ワルシャワの旧市街散策　その１

2023/09/30 - 2023/09/30

秋の始まりのワルシャワを一人旅で訪れました。特に気に入ったのはクラクフ郊外通りを軸とする旧市街で、ショパンゆかりの教会やワルシャワ大学、王宮、王宮など見所がぎゅっと詰まっていました。大通りを行きつ戻りつしながらの散策となり、気に入った場所は時間を変えて２回～３回訪れました。魅力的なワルシャワの街を３回に分けて旅行記にまとめてみました。これはその１です。

エリア ワルシャワ(ポーランド)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

雨上がりの新世界通りです。

新世界通り 散歩・街歩き

地下鉄でNowy　Swiat　Uniwersytem　駅で下車し、北に向かうと旧市街のメインストリートである【クラクフ郊外通り】となっていて、南に向かうとこちらの【新世界通り】になります。ワルシャワ市民の普通の生活に密着したお店が多数軒を連ねている場所で観光的な要素には乏しかったです。

新世界通り 散歩・街歩き

新世界通りを示す標識です。

新世界通り 散歩・街歩き

新世界通りから踵を返して北側に向かいます。こちらからメイン通りの【クラクフ郊外通り】です。

クラクフ郊外通り 散歩・街歩き

クラクフ郊外通りに入っていきます。

クラクフ郊外通り 散歩・街歩き

地下鉄のNowy Swiat Uniwersytem 駅で下車して、王宮前広場にむかう大通りがこのクラクフ郊外通りとなっていました。通り沿いに北に進むと聖十字架教会、ワルシャワ大学、大統領官邸などの見ごたえのある建物が次から次への目に飛び込んできました。この通りの雰囲気を堪能するため、何度も行きつ戻りつ散策しました。

クラクフ郊外通り 散歩・街歩き

クラクフ郊外通りの南端に近い場所にあって、ショパンの心臓が安置されていることで有名な教会です。シンメトリーの教会の正面入り口前には、十字架を背負ったキリストの像があり、興味深く感じられました。

聖十字架教会 (ワルシャワ) 寺院・教会

均整のとれた美しい教会でした

聖十字架教会 (ワルシャワ) 寺院・教会

聖十字架教会入口から雨上がりのクラクフ郊外通りを望む。

聖十字架教会 (ワルシャワ) 寺院・教会

クラクフ郊外通りを北に向かって歩き始めると、すぐ右手に見えてくる建物がこちらです。この建物自体は、大通り沿いの建物中では比較的地味に思えました。むしろ宮殿のすぐ北側正面のコペルニクスの像の方がよく知られている存在です。

スタシッツ宮殿 城・宮殿

クラクフ郊外通りを王宮に向かって北上した際、スタシッツ宮殿の北側の広場でこちらの大きな銅像が目に飛び込んできました。天動説が支配的であった時代に、地動説を唱えた事で知られるコペルニクスの座像でした。天球技のような観測機器を手にした聡明そうな顔の銅像前では、大勢の観光客が写真をとっていました。

コペルニクスの像 (ワルシャワ) モニュメント・記念碑

ワルシャワ滞在中にクラクフ郊外通りに面した【ワルシャワ大学】に２回足を運びました。立派な正門には赤と白のポーランド国旗と並んでウクライナの青と黄色の国旗が掲げられていて、かの国への連帯感を表しているようでした。

ワルシャワ大学 建造物

キャンパスを散策すると綺麗な建物が続きます。

ワルシャワ大学 建造物

工事の仮囲いがありますが、これも上品な雰囲気の建物です。

ワルシャワ大学 建造物

ワルシャワ大学のキャンパスに隣接した建物。教会のようでした。

ワルシャワ大学 建造物

キャンパスに足を踏み入れると、宮殿のような校舎が並んでいて、こんな所で学べる学生たちが羨ましく感じました。

ワルシャワ大学 建造物

【ワルシャワ大学】の正門をくぐって進むと、奥に淡いクリーム色の建物が見えてきました。どっしりとした存在感のある建物で、大学の施設いうことで内部の見学はできませんでしたが、外から見るだけでも十分に価値がある建物だと思いました。門の上部の意匠も非常に立派で、いつまで見ていても飽きることのないような素晴らしさでした。

カジミエシュ宮殿 城・宮殿

古典様式を取り入れたファサード

カジミエシュ宮殿 城・宮殿

古典様式を取り入れたファサードの写真をもう一枚。

カジミエシュ宮殿 城・宮殿

ワルシャワ大学】のキャンパスを散策した後で向かったのが、大学正門に向かって左手に隣接しているこちらの【ウルスキ宮殿】です。左右対称の均整のとれた宮殿で、とても上品な印象を受けました。あまり知名度が無いのか、立ち止まる人も少なくゆっくりと眺めることができました。

ウルスキ宮殿 城・宮殿