神様から「またアメリカに行ってきなさい」と言われました。<br /><br />2023年1月にユナイテッド航空で運賃200円（往復総額諸税込み76,240円）のチケットを見つけてロサンゼルスへ行ってきました。あんな意味不明なチケット、もう2度と出てこないと思っていたら、こんどはアメリカン航空で運賃300円（往復総額諸税込み78,157円）のチケットを見つけてサンフランシスコへ行ってきました。<br /><br />このページは、その3としてサンフランシスコ街歩き2日目。ゴールデンゲートブリッジへ向かいます。<br /><br />航空券　78,157円（往復総額諸税込み）<br />往路　9月15→16日<br />AA0060便　成田（18時30分）→ダラス・フォートワース（16時35分）10,320km<br />?AA2528便　ダラス・フォートワース（23時10分）→シアトル（1時19分＋1）　2,670km<br />AA7636便　シアトル（7時00分＋1）→サンフランシスコ（9時13分＋1）1,090km　アラスカ航空運行<br /><br />復路　9月17日→19日　<br />AA2404便　サンフランシスコ（23時57分）→ダラス・フォートワース（5時34分＋1）　2.350km<br />AA0175便　ダラス・フォートワース（12時20分＋1）→羽田空港（15時55分＋2）10,370km<br /><br />　時刻は全て現地時間<br />　往復26,800km 1km当たり2.91円<br /><br />宿　22,737円<br />9月16日～17日　1泊<br />アクシオムホテルサンフランシスコ<br />ナノクイーンルーム　食事無し<br /><br />Wi-Fi 2,740円<br />9月15日～19日　アメリカ本土 4G(高速) 600MB/日<br /><br />海外旅行保険　1,530円

運賃300円！アメリカン航空で行くサンフランシスコの旅　その3【サンフランシスコ街歩き2日目】

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2023/09/15 - 2023/09/19

352位(同エリア2722件中)

エリア

サンフランシスコ(アメリカ)

ホテルをチェックアウトしました。
目の前にあるパウエル停留所からケーブルカーに乗ろうとしたら...
めっちゃ混んでる...
ここは終点なのでケーブルカーは転車台で回転させます。
勢いで転車台に乗せて...
人力で回転させていきます。
回し終えたら後ろから人力で押して転車台から降ろします。
次の列車に備えて転車台を戻します。
こんどは末端側から見ます。
ケーブルカーが転車台へ入ってきます。
人力で回転させて...
人力で押し出します。
結局、1時間ほどかかってケーブルカーに乗車できました。
鉄の基本動作であるかぶりつきポジションをゲットできました。
それでは出発します。
座席の後ろには運転士に相当するグリップマンと、車掌が乗務しています。
ケーブルカーなので車両自体に動力は無く、軌道の下を循環しているケーブルを掴んで加速します。
一方、減速時はケーブルを離して、台車にある制輪子をレールに押し付けるレール圧着ブレーキを使用します。

昨日のケーブルカー博物館でも展示されていましたが、制輪子は木製なので寿命が短くて頻繁に交換するそうです。軌道内に堆積している木クズみたいなのの原因はコレか。
急勾配をぐいぐい登っていきます。
なるほど、こりゃ粘着運転はムリだな。
メイソンへ向かう路線が右に分かれていきます。
坂を上り終えると正面にはサンフランシスコ湾に浮かぶアルカトラズ島が見えています。
この坂を降りると、終点のハイド駅に到着です。
終点ハイドに到着しました。
ケーブルカーを降りたら「この店でランチだよ」と神様に言われて、角にあるブエナビスタと言うお店に入ります。ブエナビスタはスペイン語で「絶景」と言う意味ですね。
サーモンをいただきながらシャンパンを飲んじゃちゃいます。
しかし、サーモンを食べながら気が付きました。
みんなアイリッシュコーヒーを注文していて、目の前で大量にアイリッシュコーヒーが作られています。
調べたらアイリッシュコーヒーが有名な店なんだそうで、ケーキとアイリッシュコーヒーも追加注文します。
チーズケーキ濃厚でうめぇ♪
支払いはチップも入れて75ドルです。
有名店を教えてくれて、神様ありがとうございます。
ブエナビスタを後にしました。
確かにサンフランシスコ湾を望む絶景です。
これから寄り道をしながら左側に小さく見えているゴールデンゲートブリッジに向かって歩いていきます。
海岸沿いの道を歩いていきます。
湾内にはコンテナ船が入ってきました。その船の右側はアルカトラズ島です。

これくらいの距離、脱獄するくらい本気になれば泳げそうですが、海流の流れが速いのと、水温が冷たいそうです。
なるほど、考えたな。
途中にある小高い丘を登ると、ゴールデンゲートブリッジの....全景が見え..て...きました。ハァハァ。。
あんまりお酒、飲むんじゃなかった。。
再び海沿いを歩いていきます。
まだまだゴールデンゲートブリッジは遠いです。
歩き始めて1時間が経過し、だいぶお酒が抜けてきました。
クリッシーフィールドと言う公園へと入っていきます。
ずっと歩いてきたら脚をつって休憩中です。
きっと神様が「ここで休憩して美しい景色でも見ていきなよ！」って言ってくれてるんだと思って腰掛けます。
プレシディオ公園内に入ってきました。
やってきたのは公園内にあるゴールデンゲートクラブという建物です。
かつては陸軍士官施設だったそうですが、現在はチャペルになっているようです。
オペラハウスでサンフランシスコ平和条約締結後、時の吉田総理大臣はここにやってきて旧日米安全保障条約に調印しました。
本日もイベントがあるようですが、どさくさに紛れて入ってみると旧日米安全保障条約に調印する吉田茂首相の姿を収めた写真がありました。
でも、見つけられたのは、これだけでしたね。

左側の写真、米国首脳陣にめちゃくちゃ圧をかけられているように見えます。
でも、してやったりな顔をしている吉田総理。念願だった独立が叶い、軍事面ではアメリカに頼り経済発展へ専念できる。そんな国益を叶えた外交屋の思いが伝わってきます。
ゴールデンゲートブリッジに向かって再び歩き出します。
後ろを振り向くと、サンフランシスコの街並みが遠ざかっていきます。
だいぶ近づいてきました。
ゴールデンゲートブリッジの真下まで来ました。
あれ？この上に行きたいんだけど....
少し戻って階段を上がっていきます。
ゴールデンゲートブリッジを渡る道路の下をくぐって橋の西側に出ました。
太平洋が光り輝いていて美しいです。
ここが今回の旅の1番遠くに来た地点でした。
イチオシ

鳥が飛んでいきます。
よし、この写真をトップ画像にしよう。
パノラマで撮ってみました。

あっ。パノラマと聞いて、鉄分の濃い方は名鉄の電車を思い出しましたね（笑）
さて、路線バスに乗ってサンフランシスコの街へ戻ります。
Google先生が28系統とバスに乗るように仰ってます。
バスが到着しました。
こうして異国の地で路線バスに乗れるのはGoogle先生のお陰です。
アメリカのバスは、この黄色いヒモを引くと次のバス停で止まります。
バスを降りて目的地のフィッシャーマンズワーフへやってきました。
ピア39に向かって歩いていきます。
ピア39の中にあるボウディンベーカリーにやってきました。パン屋さんがやってるクラムチャウダーをいただきます。
それではいただきます。酸味のあるサワードウブレッドというパンの中にクラムチャウダーが入っています。
食欲の破壊力が凄まじかった...これ一個でお腹いっぱいです。こういう時、シェアする相手が居ないのが1人旅の欠点なんですよね。。
しかしチャレンジャーの私はクラブサンドイッチも食べちゃいます。カニが食べたかったんですよ。
ただ私の食欲は今しがた食べたクラムチャウダーパンで全損してきたので、よく分からず...
奥に停泊しているのは「ジェレマイア・オブライエン」と言う船で、第二次世界大戦中に作られたリバティ船です。普段は博物館としてこの場所に停泊していますが、自力で動く事も可能なんだそうです。

リバティ船の1号船の進水式に臨席したルーズベルト大統領が「この船はヨーロッパに自由をもたらす」と演説した通り、この時の第二次世界大戦はヨーロッパが主戦場でした。
大戦を通してほぼ無傷であり、工場の役割を果たしたアメリカからヨーロッパへ送られる戦争物資の急激な増大。そしてドイツによる通商破壊による損耗から、簡素な設計で速やかに大量生産されたリバティ船は、アメリカの工業力の象徴の一つと言えます。

ちなみに日本でも同時期に同一コンセプトの戦時標準船が製造されていました。
私たち鉄に関係あるところとしては、青函連絡船に用いる車両渡船のＷ型戦時標準船（Ｗはワゴンで車両の意味）として、第五青函丸から第十二青函丸まで8隻建造されました。
ピア39の中にあるメリーゴーランドを見ていたら涙が出そうになりました。
さて、帰るか。
夕暮れのピア39を後にします。
路面電車に乗車します。
やってきたのはボルチモアカラー纏った1063号車です。この車両は1948年製なんだそうです。
車内の様子です。
フェリーターミナルの前で路面電車を降りて、バートの電車に乗り換えます。
徐々に暗くなるサンフランシスコの街並みです。
エンバカデロ駅からバートの電車に乗ります。
この駅はミュニ・メトロと言う路面電車の駅にもなっています。（改札は別です。）
それでは入場します。
有楽町線と副都心線の複々線区間のように上下段の複々線になっていて、上段が路面電車のミュニ・メトロのホーム。
下段がバートのホームになっています。
バートのホームに降りると、何やら奇声をあげて他人に絡んでいるヤツがいます。列車も止まっていて、日本で言うところの汚Kya...お客様対応中でした。

すぐに警察官3人がやってきて、いろいろあった末に泣きながら連行されていきました。強いなアメリカの警察（笑）
運転再開しました。
空港行きの列車に乗車します。
車内はガラガラです。
これはこれでヤバいヤツか来た時にマンツーマンになっちゃうので危険なんですが、他の車両も同じような感じなので乗り続けます。
無事にサンフランシスコ国際空港駅に到着しました。
出発時間の3時間半前ですが、海外の初めて利用する空港なのでビビってしまいました。それに夜遅くに治安が悪い電車に乗りたくない事情もあります。
エアトレインに乗ってアメリカン航空が使用しているターミナル1へ向かいます。
さて、サンフランシスコの街歩きはここまで。ここからは帰国編のその4へ続きます。