黄山に行ってきた④　屯渓　唐模村 棠樾村 歙县古城

2023/08/21 - 2023/08/28

屯渓に移動し、黄山市の東側の村を見て回ります。
正直な所土地勘がないのでこの選択がいいかどうかよくわかりません。
また地図を見ても行きたい村々の距離感が掴めないので行けるとこだけ行きましょうという感じです。
何か所も回るのはタクシーでないと無理かな？

エリア 黄山(中国)

宏村からバスで100分とのことだったが、実際は1時間10分位で黄山北駅に着く。そこから路線バスに乗って30分位で屯渓につきました。
バス通りに面して建つ宿。二泊します。

一階は書画など教える文化教室をしておられるようです。あちこちに書画、本などがあります。広くて家の中で迷ってばかりいて職員の方に笑われました。
ここの女性経営者はとても上品で素敵な人でした．彼女も一階で絵など教えているようです。
この方もものすごく親切でタクシーの手配を頼むと出かける時間には早朝でも出てきて運転手さんに何度も念入りに私のことを頼んで下さいました。
今回はとても宿の皆さんに恵まれたというか、いつも思うのですが中国の方は本当に親切です。

2階に客室があります。

お部屋はこんな感じでとてもきれい。

水回りもリネン類もきれいでとても良かったです。

これは屯渓老街側からの写真ですが、この奥に宿の裏門があります。とても良い位置にある宿でした。

お決まりの屯渓老街。

朝7時出発でタクシーをチャーターしてもらい， 歙县古城 棠樾村 唐摸村を回ります。6~7時間で始めは300元ぐらいと聞いていたので妥当な値段かと思いました。しかし、タクシーと連絡してもらったら繁忙期だから400元と言われたとのこと。でもなんか所か行くには仕方ないと承諾しました。
DiDiとか使えたら便利なのかな？しかし田舎でそもそもタクシーなんていそうにない感じもしたしね。
運転手氏とウェイシンを交換していざ出発。
歙县古城もともとこのあたりの中心地だったとのこと。秦時代に県庁があったそうで城壁は千年以上の歴史があるそうです。
アニメっぽいキャラクターがお迎え。

城壁と一部の建物の他は改修または新しくしたもののようでした。

許国石坊。二重になって立派なものです。

少しだけ城壁の上を歩けます。

棠樾村。牌坊群。
鮑氏が明清時代に皇帝から賞賛されたことを記念して建てたとか。一つ一つに日本語表記の来歴もあります。

見どころはほぼこれだけですが、あたりの田園風景と馴染んで良い風景だなと思いました。季節によってまた違う感じになるのかな?

運転手氏おすすめの店でお昼。
見たことのない野菜で炒め物。炒めてあるけど味は全部違う。徽州料理は辛くなく食べやすく美味しかったです。
店員さんがあまり食べない私を心配してそばから離れず…「美味しいけどたくさん食べれない」と伝えましたがずっと気にしてくれました。
中国の人のこんな感じの気遣い私はとても嬉しく感じます。

唐模村。
唐末期、唐の遺臣が唐の街を模して作ったから唐模という名になったという説もあるようですが…
運転手氏から「真っ直ぐに進め、帰ってくるな」（笑）と言われて東門から西門に向けて川沿いを歩く。

沙堤亭。

同胞翰林坊。

西湖を模したとか。

色々な人の旅行記とかでこの風景を見て、自分の目で見たかったんです。

人気はない。

高陽橋。屋根のある橋。

周囲はのどかな田園風景。ヤギもいる。
でも暑かったわ。
これで観光はおしまい。　
明日は杭州に移動です。

昼過ぎに杭州に着き、河坊街に行く。そのまま西湖に行こうとするも暑さで意欲喪失。杭州にいって西湖を見ず帰ってきたのは私位？

旅の感想
　
今後夏に旅行はしない!体力が持たない!
　
中国も高齢化が進んていると聞いていたが、一部の村　　　では本当にそうだと思った。高齢化とともに過疎化も進んでいるようだ。こうした村は少しづつ消えていくか、テーマパーク化して生き残るしかないんだろうか。

まだ行ってみたい所はいっぱいあるけど、中国社会の変化、自分の老化(笑）を考えると見てみたいあの風景は見れるんだろうか?ちょっとさみしくなった旅の終わりでした。

この旅行記へのコメント （2）

• メイリンさん 2023/10/01 19:41:18

  屯渓の雰囲気良いですね

  正直宏村はあまりピンとこなかったんですが、ココの雰囲気はいいですね。
  徽州料理もお写真見ただけですがとても美味しそうでした。
  定年になったらゆっくり回ってみたいものです。
  でも定年の年齢がどんどん上がっていつになったら卒業できるのか…

  bibirinさん からの返信 2023/10/03 15:06:55

  Re: 屯渓の雰囲気良いですね

  悲しいかな、暇ができるときには体力や気力が怪しくなってきます。
  いっぱい行って楽しい旅行記を読ませてくださいね。