2023/10/11 - 2023/10/11
104位(同エリア119件中)
walkingmanさん
- walkingmanさんTOP
- 旅行記118冊
- クチコミ1392件
- Q&A回答16件
- 276,584アクセス
- フォロワー6人
以前から訪ねてみたいと思っていたお寺に高貴寺があります。ただ、交通アクセスが不便(最寄バス停へは一日4本)で行くのに二の足を踏んでいました。ところがそのバスの担い手である金剛バスが廃業するというニュースがとびこんできた。バスが廃止になる前に訪ねなければと思い、重い腰をあげてでかけてきました。
高貴寺の他に近つ飛鳥博物館他のスポットを組みあわせた日帰り旅行です(ただしかなり歩くことになるので、一般的にはおすすめしません)。
-
近鉄上ノ太子駅に着いたのが8時すぎ。自宅からは乗り換えが3回あったが乗り換えがスムーズにできて、予定より早く着きました。
上ノ太子駅から08:38発のバスに乗るつもりだったけど、次の目的地までは歩いた方が早そうなので、徒歩でむかいます。 -
叡福寺。
駅から歩いて20分強でした。
8世紀にはすでに存在したとされる古刹です。こちらは聖徳太子の御廟があるお寺です。叡福寺 by walkingmanさん叡福寺 寺・神社・教会
-
その御廟がこちら。聖徳太子とともに、その妻、母が葬られています。正面に建物があって、その奥に古墳。古墳に生えている樹が黒々としています。
-
古墳を横から見るとこんな感じ。
墳墓は石で囲われて堅固なつくりです。建物はあくまで導入部であって、木の生い茂る部分がメインであることがこの造りをみるとよくわかります。 -
御廟にお詣りしてから境内をひと回り。
二重塔は全体の高さのわりには相輪が大きいですね。 -
叡福寺のむかいにあるのは西方院。
西方院 寺・神社・教会
-
鐘楼の内部が独特でした。仏様が座っておられます。鐘の音をきいておられるのでしゅか。
-
グーグルマップで見つけた植木家墳墓。大きな木が目立っていますが、石塔が墳墓なのでしょうか。
蘇我馬子、あるいは小野妹子の塚という伝承があるそうです。だとすると、植木さんは蘇我馬子の子孫かもしれません。ちゃんと整備されていたので、植木さんがていねいに管理されているのかもしれません。 -
近つ飛鳥博物館。
古墳時代から飛鳥時代にかけての博物館です。叡福寺からは2.5km。
富田林駅と喜志駅から公共交通の場合バスがあるのですが、残念ながら上ノ太子駅(叡福寺方面)からの路線はありません。したがって歩きました。近つ飛鳥博物館 by walkingmanさん大阪府立近つ飛鳥博物館 美術館・博物館
-
博物館のメイン展示室全景。古墳から出土した埴輪や剣などの展示が主なもので、中央に仁徳天皇陵の模型があります。
この博物館は展示品だけでなく、建物そのものも見逃せません。壁のない大空間の展示室です。 -
設計者は安藤忠雄氏。
-
いかにも安藤さんって建物です。
-
近つ飛鳥博物館から徒歩30分、推古天皇陵にやってきました。
推古天皇は日本初の女帝として有名なお方ですね。推古天皇陵 by walkingmanさん推古天皇 磯長山田稜 名所・史跡
-
陵墓は少し離れて見たほうが全体がわかります。田んぼの中にこんもりと古墳がもりあがっています。
有名な仁徳天皇陵などはあえて人の手がはいっていませんが、こちらは下草などが刈られていて、人の手で管理されているように見えました。 -
高貴寺にむかって歩いていると「平石城跡まで0.5km」という標識がありました。どのような城かも知らないのですが、足をのばしてみることに。
-
短いながらも山道でした。
-
平石城跡。
この地方の豪族だった平石茂直という人の城だそうです。楠木正成に味方した武将だとか。このあたりは楠木正成の拠点だった千早赤阪城にもほど近いので、南朝方についた豪族も多かったのでしょう。 -
平石という集落に入りました。のどかな農村集落という様子です。
実はこの集落まで金剛バスが路線を走らせていて、ここが高貴寺の最寄りのバス停になります。バスは上ノ太子駅から一日2本、富田林駅から一日2本の計4本しかありません。
金剛バスの廃業が決まり、周辺自治体が代替バスを運行するそうですが、今より便利なダイヤが組まれるとは思えません。 -
近々、地元の秋祭りがあるようで、ノボリが立っていました。この中に山車があるのかも…。とはいえ、拝見するところ平石地区の住居は少なく、人口減少がすすんでいる様子。コミュニティを維持するのも難しくなっていくのだろうと想像したしだいです。
-
平石から10分程奥にはいったところに高貴寺がありました。正面には寺の門があります。が、高貴寺の前に磐船大神社に寄ることにしました。高貴寺の前をスルーして、手前の散策路らしき道を10分程すすみます。
-
磐船大神社。
明治の神仏分離で高貴寺から分かれた神社です。解説板には「天磐船、浪石、燈明石などの奇岩怪石が多く…」と書いてありました。古くからの聖地であったことが想起される神社です。 -
大きな岩がありました。木がのみこんでいます。
神社周辺には、解説の通り、奇岩がゴロゴロしているのですが、どの岩にも解説がないので、この岩が天磐船なのか浪石なのかわかりません。でも、むしろ、書いていないところが好ましい。 -
小さな入口があって、古墳のような気もしますが、実際はどうなんだろう。
-
地面から高さ30センチほどの位置で、境内地をぐるっと取り囲むように、動物除けの電線が張られています。参拝するのなら気をつけましょう。
-
高貴寺に戻ってきました。
僕は司馬遼太郎氏の『街道をゆく』で、この寺院の存在を知りました。ここはいわゆる観光寺ではありません。
山門の掲示に「写真撮るより字を書け絵をかけ一句だせ」とありました。境内に入ったら写真なんかにかまけずに目で見て心で感じなさいという意味でしょうか?と勝手に解釈しました。 -
境内はひっそり静かでした。金堂も講堂も古寂びている。
手がまわらないのか整理が行き届いていない様子でした。下草がのび、すこし荒れています。高貴寺と磐船大神社 by walkingmanさん高貴寺 寺・神社・教会
-
鎌倉時代のものだという宝塔。
隣の桜の花が咲いたら、枝の位置が低いだけに、塔と高さが揃ってきれいだろうなあと想像する。
…山門の忠告はきかずに、写真撮っちゃいました。 -
平石という集落に戻ってきました。ここからバスで富田林駅にでます。バスの発車時刻までまだ30分あります。集落には喫茶店もないようなので、自販機で缶コーヒー買ってぼーっとバスを待ちました。
幟旗によると、秋祭りは先程たずねた磐船大神社の祭りだそう。磐船大神社は無人だったから、実質的には高貴寺がとりしきっているのかも。 -
のんびりした田園風景。
-
金剛バスで近鉄富田林駅へ。着いたのは15:10でした。
駅前に観光案内所があったので寄ってみることに。
係りの方に観光情報を聞くと、近くに日本の道100選の道があるというので、行ってみることにしました。富田林観光案内所 by walkingmanさん観光交流施設きらめきファクトリー 名所・史跡
-
町並み保存地区がありました。寺内町と書いてじないまちと読むそうです。
-
直進できないよう、少しですが、辻でわざと道をずらしています。防衛を意識した江戸時代からの町割り。100選に値する趣のある通りがありました。
富田林寺内町 by walkingmanさん富田林寺内町 名所・史跡
-
旧田中家。
明治25年に建てられた古民家で、無料で内部見学ができます。 -
町の中心にあるのが興正寺別院。
このお寺を中心に町ができたから寺内町とよばれるのかな。 -
1時間あまり散歩して、富田林駅前に戻ってきました。駅前ロータリーは金剛バスがはばをきかせています。緑の車体が見られるのもあとわずか。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
35