2023/10/14 - 2023/10/14
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はなまりんさん
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秋晴れの一日、今日こそ、かねてより憧れの麺鉄ちゃんぽんを食べに、「たびら平戸口」に行こう!と奮起しました。
この度の麺のお店は、佐賀から長崎にまたがって走る松浦鉄道の、たびら駅構内にあるちゃんぽん専門店です。いわゆるエキナカ食堂。
いつかテレビで紹介されてたのを見て、ミーハーなハナとマリン君は俄然その気になっちゃったというお話。ちゃんぽん大好き!!
なので当然、鉄道旅ですよね?!
ところがところが、、、早朝から出かけるぞと張り切ってはみたものの、鉄道を乗り継いでいくとすると、めっちゃ時間がかかってほぼ一日がかりなのだと判明。とりあえずその日のうちに帰ってはこれそうだけど、こりゃあかなりハードル高いぞ!!? さあ、どうする??ロートル夫婦!!
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 私鉄 自家用車
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-
「麺鉄の旅・松浦鉄道たびら駅でちゃんぽん」と銘打ってるんだから、松浦鉄道メインは当然として、全行程を鉄道だけで組むとすると、
〈第一案〉博多駅からJR九州長崎本線の佐世保線特急みどりで有田まで行き、そこでン時間待った末、松浦鉄道伊万里行きに乗り換え、伊万里で更に佐世保行きに乗り換えてたびらを目指す。
〈第2案〉特急みどりで佐世保まで行き、時計回りの松浦鉄道に乗り換え、たびらを目指す。
〈第3案〉西九州自動車と並んで走っている(たぶん・・)JR筑肥線で伊万里へ行って松浦鉄道に乗り継ぎ、たびらを目指す。
筑肥線は、福岡市西区姪浜で福岡市営地下鉄空港線と相互乗り入れしているため、結構便利なんです。
しかしどれを選んだにしろ、各鉄道のダイヤの組み方&乗り換えの待ち時間、+各駅停車の列車のスピード等も計算すると、福岡市内からたびら平戸口まで都合4時間近くかかるみたい・・・
復路も似たようなもので、結局往復で8時間近く、つまり丸一日かかる勘定。
う~~~ん どげんしよ! (~_~;)
そやけんていうて、鉄道をやめて全部車でバーッと行ったら、麺鉄やないごとなってつまらんもんねえ・・・・・ -
すると、なんとマリン君が名案を思い付きました!
「伊万里まで車で行って、そこから松浦鉄道に乗れば??」
な~るほど、その手があったか!! 車と鉄道のコラボたいね!!
でかしたマリン君!! いつの間にそげん賢うなったと?? ヽ(^o^)丿
と言う訳で、福岡市内から西九州自動車に入り、玄界灘沿いを一路伊万里へ向かうという案を採用したのでした。
2023年10月14日、福岡の自宅を9時に出発。マイカーでひたすら西へ西へ。
昔は唐津までしか道がなかったのに(いや、下道はもちろんあったんでしょうけど、、)今や、高速やら自動車道やらが繋がってて、めっちゃ便利になってました。
(*^▽^*) -
このルート、車は少ないし下道に入っても信号も滅多にないし、たまに海が見えたりでなかなか気分いいんですが、トンネルの多いこと、びっくりします。 背振山系やら東松浦半島の付け根やらをぶった切って通した道なんでしょうね?!
あと、トイレ休憩の出来るようなSAもPAもなくて、ちょっと困りました… -
伊万里駅到着11時。ここが松浦鉄道の伊万里駅舎です。
この左側に、道を挟んでJR筑肥線の伊万里駅舎もあります。かつての国鉄時代には続きの線路だったのに・・・伊万里駅 駅
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駅前の広い駐車場に車を停めます。
XV君、ここで待っとってね。 (^_^)/~ -
おやまあ、伊万里駅ってとってもオシャレ! 駅舎内に駅ピアノが置いてあります。
弾く人がおるんやろね? よかね~~ (^^♪ -
松浦鉄道のキャラは可愛い西浦ありさちゃん。鉄道むすめですって。
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確かに、駅事務所兼観光案内所にもありさちゃんがいますね。
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券売機で、伊万里~たびらの切符を購入。片道1230円/1人。
ただし往復割引2000円/1人。
片道券を購入した後に往復割引に気付いて、事務所のお姉さんに聞いてみたら、ハイハイと交換してくれましたよ。
佐賀の人は感じのよかね~~ (#^.^#) -
乗車券と整理券。
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ホームに出ると、列車が二台並んでいます。ディーゼルです。左が時計回りで有田に向かう列車。右が私たちの乗る反時計回りの佐世保行きです。
伊万里駅はスイッチバックの駅なんです。 -
一両編成。スッキリした白と青。
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肥前 WESTLINER。
そっか、筑前52万石の西隣は肥前松浦藩だもんね。 -
車内に乗り込みます。2列と1列。一部ベンチシート。
海側の2列向かい合わせシートを占領。地元の方も5,6人乗車。
途中、乗り降りする乗客がそこそこありました。オジサンもオバサンも高校生も。
地元の足として結構活躍しているみたいですよ。 -
運転席。
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運転手さん、よろしくお願いしま~す。
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1番線から発車。11:24。
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さっそく黄色のコスモスがお出迎え。本日のテーマカラーは黄色!の第一弾です。
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川を渡り
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町を抜けて、トコトコ走ります。
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次に現れたのは一面黄色の田んぼ。稲刈りまじかの稲の穂が揺れています。 黄色第二弾。
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途中の駅では、地元の小学生が描いた絵が壁面を飾っています。
「東山代 ひがしやましろ」 楽しいね♪♪♪東山代駅 駅
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「なるいしえきへようこそ」♪♪♪
鳴石駅 駅
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「今福」♪♪♪ 長崎県に入りました。
今福駅 駅
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「鷹島口駅」♪♪♪
鷹島口駅 駅
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「大崎」♪♪♪ え?こんな駅あったっけ??
どの駅の絵も年数が経っているようで、色も少し褪せていますが、松浦鉄道愛にあふれています。ほっこり♪ お客さんを歓迎してくれているのかな?
ありがとう! (*´ω`*) -
海が見えてきました! 北松浦半島を、伊万里湾を望みながら北上しているんです。
曇ってるから海の色はイマイチだけど、広々してていいな~~
(*´▽`*) -
あ、なんか、木がじゃまして写真が撮りにくいよ。 (*_*;
シャッター切ろうとすると、植物がさえぎるんだよね。 -
そりゃ、植物だって一生懸命生きてるんだろうけどさ・・・
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お客さん呼び込みたいんなら、松浦鉄道さん、何とかしてよ~~ (*ノωノ)
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あー やっと海がいっぱい見えた!
この辺りの島は上がべちゃんとしてて面白いね。 -
おや、魚市場と看板の上がっている建物が見えます。
ン? 松浦魚市場?!
…そう言えば、ここらの駅のホーム辺りに、『お魚祭り』松浦魚市場、とかなんとか書いた小さなポスターが貼ってあったっけ…?
…そう言えば、調川駅だったかな、買い物袋をさげたジモティーらしき人たちが乗ってきたっけ…?
後日ググってみたら、なんと、10月14日一日限りの、松浦魚市場の一般公開日だったらしいんです! 日頃は誰でもが入れるような施設ではないらしく、とても貴重な催しで、前もって申し込みが必要だって。
お魚大好き人間マリン君の悔しがること悔しがること。新鮮な海の幸が大量に買えたのに、って。ここで降りたかったよ~って。
でもさ、この情報、ジモティーじゃなきゃ分かんないよね?
リサーチ不足で、マリン君の負け。 可哀そうだけどさ。 (≧▽≦) -
火力発電所がありました。
九州電力の石炭火力発電所です。 発電所前という駅もあります。
出力100万キロワット。一時は東洋一の石炭火力発電所と称されたこともあったとか。石炭は海外からの輸入。松浦発電所前駅 駅
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福岡市民も、ここの電気のお世話になっているんですよね。 感謝!
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さて出ました、本日のテーマカラー黄色の第三弾。 ブタクサ。
別名 セイタカアワダチソウ でしたっけ?
外来生物で、一時、日本の植生を台無しにするのでは、と騒がれたこともありました。でも近年、またススキが勢いを盛り返して、日本の秋の風景が戻ってきましたよね。一安心でした。
ところが、この辺りでは何のその、ブタクサが勢いよく繁茂しているではありませんか!!
松浦半島のススキは負けちゃったのぉ?? -
駅の周りだってこの通りブタクサだらけ。西木場駅。
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わお、着きました! たびら平戸口駅着 12:46。 日本最西端の駅ですって!
たびら平戸口駅 駅
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駅のそばに、「日本最西端の駅」という石碑がありました。
なるほど、そうだったのか!! ・・九州の地図を思い浮かべて納得・・
島嶼部を除いた本土だけなら、長崎は最も西にあるし、平戸口が一番西側だということですね! -
シンプルな駅舎。昭和だなぁ・・・いいなぁ
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あっ あれだ! 元祖海鮮ちゃんぽんの店!
だけど あれれ~ (;´Д`) -
なっ なんと!! お休み??!!
が~~ん ショック・・・
あんたがちゃんと調べとかんけんたいっ!
二人で罪のなすりつけ合い!
・・ばってん、しょんなかたいねぇ・・・ (/_;) -
駅に居合わせた地元の方に教えてもらって、ここはひとまず港の方に下りて行くことにしました。片道15分ほどで平戸口の港に出ます。
そこへ行けば食堂やレストランがあるそうです。何か食べなくちゃね。お腹空いてますもん。
平戸島と本土を結ぶ平戸大橋が奇麗に見えています。 -
お店が何軒かあるようです。ほっ。。。
田平駅は閑散としてたのに、ここいらへ来ると結構にぎわってます。みなさん、車で来てるんだろうな。平戸港交流広場 名所・史跡
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でも、お刺身おかわり自由で人気のこの店も、
お食事の店萬福 グルメ・レストラン
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キャパありそうなこのお店も、どこも満席で10組待ちかそれ以上。土曜日のお昼時だもんねぇ・・
平戸西端夢浪漫 平戸店 グルメ・レストラン
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それでも、しばらく待って、なんとかこのお店に入ることが出来ました。
皆さん、ほとんどが海鮮丼や海の物尽くし定食なんかをオーダーしているようです。 -
でもね、私たちは初志貫徹、ちゃんぽんを頼みました。
このためにここまで来たんですからね。 (^_-)-☆ -
美味しかったですぅ! タコやらエビやら貝やら、海の幸がギッシリ! ちゃんぽんは平戸じゃイチオシメニューなのかも!
そういえば、ちゃんぽんは長崎が発祥の地ですよね?!
美味しいの、当たり前たいね! (*^^)v -
ごっそさん♪
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満腹になって人心地が付いたので、ちょっと気持ちに余裕ができました。で、辺りを見回すと、港を少し離れた途端、えらく町がさびれているのに驚きました。
駅まで戻る15分の道がずいぶん寂しく思われました。どうしてこんなことに…?? -
再び、たびら平戸口駅に戻ります。
たびら平戸口駅 駅
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田平駅構内には、鉄道博物館がありました。
JRから松浦鉄道に変わった時の記録などが主な展示品だったかな。 -
14:48発の伊万里行きに乗車。時計回りの松浦鉄道です。
伊万里着15:53. -
伊万里駅の駐車場で待機してくれていた愛車に無事乗り込み、元来た道を逆戻り。
よくよく見れば、西九州自動車の沿線にも黄色第三弾のブタクサがいっぱい。 ススキにもう一度返り咲いてほしいな~~ -
日が暮れてきました。糸島富士の可也山に夕日が落ちていきます。
帰宅は19時頃になりました。ちょうど一日がかりの日帰り旅行。
ローカル鉄道とちゃんぽんの旅、地味だけどおススメですよ~♪
(^.^)/~~~
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