2023 最初の秋は千畳敷カールへ

2023/10/02 - 2023/10/02

2023 秋の一番は中央アルプス千畳敷カールへ。新宿まで行ってバスツアーに参加してもいいけど、今回は1人でのんびりしたかったので、高速バスを利用。現地の路線バスとロープウェイを乗り継ぐのですが、関西などから団体客が押し寄せていて、帰りのロープウェイは整理券をもらって1時間待ちだった。マイカー客も多いので、帰りのバスも大混雑で、乗車に時間がかかる。帰りの高速バスは遅い時間で予約した方が良い。

エリア 駒ヶ根(長野)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 2.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

京王バス中央道日野バス停7時15分発に乗車。この写真は上り線のバス停。帰りはここで下車。

途中双葉でトイレ休憩をとりました。

バスの窓からはこんな風景。途中の八王子、相模原まではガスっていましたが、だんだん晴れてきた。

駒ヶ岳バスターミナルで下車。ターミナルとは行っても、バス会社の事務所もない。案内チラシが置いてあるだけ。

バスターミナルから路線バスへ乗り換えの為の地図。地図に従い、道を渡る。

バスターミナルからすぐのところにバス停があった。JR駒ヶ根駅が始発で、駅まではバスターミナルから歩いて3分。

マイカー利用だと、駐車場が菅の台バスセンター周辺にあるので、ここから路線バスを利用する必要がある。マイカー利用客が大変多く、ここからは補助席を使っても乗り切れなかった。この日はバスを増発していた。

ロープウェイから見た風景。滝がいくつもあった。ガスの中で綺麗に紅葉。

駒ヶ岳ロープウェイは始点駅しらび平駅から終点駅千畳敷駅までの高低差が950mで日本一だそうです。

1662mから2612mまで7分30秒。あっという間。

終点駅千畳敷駅は駅としての標高が2612mで、日本一だそうです。ホテルが併設されていて、このホテルが千畳敷カールのガイドツアー「SO・ RA・TO・KI」を行っているので、今回利用してみました。

ホテルのテラスからの眺め。

まずは駒ヶ岳神社へ参拝。

駒ヶ岳神社の右手に遊歩道が続きます。ここからガイドツアーに出発。千畳敷カールを45分で一周しながら、案内をしてもらう。

ガイドツアーは、期間限定で、土日月曜日のみ。ランチをしていたら、案内放送があったので、申し込んだら、参加者は私を含めて女性二人だけでした。今年は紅葉は期待外れ。

高山植物のチングルマが紅葉。

こんなにたくさんのチングルマの綿毛。夏はさぞかし綺麗でしょう。

本来なら赤く色つくナナカマドがすでに枯れている。

ナナカマドの葉が枯れて、大きな赤い実が着いている。ガイドさんも15年やっていて初めて見るそうです。

この中央に登山路が。八丁坂。ガレ場の為、登山客はヘルメットと届けが要。実際にはこれを知らずに皆さん歩いていた。

実をつけた2種類のナナカマド。右と左で、実の大きさも全く違う。こんなことはやはりガイドさんじゃないとわからない。

途中の遊歩道には、キンバイが狂い咲き。

説明を受けたけど、名前を忘れました。

この赤いのが枯れたナナカマド。

剣ヶ池のそばの広場までやってきました。

剣ヶ池は枯れていた。

剣ヶ池側からだと、さっきのナナカマドがこんな風に見えた。

広場からはちょうど、左に富士山、右に塩見岳が見えた。

剣ヶ池の周りには白玉の木が群生していた。

チングルマの赤の左には、りんどうの紫。

剣ヶ池の周りには、可憐なりんどうも数多くあった。キンバイも白玉の木もりんどうもガイドさんが教えてくれたけど、多分1人で歩いていたら、気付かなかったと思います。他にも数多くの高山植物を見ることができた。紅葉を見に出かけたら、思いの外、高山植物をたくさん見ることができました。

赤く色づいたナナカマドが見られたのは、ここだけでした。昨年は栗駒で赤の絨毯を楽しんだけど、今年の秋は高山植物が楽しめて、とても楽しかった。夏のベストシーズンは7月20日頃で、何十種類もの高山植物が咲き乱れるそうです。

午後2時を過ぎると、午前中とは違って、宝剣の下は陰ってしまいます。撮影は絶対午前中ですね。