ワールド・オブ・ウィナーズで手に入れた無料往復航空券で香港をぶらぶら　その１

2023/10/15 - 2023/10/20

6月に日本でも行われた香港国際空港提供のワールド・オブ・ウィナーズ香港無料航空券のキャンペーン。　キャセイの抽選にエントリーする一方で、香港航空の先着順のサイトに運よくアクセスでき、妻の分も含めて拍子抜けるほど簡単に航空券が取れてしまい、いきなり香港旅行が現実化してはしゃぐ年金生活のオヤジ。　
取り敢えずキープしてキャセイの抽選結果を7月迄待ちましたが、結局外れてしまったので、初めて利用する香港航空で久しぶりの香港へ行ってきました。

成田に前泊後、香港で3泊4日の計画でしたが、帰り便の成田到着が遅れ、横浜までの交通手段がなくなって、またも急遽成田に宿泊することに。　思いがけない5泊6日の旅となりましたが、そうなったらそうなったで楽しみましたよ～！

その1は、成田前泊で訪れてみたかった鰻屋さんに始まり、翌日香港への移動から2日目の観光までをまとめました。　
よろしかったら覗いてみて下さい。

エリア 香港(香港)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: 香港航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅行初日
明日の便は9時半なので、当日朝の移動でも間に合うのですが、ちょうどいい機会なので以前から訪れてみたかった成田の鰻屋さんに行く為に、前泊することにしました

成田第2ターミナル駅まで京浜急行と京成電鉄を乗り継いで、成田第二ターミナルへ　
2度の乗り換えがありますが、昼の空いている時間なので、ずっと座って移動でき、乗車料金も1,859円とお得です

第2ターミナルのバス停から無料のホテル行きバスに乗車
30分に1本出ています

前泊の宿は、成田東武ホテルエアポート

成田空港へ一番近いことを謳ってますが、確かに近いです
第2、第3ターミナルからなら歩いても10分程の距離です

成田東武ホテルエアポート 宿・ホテル

部屋はデラックスツイン
32㎡の広さで、ゆっくり寛げました

アゴダで予約
11,160円ですが、キャッシュバック特典付きなので、後日1,700円程戻されます

よくある普通の浴室です

浴室

行きたかった鰻屋へ

夕刻に第2ターミナル駅から京成本線で2駅の公津の森駅で下車
徒歩10分足らずの住宅街の中にある”鰻処さかた”です
平屋の和風の造りできれいなお店

鰻処さかた グルメ・レストラン

店内も洒落ています

事前に予約してあり、奥の窓際の席があてがわれました
外の紅葉がライトアップされ、いい雰囲気です

先ずは、う巻きで一杯
今日もビールがうまい！

続いてうな重特上　4,400円　
成田の地酒”長命泉”と一緒にいただきます

妻は、ごはん少なめの特上半身　2,860円を選択
半身といってもご飯の量が少ないだけ
こういうメニュー設定があるってことがそもそも気が利いてる

お店の雰囲気もよく美味しゅうございました
前泊した甲斐がありました

二日目の朝
ホテルの窓から空港ターミナル方面の眺め

今日もいい天気

朝7時にホテル発のバスで第1ターミナルへ
直行便だったので、10分足らずで到着
近！(゜o゜)

久しぶりの成田空港なので、混雑ぶりがわからず、かなり余裕を持って来てみたら、オンラインチェックイン済みだから預け荷物も専用カウンターで簡単に終了
保安検査、出国審査も予想に反してあっけなく終え、今回はラウンジも利用できないし、免税店を覗いた後は、搭乗口近くのテレビの前に陣取って、お握りほお張りながら朝ドラ鑑賞する老夫婦でありました

定刻に搭乗開始
ほぼほぼ満席の様です

本日お世話になるA320
中華チックな素敵なデザインです(;'∀')

無料のチケットですが、サーチャージや施設利用、それに事前座席指定が有料だったので、総額27,000円/人ほどの費用が掛かっています

指定したのは２列目の席
なかなか年季の入った機材で、モニターも残念ながらなし

座席間はこんな感じ
5時間のフライトは、老体には辛かった…(ﾟДﾟ;)

隣の席の一人旅の男性が親切に写真撮って下さいました

ほぼ定刻にテイクオフ

天気がいいので、横浜港もバッチリ見えました

江の島が見えてきた～♪

富士山の雪をまとったきれいな姿も見れました

有料で事前座席指定をした甲斐あり

機内食
といってもバターミルクっぽい味の温めたコッペパン一つだけ
ビールはリクエストしないと提供されないようです

関西以西は雲がかかって、再び景色を望めたのは、香港着陸寸前でした

ほぼほぼ定刻に香港国際空港へ着陸

A320お疲れ様
中華チックなデザイン、素敵です

入国手続きから両替まではスムーズだったのですが、このあとスマホを楽天の海外通話・ローミングが切り替わらず、時間ばかりが過ぎてゆく
日本で事前に確認準備してきたのに、妻も私のスマホもぜんぜん繋がらない　いやはやまいったな～(ﾟДﾟ;)
明日の観光チケットやクーポンなどすべてスマホの中なので、仕方なくセブンイレブンでSIMを購入して立ち上げました　
5日間のSIM代88HKD/枚というもったいない出費　円安だからバカにならないよ～(;O;)

空港からはA21バスで移動

宿泊するメトロパークホテル旺角前のバス停も停車してくれます
だいたい50分程で到着するので、電車移動して駅からホテルへの移動を考えると、これが一番早くて便利なはず

宿泊したメトロパークホテル旺角（翌日撮影）
このホテルの目の前にバス停があります
渋滞もなく到着

メトロパーク ホテル モンコック ホテル

スーペリアルーム
22㎡で香港の3つ星ホテルにしては相対的に広め
Agodaで予約　3泊で49,000円弱　キャッシュバック特典付きの予約、6,500円ほど戻されるので、実質14,000円位/泊でしょうか
香港もホテル代高くなったもんだ

この部屋コネクティングルームで室内ドアーを通して隣室の音が結構聞こえるザンネンな部屋
あとあと気づいたので、変更はせずこのまま利用しましたが…、
これからはチェックイン時の確認事項にしたいと思います

浴室
シャワーのみ

備え付けのシャンプーは使用後髪がボサボサ、ボディーソープは泡立ち悪く使いずらかったので、持参したほうがいいです
私たちは近くの薬局でDoveの旅行セットを早速購入しました

ホテルで一息ついて、小腹が空いたのでTsim Sha TsuiにあるMak's Noodleへ雲呑麺食べに

現役の頃、現地代理店の責任者がランチで連れて行ってくれた銅羅湾のお店を訪れたのが最初
九龍と香港島に何店かあるので、香港に来る度に近い店でよく食べていた懐かしの雲呑麺
その後ミシュランのビブグルマンに掲載されたようで、他店に比べ強気の価格設定ですが、それでも香港に来たらここで雲呑麺は食べておきたい
横浜でも、孤独のグルメで紹介された南奧美食で食べれるけど、自分にとってはやっぱりここのが一番おいしいかな

麥ガン雲呑麺世家 中華

雲呑麺

小ぶりの器なので、2杯くらい平気でいけちゃいますが、これで今のレートだと800円位　コスパはどうなの？って思われるかもしれませんが、うまいからOK
ところでワンタンは？　

Don’ｔ worry! 　 ちゃんと入ってますよ～！（ロンドンで大うけした”とにかく明るい○○さん”調）
レンゲで掬うとこの通り

油菜もオーダー
菜の花系の菜心を頼んだつもりが、レタスの西生菜を頼んでしまったようです
でも、まあこれはこれでおいしゅうございます

雲呑麺のサイズ感は、これでおわかりいただけるかと

その後、重慶マンションで追加の両替
空港の両替からしたら、やっぱりここはお得

チョンキン マンション (重慶大廈) 市場

ペニンシュラホテル
アフタヌーンティーって柄じゃないから、いつも外から見るだけ

ちょっと待ちましたが20時からヴィクトリアハーバーのシンフォニー・オブ・ライツを楽しみました

夜景を背景に慣れない自撮り

ショーを堪能した後は、地下鉄でホテルの最寄り駅太子駅へ
駅出口にあるこちらの店でチャーシュー饅（９＄）とごま団子（？）を外帯
近くのセブンイレブンでビールも調達

寂しい初日の夕飯ですが、お腹も空いていなかったので、ホテルで部屋飲みして香港初日終了

香港2日目の朝
ホテルの窓からの光景
今日も天気は良いようです

ホテルから歩いても10分程のベタなこちらのレストランでこの旅最初の飲茶

倫敦大酒樓 (ロンドンレストラン) 中華

朝の8時位
お客さんはローカルがほとんど

我々夫婦の前のテーブルに訪れたこちらの老婦人ふたり、かなりの常連さんらしく、既製のネームプレートが予約席として置かれていて、席に着いた後の器の洗杯も手慣れたもの　そしてウェイターの気遣いも別格
この二人の婆様は何者じゃ？　
会話の内容は分からないけど、楽しげな雰囲気に思わず写真をパチリ

腸粉と粽

小籠包

エッグタルトも頂いて、お茶代含め157HKD
日本円で3千円強の豪華な朝食
円安何とかならんか～！

その後Nathan Roadを歩いてホテルへ
途中の街並み

交差路の街並み

香港名物だった道に張り出す看板も今はポツポツ残るだけ
観光都市の安全性確保から基準に合わない看板の撤去が進む一方、香港経済が低調なことから閉店するお店の看板が撤去されるケースも多いそうです
怪しく猥雑な看板の景色が懐かしい

ホテルに戻って一息入れた後、太子駅からMTRで東湧駅へ
途中一度乗り換えて、40分程の乗車で到着

これから昂平360のケーブルカーで巨大仏や宝蓮寺のある昂平へ行きます


駅を出て左方向へ
ケーブルカー乗り場まではこんなサインがあって分かり易い

昴坪360 (ゴンピン360) 体験・アクティビティ

乗り場へのアプローチが見えてきました

平日の運航開始10時を少し回った時間ですが、既に行列

当日券の窓口購入のレーンと事前購入券のレーンがあり、事前購入券が行列が少ないとの話もあったが、実際はあまり変わりません

KKdayで電子バウチャーを事前購入
スタンダードキャビン往復　シニア2人で5,930円
バウチャーからチケットへの引き換えの際にシニアの証明を求められるはずが何もなし　　
まあ確かにダレが見てもシニアにしか見えないけど

やっと乗車できます
この日は火曜日ですが、結局約30分程並びました

麓の駅を出発

1キャビン８名での乗車です
定員は17名のようですが、これもコロナ社会での配慮なのでしょう

昂平360

東涌湾の周辺には高層マンションが立ち並んで、香港らしい光景

この山の向こうへどんどん上ってゆきます

指定公園域内でのこのロープウェイ建設は、法律で車両の乗り入れが禁じられたことから、建設資材をロバで運んだという信じがたい話があります

振り返った始発駅周辺の景色

どんどん高度を上げてゆきます

麓から随分上がってきました

香港国際空港もはるか下に見えました

25分程の乗車で昂平駅に到着

昂平駅前には、ケーブルを背にこんな撮影スポットもあります

手乗り天壇大仏
って、よく見たら全然乗ってない！のザンネンな一枚

駅から少し歩くと中国の古い街並みを再現したという昂平ヴィレッジ
テーマパークのような建屋には土産物やカフェ、軽食などのお店が入っています

道の向こうに天壇大仏が見えてきました

ゴンピン ビレッジ (昴坪市集) テーマパーク・動物園・水族館・植物園

山門を抜けて右に大仏への階段が伸びています
ここまでロープウェイ駅から10分程です

長～い階段を上ります

階段の中間地点で一休み

登りきると、大仏が大きすぎて真下から撮影するとこうした写真になってしまいました　　
高さ34m、屋外大仏としては世界第2位の大きさなんだそうです

大仏の台座を囲むように左右3体の六天母像が据えられています

台座からは巨大な寶蓮寺も見えます
創建の歴史は浅いですが、規模の大きさから香港四大禅林の中で一番有名なお寺だそうです

さて見学を終えて、268段あるという階段を下ります

最近妻は膝の調子がいまいちで、こういう階段の下りが苦手
夫婦手をつないでゆっくり下ります

かなり慎重に時間をかけて無事降りてきました

できれば、ここからしばらく歩いた心経簡林というパワースポットまで行って見たかったのですが、無理せず昼食を取りにヴィレッジに戻ることにしました

點心が続いたので、この日はこちらでサンドウィッチにビールで昼食

その後隣のスタバで食後のコーヒー
それにしても、このサイズのコーヒー一杯が48HKD、日本円に換算すると約900円
円安のおかげで、海外旅行もタイヘンだ～！

ブラックコーヒー900円に見合うだけスタバでまったりした後は、ケーブルで下山して、東湧駅からMTRに乗ってそのまま香港島まで移動

中環辺りでスイーツでも食べようかとうろうろしているうちに、石畳の階段が続くポッテンジャーストリートまで来てしまいました
香港初代総督の名に由来すると言われ、歴史を感じさせる素敵な通りです

大館まで登ってきてしまいました
ここは明日来ようと思っていたので、スルーしてスイーツ探し

ぶらぶらしている内に、人だかりが

フォトスポットとして有名なストリートアートでした
この日は、韓国からのオモニがたくさん壁に張り付いて撮影中

すぐ近くなのでついでにこちらも来てみました
SMAP香取慎吾さん作のアート「大口龍仔」
こちらは人もまばら
オモニはあまり趣味じゃないのかな？

妻がSMAPのファンなので、記念撮影させていただきました（妻の写真は割愛）

再びスイーツを求めて香港の坂道をぶらぶら

ソフトクリームのお店を見つけて入ろうとしたら、席が一杯　
今日はスイーツに縁がないのかも
あきらめて店を離れようとしたら、店の壁にもこんなかわいいアート
勝手につけた題名は、”君は食べれてよかったね”

スイーツに未練を残しつつ、ミッドレベルエスカレーターを下って行くと途中、出張時よく来たMak's Noodleのお店が

よし、もうスイーツやめて夕ご飯にしよう！

ってことで、中環駅からMTRで太子駅に移動し、一旦ホテルで小休止後歩いて5分程の一點心へ
ホテル周辺で評価の高かった點心のお店
ローカルの客が中心の店ですが、SNSのおかげで海外の客も増えているようです
（って、自分もそうですが）

一點心 中華

ビールが飲みたくて尋ねたら、外のコンビニで買って来てというので、セブンイレブン行ってロング缶2本持ち込みです

オーダーは茹でチンゲン菜と右の丸いのは家郷威水角という豚肉のもち包み揚げ、奥のどんぶりは北菇滑鶏飯というシイタケと鶏肉の蒸しご飯
これだけで自分たちにとっては結構なボリュームですが、

さっぱり系も欲しくなり健康素餃
野菜中心の蒸し餃子

お茶代が2名で12HKDがプラスされますがトータル115HKD
円安で換算してもコスパ高く、點心食べるならまたここかな
美味しゅうございました

食事の後女人街をぶらぶら

記憶にある過去の賑わいはなくて、場所を間違えたかと思った
あっさり女人街観光は終わり、ホテルの近くのスーパーでビールとつまみ買って、部屋飲みして香港2日目終了です

3日目と最終日、そして日本帰国時のハプニングは次の旅行記にまとめます
ここまでご覧いただきありがとうございました

この旅行記へのコメント （2）

• とらじろうさん 2023/12/02 18:06:23

  よろしくお願いいたします！

  萬太郎さんのダンディーなお姿！
  大仏は乗っていませんが、それもまた楽しいお写真ですね。
  
  円安…涙
  美味しそうな食べ物がいろいろ出てきて、締めはお部屋でビール(灬º﹃º灬)♡
  
  階段の下り　お疲れさまでした。
  手すりがないと怖いですし、階段と階段の境い目に色がついていないと。
  足を踏む位置が分かりにくいのでゆっくりゆっくり気を使うものです。
  
  これからも楽しく拝読させていただきます。
  とらじろう
  
  

  萬太郎さん からの返信 2023/12/03 06:36:51

  こちらこそ よろしくお願いいたします！

  とらじろうさん、ご丁寧にコメントありがとうございました
  また、フォローバックまで頂き恐縮です
  
  台湾と新潟の旅行記楽しく拝見しました
  遊び心とホンネの織り混ざったコメント最高です！!(^^)!
  
  円安、早くどうにかならんもんですかね～
  おかげで香港以降海外へ行きたくてもその気になれず、どうせお金かけるなら、国内でうまいもの食べて旨い酒飲んでた方がいいやと、次の予定もまた国内になりました
  また、よろしかったらお立ち寄りください
  
  これからも素敵な旅をお続けください
  
  萬太郎