ケベス祭　2023

2023/10/14 - 2023/10/14

　国東半島に伝わる神の化身（ヶベス）がたき火の中に飛び込み、その火の粉を浴びて無病息災などを願う奇祭「ヶベス祭」が４年振りに行われました。

エリア 国東（くにさき）・姫島(大分)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

ケベス祭の会場、国見町櫛来の櫛来社

櫛来社（岩倉八幡社）の秋の大祭です。
ケベス祭は４年振りの開催です。

ケベス祭は毎年１０月１４日に開催されます。
この拝殿で神事が執り行われます。
神事の最後に木彫りの面を着けたケベスに神がのり移ります。

祭の見学者たち、この右手に大きな焚き火場あります。
多くのカメラマンは焚き火の前に集まります。

午後７時より神事が行われます。
トウバ（当場＝祭を担う当番）は外で神事に臨席します。

７時半に神事が終わります。
トウバは大きな柴に点火します。

ケベスが登場し、鐘や太鼓のネンガク（練楽）の列に入ります。

ケベスは突如焚き火に眼がいきます。

ケベスは焚き火に向って突進します。

突進するケベスをトウバが阻止します。

ケベスとトウバの凌ぎ合い
ケベスはネンガクの列に押し戻されます。

再びケベスが突入します。トウバが阻止します。
ケベスは３度突入を阻止されます。

４度目に突入に成功し、焚き火の中に飛び込みます。

ケベスは火をほじくり、火の粉を飛ばせます。

火の粉が飛び散ります。迫力ある火祭りです。

同じように３度突入を阻止され、４度目に焚き火に突入します。

２度目の突入です。

火の粉が周囲に飛び散ります。

神職が止めに入りますが、ケバスは言うことを聞きません。

今年のケバスは気合いが入っています。

前にいたトウバに、「気合いが入っているはアルコールが入っているからか、」と聞いたら、「今年のケベスは、これまでやりたくて仕方なかった者が担っているから」という返事

漸く神職の言うことを聞き、ケベスはネンガクの列に戻ります。

３回目３度目の突入、ケベスとトウバの決闘

ケベスはネンガクの列に戻されます。

３度目の突入です。

最後にケベスのまき散らした火の粉をトウバが受け継ぎます。

トウバは火の粉を参拝者に浴びせます。

火の粉を浴びると無病息災が叶うと言れます。

会場は火の海、喚声と叫声が飛び交います。
壮大な火祭りです。
ケベス祭は由来や起源がなど謎が多いことから「奇祭中の奇祭」と言われています。