大好きなPEIでLong Vacation!（Cavendish編）

2023/09/01 - 2023/10/15

2017年に憧れていたPEIへ初めて行ってから、島の風景、人の優しさに感動して、また絶対にいつか行こう！と思っていました。
今年、コロナ明けの久しぶりの海外旅行が出来る！と思ったとき、真っ先に浮かんだのがPEI!　いつかやってみたい、と思っていた「住んでいるように海外で暮らしたい」という夢を叶えてきました。
様々なトラブルも体験し、たくさんの人にお世話になり、とても感慨深い旅になりました。

エリア プリンスエドワード島(カナダ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: エアカナダ
• 旅行の手配内容: 個別手配

９月１日、札幌、新千歳から成田へ。ここからまずは中継地のトロントへ飛びます。今回の旅行はちょっとだけ贅沢に長時間フライトだけはプレミアエコノミーにしました。本当はビジネスにしたかったけれど、昨今の物価高騰…無理でした。

トロント着が同日の午後４時頃。機内でSIMも交換したし、と思ったらここからトラブルの始まり…
≪トラブル①≫取り替えたSIMが使えない！SIMは今回の旅行で初めて使ったのでこの時点でかなり心臓ドキドキ。情報はすべてiphoneに入っているため、泊まるホテルの名前もうろ覚え。結局同じ名前のホテルが２つありタクシーで２か所行き、何とかホテルに入ることが出来ました。明日はPEI。着いたらレンタカーでキャベンディシュへ行かなければならない…考えれば考えるほど寝れなくなりそうですごく怖かった…

翌２日、シャーロットタウンに到着。相変わらずiphoneは使えません…
とりあえず前に進むしかなくて、レンタカーを借りるためにデルタホテルへ。動揺していたのと疲れていたのとでタクシーの中にリュックを忘れて、ここでもレンタカー会社の人やホテルの人に助けられました。車に乗ったものの、どうやってキャベンディシュへ行けばいいのか判らない…とりあえず街を出なくちゃ、と走らせる私ってある意味すごい？？
途中、いろいろなところで道を聞き、出会った人にoffライン設定をして頂き、２時間強かけて何とかキャベンディシュに到着。
お世話になる「Cavendish Breeze inn」というB&Bは奥様が日本人、かつ前回も泊っていたので、話もしやすく、２人でやれば大丈夫！と言ってくださりiphone問題も解決！（結局SIMロックが掛かっていた！日本で確認したのに
購入時期によってロック掛かっているのといないのが！そこまでちゃんと教えてよ！）

9/5 風邪ひいた、と思っていたので、早く治さなくちゃとせっせと薬を飲みながらも近くのナショナルパークへ！風が強くて思っていたよりも寒かったけど、やっぱり綺麗！

≪トラブル②≫持ってきた風邪薬残り少なくなったのでどこかで買わなきゃ、と相談したらまさかコロナじゃないよね？と念のためにテスト！立派にpositiveでした！という訳でここから先１週目はコテージに監禁！いや缶詰…
コロナだと判ってから、風邪薬を止めて、イブプロフェインに変えたら、頭重感も取れて、中３日でnegativeになりました。熱も出ず、ただただ退屈でした…笑

キャベンディシュ　ナショナルパーク

これ、ナショナルパーク近くにある　リチャードというお店の
ロブスターロール！
ロブスターロールはいろいろなところで食べられるし、味もそこによって
いろいろあるけれど、ここのはトップ３に入ると思う！笑

Breeze Innから歩いて行けるところにある　Green Gablesです。
2017年に来たときはこんなエントランスはなくて、いきなりGreen Gablesが
見えたんだけど、こんなに立派な建物になってました。

赤毛のアンの中に出てくる「お化けの森」です。

今回、2021年にお空へ旅立った愛犬のみるくをペンダントに入れて一緒に旅行しました。いつもお留守番だったみるく…出掛ける前にアニマルコミュニケーションで視ていただいている方が、みるくが「一緒にお化けの森や恋人の径をデートしようね！」って言っていたので一緒に歩いたよ?

ここから結構歩きます。どこまで行くんだろう？と歩いていたら道路に出てしまって、びっくり！でも経路を外れたわけではなくて、ちゃんとコースの一環でした。

こちらは「恋人の小径」
…でもどちらがどちらか、判りにくいくらい似た感じだったなぁ　笑

上からみて撮った海岸　海の底がとっても澄んでいて綺麗

ハリケーンが接近している、との情報だったのに、空はとても綺麗で、海も穏やか。

後で知ったんだけど40年に1度位しか来ないハリケーンが去年島を直撃して、大変だったとか…　その教訓でピリピリモードでした。
結局2年続けての直撃はなくて、2日ほど雨が降っただけですみました。

これトップの写真と同じなんですが、実はここでまたトラブルが…

≪トラブル③≫　ケープトライオンを見に行ったのですが、島特有の赤土を甘く見ていました…灯台までの道がまっすぐに海に向かっていて車１台がやっと通れるくらいの細い道、着いた先が駐車場になっていて、その向かいが灯台です。お天気も良くて、海も綺麗で感動していましたが、私の後に女の子の2人連れが同じく車でやってきました。道が狭いから先に戻ろうと発進させたら、ちょっと盛り上がったところでスタック！彼女たちが気づいてくれて押したり引いたりしたけれど、柔らかい土で抜けません…地元の人に応援頼むから、と言ってくれて戻ってしまい、助けが来るまでの10分間くらいがすごく心細かった…結局おじさんたちがジャッキをあげて、板を渡して、何とか抜けることが出来ました…
本当にPEIの方たちって皆親切！大丈夫、大丈夫と励ましてくれた言葉が本当に嬉しかった！

9/18　ハリケーンも去って、青空が広がっていたのでちょっと遠くまで…
BASIN HEAD　海がキラキラです。

同じくBASIN HEAD

2017年にも来たけれど、今回シーズンオフ？でお店はclosed、人もほとんどいませんでした…　９月がシーズンオフってのにビックリ！

9/20 Bottle Houses キャベンディシュから２時間弱　ここの建物はすべてボトルで
出来ています。コツコツ集めたボトルで家を建て、何度も修復して、と歴史のある
建物でした。

同じくボトルハウスの一つです。写真はないけれど、チャペルもあって申し込むと
結婚式もあげられるとか。　

Blue winds tea room　ここも日本人の方がオーナーのカフェ。メニューに
ビーフカレーがあったので久しぶりに日本食が食べられる！と思ったけれど、時期的？なのかカフェのみでした…残念

Blue winds のイエロームーンプディング。これは赤毛のアンの本の中に出てくるレシピを再現したものだとか。レモンでさっぱりしていてパクパク食べれちゃった。

実はブルーベリーパイもあって、かなり迷ったんだけど後でガイドブック見て
こっちを選んで正解！

Hopewell rocks
ここはコンフェデレーション橋を通って島からカナダ本土へ渡り、モンクトン北部沿岸にある潮の満ち引きの差が世界一というところです。HPで満潮と干潮のピークを
調べてから行きました。キャベンディシュからは約４時間掛かりましたが行ってよかったです

…で≪トラブル④≫
Hopewell rocks へ行くのは何とか迷わずに行けたんですが、問題は帰り！
来た道を戻ればいいんだと思っていたんですが、来るときはここのトラベラーさんから教えていただいていた「ロブスターの美味しいお店」にも立ち寄っていました。でも時間が早かったこと、車がオープン前から混んでいて、帰りに寄るのもなぁと諦めて帰ろうと思っていたんです。そのことが頭にあって、Google Mapで何度も右に曲がるように（一旦高速？を降りるように）指示されたにも関わらず、ロブスターは諦めたからとまっすぐに走りました！気が付いたらどこを走っているの？？状態で…結局１時間ちょっと迷走…　迷子は日本でも得意なんです、私…
それからはGoogle先生！と呼ぶことにしました！笑

同じく、ここも満潮時は海の底です。たくさんの人が「海底」を歩いていました。
（私は靴が濡れるのが嫌であまり遠くへは行かなかった　笑）

Hopewell rocks の説明文　干潮から満潮までの時間が６時間強。ガイドブックには
両方見るべき！ってあったけど６時間ここにいるのは…ねぇ…笑

サマーサイドのファーマーズ・マーケット
薄暗い地下のようなところに（笑）いろいろなショップが入ってました。

プリンスエドワード島国立公園にある灯台です。この日は赤土の道を見たいこともあって、セレクトツアーズさんの「北海岸ツアー」に参加して連れて行ってもらいました。

写真の真ん中遠くにあるのが、ダルベイバイザシーホテルです。川向うから眺めても
大きなホテルです。

ここが「赤土の道」　吉村和敏さんの写真集で見たのとおんなじ風景が見れました。

滞在中、何度か訪れたプリザーブドカンパニー。ジャムが有名ですが、他にもスパイス、紅茶などいろいろあります。ジャムの試食が出来るのが嬉しい

プリザーブドカンパニーで有名なポテトパイ！野菜たっぷりで美味しかった！
かなり大きいけれどポテトが美味しくて全部食べれちゃいました。

…あのポテトパイを食べた後のデザート…チョコレートたっぷりのブラウニー。
チョコレート大好きだけど、さすがに食べきれなかった…

インディアンリバーにある、PEIで1番古い木造建築の教会です。以前は中に入れたようですが、今はもう教会ではなくてコンサートホールになっているということで、この日は外観だけ…

この時期を選んだのが「PEIで紅葉を見たい」だったんですが、９月はまだ早かったようで…小さい秋です。

１か月お世話になったキャベンディシュBreeze innの外観です。こちらはお部屋が６つ入っています。

で、こちらが私が滞在したコテージです。キッチン、バストイレ、ベッド２つとゆったりと過ごせました。

もうすぐキャベンディシュともお別れ…と訪れたナショナルパークのOff Shoreへ。
風が強い日だったのに、ウィンドサーフィンしている人たちがたくさん。寒くなかったのかなぁ？

Victoriaの町です。こじんまりとした、とても可愛いところでした。

Argyle shore。PEIは至る所にこんな感じで観光スポットがあって、海岸線も似ているような、でもちょっと違う風景が見れて楽しいです。

上の写真の反対側をパシャリ！お天気も良くて、ずっと見ていたい海でした。

この旅行記へのコメント （2）

• 森の番人さん 2023/12/30 05:28:16

  こんにちは！

  Yasukoさん
  メッセージをありがとうございます。
  1か月以上も滞在されていたのですね～
  旅行記、一気に楽しませていただきました。
  臨場感溢れるトラブルストーリーもあり、読んでいる私まで、ちょっと心臓バクバクしてしまいましたが、それらのトラブルにも対処し無事に帰って来れると、不思議とそれらのトラブルも含めて良い旅の思い出として心に刻まれていきますよね。
  
  それにしても、ホントに美味しそうなロブスターロールの写真！
  私の中でもリチャードのロブスターロールがダントツでベスト入りしてますが、また食べに行きたいです。カナダに住んでいても、ちょっと遠いと感じますが･･･（涙）
  
  ケベクワは結構、スピード出しますよね。昔、ケベックに住んでいた頃、タクシーに乗ると、普通に130～140km/ｈくらい出してましたもん。Yasukoさん、頑張りましたよ！！
  だけと、やっぱり紅葉は毎年違うので時期を合わせるのが難しいですね～
  ところでカナダの紅葉っていうとローレンシャン高原が有名ですが、個人的にはPEIから近いノバスコシア州、Cape Breton Island, Cabot TrailのCape Breton Highlands National Parkの紅葉をいつか観に行きたいなぁと思っています。
  ローレンシャン高原は結構、針葉樹が多いので、紅葉時でも緑の木々が目立つ感じですが、Cape Breton Highlands National Parkを夏にドライブした所、針葉樹が少なく、半端なく広大な広葉樹の景色が広がっていたので、紅葉時は凄いんじゃないかと想像してます。
  もし、興味があれば、ここです。https://4travel.jp/travelogue/11433530
  
  しかし、スマホやクレジットカードが使えないとかのハプニングが旅先で起こると、ホント困りますよね。ちゃんと解決して楽しく旅を終える事が出来て、本当に良かったですね。
  
  私はずっと放置していた昔の旅行記を今頃になって、またボチボチとUPしてますので、もし良かったら覗いてみてください。

  Yasuko Sasakiさん からの返信 2023/12/30 12:26:21

  Re: こんにちは！

  森の番人さん
  早速見ていただいた上に、嬉しいコメントまでありがとうございました。
  やはり心臓バクバクでした？？笑　ホント、今回の旅行は何度”全部キャンセルして日本に帰る！”って思ったことか！
  でも空港でまたクレジットが使えなかったら…とか、キャンセルしても全額払わなきゃならないよね？とか考えて踏みとどまった！→もったいないしね…笑
  戻って来て約２か月、ようやくまたどこかに行きたいな、って思うようになりました。
  
  ロレンシャン高原、確かに緑の木々が多かったですね。紅葉なら広葉樹の方が綺麗ですよね！　森の番人さん、是非先に行って来てくださいな。で、写真upしてくださったら、私もまたそそられるかも！笑
  
  森の番人さんの旅行記も少しずつ読ませて頂きますね❣
  
  良いお年をお迎えください！