2023/09/23 - 2023/09/27
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yukaritri-pさん
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阪急交通社さんのツアーにひとり参加♪
シェムリアップ遺跡巡りの続きです。
2日目から、いよいよ本格的に観光がスタート。
今回のツアーは、遺跡を古い方から巡る
スケジュールになっています。
ホテルの部屋を出る前に、水の準備。
シェムリアップは気温が高いので
水分は必須です!!
ホテルから毎日2本、
ミネラルウォーターをサービスしてもらえるので、
(ダブルのお部屋を1人で使ってるので…)
一本は歯磨き用にして、
もう一本を冷蔵庫で冷たくして、持っていきます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス 飛行機
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
PR
-
遺跡に行く前にまずはパスの購入から。
アンコールワットをはじめ、
シェムリアップの遺跡を観光するためには、
「アンコールパス」という入場券を
購入する必要があります。
電車やバスの定期券みたいなイメージ?
遊園地のパスの方が近いかな?
とにかく、ひとつ持っていれば
対象の遺跡(ほぼ対象ではありますが)は
全てまわれます!
使える日数によって値段が変わり、
期限が長い方が1日あたりの料金は
安くなる…という設定です。
アンコール遺跡群チケット販売所で
購入出来ます。 -
パスには顔写真が入るので、
カウンターに並んで料金を払うときに
いつの間にか撮影されています(笑)アンコール エンタープライズ (アンコール遺跡観光チケット売り場 史跡・遺跡
-
私たちは3日使えるパスを購入。
これは62ドルなのですが、ツアー料金に
チケット代は含まれていました。 -
ちなみに、他には1日券と7日券があるそう。
・1日券(37$)→ 購入日当日のみ有効
・3日券(62$)→ 購入日から10日間有効
・7日券(72$)→ 購入日から1カ月有効
3日券と7日券は、連続しなくても
有効期限内の任意の日に使って良いそうです。
パスの裏に日付が書いてあり、
遺跡群のエリアに入る前に、
スタッフさんが当日の日付にホールを開けて
「使用済み」にします。 -
なので、1日他でショッピング等を楽しんで、
また翌日から遺跡観光…という
スケジュールも可能!
パスは12歳未満の子どもは不要だそうです。
ちなみに、このチケット売り場、
営業時間は 5:00~17:30 。
アンコールワットに朝日を見に行く方が多いので
早朝から開いているそうです。
各遺跡に入るときもパスを見せる必要が
ありますので、
取り出しやすいところにしまっておくのが良いかと!
私たちはツアー会社さんが
首から下げるストラップ付きのケースを
用意してくれました^ ^
🔸🔸🔸🔸
この日のパス売り場は全く混んでおらず、
(日曜日なのに…)
全員スムーズに購入が完了。
最初の目的地、ロリュオス遺跡群の
ロレイ寺院は向かいます。 -
少しバスで走ると、田舎の景色になりました。
アンコールパスを首から下げて
最初に向かったのは「ロレイ寺院」。
「ロレイ」は、ロリュオス遺跡群のなかで
一番新しいヒンドゥー教の寺院です。
893年に作られました。
遺跡のすぐ近くに駐車場がありましたので、
辿り着く(炎天下の中歩く)難易度は低めです。 -
ロリュオス遺跡群は、
王都がアンコール地域に移る前の王都の跡。
(平城京と平安京の関係みたいな)ロレイ 建造物
-
同じ遺跡群のプリア・コーやバコンを建立した
インドラヴァルマン1世&その奥様を祀るために、
息子のヤショーヴァルマン1世が建造したものです。 -
そのヤショーヴァルマン1世が、
アンコールで最初の都市を見つけた方…というわけです。 -
ロリュオス遺跡群は、短いツアーだと
カットされちゃうマイナーな場所なのですが、
カンボジアの歴史を知るには
行っておきたい重要な場所。 -
実際、この日は地元の学生さん達が
歴史の勉強で見学に来てましたよー。 -
入り口には当時の文字で、
この遺跡を作った理由や作った人のことなど、
説明が書いてあるのだそうです。 -
観光客が少ない遺跡なのでゆっくり見られるのも
良いポイントかと!
ロリュオス遺跡群の
メインの寺院3つは割と近くにありますので、
半日あれば巡れると思います。
ちなみにこのロレイ寺院。
今はすぐお隣に仏教寺院と僧院が建っています。 -
こちらの寺院も伺ったのですが、
天井画が綺麗でした! -
とてもカラフル!
少し前に建て替えられたばかりだそう。 -
入り口にお賽銭箱?
寄付金を入れられるボックスがありましたので、
おつりに貰っちゃったリエル札とかが余っていたら
入れてあげても良いかと。
ロリュオス遺跡群で2番目に行ったのは
「プリア・コー」。
アンコール遺跡の中でも最古の遺跡です。
クメール王のインドラヴァルマン一世が
879年にご先祖さまを祀る為に建てた寺院で、
ヒンドゥー教の神シヴァに関するものが
配置されています。
ちなみに、名前の「プリア・コー」は
聖なる牛…という意味。
もちろん、居ます! -
砂岩でできた牛の彫像が3体ありました。
白い雄牛で、シヴァさんの乗り物なんだそう。プリア コー 史跡・遺跡
-
寺院は、ドイツの政府機関の出資で
ただいま絶賛修復中。
ソティー(現地ガイドさん)さん曰く、
塔を順番に修復していっているそうです。 -
3基の煉瓦塔が2列に並んで、
計6基建っています。
前列の中央の塔が1番高い塔になります。
これが、クメール王朝の創始者、
ジャワバルマン2世に捧げられたものです。 -
前の三つが3人の王さまに捧げられたもので、
後ろの三つはそれぞれの奥さま達に
捧げられたものだそう。 -
塔にはそれぞれ漆喰の美しいレリーフが
残っています。 -
とても繊細でびっくり!
この遺跡の見どころの一つです。 -
この塔がある基壇は二重の周壁で
囲まれていたそうですが、
現在はほぼ、崩れてしまっています。 -
これはこれで、趣があって良いんですけどね!
-
ロリュオス遺跡群、3番目=最後に行ったのは
「バコン寺院」。
ここは、ロリュオス遺跡群の中で
最大の遺跡になります。 -
遺跡の手前でバスを降りて、徒歩で向かいます。
バコン 史跡・遺跡
-
途中の参道には、巨大な蛇ナーガが。
-
ヒンドゥー教の天地創造神話に出てくる
とても人気がある蛇神さま。
遺跡巡りをしていると、かなりの確率で
目にする神様です。
ちなみにこの蛇神様。 -
後ろ姿がちょっとかわいい❤️
バコン寺院もお堀に囲まれているのですが、
周りにはお花がたくさん咲いていて、
水の中にも蓮の花が咲いていたり、
とても景色が綺麗です。 -
さてこのバコン寺院。
881年にインドラヴァルマン1世により、
ロリュオス都城の中心寺院として建てられました。
5層のピラミッド型に構成されていて、
アンコールワットの原型となったと
言われています。 -
ガイドのソティーさんのお話によると、
建設当初はレンガ造りだったそうですが、
12世紀に砂岩で造り直されたとのこと。
五層はそれぞれが違う世界で、
一層目 → ナーガの世界
二層目 → ガルーダの世界
三層目 → 夜叉の世界
四層目 → 羅刹の世界
五層目 → 神様の世界
…となっているのだそう。
(メモり間違いだったらごめんなさい💦)
近くに行くと、その大きさに圧倒されます。
なかなかの段差ですが、
頑張って神様の世界まで登ってみることに。 -
昔のカンボジア人は
なんて足が長かったんだろう…
各階はくるっと360度、
一周できるようになっていて、
各四角には
象の像(ソティーさんがホントにこう言った)が
配置されています。 -
バコン寺院は、アンコールワットに比べると
レリーフが少ない…ということですが、
よく見ると綺麗に残っているところもありました。 -
レリーフやアバターの彫像を眺めながら登って
ついに五層目=神様の階へ。 -
上から見下ろすと、参道が綺麗に見えました!
-
1番上の中央祠堂の中には、仏様が祀られています。
-
バコンは元々はヒンドゥー教の寺院として
建てられましたが、
今は敷地内に仏教施設も併設されています。 -
ほとんど崩れてしまっていますが、
周りにはたくさん建物があった跡が。 -
このバコンを建てたインドラヴァルマン1世は
3代目の王様になるのですが、
その後の4代目の王様、
ヤショーヴァルマン1世のときに
後継者争いが勃発して
王宮が破壊されてしまったので、
今のアンコール遺跡の場所に都が
移されたそうです。 -
当時のクメール王朝はなんと世襲制ではなく
実力重視で次の王様を決めていたので、
ちょいちょい内戦が勃発していたみたいですね。
午後からは街からバスで約1時間ほどの
バンテアイ・スレイ寺院へ。
ここはアンコールパスが使えます!
967年、ラージェンドラヴァルマン王が
臨席する下で寺院の着工式が行われ、
息子君のジャヤーヴァルマン5世の時に
完成しました。 -
駐車場でバスを降りてから遺跡までは
少し歩きます。 -
この遺跡の名前、バンテアイ・スレイは
「女の砦」という意味なのだそう。
(バンテアイ→砦、スレイ→女) -
ほとんどが赤っぽい砂岩で作られている
遺跡です。
この寺院の見どころは、
浮き彫り細工のレリーフ、繊細な彫刻などを
きれいに見ることができること!バンテアイ スレイ 史跡・遺跡
-
とても繊細で細かい彫刻が全体的に
施されていて、美しい遺跡です! -
この日は幸い空いていて、ほぼ貸切状態!
その美しい彫刻をゆっくり鑑賞出来ましたよー。 -
ほんとに細かい!!
この彫刻は、先に石を積んでから
掘っていく方法なのだそう。 -
ガイドのソティさんが、
「硬い石なんだけど、柔らかそうに見えませんか?
なんかチョコレートみたいよね」
…と言っていたのが印象に残っています。
そう言われると、
ちょっと美味しそうに見えてくるという…(笑)
とても立体的な彫刻なので、
葉っぱのレリーフのところとか、
ほんとに柔らかそうに見えるんです^ ^ -
「アンコール美術の至宝」と呼ばれている…と
説明頂いたのですが、納得です! -
この寺院のエピソードとして有名なのは、
1923年にフランス人の作家で冒険家の
アンドレ・マルローさんの逮捕劇ではないかと。
発掘したここの美しい女性像に魅せられて、
持ち出してフランスに持って帰ろうとして
逮捕された…という。 -
「東洋のモナリザ」と呼ばれているその美女象は、
今は周辺がら立ち入り禁止になっていて、
遠くから見ることしかできません。
女性像は全部で16体あるそうですが、
確かに穏やかな表情で、
そばに置いておきたくなるような
柔らかい雰囲気なんですよねー。 -
レリーフは、ヒンドゥー教の神話の蛇神ナーガや
シヴァ神、インドの伝説「ラーマーヤナ」なども
掘られています。 -
こんなに綺麗な状態で残っているのが凄いことですよね!
-
このバンテアイ・スレイ遺跡は
他の遺跡群&街から約40km...と離れているので、
ここだけで半日程度は必要となりますが、
行く価値は十分にありだと思いますよ!! -
その3へ続く
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