2023/10/27 - 2023/10/28
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kemigawaさん
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今年3月の松山旅行から半年ぶりの旅は、大学生の時に訪れて以来の熊本です。
以前の旅行では阿蘇のドライブや水前寺公園は観光しましたが、熊本城は見なかったので、今度はぜひ・・・
また天草が世界遺産になったので、やはり一度は行ってみたい
ということで成田空港からジェットスターで行ってきました熊本県!
旅の道連れは、前の職場の同僚Oさんです!
司馬遼太郎の「街道をゆく~島原・天草の諸道」も読んで準備万端!
その1 10月27日(金) 天草
その2 10月28日(土) 熊本市内
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1日目は熊本地方は午前中は雨で、一部では雷雨というお天気。
熊本城の天守閣にも落雷し、照明装置に被害があったという夜のニュースを見てビックリ!熊本城の観光が今日でなくて良かった~(^-^;
2日目は朝から良いお天気で、まさに秋の旅行日和でした!(^^)!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー ジェットスター
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
10月28日(土)
おはようございます。
6時に起床して、朝の散歩へ。
ホテルから徒歩10分ほどの場所にある「祇園橋」へ行きます。 -
さすがに午前6時過ぎの時間では、南国火の国熊本でも少し肌寒いですね。
この祗園橋付近は、島原・天草一揆激戦の地でした。 -
一揆軍と唐津藩が町山口川を挟んで死闘を繰り広げ、川は血で赤く染まったと伝えられています。
1832年(天保3年)に架けられた日本最大級の石造橋で、国指定重要文化財だそうです。
残念ながら、現在は橋は老朽化で通行はできません -
30分ほど祗園橋へ散歩に行き、ホテルに戻り午前7時から朝食です。
1階のレストランでいただきます。
久しぶりのホテルでの朝食バイキング! -
レストラン入り口に7時5分前に集合。
Oさんと一緒に一番乗りで入り、好みのお料理を手早くお皿に盛り、窓際の席へ。
後でフルーツもいただき、お腹いっぱいです。 -
食事後、チェックアウトを済ませ、ホテルをちょうど午前8時に出発。
今日は午前中、天草四郎のミュージアムを見学して、熊本市内へ戻ります。
朝から良いお天気です! -
ホテルから途中少し渋滞する区間もあり、車で約1時間ほど走って「天草四郎ミュージアム」に9時に到着。天草四郎の像が出迎えてくれます。
こちらは天草四郎を中心に繰り広げられた「天草・島原の戦い」を、展示資料と映像で紹介してくれる観光スポットです。
映像館では天草四郎のアニメーションが見られますが、今風にミュージカルのような作品でした。 -
島原・天草の乱は、1637年10月から1638年2月まで、島原・天草地域で引き起こされた農民を主体とする大規模な反乱です。
宗教弾圧が主な理由というより、島原藩主の松倉勝家などが領民の生活が成り立たないほどの過酷な年貢の取り立てを行ったことや、それに加え飢饉の被害まで加わり年貢を納められない農民が起こした反乱のようです。
司馬遼太郎さんの「街道をゆく~島原・天草の諸道」が参考になりました。 -
天草四郎ミュージアムを見学後、9:40に出発し、JR熊本駅新幹線口近くにあるニッポンレンタカー営業所を目指します。
熊本駅近くでガソリンを満タンにしましたが、2日間で約250kmほど走行しても、わずか11リッターほどの給油で済みました。
本日12時までの契約で借りたレンタカーを11:30に無事返却。
1泊2日で乗り捨て料金と保険料込みで10,450円でした。 -
レンタカーを返却し、JR熊本駅を西口から東口へ通り抜けます。
さすがに政令指定都市の表玄関で立派な駅ビル。
駅東口の広場でクマ博2023を開催していました。 -
熊本駅から路面電車(市電)に乗車し、花畑町駅へ。
土曜日ということで観光客も大勢乗っています。
スイカが使えて、助かりました。 -
1924(大正13)年に開通した歴史ある路面電車ですが、現在、A系統(田崎橋電停-健軍町電停)とB系統(上熊本電停-健軍町電停)の2ラインで運行されています。
-
花畑町駅で降り、目指すは熊本ラーメン「桂花・本店」です!
その昔、20代のころ、今ほど豚骨ラーメンがポピュラーでなかった時代・・・
わざわざ新宿にある桂花へ食べに行った懐かしい思い出の店です。 -
桂花は昭和30年創業で主に熊本県と新宿、渋谷など東京の一部に出店している老舗ラーメン店です。
中太・固めのストレート麺と豚骨鶏がら白湯・マー油の絶妙なハーモニー
自家製のこだわり叉焼・味付玉子・メンマ・茎ワカメ・わけぎをトッピング
懐かしい味を堪能しました! -
昼食も済ませ、いよいよ熊本城の観光へ。
まずは坪井川の行幸(みゆき)橋近くにある「加藤清正公」へご挨拶して、熊本城エリアに入ります。 -
熊本城すぐ近くに「桜の馬場・城彩苑」があります。
城彩苑は、熊本のシンボルである熊本城から、地域の食文化や歴史、伝統を発信し、お城と城下町の魅力を高めたいというコンセプトのもとで誕生した観光施設。 -
こちらでゆっくりしていると時間が足りなくなりそうなので、入り口の横にあるコインロッカーに荷物を預け、いざ熊本城へ。
時刻は12:40です。
ちなみにコインロッカー代は200円と割安でした。 -
ご承知のように熊本城は平成28年(2016)の熊本地震(最大震度7)で甚大な被害を受け、復旧工事が進んでいます。
現在は特別公開南ルートと北ルートを利用して見学します。
今日は南ルートのみということで、南口券売所で800円をお支払いして入城。
(平日・土は南口からの入出場のみ) -
加藤清正によって築城された熊本城
反りのある高石垣や巧みな縄張りといった独自の技術が特徴で、日本三名城の一つ
その雄姿を見ようと天気も良いこともあり、外国人も含め大勢の観光客が押し寄せています。 -
熊本城は清正公によって慶長12年(1607)に築城された後、寛永9年(1632)に加藤家が改易され、細川家が熊本藩主になります。
そして二百数十年を経て・・・
明治10年(1877)西南戦争開戦直前の火災で大小天守が焼失
昭和35年(1960)鉄骨鉄筋コンクリート造で再建
平成28年(2016)の熊本地震で瓦の落下、石垣の崩落などの被害発生
・・・復旧工事により令和3年(2021)に天守閣完全復旧となります。 -
熊本城内部は、1F加藤時代、2F細川時代、3F近代、4F現代というように歴史博物館になっています。
展示品が多く、解説も詳細で丁寧に見ていると丸一日かかりそうなので、目に付いたものをサクッと見ていきます。
そして6Fが展望フロアで熊本の市街地を一望できます。
天気が良く、遠くまでよく見えました。 -
約1時間半ほど熊本城を見学して、続いて徒歩10分ほどの場所にある熊本市役所へ。
土曜日で閉庁日ですが、14階にある展望ロビーは土日も開放されており、正面玄関から右側に回り込み、南側入り口から入りエレベーターで14階へ。 -
展望ロビーからも熊本市街がよく見えます。
もちろん天守閣の復旧が完了した熊本城の雄姿も!
ただなんですが、ここ数年高知城や松山城など現存天守を見る機会があったので、鉄筋コンクリート造のお城はありがたみが薄いような気が少し(失礼!)(^-^;
ご存知でしょうが現存天守とは、江戸時代以前に建設された天守が現在も保存された姿で残っている天守閣のことで、12城のうち5城は国宝となっています。 -
熊本市役所の展望ロビーからは遠く阿蘇・外輪山が見えるようです。
残念ながら展望ロビーのレストランは閉店時間とのことで、自動販売機でドリンクを購入して暫し休憩タイム。 -
熊本市役所で休憩してから、今回の旅の最後の観光スポットへ。
学芸員資格を持つ友人Oさんに敬意を表し、「熊本市現代美術館」を訪れます。
市役所から徒歩10分、時刻は14:40です。 -
2002年10月に開館した熊本市現代美術館。
熊本市中心部・上通入口の複合ビル、びぷれす熊日会館3階にあります。
友人Oさんは、開催中の企画展「遠距離現在 Universal / Remote」を鑑賞。 -
なお多彩な企画展(有料)を行うメインのギャラリー以外はすべて無料。
国際的に活躍する草間彌生さんの作品も無料で鑑賞できます。 -
印象派とフェルメール以外はあまり興味のない私は、草間さんの作品を鑑賞。
そのあと美術書から漫画まで、様々なジャンルの書籍を自由に閲覧することができるホームギャラリーを覗いたり、ミュージアム・ショップをぶらぶら。 -
約1時間ほど現代美術館で過ごし、通町筋から花畑町まで路面電車に乗り、再び桜の馬場・城彩苑へ。
コインロッカーに預けていた荷物を取り出し、熊本空港へのリムジンバスに乗るため徒歩で桜町バスターミナルへ向かいます。 -
2019年9月にバスターミナルを中核とした複合商業施設「SAKURA MACHI Kumamoto」が誕生。
商業施設、ホール、ホテル、分譲マンション、バンケット、シネマコンプレックスなどの複合施設となっており、その1階部分の中央約3分の1のエリアがバスターミナルとなっています。 -
色々な施設がありますが、そこはスルーして1階のバスターミナルへ直行。
16:05発のリムジンバスに6番乗り場から乗車して、阿蘇くまもと空港へ向かいます。こちらもスイカが使えて助かりました。 -
途中渋滞もなく、16:50に熊本空港に到着。
こちらの空港は保安検査を通った後の、制限区域にレストランやお土産屋さんが充実しているので、そのまま直ぐに保安検査場へ向かいます。 -
夕食はフードコートにある馬肉料理で有名な熊本の老舗「菅乃屋」さんで。
菅乃屋は阿蘇の大自然の中に約90万坪の広大な自社ファームをもち、栄養豊富な牧草と名水、こだわりの自家製飼料でじっくり生育させているそうです。 -
馬刺しは苦手なので、こちらの「菅乃屋特製馬スジたっぷりカレー」(1400円)と生ビールをいただきました。
馬スジが口の中でとろけて美味でした。 -
夕食後、家族へのお土産にくまモンクッキーなどを購入。
搭乗時刻までまだだいぶあるので、旅客ターミナルビル3F 搭乗待合エリアにあるカード・ラウンジ「ラウンジASO」で時間をつぶします。
こちらのラウンジでは、嬉しいことに生ビール1杯が無料でいただけます。 -
受付カウンターでクレジットカードなどを提示して受付をすると、ビール引換券がもらえます。
引換券を受付に出すとメダルが渡され、それをビール・サーバーへ。
ビールを飲みながら2日間の旅行を振り返り、また次回の旅行先を検討します。 -
ラウンジでゆっくり休憩していると、そろそろ搭乗時刻が近づいてきました。
ラウンジのすぐ近くにある4Bゲートへ。
19:45から搭乗開始。 -
ジェットスターGK616便で成田空港へ向かいます。
定刻より15分遅れで20:15に離陸。
搭乗時には特に機内手荷物の重量チェックなどはありませんが、持込のアルコール飲料は機内では飲めませんとのアナウンス。
帰りの便はほとんど揺れのない快適なフライトで、予定より15分早く21:35に成田に到着。
あっという間の2日間でしたが、久しぶりのレンタカーを借りての旅行で、初めての土地のドライブや美味しいものを食べてリフレッシュできました。
どうもお疲れ様でした。
・・・終・・・
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