）：
　熊本駅前８時２５分着
　終日レンタカーで移動（植木温泉、菊池温泉、山鹿温泉）　
　熊本泊
・１１月１３日（月）：
　終日レンタカーで移動（通潤橋、阿蘇山）
　熊本泊
・１１月１４日（火）：
　終日レンタカーで移動（宇土、松合、三角、御輿来海岸、長部田海床路）
　熊本泊
・１１月１５日（水）：
　市内路面電車など乗車→熊本駅→新八代駅→日奈久温泉駅→新八代駅
　新八代泊
・１１月１６日（木）：
　新八代駅→八代駅→新八代駅→熊本駅前１４時１５分発（バス）→
　阿蘇くまもと空港１７時２５分発（ＡＮＡ５２６便）→
　大阪伊丹空港１８時３０分着→自宅

エリア 熊本市(熊本)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 1.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日はホテルの移動が必要です。
熊本の東急インはなかなか予約が取れず（キャンセルも見ていましたがダメ）、最寄りの新八代に宿泊します。

いつものようにNHK朝ドラを見たのち、ホテルに荷物を預けて路面電車（熊本市電）に乗車しました。
辛島町→健軍町→田崎橋→辛島町→上熊本→辛島町→熊本駅前、途中熊本電鉄にも乗車し、上熊本～北熊本間を往復しました。

健軍町にて

方向を変えて

電車を動かす装置、マスコンです。

健軍町を歩いてみます。
アーケードがありました。

可愛いLPガスボンベ
日本中にたくさんのLPガス事業者さんがありますが、皆値段が違うってご存じでした？

歯抜けになった商店街、妻面に芸術？！

飲み屋街もありました。
町の名前、勇ましいので昔はさぞや賑やかだったのでは・・・。

パチンコ屋さん発見。
広告塔が低いですね。

これは給水塔でしょうか？

熊本市電で一番古いのが「１０６３」号です。
乗れたらいいなと思っていたらやってきました。
今日はついてる！

方向を変えて

車内の様子。
私が生まれ育った大阪市、利用していた阪和線車両もこんな木造の床でした。

どひゃ、昭和26年製造、御年72歳？

乗降ドア周りです。

床を傷めないように防護の金属が貼ってあります。

熊本駅前を経由して田崎橋へ。

この車両のマスコンも

木製窓枠と降車ボタン

田崎橋に到着

反対方向も

台車

車内をもう一枚

辛島町まで戻って上熊本行きに乗り換えます。
車内で一日乗車券を購入しましたので、乗り降り心配ご無用です。

なお、一日乗車券、利用できる範囲が複数あるのでご注意くださいね。

「くまもん」が応援してくれています。

どんどんやってきます。

新しい電車に乗車しました。
連接車です。

上熊本へ到着。
ここには車庫があり、この車両はたぶん北九州を走っていたものです。

この電車に乗ってきました。

JR上熊本駅です。
高架になり立派になりました。

これが熊本市電の駅です。
えらく立派な駅舎だなと調べたら、国鉄・JR上熊本駅舎を移転したものだと判りました。

正面から、交通量が多いです。

斜めから

近影です。
駅舎として利用されているのかと問われれば？？？です。

熊本電鉄上熊本駅です。

風情のない駅でした。
熊本電鉄、経営が立ち行かないので行政に支援して、支援できなきゃ廃止するということで有名になりました。

熊本市電と結んで一体運転（LRT化＝路面電車化）も模索されましたが、レール幅が違うので設備投資費が大きく、見送られました。

無人駅です。
切符は自販機で。

車内の様子、「くまもん」だらけです。

北熊本駅まで乗車、ここには車庫があります。
東急から来た車両、色と姿から東京では「雨がえる」と呼ばれていました。

ここで2つの路線が交わるため、いっぺんに3つの電車が顔を合わせます。

乗ってきた電車、日永上熊本駅と北熊本駅を行ったり来たりしています。

駅の様子

ホームの様子

奥にすごい車両を発見！

かなり痛んでいますね。
クラウドファンディング？

全景です。

一旦改札を出て、改札口を。

近景です。

駅舎です。
右手にマクドナルドが新装開店し、すごい賑わいでした。
私もそこで休憩しました。
貰ったクーポンは記念です。

この駅舎にはグッズ販売店が併設されていました。
入るとアルバイト風の女性が出てきましたが、無言、やる気なしでした。
入店するのは鉄道ファンなんだから、うまく声かければ売り上げにつながるのになと残念でした。

上熊本駅に戻ります。
電車がやってきましたが、この架線柱どう思います？
設備投資ままならないのでしょうね。

御代志ロ方面からやってきました。

市電に乗っていると・・・、面白い電停がありましたので下車。
洗馬橋です。

屋根、鉄筋コンクリート製と思います。

何故かリス

「新町」まで歩きました。
徒歩5分ほどです。

この間が専用軌道となっています。

どうですこの建物！
撮影しているとおばちゃんが昔話をしてくださいました。
もともとは本屋さん、今は「長崎次郎喫茶室」も併設されています。

https://www.google.co.jp/maps/place/%E9%95%B7%E5%B4%8E%E6%AC%A1%E9%83%8E%E5%96%AB%E8%8C%B6%E5%AE%A4/@32.799931,130.6959052,18.75z/data=!3m1!5s0x3540f46a1f9158c3:0x9764ac3608e7537e!4m15!1m8!3m7!1s0x354077adabb43ca7:0xf2179532304cf1f1!2z54aK5pys55yM!3b1!8m2!3d32.8594427!4d130.7969149!16zL20vMDFnN2Rf!3m5!1s0x3540f46a1e7b544d:0xa5a9ee7a6e535765!8m2!3d32.800176!4d130.696711!16s%2Fg%2F11b6ljw4wx?entry=ttu

新町電停の様子

こんな家に住みたいです。

花畑町まで乗車し、そこから熊本城を目指します。
被災・復旧の関係でここから向かうルートしかないと思います。

文化財の復旧なのですごく時間がかかるのでしょう。

そのため、崩壊したところをコンクリート（もしくはモルタル）吹き付けして、法面を保護していました。

この状態でずっと放置しているのは信じられませんが・・・。

城内に建設された歩道橋を歩いて行くと天守閣が見えてきました。
細長く感じます。

歩道橋を入れて。

昔はここを嫁さんと散策しました。

天守と小天守です。
平日ですが観光客多いですよ。

方向を変えて

背面から

こうしておくしかないのでしょうね。

天守閣に上がってみました。
最近は紫外線などの対策か、ガラスに特殊フィルムを貼っている施設が増えました。

偏光フィルターの敵です　笑

入出場口に帰ってきました。
それなりの歩道橋です。

いい感じです。
長生きしてね！

ホテルに戻る途中にNHKがあります。
そこにもいい木が。

辛島町電停付近には大きな花壇があります。

かなり手入れされてますね。

色づかいもいいですね。

「くまもん」も喜んでいます。

自分は大阪市内で育ったので、花、昆虫、星の名前はからっきしダメです。

辛島町電停を別の角度から。

ホテルで預けていた荷物をピックアップし熊本駅に向かいました。
昔は大きな駅でしたが、機能的な駅に生まれ変わっていました。

高架下は飲食店、お土産物店がたくさんありますよ。
たぶん、ここで何でも揃います。

新八代駅に到着、驚いたのが在来線と新幹線の駅舎が一体になっていないことです。
駅周辺何もありませんし、新幹線駅舎内にハチミツショップがあるだけです。
そこでお茶は飲めます。

九州新幹線が出来て、鹿児島本線も一ローカル線に。熊本駅からここまで電車の編成が短いため座れませんでした。
これが日常だと、利用している学生は免許取れば乗らなくなりますね。
鉄道経営としてどうよと思います。

そのお店です。

駅前の東急インにチェックインしました。
「駅周辺何もないですね。皆さん夕食などどうされているのですか？」と私
「タクシーで八代の方に行かれてます。」と職員
渡された資料を見ると、夜限定でカレーライスを提供するとのこと、無料です。
だろうなと思いました。
車無し、観光宿泊をお考えの皆さんは要注意です。

日暮れまで時間があるので、晩御飯がてら「日奈久温泉」に向かいました。

八代駅です。ここで肥薩オレンジ鉄道に乗り換えます。
ホームはつながっています。

こんな車両、これも「くまもん」だらけです。

万が一、熊本県で熊の人的被害が発生したらそうなるんだろうと要らぬ心配を。

車内は学生だけでした。

ちなみに切符はホームで購入出来ました。
自宅周辺と比べるとかなり高く感じました。

車内からパチリ

日奈久温泉駅に到着、国鉄時代の雰囲気が残っています。

がらんとした駅舎内、ドミトリーでも経営したらどうかと思いました。

駅舎です。

駅前にはちくわのお店、有名だそうです。

スマホ片手に歩いて行きます。
面白いものを見つけましたが、どうなっていたのか・・・。

国道から分かれて並行する道を進みます。

温泉街の風情も残っていますが・・・。

こんな建物も残っていました。

昭和ですね。

突然、新しく作られた温泉施設「日奈久温泉センター ばんぺい湯」です。
ここまで徒歩20分かかっていません。
目的地はすぐこの先です。

https://www.google.co.jp/maps/place/%E6%97%A5%E5%A5%88%E4%B9%85%E6%B8%A9%E6%B3%89%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC+%E3%81%B0%E3%82%93%E3%81%BA%E3%81%84%E6%B9%AF/@32.4330495,130.5739718,17.67z/data=!4m15!1m8!3m7!1s0x354077adabb43ca7:0xf2179532304cf1f1!2z54aK5pys55yM!3b1!8m2!3d32.8594427!4d130.7969149!16zL20vMDFnN2Rf!3m5!1s0x353f816a206eab71:0x6cd6c8f12793e984!8m2!3d32.4324303!4d130.5750567!16s%2Fg%2F1tfhd5h1?entry=ttu

周辺を歩いてみました。
ここもちくわ。

すごい建物発見

裏口ですが鳥居が・・・。

表に回ります。

地元の皆さんが使う共同湯かな？

レンガの煙突です。

表に回りました。
「金波楼」です。
堂々とした木造三階建てですね。

お勝手？玄関？

こっちが玄関？

引いて一枚

室内を覗いてみます。

昔は駅まで人力車が活躍したのでしょうね。

目的地はここです。
「ばんぺい湯」すぐそばの「松の湯」です。

https://matsunoyu.iinaa.net/

無人でしたので、この窓口に料金置いて入浴しました。
200円なり。

中は脱衣所と浴槽が一体、地元の皆さんがにぎやかに話していました。
石鹸など備え付けはありません。

入り口右手で休憩できます。
室外ですが、自販機で飲み物買って火照った体を冷やしました。

すっかり暗くなって駅に戻ります。
閉まっていたお店にも灯がともっていました。

温泉街にあった足湯です。

しかし、率直な感想は、お客を呼べる温泉街ではありません。
おおくの住居が古いと言うより荒れていると言う感じです。
温泉関係の建物も、一部を除いて設備投資はしていない感じです。

風情がある温泉街ではなく、落ちぶれた温泉街と言うのがぴったりです。

駅の時計、途中スーパーがあったので、飲み物と味付けピーナッツを買いました。

プラットフォームには何ら像が。

八代駅で下車して晩御飯を。
駅前歩きましたが、まだこんな時間と言うのに非常に寂しい。
駅裏の製紙工場だけが終日稼働しているようで、白い煙をもくもくと噴き上げていました。

「小松」というお店に入りました。

https://www.google.co.jp/maps/place/%E5%B0%8F%E6%9D%BE/@32.5027411,130.6208274,20.46z/data=!4m15!1m8!3m7!1s0x354077adabb43ca7:0xf2179532304cf1f1!2z54aK5pys55yM!3b1!8m2!3d32.8594427!4d130.7969149!16zL20vMDFnN2Rf!3m5!1s0x35407fc5bcbfee6b:0x8ba452ef56fbc477!8m2!3d32.502783!4d130.621284!16s%2Fg%2F1tf5hdqf?entry=ttu

馬刺しと定食、それとビールを注文しました。
熊本に来て初めてしっかりした晩御飯を食べました。

美味しかったです。
駅から徒歩5分程度なので便利です。
八代駅から新八代駅方面、2～30分に一本という感じです。