01. 【ベネチア～ナポリへ南下】円安に負けずイタリア周遊、結果大満足の旅に。

2023/11/13 - 2023/11/22

2023/11中旬　8泊10日でイタリアのベネチアから入国、フィレンツェ、ローマ、ローマから日帰りナポリへ行きました。

1€が約162円となった、今までで一番円安ユーロ高のヨーロッパでしたが、イタリアは工夫すればそこまでお金使わなくてもいけるなぁ、と。

様々な場所で歴史、文化、食、美術ととても感動したので忘れないうちに書いておきます。

エリア ベネチア(イタリア)

スペインぶりのヨーロッパ、今回もエミレーツ航空利用です。23:30発のドバイ行き。
名古屋駅から無料でエミレーツ航空がバスを出してくれているのですが、今回は団体の利用客の方々がいて混んでいました。

空港もカウンターも混んでいましたが、オンラインチェックインしていたので1組待っただけで荷物預けて保安検査所に行けました。
みんな普通のチェックインのところに並んで長蛇の列だったのですが、、、団体予約だとオンラインはできないのかな？

ドバイ行きまでは満席でした。

一度も降り立ったことがないけれど、懐かしく感じるこのドバイの風景。

飛行機は混んでましたが、10時間ほどでドバイに到着。気づいたら到着していて、空港内を元気に移動してたので機内でしっかり休めたのかな。

ドバイの空港ラウンジでアラビア風コーヒーを。
なんだかお茶みたいで飲みやすかったです。
シナモンの香りがしました。

ドバイは乗り継ぎでしか来たことないので空港から出たことないのですが、なんだか日本と全然違って景気の良い感じ。

実はこの時まだ、ユーロが高騰したことに少し落ち込んでいました。キャンセル料かかるくらいなら、来た方がマシと思っての旅。

ドバイを午前5:45に出発、ベネチアへ。

ちなみにドバイは静かな空港というコンセプトがあり、電光掲示板以外でアナウンスが流れないので自分で乗り継ぎのゲートや時刻をしっかり確認しないといけません。

さて、ドバイのこの島？はなんなのだろう。。。

朝の軽食です。
前食べたアップルパイもそうだったけど、こういうスナックが機内食よりも美味しく感じます。

座ってるだけの機内でがっつりご飯食べると気分がすぐれなくなってしまうので、少食プラン用意して欲しい、、、。

ベネチアまでの飛行機はとってもすいていて、肘掛けをあげて席4つ占領して寝ている人もいました。そして注意もされてませんでした。笑

機内食。これにメインの何かがついたのですが、たしか牛肉のやわらかく煮たのだったと思います。

ベネチアに着いてからの計画をあまり立ててなかったので、とりあえずこれは全部食べました！

いきなりベネチアの風景ですみません。
13:15に飛行機がベネチアのマルコポーロ空港に到着し、荷物受け取りや入国など諸々して15時くらいにベネチア市街地に到着しました。

ホテルはサンタルチア駅近くだったので、ローマ広場までのバスに乗りました。
空港の案内がわかりやすかったので、誰にも聞かずにバス停に行ってその場でチケット買ってバスに乗る。
ATVO社のバスがちょうど来てて、ローマ広場(サンタルチア駅付近)まで20分で着き、8€。

さて、わりとヤケになって来たイタリア。
当然、入念な下調べはせずに、まぁ観光地だしどうにでもなるよ、という気概で来ましたが、来てから気づいた注意点。

ベネチア本島は、車両通行ができません。
自転車すらもみなかったので、これも禁止なのでしょう。

とにかく階段が多いです。
今回は駅近くのホテルで良かったのですが、スーツケースを持ちながらタクシー移動すらできない複雑な造りの街を歩くのは難しいでしょう。

ちなみにメストレ地区、電車で一駅行けばホテル価格も下がるらしいですが、朝焼けや夕陽がきれいだよとアドバイスいただいたため、本島に宿泊しました。

綺麗な部屋で良かったです。

ホテル プリンチペ ホテル

歩いて、サン・ロッコ教会周辺です。
ちなみに滞在中水上バスすら乗りませんでした。
サンタルチア駅からすぐのホテルだったので、遠くても30分ほど歩けば行けるのと、90分有効の1回券すら7€ほどで高く感じたので、、、
街歩きが好きなので楽しかったですよ。

ここはサンロッコ教会です。
聖ロッコの遺体がおさめられています。

時間的にも距離的にもいいなーと思ったからまずここに来たのです。

サン ロッコ大信徒会 博物館・美術館・ギャラリー

入って驚くことになります。
入場がいくらか忘れましたが2€くらい？
安いなぁと思いながらチケットを入り口で購入。

サン ロッコ大信徒会 博物館・美術館・ギャラリー

見た目はなんだか静謐な感じのする教会かと思いきや、豪華！絵画も装飾もとっても素敵です。

サン ロッコ大信徒会 博物館・美術館・ギャラリー

何も考えず来たから感動も一入。あんなにお安くこんな素敵な教会でゆったり絵を見させてもらっていいのだろうか、と。

ちなみに11月はツーリストシーズンではないので街も落ち着いていたように思います。道は狭いけど、すたすた進めました。

サン ロッコ大信徒会 博物館・美術館・ギャラリー

そんなに大きくはない(その後広い場所へたくさん行ったから比較すると)のですが、見応えがありましたね。
来て良かったと思いました。

4travelの仕様でサン・ロッコ教会がスポットに出ないので、隣のサン・ロッコ大信徒会をスポットにしていますが、ここは教会です。

イタリアに来るまでに、スマホでたくさん写真が撮れるように整理して来てよかった。

私は危ない目に遭いませんでしたが、カメラや貴重品は少ない方が良いかと思われます。

サン ロッコ大信徒会 博物館・美術館・ギャラリー

可愛らしい色の祭壇。
この次に、隣のサン・ロッコ大信徒会で度肝を抜かれることを私はこの時まだ知りませんでした。

サン ロッコ大信徒会 博物館・美術館・ギャラリー

教会の真横、サン・ロッコ大信徒会。
10€くらいだったでしょうか。
下調べしてなかったのでちょっとお高く感じてどうしようか悩みましたが、せっかくなので行くことに。

ここ、日本式で言うと3階か4階まであって、堪能してたら2時間くらい経っていました。

サン ロッコ大信徒会 博物館・美術館・ギャラリー

1階にあった、ティントレットの聖母被昇天。
これらは建物に合わせて絵画を制作したのでしょうか。このような額の形の絵画が多くありました。

1階は少し暗めな雰囲気。
やはり観光客は少なめ。

サン ロッコ大信徒会 博物館・美術館・ギャラリー

2階へ向かいます。

なんというか、すさまじい力を持った信徒会だったことが、ここまでで充分にうかがえますね。

サン ロッコ大信徒会 博物館・美術館・ギャラリー

2階に上がった瞬間の感動。
私がいた時はほとんど人もいなくじっくり鑑賞できました。

装飾品も豪華、細部までこだわりが見られます。

サン ロッコ大信徒会 博物館・美術館・ギャラリー

天井ばかりでなく、床も。
これは信徒会の紋かなにかでしょうか。

天井をひたすら眺めていたので首が・・・

サン ロッコ大信徒会 博物館・美術館・ギャラリー

と思ったら、端に鏡がありました。

これで絵を観るという方法ですね。

でも鏡も少し重かった。

サン ロッコ大信徒会 博物館・美術館・ギャラリー

1階へ戻ります。

下から見るよりここから眺めた方が素敵かも。

サン ロッコ大信徒会 博物館・美術館・ギャラリー

さて、サンロッコ教会周辺を出発して気ままに街歩き。coopって、あのcoop？スーパーがありました。

薄々感じてましたが、ベネチアは物価が高めなので本当に散策メインですが楽しめました。

リアルト橋です。サン・ロッコ教会および大信徒会にて満足しすぎたので、もう観光はいいかぁ、とどこかに入ることはせずウロウロ。

途中寄り道したけど、サンタルチア駅からリアルト橋までは15-20分あれば歩けると思います。ただし階段の上り下りがあるのと道も古いので、観光客の多いシーズンだとそれより時間かかるかも？

リアルト橋 建造物

こういう仮面がお土産？名産ということも知りませんでしたが(本当にリサーチしてなかった)、見ているだけでも楽しめます！

リアルト橋 建造物

こういう狭い川もゴンドラ乗りの方がうまく進むんです。ゴンドラ乗りの方は若い方から何年もやっていそうな方まで、みんなフレンドリーな雰囲気でした。

この建物をみて思い出す。
あ、オペラ見たいなと思ってたけどどうしよう、、、？

素敵な世界観のお店！かわいい。

これも名物っぽかった！
でもせっかくならピザ食べたいな～

なんだか入りやすくてそこそこ賑わっているお店FARINIを発見。とりあえず、お腹もすいてるし入店しました。

お兄さんにオススメを2枚くださいとお願いしていただいたもの。どちらもすごく美味しかったです！
飲み物入れて15€程度。
持ち帰って外で仲間同士で食べてる人も多くてイタリアの雰囲気を満喫～

ピザを食べたら一度ホテルへ戻って小休憩。時差も大きいので。

そして、実はふらふら散歩しているときにこんなイベントを見つけました！
18世紀のベネチアのドレスに身を包んだ歌手の方たちのオペラが聴けるようです。歩いているときに見つけて会場に入ったらチケット売ってたので購入。

教会でやってました。なのでオペラハウスではないのですが後方席で25-30€でした。

外観。たしかここも有名な教会だったはずですが、、、すみません名前を忘れてしまいました。

とても良かったです！歌や演奏ももちろんパフォーマンスも楽しめました。
高いお金払って自分がわからない言語のオペラを見るより、メドレーのような感じで有名な曲をたくさん演奏してくれました。
1.5時間ほどだしちょうど良かった。

1日目にして盛りだくさんですが、ここから私のイタリア快進撃が幕を開けたのです。