2023/08/08 - 2023/08/09
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でいめくと さん
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お久しぶりです。
コロナ禍を経て、3年半ぶりの海外旅行。
4年ぶりの夏のヨーロッパ旅行。
さすがの円安だし、ヨーロッパはちょっとどうしようかと思いましたが、時期を逃して、また何年も行けなくなる位なら、と思い切って出かけることにしました。
でも久しぶりの海外で、気持ちが高ぶったせいか、出発の1週間前に体調を崩し、直前まで「行こうかキャンセルしようか」迷うような状態でした。
幸いなことに、しばらくして熱も下がり、無事体調が回復。
結果、全体的には無理をしない旅行となりました。
まずはアムステルダム・スキポール空港から、ほど近いデン・ハーグ、そしてデルフトの街歩きを堪能してきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 鉄道
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恒例の一枚目写真はキャセイ航空CX527便。成田14:50分発。
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午後6時55分、無事定刻に乗継ぎの香港に到着。
今回からいろいろあってJALグローバルクラブ会員になれたので、ラウンジにて、グリーンカレー、サラダとカールスバーグを頂きながら、まったりくつろいでおります。
ラウンジが利用できると乗継地のキャッシュも用意する必要もなく、何かと便利でした。 -
アムステムダムまでのフライトでは、JALグローバルクラブ会員になってたせいか、プレミアム・エコノミークラスにアップグレードして頂いておりました。ありがとうございます。
このあとのCX271便が定刻午後10時50分発から約50分遅れ。
搭乗ゲートも直前まで決まらず。
ボードが見える場所で待機して、やっと23番ゲートに決まった。 -
アムステルダム・スキポール空港には午前7時50分着。
入国審査で意外に結構行列で待たされて、何だかんだ予定時刻より遅れて、やっと入国できました。
出てすぐにあった鉄道駅。
チケットは券売機で割と簡単に買えた。 -
スキポール空港から直接最初の訪問地デン・ハーグに向かいます。
片道10.8ユーロ。
左側の一番下、午前8時56分発に乗ります。 -
最初乗った車両が1st Classだったので、途中からのそのそと2nd Classに移動しました。
デン・ハーグには午前9時26分到着。
日本と同じく駅構内から出るときにチケットを自動改札にピピッと読み取らせることが必要でした。 -
心配していたのがスーツケースを預けるコインロッカーの使い方。
これから向かうマウリッツハイス美術館ではスーツケースを預かってくれないらしいので。
事前にネットで調べておいたので、スムーズに対応できました。
空き区画にスーツケースを入れてから液晶画面で操作し、プリントされた預かり証を受け取り、完了。
ロッカー大9.5ユーロ。 -
身軽になって、移動を開始。
駅の表示がやたらかっこいい。 -
さっき駅から出た場所は方向が違っていたので、地図を見て駅の西側を進みます。
奥のドーム屋根や三角屋根は、政府機関(社会事務就業省、保健厚生体育省など)が入る建物のようです。 -
朝日を浴びて、ビネンホフの南東側外壁のレンガが色濃くなっています。
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プレイン広場の銅像
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午前9時55分、予約時刻の5分前にマウリッツハイス美術館に到着。
飛行機の遅れがありながらも予約時刻に何とか間に合いました。 -
開館時刻を待ちます。大人19ユーロ。
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ほぼトップランナーで入館。
1階2階をすっ飛ばし、とにかく3階へ。
レンブラント「デュルプ博士の解剖学講義」。
集団自画像最初の傑作。レンブラント25歳の時に依頼を受けたそうだ。
デュルプ博士は、医療用ハサミで左腕の筋肉を持ち上げています。 -
展示の様子はこんな感じ。
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とにかく一番の目的、フェルメール「真珠の首飾り少女」を小走り状態で探し、無事たどり着くことができました。
しばらく周りに誰もいない状況で、ゆっくり、ゆっくり鑑賞することができました。 -
イチオシ
エキゾチックな衣服に東洋風のターバン、そして耳にはあり得ないほど大きな真珠のイヤリング。振り返った瞳、少し濡れた唇。
漆黒の背景は、フェルメールのみならず、あまり見たことがない気がする。
他の人が来るまで、見入ってしまいました。フェルメールの代表作。 -
イチオシ
同じくフェルメール「デルフトの眺望」。
今日このあと、デルフトを街歩きして、正にこの場所を訪れる予定です。 -
フランス・ハルス「笑う少年」。
描くのが難しく、そのため珍しい笑顔の肖像画を、ハルスは自由闊達な筆遣いで一気に描き上げたそうだ。 -
「羽根つきベレー帽の男」。
これは肖像画ではなく、想像上の人物の顔を描いた「トローニー」と呼ばれるジャンル。
「真珠の首飾りの少女」も同じくトローニーとのこと。 -
レンブラント「笑う男」
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レンブラント最晩年に描かれた「自画像」。1669年作。
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約40分で見学終了。
有名どころ以外はすっ飛ばしてしまいました。
ホフファイファー池とビネンホフ。
奥に見える尖塔は聖ヤコブ教会。 -
マウリッツハイス美術館以外は見どころがなさそうな気がしたので、再びプレイン広場を通り抜けて駅に戻ります。
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スーツケースを回収し、デン・ハーグ午前11時4分発の電車でデルフトへ。片道3.9ユーロ。
約15分でデルフト到着。 -
ところが、ここで問題が。
駅にあるコインロッカーには大きなサイズのスーツケースが収まらないことが判明。。。
困った末にこの観光案内所にお願いして、何とか預かってもらうことにしました。
受け取りの際に御礼に10ユーロを支払わせて頂きました。 -
ふたたび身軽になってデルフトの街歩きを開始。
駅を出てすぐ東側のアウデ・デルフト運河沿いを北上。
奥に見えるのは尖塔が傾いている旧教会。 -
ここに来て良かった~。
もうすでに街の素晴らしい雰囲気にすっかり魅了されています。 -
運河に浮かぶ船の上で、皆さんランチです。
そよ風を受けて気持ち良さそう。 -
何とも平和な風景。
気候も穏やかで初夏のように爽やかです。 -
イチオシ
ちょうどお昼の時刻。
旧教会の入場は有料だったので、一旦パス。 -
さらに歩いて、新教会の尖塔がそびえるマルクト広場に到着。
レンガ・大理石・黒の3色でできた尖塔は珍しい。
高さ108.75m、オランダで2番目に高い塔です。 -
新教会と向き合う形で配置された市庁舎
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マルクト広場に面したチーズのお店
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マルクト広場と新教会。
新教会に入場しようとしたところ、旧教会との共通チケットで8ユーロとのこと。
結局新教会に入場のあと、戻って旧教会へも入場することにしました。 -
木造の梁と木組みの屋根が、独自の雰囲気を醸し出しています。
火災により何度も修復されたそうです。 -
一番奥の場所に天蓋がついたお墓があり・・・
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それがオランダ独立の父、オラニエ公ウィレム(1世)のお墓でした。
彼はここデルフトの居館(現在のプリンセンホフ博物館)で、スペイン・フェリペ2世を信奉するフランス人のカトリック教徒により暗殺されたそうです。 -
ふたたび旧教会へ。改めて入場します。
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歴史を感じさせる静寂の空間でした。
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この教会にはフェルメールを始め、「微生物学の父」レーウェンフック、オダンダ海軍の名将マールテン・トロンプのお墓などがあります。
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旧教会のあと、やってきたのは、フェルメール「小路」が描かれたとされる場所。
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後日アムステルダム国立美術館で見た、フェルメール「小路」
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イチオシ
午後1時15分、運河に沿って街の東の端っこ、東門までやってきました。
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水鳥が羽を広げた体勢でたたずんでいました。
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街を時計回りにぐるっと廻って、やってきたのは街の南端の場所。
これこそがフェルメール「デルフトの眺望」の描かれた、正にその場所。
ベンチに腰掛け、しばらく感慨にふけることにしました。 -
近くにあった案内看板に「デルフトの眺望」の絵がありました。
右奥の尖塔が新教会のものでした。 -
新教会の尖塔の「焦げ」は火災によるものではなく、酸性雨によるものらしいです。
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午後2時ぐるっと街を一回りして、駅に戻ってきました。
大満足の街歩きができました。右奥は旧教会。 -
今日の逗留地アントワープへの電車が来るまで、駅のコンビニで買ったサンドイッチとオレンジジュースでお昼にします。7.65ユーロ。
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