2023夏・北海道東日本パスの旅（パート３：猛暑で疲れ果てたので温泉療養…）

2023/08/24 - 2023/08/24

2023年8月後半の北海道東日本パス（以下北東パス）を使用した旅の3日目の様子を、本旅行記では綴らせて頂きます。

前日の電話呼び出しで、この日の午前中は南瓜の収穫作業。
いつもはもっと遅い時期から始まる作業なので、早いな～、と思って畑を見てみたら納得。

何と、暑さのため、そこらじゅうの南瓜が”爆発”しているんです。高熱障害で赤くなったりすることはよくあったのですが、今年の猛暑は南瓜も破裂するほど強力だったみたいで、予定より早い収穫作業となりました。

作業中も猛暑に襲われつつ、10時の休憩中は畑の真ん中で西瓜を頂いたりしつつ、午前中はフラフラになって終了。


という訳で、午後からは疲れ果てた体を癒すための温泉療養へと出かけることにいたしました。

（表紙：天塩川温泉駅）

エリア 枝幸・中川・音威子府(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス 自転車 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

午前中は猛暑（35度位になった）続く中での南瓜の収穫。
逃げ場のない南瓜も可哀想だな、等と、爆発した幾多の南瓜に憐憫の情を寄せつつ…。

逃げ場のある私（？）は、午後から北東パス3日目旅程の開始となります。

こちらの13時16分発名寄行きにまずは乗車します。

おおっ、またラッピングちゃんが来てくれたぞ～♪

和寒駅 駅

という訳で…。

行くぜ、温泉！

左側に座ったので、まずは下士別駅跡地を。
この光景も、撮り慣れる位撮ってるな…。

下士別駅 駅

たまには多寄でもアップしとくか。

多寄と名寄は、発寒と和寒と同じ位紛らわしい…。


何のこっちゃ…。

多寄駅 駅

乗車列車では唯一の通過駅、瑞穂ちゃん。

さいなら～。

瑞穂駅 駅

で、東風連駅跡地も激写。

いつも通り、地図情報が今の名寄高校駅の場所にズレちゃうけど…。

名寄高校駅 駅

で、名寄にとうちゃこ。

一通り、ラッピングさんを眺めておきましょう。

番号はこちら。

クリオネちゃん、可愛いっ！！！！！！

カエルさんには負けるけど…。

流氷に乗ってるアザラシちゃんも可愛いっ！！！

続・カエルさんには負けるけど…。

丹頂さんも描かれていますね～♪

という訳で、ラッピングH100さん、バイバイッ！

この時点で約10日後に迫っていた、名寄駅の開駅120周年。

ここでは、せっかくなのでこちらを購入していきましょう。

5枚セットで1000円。

片面は白黒で昔の名寄駅界隈の様子が描かれております。

で、片面はカラーでこんな感じ。

何はともあれ、ちょっと早い（書いてる時点ではもう過ぎてるけど…）けど、開駅120周年おめでとうございます。

名寄駅 駅

そういや、名寄といえば、駅の傍に、この冬に積雪で潰れた（？）キリンコンビニがあったな、と、様子を観に行ってみることに…。

建物の修復は完了したみたいですね。

では、こちらの稚内行きに乗車しましょう。

勿論、名寄以北はこちらの方にご案内頂きます。

本日は509ちゃんにお世話になります。

右側に座り、やる気のない駅見物。

智北もそのうち危なくなるだろうな…。

智北駅 駅

車内に設置されていた温度計。

15時を過ぎましたが、まだ33度位ありますね。

あぢーよ！！！

美深にとうちゃこ。

美深駅 駅

ここでサロベツさんとの交換がありますが…。

おおっ、はまなすさんではないか！
そういやこの子にも、最近乗ってないな～。（←特急に乗れるフリー切符を買ってないからやろ！）

この時期の稚内行き普通列車の午後便。

朝便と違って、美深を過ぎると殆どお客さんがいなくなります。

そのうち、この便もリストラされちゃったりして…(;´Д｀)。

初野駅。

ここもそのうちなくなりそう…。

初野駅 駅

そして、もうなくなることが決まってしまっている恩根内駅。

恩の字を怨念の怨にすればいいのに…。

怨根内駅、こうぇー！！！！！


続・何のこっちゃ…。

さて、本日の目的地は天塩川温泉ですので、もう恩根内の次の駅、ということになります。

８番の整理券の和寒からの運賃は2100円。北東パスなら、片道でも元が取れる金額ですな。

尚、恩根内と天塩川温泉との間にあるのが豊清水信号場。

勿論、2年前までは駅だったのですが…。

信号場としては現役なので、接近標識は残されております。

朝便だと交換停車（駅じゃないのでドアは開かないけど…）がある豊清水ですが、ここでは美深で交換したばかりなので素通りです。

さいなら～♪

豊清水駅 駅

で、天塩川温泉駅が見えてきました。
因みに、北東パス旅程では、今回のような使い方でこの温泉に来ることは結構あります。

で、下車。

さいなら～。

稚内まで頑張ってね～♪

天塩川温泉駅 駅

待合所に入ろうと、スライドドアを開けると、モワッとした暑さ。

本旅行記36枚目の画像だけに、36度的な？？？

続・続・何のこっちゃ…。

この駅は駅寝スポットしても人気がありますね。
夏は暑いし、虫多いから、寧ろ冬の方がお勧めよ。
貧民の方は、寒冷地仕様の寝袋携えて、ビバークしましょうね。

昭和スタイルの固い椅子もあります。
こういう所でも寝られるように、訓練しましょうね（←しなくていい…）。

運賃表。

音威子府から名寄までしか描かれていなくてやる気ないな…。

この駅は普通列車でも通過することがありますので注意しましょう。

稚内からの最終便上り普通列車は、この駅は通過しますので、上りの最終は18時5分発、ということになりますね。

で、本日は敢えてこちらのバスに乗車することにしましょう。

この16時前の便でとうちゃこする場合、10分弱の乗り継ぎ時間で町営の地域バス（運賃無料）に乗車できるんですよ。

まあ、歩いても20分位だから、いつもは歩くんだけど、まあ、無料だし…。

という訳で、天塩川温泉駅から徒歩30秒程の距離にあるこちらのバス停で待ちましょう。

地域バス時刻表。

天塩川温泉駅から天塩川温泉までは2分程、更に温泉から折り返しの音威子府行きが運行されますので、このバス停から双方に向かうバスの時間差は9分程しかありません。

で、天塩川温泉行きの地域バスがやって来ました。

乗客は他にいません。貸切で無料だなんて、凄くＶＩＰザマスわね。オホホッ。

天塩川を渡って…。

あっという間に天塩川温泉にとうちゃこ。

音威子府住民保養センター　天塩川温泉 宿・ホテル

では早速入りましょう。
入浴料は最近値上がりして、500円になってしまいました…(;´Д｀)。

成分表はこちら。

あわよくば、レストランでお食事でもしようかな、とも思いましたが、生憎、夜間営業は臨時休業のようです。

まあ、カエルりの車内食用に、名寄で購入した食材があるからいいんだけど…。

こんなところでも幌加内町の新そば祭りのポスターが…。

あの祭りにももう10年位行っていないな…。

今年は吉幾三が来る（来た）らしい。

で、ゆっくりとお風呂に浸かった後、休憩室でひと眠り…zzz。

やっぱり温泉はいいね。
本日の労働の疲労も一気に癒されました。

鹿さんもさいなら～。

カエルりも地域バスの運行があるのですが、涼しくなってきたので、寧ろ駅まで歩きたくなり、ちょっと早めに出発。

天塩川が見えてきました。

この橋を渡るのがこの温泉に来た時のルーティンですね。

てか、この橋、ヤムワッカナイ橋っていうんだ～。
今まで知らんかったわ。

で、橋を渡りきる頃に、地域バスの天塩川温泉行きとすれ違います。
ドライバーさんが同じなので、カエルりは乗らないの？的な顔をされて、ちょっと恥ずかしかった…(^^;)。

で、戻ってまいりました、天塩川温泉駅。

当然、駅ホームから、先程、天塩川温泉で折りカエルしてきたばかりの音威子府行き地域バスをお見送りします。

さいなら～♪

天塩川温泉駅 駅

頑張れ宗谷本線。

こんなステッカーも虚しく感じる今日この頃。

もう、北海道の公共交通自体、おしまいっしょ…。

富裕層だけが高速鉄道にでも乗っとれ。

残り時間は、駅ノートの閲覧＆書き込みをして過ごしましょう。

待合室内が暑いので、外に胡坐をかきながらこちらのコメントを記入。

和寒発で午後からでも日帰り往復できるスケジュールの普通列車は、残して欲しいものです…。

この駅の一ついいところ。

良い意味で無人駅らしからぬ、綺麗なおトイレなんです。
まあ、勿論、ボットンだけどね…(^^;)。

で、この駅発としては、本日最終の上り列車のこの子に乗車します。

因みに、もう少しゆっくりしたい場合は、先程の地域バスを音威子府（咲来でも良いけど…）まで乗車して、音威子府（咲来）から、本当の最終列車に乗ることも可能です。富裕層の方向けには、音威子府から特急という選択肢もあります。

この列車は音威子府始発だから、空いていて快適。
逆にこんな状態だからこそ、今後が心配だけど…。

テーブル付きの席にも悠々と座れますね。

カエルりの整理券も撮ってから…。

割とすぐ着いちゃう（1時間弱）けど、名寄までの優雅な夕宴を楽しみましょう。

夕暮れ時の怨根内駅。

そのうち、この美しい駅舎も解体されてしまうんだろうな…。

敢えて、恩根内とは書かない。

恩根内駅 駅

智恵文駅で降りて、またあの智恵ある文章を読みたいものですな…。

智恵文駅 駅

で、名寄にとうちゃこ。

ありゃ、路面が濡れていますね。雨降ってたんだ～。

名寄駅 駅

この早い乗り継ぎだと、19時24分発の名寄行きに乗り継げますので、和寒にも早くカエルことが出来ます。

実は本日は、ちょっと和寒で観たいものがあるので、敢えて温泉でゆっくりせずに、早めのパターンでカエルってきました。

まあ勿論、名寄からはH100殿ですが、この時間帯の名寄始発は空いております。

で、途中ネタは一切なく、和寒にとうちゃこ。

和寒駅 駅

本日最後に乗ったのはこちらの子でした。

で、20時過ぎに和寒にとうちゃこしましたので、まだまだ夜店がやっていますね～。

そう、本日は和寒神社のお祭りの前夜祭なので、田舎町にしては珍しい、”明るい夜”が楽しめます。

まあ、お店とかはどうでも良くて、観たかったのはこちらです。

和寒神社へとやって来ましたよ。

和寒神社 寺・神社・教会

そう、これが本祭の前夜に観られる、和寒町の無形文化財「稚児舞」なのです。

実はこれまで、町民でありながら、本格的に観たことがなかったんです…(;´Д｀)。

和寒神社 寺・神社・教会

稚児舞の解説はこちらで。

是非皆様も、機会がありましたら8月24日の夜に和寒神社をご訪問下さいね。
全部を観ようとすると結構時間がかかりますけどね…。


という訳で、北東パス3日目旅程を綴らせて頂いた本旅行記はこれにて終了となります。

最後までご閲覧下さり、どうも有難うございました。