2023/11/01 - 2023/11/03
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East of Edenさん
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2回目のエチオピア
前回は直前に大きな仕事が入って、アディスアベバのホテルで5泊して仕事にする羽目に。
あのころは、外務省渡航安全情報のエチオピア地図は大半は黄色だったけど、今はほとんど赤。ダナキルも行きたかったけど、十分注意してくださいの地域は、アディスアベバ周辺とオモバレーくらい。
オモバレーが一番行きたかったので、黄色でよかった。オモバレーに5日間滞在することにした。
インドに初めて行った時の衝撃を超えるものがあったかも。
投稿規定遵守のため、写真にボカシを入れています。
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ナイロビ朝5時発の飛行機でアディスアベバへ。
最初の難関はアディスアベバからオモバレー近くのJinka空港への飛行機。
まず、この空港IATA空港コードが無い。そんな空港があるなんて。Unitedマイルを使って、ナイロビ⇒アディスアベバ⇒Jinkaのチケットを買いたかったけど、買えず。アディスアベバからJinkaは別に買う。これが安くない。
またJinka行の便が変更になり、アディスアベバの乗り継ぎ時間が1時間。国際線から国内線で間に合うかどうか。間に合わなかったら、次のJinka行は3日後。もしくはアルバミンチ行に変更して陸路でJinkaへ行くしかない。 -
ナイロビからの朝食はなかなかおいしかった。
隣の席が空いているので、乗務員に連れられて男の人が来たけど、その隣のオヤジがそこに座るな、と言い張る。オレが、あんたにはこの席を主張する権利はない、と言ってやったが、英語が良くわからんようだった。オヤジはずっと離陸からずっと祈っている。イスラム教徒なんだろう。 -
アディスアベバ空港について、優先順位を考えた。1 Jinka行に間に合うこと、2 SIMカードを買う、3 両替をする。
乗継便までの時間が短いことを伝えると、ビジネスクラス用の入国審査、セキュリティーチェックを通してくれて、何とか間に合いそう。
国際線到着の出口を出たらエチオピアテレコムのスタンドがあり、US10ドルでSIMを買う。5ギガデータ。このSIMが無かったら、本当にどうなってたんだろう。
US50ドルを出して、40ドルのおつりをエチオピアビルでもらい、両替も完了。
国内線へ。 -
Jinka行き間に合った。よかった。
飛行機でエチオピアン・オーソドックス教会のお偉いさん方とあった。一人はアメリカLAから一人はJinkaのBishop。多くの人がひざまずいてお祈りしていた。 -
もうすぐ着陸
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ジンカ空港の滑走路は短いです。
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小さい空港。空港出入口と搭乗口の間は10メーター。
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隣には中国が作っている新空港ビル。
中国人が何人か視察しているもよう。
一帯一路の罠にどっぷりはまったんだろうな。罠にはまったら出口はないが。。。 -
空港の外には沢山のTukTukが止まっている。200ビルでNassaホテルへ。
Nassaホテルに泊まると決めたわけではないが、ツアーエージェンシーをいくつかあたろうと。
空港からの道は凸凹、ぬかるみだらけ。インドにもこんな空港はみたことない。
しかもTukTukが秩序なく停まっているいるので、出るのが一苦労。
でも、エジプトや中東に比べて、ゴミがそこら中に落ちている、ということはない。 -
Nassaホテルの少し日本語の話せる兄ちゃんが、エージェントを紹介。ここでベビージンカと初めて会う。なんか恰好からして、成金ぽい恰好をしていて信用できないという感じ。この日を含めて5日間のツアー。原住民の部落訪問と写真代、ガイド、車代、朝食代を含めて、1日250ドルだと。
150ドル位を予想していたので、ちょっとびっくり。なぜそんなに高いのか?物価が上がっているからっていうけど、アメリカドルも上がってるよね。エチオピアで250ドルって相当高いお金だよ。200ドルにしろ、そうしたら受け入れるかもしれない。
ベビーは、200ドルで行けるかもと言っていたが、別のところもあたる、と言った。話し方態度から、なんか信用できない。
すると別のタヌキ顔のエージェントが現れる。日程を説明すると、300ドルだと。高すぎる、と突っぱねる。
談合でよくある作戦。値段を吊り上げるために、別の業者にさらに高い値段を提示させる。そんな作戦にはのらない。
オモバレーを安く回るウェブサイトに紹介されていたマモに電話。Nassaホテルで出会ったエージェントが信用できない、250ドルは高すぎる、と言う。マモはあまり乗り気ではなく、一度電話を切られた。もう一度電話した。
マモは近くのコーヒーショップで朝ごはんを食べているので来てくれないか、と言う。マモにオモバレーで何をしたいかを話す。マモは教育レベルの高そうな人で、英語も上手である。
マモは全て含んで1日300ドルだと。「はぁ~。じゃあ、いいです、Bye」と行こうとると1300ドルまで下げることはできると。それでもさっきのベビージンカの値段よりも高い。ベビージンカにごめん、やっぱりお願い、と言いに行くか?マモは260よりも下げると自分の取り分が無くなると。5日で1300ドル。1200までならできるがと。
マモの事務所に行く。そこにマモがフリーランスのガイドだと一人の男を紹介した。なんとベビージンカだった。知っているのか?うん知っている。さっきあったから。何となく気まずい。ベビーが200ドルでいいと言ったのにそれよりも高いマモのオファーを受けたからね。
そうしたら別の男が入ってきた。タヌキ顔の男。マモは知っているのか?と。うん、知っているよ。また気まずい。高すぎるみんな知っているのか。これってさ、皆、グルってこと?
手持ちのお金を出す。ドルユーロ全て合わせて860ドル。1300ドルにはるかに足りないので、5日ではなく4日間のツアーにしてもらった。1日240ドル(マモの言う自分の取り分がギリギリでる260ドルではなく)、4日で960ドル。100ドル足りない。マモは1万ビルを銀行で引き出してくれと。べビージンカにつれられてATMで5000ビルを2回引き出し1万ビルをマモに渡す。
これが迷宮入り事件の始まりだった。人生で迷宮入り事件っていくつかあるけど、まさか。前に家に不思議な事件がいくつか起こって自分にとてもやさしくしてくれた人が実は統合失調症でその人がこれらの事件を起こしたと母が主張して、その人は私はやっていないと主張したが、それ以来連絡が途絶えた、あの時の事はずっと忘れられない。 -
1日目の予定はMursi族の部落を訪問。その後アリ族の村のハイキング(結局雨で延期)。
ガイドのベビーとドライバーのダリと出発。
途中で道端に座ってお昼ご飯。豆とインジェラ。 -
Mursi族の部落は遠かった。
途中で国境なき医師団の車とすれ違う。ってことは、ここって、ひょっとして、かなりやばいところ?
Mago国立公園でレンジャーをピックアップして、でこぼこ道をひたすら進む。レンジャーは銃を持っている。
途中で素っ裸のmurusi族が出てくる。バブーンも出てくる。 -
ついにMursiの部落に到着。
Mursiのガイドが出てくる。なお、ツアー料金には写真代は含まれているので、好きなだけ写真を撮っていいとのこと。その方がいいよね。結局余分に払ったとしても。一人ひとりに金くれ金くれって言われちゃ、リラックスできないからね。 -
この村の人達ですが、小さい子は素っ裸。大人は腰巻だけ。でも女性は、観光客が来ると、胸を覆う人もいる。
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部落に入ってきた時、子どもたちは泥の地面に泥まみれで横たわっている。これじゃ野生動物とおんなじじゃん。
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子どもたちはペットボトルに入った泥水を飲んでいる。近くの川から汲んでくるんだって。
レンジャーも川の水を飲んでおなかの調子が悪いと、途中で役割り放棄。
川の水を沸騰させず飲むもんで、子供たちの死亡率も高いということ。大人の一人が寝込んでる。 -
綺麗な布を被っている女の子
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ムルシの女性は下唇に円盤を入れている。
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円盤をとると、下唇はこんな感じ
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この女性は下唇穴開いていない。
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これが女性の正装です。
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家の中に沢山の子供たち
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これはソルガムのおかゆ
この未開の部落ですが、驚いたことに、この部落では電話のデータが入る。
写真を撮って家族やお友達に送った。 -
働いているのは女性と子供ばかり
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石鹸をください、と言われて、持っていた石鹸を半分あげた。せっけんを切っている様子。水のボトルをください、と言われることもある。
衛生の大切さがわかっているみたい。 -
この陶器で出来た円盤を
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買いました。200ブル
とりたてですね。 -
火を起こすのも女性。
マッチを使わず、昔ながらの方法で。 -
今年7月にトスカーナの考古学博物館で約7千年前の青銅器時代の家屋を見せてもらったが、それよりもずっと原始的。この部落は青銅器を作る技術も無いので、旧石器時代(200万年以上前から始まる)の生活がそのままなのかもしれない。
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このカボチャを乾かした器はオモバレーではどこでも見られる。
水入れたり、コーヒーいれたり、食事をいれたり。
木には中国国旗が。。。。 -
1時間くらいぶらぶらしたが、そろそろ
村を後にする。 -
これはハチミツのお酒だと思う。
運転手のダリは、ムルシにかなりお金を払っていた。
飲みたくない。。。 -
Eyoubホテルにチェックイン
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蚊が多いので、蚊帳に入ってのんびり
このホテルはお湯がでるし、電気もあるし、インターネットもある。
全く期待していなかったからね。ちょっとびっくり。 -
Eyoubホテルのキッチン
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かわいいワンちゃんがいた。
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翌日の朝ごはん。スパニッシュオムレツとコーヒー
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この日はKey Aferの市場がある。
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昨晩雨が沢山降ったので、道がぬかるみになっていて、山越えしてくる人たちは、時間がかかる、ということで、11時半過ぎまでカフェで休憩
これはピーナッツティー。これはとても美味しかった。
ここでローカルガイドのベーカーと出会う。このツアーでは、ずっと同行するベビーに加えて、各村でその部族のガイドが付く。部族の人達は、エチオピアの公用語アルメリックを話すことができないため。 -
バスも走ってる。
このKey Aferは、交通の要所だということ。 -
市場へ
これは家畜市場
男たちばかり。 -
山羊は秤にかけて重さを調べる。
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この柵で囲まれている場所は、税金を払う場所だと。付加価値税なんだろう。税務署の人がいるらしい。
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これは酒場
皆集まってソルガムでできたお酒を飲んでいる。
ここでお酒飲んでみたかったけど、次の目的地があるので、また帰りに、ということで。 -
もう一つの市場。
女性ばかり。 -
これは噛みタバコ。
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これは鼻で嗅ぐタバコ
ちょっともらって鼻で嗅いだけど、くしゃみが。。。 -
これは第一夫人の首飾り。貝は宝のようだ。
第二夫人以降は、金属の環のみ。 -
この2つを買った。お面の裏はギター。子供たちが見るとちょっとトラウマになりそう。
右は椅子と枕になる。オモバレーの男たちは皆持っている。 -
野菜市場もあり、
まあ、食べものは豊かだね。 -
Bakerによると、この地域はバンに族とサンミ族の地域だそう。どうやって見分けるの?って聞いたら、サンミの女性の中には鼻に刺青をしている。ほかはほぼ同じだが、一方は背が高く痩せていて、他方は背が低く小太りだと。
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Turumiに向かう。
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豆のシチューがないので、卵をたのんだ。ベビーは羊のシチュー。
インジェラは、別にいやじゃないけど、毎日食べると飽きてくる。ベビーもそうだと言っていた。 -
Turumiから20分ほど行ったところにある
ハメール部落
ハメール族のガイドのカラをと一緒に訪問。 -
ハメール族は子だくさんでカラフル
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お嬢様方
普段は胸は隠してない。 -
子どもたちが集まってくる。しかもすごく近くまで。
写真撮って、写真見せて、って。
ガイドのカラがあっち行け、っていうんだけど、行かなくていい。 -
これは地元のビール
ガイドは飲んでも大丈夫、っていうが -
色からして、ヤバそう
でも、飲ませてもらった。
この後、おなかが緩くなったのは、予想通り。 -
お姉ちゃんがずっと弟をだっこしている。
弟の髪の毛がかわいい。 -
日の入り。
ここはブルジャンピングを見る場所だと。 -
ハメール部落の家はこんな感じ。
床には牛の皮が引いてあって、ムルシ族の部落よりも、生活水準は高い。
雨の予想だったので、この日はこの部落に泊まらないことになったが、天気は悪くなかった。明日が絶対にこの部落に泊まりたい、とベビーとカラに伝えた。
明日は違う部落でブルジャンピングがあるということで、楽しみな一日になりそう。
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この旅行記へのコメント (2)
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- durianさん 2023/12/30 23:04:29
- 憧れエチオピア
- East of Edenさん
こんにちは、エチオピア憧れています。日本からだととても航空券高くて
なかなかいけません。いつか行けるといいんですけどね。
素敵な写真が撮れていいなぁ
一人だからツァー組んでもらっても高いといえば高いのかな。
今ベトナムも外国人相手に無茶高い写真ツァーとかあって、驚くばかりです。
日本に住んでいる分は良いのですが海外に行くと円が弱過ぎて困ります。
durian
- East of Edenさん からの返信 2024/01/02 06:18:10
- Re: 憧れエチオピア
- durianさん
インドに代わる秘境としては、エチオピアいいですね。エチオピアはどこから入っても航空券が高いですね。ナイロビまで飛んで、ケニア国境からオモバレーに入ると安いみたいですが、時間がかかるみたいです。
オモバレー、現地で一人でツアー頼むと、1日US300ドルと言われます。ぼったくりかと思いましたが、どうも相場みたいです。250ドルまで値切れたら悪くないと思います。日本円安いつ解消するんですかね。
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