広島市西消防署　山本理顕　（2024年のプリツカー賞を受賞しました）

2023/10/08 - 2023/10/08

山本理顕先生、2024年のプリツカー賞を受賞しました。おめでとうございます。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240305/k10014380311000.html
以上、追記UPします。

広島に来たら、どうしても市内で見たい建物が２つあった。

１．広島市環境局中工場　（谷口吉生）

２．広島市西消防署　　　（山本理顕）

2023年10月8日（日）午前中、両方を見学出来た・・・幸せな時間。

山本理顕さんの作品はご自邸及びその付近（神奈川県横浜市）など幾つかを見て来た。同じテーマで同じような感じで、メタルをまとった印象が僕の中には在る。優しい感じの方で、2度ほどお会いしている。

ここは、実用の極致、消防署。
日々の訓練や地域の安全を守る方々が働き、過ごす建屋としてのハコであり、且つ山本理顕さんらしさを見せる。さて、どうなっているか。

エリア 広島市(広島)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

アサイチに広島市環境局中工場（谷口吉生）を見て、午後から友人との待ち合わせだったので駆け足で西消防署へと向かわねばならなかった。
携帯マップによると、西観音町が近いらしいが、赤バス２４番の停車地点で見るとどうやら平和記念公園前で下りて、５－６ブロック西へ歩けば行けそうだ。
どちらかと言うと極力徒歩が選択肢となるので、丹下健三の恰好良い建屋前でバスを降り、右手に丹下を見ながら（後ろにはイサムノグチ橋！）西へと向かう。

結構歩いた先に見えて来ました、一目で山本理顕さん、メッシュなメタルでまとった外皮です。
訓練での建屋回りの綱でつたったりもあるのでしょう

広島市西区都町４３、が住所銘板です。消防署の受付にご挨拶をして首から掛ける見学者証をお預かりします。

＊建屋内は共用部はご自由に見学下さい
＊４階の展示室と表示された居室以外は建屋居室内への立ち入りNGです
＊撮影は自由です

こんな首から下げる外来観覧者証を掛けます。
無愛想なツラしてます、ごめんなさいですがエレベータ内で1人作り笑いも気味悪い！

エレベータで上階へと先ずは登ります
エレベータ内の表示によるとこんな感じです

7階まで進み、そこから見学開始です
メッシュ＆メッシュ＆ルーバー、階段踏面が怖いっす

下りる時は特に下向きますから一段ずつ恐る恐る・・・
で、消防署は結構塗装が剥がれていました

ルーバーが直射日光をやわらげ、建屋内の熱効率にも良い影響を及ぼしているのだと想像

真正面を向いて（矢張り塗装剥離が気になります、ドブ付け亜鉛メッキでしょうからもとより柱自体には影響なさそうです）

天井ガラス板などはくすんでしまっており、若干生活臭出てます（キレイに清掃出来るすべはあるのでしょうが、消防署的にはあまり気にせず？ご利用されていらっしゃるのか？

ハイ、こんな感じの剥離状況デス

接合部などはしっかりしていますから機能的には全くもって問題ない様子

ひたすらこんな画像が続きます

下見ると・・・

やはり怖いデスねー
あと、余計な話ですがスカートNGです

建屋内には結構なボイドがあり、そこに紐を張って忍者レンジャー訓練されるものだと思われます。錆びていますが機能上は問題なしでしょうね

こんか感じです

2001年のBCS受賞銘板

模型を見ると全景が分かります
4階の資料室（唯一入って良い居室）内にありました

模型別角度から

模型上部より

模型もうひとつ別角度から

はい、こんな感じの建物です

しつこく模型画像の最後です

エレベータで登り、階段で下りて行きます

こんな梁の下側は体育館が地階にあります

下を見るとこんな感じです

1階に戻って来ました

普通に消防車とかがある場所も「どうぞ」でした

裏手の階段画像
消防団員の方々が大きな声を張りながら駆けて上り下りしておられました、ご苦労様です！

まさに備品棚も自由に見させて頂きました・・・市民に開放している素晴らしい許容度デス

こんな感じで消防車の裏側を歩いたりさせて頂きました

そして、こちらが受付ともなる見学者首掛けをお預かりした場所です（1階脇）

有難うございました！
こんなにも自由に見学させて頂きまして深謝です！