6回目の世界一周（その１アメリカ・ロサンゼルス＆アラスカ）

2023/09/13 - 2023/09/20

新型コロナウイルスで長い間海外旅行に行けないでいる内に、円安の進行や欧米諸国の物価上昇などで旅行環境もすっかり変わってしまいました。それでも迫り来る老いには抗えません。残された時間と旅行に適した季節や参加したいイベント等を勘案するともう今年を逃す訳にはいきません。そこで今まで行ってみたかったところをひとつにつないで見て周るには世界一周航空券が一番割安で便利なのです。しかしこの航空券はルーティングや予約が難しいのが問題です。そこでこのコロナで海外旅行に行けなかったこの数年間にワンワールドの世界一周航空券を研究し尽くした成果として、ワンワールドエクスプロ―ラーの3大陸版を使い、6回目の世界一周旅行に2023年9月上旬から10月上旬に約1カ月かけてでかけました。この旅行記はそのPART１としてまずロサンゼルスで大谷祥平の試合をエンジェルススタジアムで見て、アラスカ鉄道に乗るためにフェアバンクスまで移動した時の記録です。

エリア アメリカ

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス レンタカー タクシー 徒歩 飛行機

日本人の海外旅行の渡航者も増えてきたとは言われますが、私の出発した9月上旬の羽田空港ではまだ外国人客の比率が多い気がします。今回6回目の世界一周旅行は羽田からスタート。同行の家内はビジネスで私はエコノミー。今回はその差がどれくらいかわかるのも楽しみでもあります。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

まず搭乗順位が違います。ワンワールドの世界一周航空券でビジネスは予約クラスDでグループ１，エコノミーは予約クラスL（積算率５０％の大貧民）なのグループ８でした。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

搭乗予定のJAL機（Ｂ787）です。

簡素だけどデザートの果物やアイスもあり、肥満気味でカロリー調整している私には丁度よい量で、自炊のようにあれこれ作るのに考えなくていいし、おまけに選ぶ面倒もないあてがいぶちの給食（エコノミークラス機内食）は便利。負け惜しみではありません。ビールはエビスをいただきました。

アメリカにあっという間につきました。映画は1本見ましたが、齢ですね。もう何を見たか忘れました。

今回のロス滞在は3日間。宿泊時の移動に便利な空港（LAX)近くで無料シャトルバス付のホテルにしました。シャトルバスは国際線ターミナルに停留所がないので、歩いて隣の第三ターミナルに移動しないとならないのが難儀です。

ロサンゼルス国際空港 (LAX) 空港

国際線ターミナルから歩いて第三ターミナルに行く途中に貴重な喫煙所を発見したのが、思わぬ収穫。

ロサンゼルス国際空港 (LAX) 空港

とにかくアメリカの物価高には驚きます。ホテル予約サイト系のほうが予約変更タイプの室料がIHG直申し込みより幾分安かったのでそれを選択。これが結果的に大失敗。予約で使用した某サイトは為替レートがべらぼうに乗っけあり、結局高くついたのです。教訓を得ました。

ホリデイ イン ロサンゼルス LAX エアポート ホテル

米国ではどこでも禁煙順守の誓約書にサインさせられますが、外には喫煙スペースがありました。

ホリデイ イン ロサンゼルス LAX エアポート ホテル

大谷祥平の試合を見るのがロスに立ち寄った理由ですが、球場までの移動が面倒で、どうしようか思案していたら、ホテルの目の前に日系のレンタカー会社（サクラレンタカー）があるではないですか、渡りに船とはこのことです。大手のハーツなどより安く、夜試合から戻ってそのままクルマを返すことができるので、駐車代がかかないのが便利です。滞在翌日に翌々日の試合に合わせてカローラを予約しました。

おまけにホテルの隣はガソリンスタンドでマクドもありました。日本でなくなってしまったメニューのクォーターパウンダーがありました。これはうまいです。だけど邦貨換算で1000円超えとなります。

試合は滞在3日目の夜なので、翌日（2日目）は近場でショッピングと食事へでかけました。ホテルのちょっと先に公共バスのバス停があり、ロスには何十回も来ているけど、今回初めてバスに乗りました。

15分位乗ったセンチュリー通り沿いのショッピングセンターで降りて、買い物をして日本でも昔よく言ったレッドロブスターで夕食です。ロブスターとステーキが一緒盛りの豪華なメニューを二人でシェアして丁度いいくらいでの量でした。高いメニューの方が結局お得でした。

翌日3日目は夕方の試合まで時間がちょっとあるので、その昔の懐かしい米国TV連続ドラマ「サンセット77」の舞台を偲び、サンセット大通りを経由してアナハイムへ。この20年ロスエリアのハイウエイには数々の新しいバイパスができ、カーナビがないとついて行けません。夜は特にスピードが上がるので大変です。

サンセット大通り 散歩・街歩き

駐車場も入場開始前に並んで、いいポジションを取りました。早く着きすぎて結局1番乗りに。係員の入場整理はかなりい加減で駐車場も球場自体の入場も並んだ順番通りにいかないようで、このことに怒っている人もいました。

エンゼルススタジアム スタジアム・スポーツ観戦

入場者は開始時間前にも関わらずもう千人位は並んでしました。グッズを買ったり、色んなアトラクションへの参加や先着様向け無料グッズ（ほとんどもらえる）がお目あてなんでしょう。

エンゼル スタジアム オブ アナハイム スタジアム・スポーツ観戦

試合開始まで色々な仕掛けあり、ショー仕立ての野球試合観戦となります。

当日は大谷祥平は出番がなく、エンゼルスはボロ負け。最終回近くにエンゼルスサイドのホームランが出ると派手な演出がありました。ちょっとやけくそ気味の試合結果でしたが、楽しめました。そしてこの翌日大谷さんの今シーズンの出場がなくなったのがアナウンスされたのでした。

ホテルの帰り道にサンセット通りに行く途中に見かけたドーナツショップに立ちより、夜食にシナモンロールを買いましたが、馬鹿でかいのでびっくり。結構地元で有名な店らしく、夜遅くまでやっていました。

ランディーズ ドーナツ スイーツ

翌日はシアトル経由でアラスカのフェアバンクスに向かいます。ホテルのシャトルバスはやはり便利です。

フェアバンクスまではアラスカ航空を利用しました。アラスカ航空のラウンジは家内に付いていきましたが、結構利用基準が厳しいのでびっくり。家内の米国国内線ファーストクラスは区間距離が短いので初めはラウンジ対象外。やっと国際線の乗継だったので利用可となりました。エコノミークラス客の有料入場もできますが、ラウンジ一日券は60ドルと半端なく高いので、私はやめました。

アラスカ航空 ボードルーム 空港ラウンジ (LAX) 空港ラウンジ

アラスカ航空の国内線ではアルコール類は無料でした。アメリカン航空などは有料です。

シアトルに近づき、窓から中心部が見ました。町のシンボルのスペースニードルが見えます。

スペースニードル 現代・近代建築

アラスカ航空のロス発のシアトル便は出発時点から大幅に遅延。結局当初予約していた乗継便のフェアバンクス行きには乗れませんでした。シアトルでは自分でゲート内手続きカウンター（結構歩かされました）に行き、代替便を再予約。家内のファーストクラスは席がなくダウングレード。やっと当日中にフェアバンクに行けることになりました。乗り換えのシアトル空港は以前来た時（30年前）より拡大し、乗り換えは自体が一苦労。

シアトル タコマ国際空港 (SEA) 空港

深夜にフェアバンクス空港に到着の便に変更。荷物は何とかなっていたのが奇跡的。

当然到着地であてにしていたホテルのシャトルバスはなく、タクシーでホテルへ。

予約時点で、すでにアラスカの観光地料金の高さにびっくり。室料優先でこのモーテル的な中堅ホテルにしました。安普請だけど広く使いやすい。朝食は超しょぼいけど、コインランドリー（実際はカード決済マシーン）が使えてよかった。

クラリオン ホテル & スイーツ フェアバンクス ニア Ft. ウェインライト ホテル

ホテル前には喫煙所がありました。喫煙は屋外でも玄関から25フィート以上離れていることが最低条件のようです。後から知りました。

翌日はホテルから歩いて10分位のフェアバンクス商業地区へ散策へ出かけました。お店の数はそんなに多くありません。

夕方になってきて、泊まったホテルのスタッフが推薦してくれた、マリオット系のホテル内にある地元で一番人気の高級レストラン（Lavelle's Bistro）で食事をしました。明日は期待のアラスカ鉄道に乗ってアンカレッジまで一日かけて移動します。

スプリングヒル スイーツ フェアバンクス ホテル