ベオグラード観光２／３日目

2023/04/24 - 2023/04/26

セルビア修道院めぐり６日間
https://4travel.jp/travelogue/11836830
https://4travel.jp/travelogue/11836884
のあとに滞在した２泊３日のベオグラード滞在の、観光と街歩き記録です。２／３日目。

エリア ベオグラード(セルビア)

２日目の観光は、まずルビツァ公妃のお屋敷からです。オスマン統治時代の館。オスマン統治時代なので・・・

リュビカ王女の館 史跡・遺跡

内装のデジャブ感がすごいです。オスマン帝国統治下にあった富裕層のお屋敷は、古今東西みんなこんな感じになるイメージ。

この、天井ドームみたいな構造は良かったです。

次は歩いて、要塞公園に来ました。

カレメグダン城址公園 (ベオグラード要塞) 広場・公園

ここで行ってみたかったのが軍事博物館です。

多くの人が博物館の前にずらっと並ぶ戦車だけ見て終わりにしてるみたいですが・・・お金払って中に入る価値はあると思います！
すごいボリュームで楽しめました。

軍事博物館 博物館・美術館・ギャラリー

中世セルビア建国から始まり、近代を経て二度の大戦、ユーゴスラヴィアと今のセルビアまでの歴史を徹底的に軍事面から説明した充実の展示。

豚の紋章が面白くて撮ったもの。対トルコ人との闘いのときの旗でしょうか。。。イスラム教が忌避する豚を前面に出して戦うとか、そういう意味かな、と妄想。

第二次大戦中のクラグイェバツの虐殺についての掲示。

「ドイツ兵が１人死ぬごとに、パルチザンやその他民間人を100人（負傷者１人については50人）殺す」という、あの有名な話です。セルビア人2300人以上が殺されたらしい。

いやあ大満足でした。

要塞公園の展望スポットからドナウ川とサヴァ川を見る。

ドナウ川 (セルビア) 滝・河川・湖

その後また街歩き。
セルボビザンティンリバイバル建築による、ベオグラード大学です。
美しい建物。

キリル文字のスターバックス。

ベオグラードの老舗スイーツのお店、Perivanへ行きました。

雰囲気ある店内。1851年からあるみたい。

モスクワケーキ。カフェモスクワで食べたやつのほうが上品で洗練されてました・・・が、ここの素朴な味もなかなか良い。

レアチーズケーキです。おいしい。

聖サヴァ大聖堂に行く途中の道で見た、黄色い建物と赤い路面電車。

kralja Milana通り 散歩・街歩き

見えてきました。

サヴァ通り 散歩・街歩き

聖サヴァ大聖堂は1935年から建築が始まり、今もなお内装工事中の巨大な大聖堂です。
内装はほぼほぼ完成しており、圧巻のモザイクでした。キラッキラです。

聖サヴァ大聖堂 城・宮殿

ときの権力者が自分が寄進した教会を持つ、の図。

このモチーフすごい好きで、たくさん写真に撮りました。

聖サヴァ大聖堂のあとはさらに歩いて、NATOが空爆した旧ユーゴスラヴィア国防総省を見に行きました。青空に廃墟が映える。

NATO空爆ビル 建造物

廃墟のまま観光名所のようになっている。この廃墟ですが・・・

壊れ方を見るに、どうも道路の上を渡り廊下のように繋がってたんじゃないかと思うんですが、壊れる前の様子を知りたいのです。
自分の検索の仕方がまずいのか、ネットでは見当たらず、いまだにわからない。
旧ユーゴ博物館とか行ったらわかったのかもしれない。（今回の旅行で行ってない。）

それからすぐ近くの昇天教会を見学。

昇天教会 寺院・教会

そのあと近くの有名レストランで夕ご飯にしました。

Zavicaj 地元の料理

カラジョルジェヴァシュニッツェル。これはクルシェバツのレストランで食べたやつのが4倍くらい美味しかったなあ。

なんとなく、ベオグラードのセルビア料理はドイツとかオーストリアぽい北ヨーロッパぽい味付けに似てくる感じがします。
もっと南の方にあるクラリエボとかクルシェバツのレストランではトルコやギリシャに似てくるというか、つまり今回の旅行でいえば南の街のほうが料理がうまかったってことを言いたいです。もちろんベオグラードにも美味しいレストランあると思いますけどね。

夜。暇になったので深夜営業しているカフェを目指して歩く。

アンティークの照明とか絵画がたくさん置いてある店内で、夜までお酒とコーヒーが飲めるお店でした。

雰囲気ある素敵な店内でした。