東北を歩くひとり旅　山寺、蔵王三山と御釜、奥入瀬渓流、蔦温泉(3日目)

2023/09/09 - 2023/09/12

大人の休日倶楽部パスを利用して2年ぶりに東北へひとり旅。

今回は"歩く"がテーマ。
天気と相談しつつ歩きたい場所へ行ってきました。

1日目が立石寺山寺と山形市内
2日目が蔵王三山、地蔵山、熊野岳、刈田岳と御釜
3日目は奥入瀬渓流と憧れの蔦温泉へ
4日目は蔦七沼と十和田神社

山形、仙台、青森と、宿泊地も変えて3泊4日の女ひとり旅、素晴らしい自然、山々を歩き、憧れの蔦温泉に大感動の4日間。

3日目の奥入瀬渓流トレッキングと蔦温泉旅館を紹介します。

エリア 奥入瀬・十和田湖(青森)

昨日は蔵王三山を歩き御釜を見た後、仙台へ来ました。

2日目の宿泊先、ホテルモンテエルマーナ仙台は朝の6時からスパが利用出来ます。
朝からお風呂に入って、今日はいざ青森へ。
7:15、仙台駅はまだ人もまばら。

仙台駅 (JR) 駅

ずんだシェイクは9時からしか販売されないそうで諦めて。
お気に入りのNew Daysのご当地具沢山おにぎりを朝ご飯に購入。
8:05、仙台発のはやぶさ1号で八戸駅へ！

9:49、八戸駅に到着。
改札を出て左手の西口のロータリーに駅レンタカーがあります。
大人の休日倶楽部限定の割引プランで明日の14時までかなりお得に借りる事が出来ました。
トヨタのアクア、ハイブリッド車で最終日のガソリン代は1,144円で済みました。

八戸駅から奥入瀬渓流の脇を走りまずは十和田湖、子ノ口駐車場へ。約１時間半かかりました。駐車場は無料です。
ここからバスで石ケ戸へ移動して子ノ口まで歩いて戻る予定です。
十和田湖、うっすら雲が流れて時折晴れ間が見えます。
この日も気温は高め。

十和田湖 自然・景勝地

12:13子ノ口発のJRバスみずうみ号が来るまで湖畔で早めのお昼ごはん。
仙台駅で買ったずんだ餅。ちょうどいい具合に解凍されて美味しく頂きました。どうしてもずんだ餅が食べたかったのですよー。

バスの待合室で乗車券550円を券売機で購入。
定刻通りに来たバスは、滝や渓流の見どころのアナウンスに合わせ所々で停車してくれます。

歩く前にいい予習ができました。

石ケ戸は駐車スペースがありますが満車で、多くの人がアイスクリームを食べたりゆっくり休んでいました。

トイレは数も多く綺麗です。
ここで済ませておく事を勧めます。

石ケ戸近くの流れ。木が日差しを遮り少しだけ涼しい。

奥入瀬渓流 自然・景勝地

遊歩道は時折車道の側を通ります。
所々途切れて車道を歩く箇所も有り。

激しい流れもあれば穏やかに流れる場所もあり、見ていて飽きません。

アップダウンがほとんど無く歩きやすい遊歩道。
すぐそばの渓流の流れや森の様子を見ながらゆっくり歩きました。

時折日が差すと、水面がキラキラ輝きとても綺麗です。
天気の良い日の散策だともっと良かったのだろうな～。

雲井の滝。
ここから先は歩く人の数がぐっと減ります。

またこの先は沢山の滝があり、いずれもとても美しいです。

雲井の滝 自然・景勝地

鬱蒼とした道を歩く時は気を引き締めて進みます。

雲井の滝から銚子大滝までは距離も長く、人もまばら。
私はこの区間で約１時間かかりました。
途中のJRバスの停留所も雲井の流れのみです。

お手洗いは雲井の流れの先にある玉簾の滝近くに一ヶ所。こちらは小さくてちょっと暗いので、子ノ口まで頑張って行った方がいいかもしれません。

渓流にかかる橋。

もう少しで銚子大滝です。

大きな水音と共に見えてきたのが銚子大滝。
駐車スペースがあり、バスや車を停めて見に来る人が多く、賑わっていました。

マイナスイオンたっぷりです！

銚子大滝 自然・景勝地

水門。
十和田湖、子ノ口まであと少し。

木の間から十和田湖と子ノ口にかかる橋が見えます。
この辺りは川幅も広め。

子ノ口にかかる橋から奥入瀬渓を眺める。

石ケ戸から2時間10分、渓流沿いの道は比較的平坦で歩きやすいのですが、雨上がりだとぬかるむ箇所も多そうです。

バスの本数が少ないので途中乗車をする場合はしっかり確認して計画を立てる必要があります。

十和田湖子ノ口駐車場から蔦温泉まで車で約30分。
憧れの蔦温泉旅館に一泊します！

玄関前に車を停めたら宿の方がすぐに荷物を下ろしてくれて、そのまま部屋に持って上がってくれました。

蔦温泉旅館 宿・ホテル

昔ながらの旅館の玄関で靴を脱いだらこちらでチェックインの手続き。

夕食は18時か19時で選びます。
温泉の利用時間や旅館の内部の説明を一通り受けた後、部屋まで案内してもらいました。

西館2階和モダンツイン。
窓の外、左手に玄関のある本館、正面の大きな屋根の建物が天井の高い泉響の湯だそうです。

明るく広々、綺麗なお部屋を独り占め！

蔦温泉旅館、1人泊は予約難しいんです、実は。
JTBでかなり早い時期に予約をしてなんとか泊まれました。

奥入瀬渓流散策で汗だくなのですぐに温泉へ！
こちらは天井の高い泉響の湯。シャワーやシャンプーなどのアメニティも完備。
朝の掃除の時間以外はいつでも入れます。
中は写真撮影禁止なので入り口まで。

お風呂の底板の隙間からポコポコとお湯が沸き出すのがわかります。

少し熱めの透明なお湯、木の香り、高い天井近くの窓から入る日の光。
全てが言葉にならないくらい、本当に素晴らしいお風呂でした。

木の床に座って体を冷ましてまた浸かる。最高の時間でした！

湯上がりに休憩できるこちらの広間にはお水と宿泊者用の一口アイスが置いてあります。

15時までは日帰り入浴も可能だそうです。
この時間は誰もいません。
外を眺めながらのんびり寛ぎました。

窓の外、少しだけ赤く色づいた木が。
湯上がりにゆっくりとした時間を楽しみます。

夕食は懐石料理。窓に向かうカウンター席を用意して下さったので、周りの目を気にせずゆっくり食事が出来ました。
青森の食材を使ったお料理はいずれも上品な味付け。
量も多過ぎず、私にはちょうどでしたが、沢山食べる方には物足りないかも。
田酒も飲んで大満足です。

女性は夜9時から男女入れ替えの久安の湯に入れます。

お腹いっぱいでお部屋でダラダラしていたら11時まわってましたが、数名の方とご一緒でした。

泉響の湯とはまた違う泉質で、温泉らしい匂いはこちらの方が少し強めに感じました。
こちらも、もう最高です！！

中は撮影禁止なのでこちらも入り口のみ。

この後は朝までぐっすり、明日は最終日、十和田神社と是川縄文館に行きます！