
2023/02/23 - 2023/02/26
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tangentさん
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この旅行記のスケジュール
2023/02/25
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すべては国際線サクララウンジへの夢から始まりました。
一度でいいから入ってみたい、でもJALのビジネスクラスの切符なんて高すぎて買えないよ。。そんなことで夢を諦めていいわけがない、頭を使って、どうすれば入れるか全力で考えるんですよ。
その結果私がたどり着いた答えは、羽田発ロンドン行きのJL41便のエコノミークラスに、JALカードnavi減額キャンペーンの特典航空券で乗るというものでした。この便は「プレミアムナイトフライト」と言って、深夜便のため離陸後の機内食が出ない代わりに、すべての乗客が搭乗前羽田空港のサクララウンジで食事をしていいですよという特別なフライトなのです。これなら、往復27,500マイル+燃油諸税(いつものことながら、これがそれなりにかかるわけですが)でサクララウンジに入れる!
他方、多忙な時期だったのでロンドンでゆっくり過ごすことはかなわず、1泊だけのエクストリーム滞在になってしまいました。すべてはサクララウンジの夢に向かって――忙しすぎる大冒険のはじまりです!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
いきなりですが、私は沖縄に来ています。
なんでそんなスタート!?という幕開けの理由ですが、国際線特典航空券には無料の国内線航空券をくっつけることができます。つまり羽田→ロンドンでも那覇→羽田→ロンドンでも同じマイル数で発券できるということで、無料で沖縄旅行がくっつくなら、当然活用したいところ。そのためわざわざ沖縄出発にしたのです。
南の海の高級魚、アカジンミーバイことスジアラの塩煮がとても美味しかったです! -
沖縄の台所こと第一牧市公設市場での朝食でした。この市場は、以前ハイアットリージェンシーに泊まった時に客室から見えて、ぜひ行ってみたいと思っていたのです。(拙稿「Experience beyond the Price ~ ハイアットリージェンシー那覇沖縄でラウンジライフ!」参照)
第一牧志公設市場 市場・商店街
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さて、今日の夜には私は日本を出国している予定です。時間は限られていますが、沖縄でまだ行ったことのない、ずっと興味のあったスポットである美ら海水族館へと高速バスで向かいます。
水族館のある国頭郡本部町は沖縄本島北西部で、那覇市からはかなり距離があるので普通日帰りで行くのは気忙しいですが……Go Extreme!! -
水族館のある国営沖縄記念公園(海洋博公園)に到着しました。綺麗に整えられた公園に、遠くには沖縄の海を臨み、とても素敵です。できればこのエリアで宿泊して広い公園をじっくり味わってもみたいものですが、今回は水族館へと一直線。
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美ら海水族館初訪問です!
沖縄美ら海水族館 動物園・水族館
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マンタを見たり、
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イチオシ
ジンベエザメにもばっちり会えました!
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キャベツを美味しそうに食べているマナティーに癒されます^^
全力で楽しんで、水族館見学終了!(笑) -
那覇へと再びとんぼ返ってきて、空港へと向かいます。
ロンドンまでスルーチェックインしたいので、那覇空港の隅の方にある「国際線乗り継ぎ」カウンターへと向かいます。わくわく!
私の旅程はロンドンに到着した翌日のフライトで日本に戻ってくるように登録されていたため、本当に合ってるか気にしてくださったグランドスタッフさんに確認されてしまいました(^^;那覇空港 空港
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まずは那覇から羽田まで、A350-900型機で出発です。
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羽田空港で降機すると、サイネージに乗り継ぎ便の案内が掲示されていました。列挙されている以外にも、例えばヘルシンキ行きなどあるはずですがすべて書かれているわけではないので、到着便の乗客で本当に該当者がいるコネクションだけ書かれているのだと思います。
「ロンドン行き 01:20 JL41便」の記載もあって、私のことを書いてくれていると嬉しくなりました。羽田空港 第1旅客ターミナル 空港
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国内線の第1ターミナルから国際線の第3ターミナルへと移動しなければなりません。
無料のターミナル間連絡バスを利用するか、あるいは国際線接続の搭乗書類を京急or東京モノレールの駅で見せるとこのような「乗り継ぎ乗車票」をもらって電車で移動することもできます。 -
国際線ターミナルに到着!見学ではなくて、これから出国するんだというときの高揚感は格別です。羽田空港から出国するのは2018年9月の中国旅行以来。当時は非常に混んでいましたが、時間帯的にも時期的にもかなり落ち着きのある国際線ターミナルでした。そうはいっても、こうして再び旅行で国際線に乗れる日が戻ってきてよかったです。
受託手荷物は那覇空港でロンドンまでスルーバゲッジ扱いとしてもらっていますが、荷物が正しく登録されていることの確認とのことで一応チェックインカウンターに立ち寄る必要がありました。
保安検査・出国審査を終えて、いよいよこの旅行最大の山場(まだロンドンにも着いてないのに笑)へ!羽田空港 第3旅客ターミナル 空港
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ついに、やっと来れました!
国際線サクララウンジ!!この空間に私はついに、足を踏み入れることができるのです……!!羽田空港国際線 JALサクララウンジ 空港ラウンジ
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お酒がたくさんある!!最高!
夢にまで見たサクララウンジ、さっそくごはんをいただきます……! -
まずは何といっても名物のJAL特製カレーを食さなければなりません。これは絶対に味わうと心に決めていました。ちっちゃなたい焼きがあるよというのも事前の調査通り。
すごく美味しくて、ニヤニヤが止まらなくて、いま私がこの場所にいるということ、夢物語だと思っていたサクララウンジのカレーを全身で味わっているということ、感動です……! -
カレーを堪能したあと、まだお腹もすいていたのでパスタやクロワッサンもいただきました。
これらの食事メニューはすべてオーダー式で、中央のキッチンで作って盛り付けられた状態でサーブしていただけます。 -
ラウンジの食事を堪能する合間に、海外でネットを使えるようにSIMの設定を行います。今回は香港の会社で世界各地からの国際ローミングをプリペイド式で提供しているAIRSIMを使ってみることにしました。
SIMの購入等はネットにつながっている状態でないと行えないので、日本の携帯電話会社の回線が拾える国内滞在中に準備万態にしておくことがベターと思います。 -
最後に、もうちょっとパンなどをいただいて締めにします。
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「プレミアムナイトフライト」のラウンジサービスは22:05以降しか受けられないので、飛行機の出発時刻が01:05であることからすると夢の時間は2時間ちょっと。全力で楽しんだ初めての国際線サクララウンジ、素晴らしい思い出です!
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ラウンジライフにうつつを抜かして飛行機に乗り遅れては大変ですので、名残惜しくも搭乗口へと向かいます。いよいよ、再びの海外旅行に行ってきます!
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使用機材はB787-8、最新の設備でとても快適です。座席のコンフィギュレーションが2-3-2となっており、窓側席に座って隣が空いていれば丸くなって横になれる可能性が高いのもありがたいですね。
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さて、ロシア上空を通れないご時世ということで北極航路になります。房総半島の南から太平洋へと飛び出して(専門的にはUTIBO TRANSITIONといいます)、日本海溝を超えて深夜の海上の空を驀進していきます。
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アリューシャン列島をかすめてアラスカを通過、北極海は見渡すかぎりに結氷した、白の世界です。
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私の好きな旅行系アニメで、女子高生が南極に行くという『宇宙よりも遠い場所』の音楽「One Step」を聞きながら、宇宙よりも遠い場所の対蹠点にいちばん近いところを飛行します。
昔は航続距離の問題で北極周りで運航された欧州便(アンカレッジを中継して給油するというもの)があったそうですが、このような形で自分が北極航路を体験することになるとは全く思っていませんでした。
ちなみに、チャンスがあれば機内からオーロラが見える日もあるとCAさんがおっしゃっていましたが、今回はお預けでした。 -
ファーストミールがスキップされるこの便でも、2回目相当の機内食は出ます。蓋を取ってから写真撮影すればよかった、、という感じでメニューを忘れてしまいましたが、美味しかったです(^^)
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デザートのハーゲンダッツ!やっぱりうれしいですね。このチョコレートファッジ味はJAL機内限定だそうです。
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まだ明け方前、イギリスの街明かりが機窓に現れました。
ついに再び、5年越しのヨーロッパ再訪です! -
無事にヒースロー空港に到着、イギリス訪問は初めてです。
ロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港
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ベルトコンベアから荷物を受け取ると、見慣れないタグが。なんと那覇空港のスタッフの方がメッセージを書いてくれていました。すごく嬉しくて、長旅の疲れも吹き飛びました(^^)
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今回は非常にクイックなロンドン滞在ですから、あまり観光をする時間もないかなと思い、いっそのこと良いホテルに宿泊してホテルステイを堪能する方針です。
1年前にHotelLuxという、当該アプリを経由してラグジュアリー・ホテルを予約すると無条件で上級会員待遇が受けられるというサービスに、クーポンコードを使って格安で入会したところ(ほとんどノリで入ってしまいました)、期限が切れる前に一度はサービスを使わないと会費がもったいないではないか、という背景事情もあったりします。
そのようなわけで、インターコンチネンタルホテルズグループのキンプトンフィッツロイに泊まります!キンプトン フィッツロイ ロンドン IHG ホテル ホテル
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アーリーチェックイン&レイトチェックアウト&ホテルクレジットが付いているので、まずはホテルの部屋に入ってから行動を考えようか、と思ってホテルに向かいましたが、まだ部屋の準備が間に合っていないということで隣のレストランで朝食でもして待っていたらと勧められました。
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イングリッシュブレックファスト!ぜひ食べてみたかったので、コーヒーと一緒に美味しくいただきました(^^)
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お部屋の準備ができたので入室します。やはり一流ホテル、ひとりで1泊だけではもったいないほど洗練された、それでいて伝統も感じられる素敵なインテリアです。
夜行便での到着でしたので、部屋のシャワーを浴びてさっぱりしました。 -
窓からロンドンの町並みを眺めて。
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ロンドンに来たからにはぜひ体験したかったのが、本場のアフタヌーンティーです。当初、ホテルのレストランで提供されているものをホテルクレジットでいただけたら合理的と思っていましたが、残念ながらホテルではやっていないということ。
ホテルの観光コンシェルジュさんが、代わりに近隣の名店を紹介して予約してくれましたのでそちらに向かいます。アフタヌーンティー (モンタギューホテル) 地元の料理
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本館から建て増したとみられるサマーテラスに通されました。イギリスの伝統的な建築様式の空間でお茶ができるとは素敵です!
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三階建てのフードスタンドに上質なミルクティー!
フードはおかわり自由でしたが、元々十分な量が盛り付けられているので大満足です。 -
本場のスコーン!幸せ~
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紅茶も沢山の種類があって、優雅で美味しい時間でした(*´ω`*)
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イチオシ
なんだかまだ気持ちがふわふわしています。本当に私は、何の大旅行感もない今回の休日でこんなに遠くに来ているのだろうか、と。
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観光はしないと言いましたがひとつだけ。昔からどうしても見てみたかったスポットがあるので、夕方ですが地下鉄で出かけます。
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ロンドン塔の近くのTower Hill駅で下車。
世界遺産のロンドン塔も時間があれば見学してみたかったですが、今回はパスです。 -
やっと出会えた!私は、ずっとタワーブリッジを見てみたいと思っていました。
多分中学の英語の教科書か何かに出てきて、こんなに美しい橋があるなんてと興味を惹かれたことを思い出します。タワーブリッジ 建造物
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塔の中の展示室に入ってテムズ川を眺めました。
最終入場時刻ギリギリでしたがチケットを購入し見学することができてよかったです! -
漫画風に描かれた猫のイラストが可愛かったです。
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展望室に加えて、機関室の見学もできます。タワーブリッジは跳開橋、今は油圧エンジンで駆動しますが、むかしは蒸気機関の力で開け閉めしていました。
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見学を終えて出てくる頃には夜の帳が下りていて。
橋を仰ぎ見てみると、ライトアップされた威容もかっこいいです。 -
イチオシ
遠く離れたロンドンに来て、憧れのタワーブリッジに出会って。
またひとつ、行ってみたい場所の夢が叶いました。 -
ありがとう、タワーブリッジ!
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ホテルの部屋に帰ってくると、ターンダウンが入っており素敵なケーキが置いてありました(*´ω`*)
美味しくいただきます。 -
さて、本日の夕食ですが、せっかくホテルクレジットをたくさんもらっていますのでホテル内のレストランでいただこうと思います。
カジュアルなところでと思うと、結局朝食を食べた場所に戻ってきてしまいましたが、昼間とは雰囲気も変わっていて夜もいい感じです。 -
サーモンとポテトの料理に、イギリスの地ビールをいただきました。
アフタヌーンティーがかなりボリューミーだったので、ちょっと控え目(^^; -
キンプトンフィッツロイロンドンは歴史的建造物を利用した豪華絢爛なホテル。本当にデラックスで素晴らしい空間でした。
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翌朝、おはようございます。
朝食を食べにレストランに向かいます。 -
セミビュッフェ形式で、メインはオーダー制、その他やドリンクは自由に取ってくることできます。
エッグベネディクトを注文して、優雅な朝ごはんを楽しみました! -
今日の夕方のフライトで日本に帰らないといけないですが、ロンドン2日目もあと少し時間があります。限られた時間でどうしたらロンドンをめいっぱい味わえるかなと考えた結果、2階建てバスでひとり車窓観光をすることにしました。
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本来は路線バスではありますが、こういう使い方もありですね。アッパーデッキからロンドン市内の車窓を楽しめました(^^)
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大英博物館に行ってロゼッタストーンだけ見てくるという案もありましたが、この行列に並ぶ時間は今回のエクストリーム旅行では死活問題なほどもったいないのできびしかったです(苦笑)
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バスを降りて、ロンドンの歴史ある名デパート、ハロッズ百貨店に行ってみます。
ハロッズ 百貨店・デパート
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紅茶やクッキーのお土産をショッピングです。
買い物タイムの後、昨晩の宿泊にはレイトチェックアウトが付帯しており大荷物は全て置いてきていますので、一度ホテルに戻りました。 -
エクストリーム旅行は、、、まだ終わりません!
ロンドンに来たからにはぜひともフィッシュ・アンド・チップスを食べたいということも思っていました。
そこで、残りのホテルクレジットを使ってルームサービスでランチタイム。お昼すぎまで部屋にいられるのは、なるほどゆったりです。
食べ応え十分で、とっても美味しかったです! -
そして地下鉄でヒースロー空港へ。(ホテル最寄りのラッセルスクエア駅から乗換無しでアクセスできるのでありがたいです)
入国の翌日に出国し、帰りはB777-300型機のJL44便に搭乗します。 -
やっぱり、豪華な機内食が食べられるフルサービスキャリアは嬉しいです。ドリンクにはワインのミニボトルも選べました。
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食後のアイスクリーム!羽田発便ではハーゲンダッツでしたが、帰りはイギリスのアイス。これがまた、上質で濃厚な味わいでした。
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帰りは南回り航路。フライトの中盤はすっかり夜になりますが、地球の自転と同じ方向に航行しているとそのうち昼間に戻ります。
トルコを通過する頃、イスタンブルの街明かりのなかにボスポラス海峡がくっきり浮かび上がっています。 -
2回目の機内食は、軽めでしたがこちらも美味しかったです!
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東京湾に浮かぶ「風の塔」が見えてくると、羽田空港の34番滑走路は目前です。(専門的には、ILS X RWY 34Lアプローチという、快晴の冬空の日には定番の経路といえます)
とてつもなく一瞬のコロナ明け初の海外旅行が終わりました。たくさんの夢がかなって楽しかった!でもやっぱもう少しゆっくり滞在して観光したかった!(笑)
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