2023/9夏休みは香川～高松、琴平、丸亀、直島ぶらぶら～高松市内をチャリでめぐる　　

2023/09/01 - 2023/09/03

2023夏、猛暑が収まらず地獄のような暑さですが、ANAマイルの消化もしたいし香川2泊3日の旅に出かけました。
当然ながら香川も暑い。ですが、台風の影響もなく、お天気にも恵まれてあれこれ見物してきました。

9/1　ANA　羽田～高松　リムジンバスで高松駅へ。JRで高松～丸亀へ。猪熊弦一郎現代美術館、骨付き鶏のお店　JRで琴平へ移動、金比羅さんにお参り　奥の院まで。帰り道で資生堂パーラー神椿へ。金比羅さんの参道の温泉宿に宿泊
9/2　琴電で琴平～高松へ移動　高速艇で直島へ。地中美術館やらベネッセハウスミュージアム、アートスポットを回る。フェリーで高松に戻り、駅近くに宿泊
9/3　讃岐うどん食べてから高松駅でレンタサイクルを借り、栗林公園散策、ランチ。丸亀商店街などぶらぶら。
リムジンバスで空港へ、定時の飛行機で東京に戻る。

最終日、飛行機は午後便なので、14時の空港行きシャトルバスに乗るとして半日は観光できそう。高松駅地下のレンタサイクルを利用して、日曜日なので讃岐うどんの食べ歩きは無理・・ですが、栗林公園などを回ってきました。
高松市内はアップダウンほぼなく、道もわかりやすく、広い歩道には自転車用レーンもあって、自転車でとても走りやすい。
バスや琴電利用もいいけど、チャリはレンタル一日200円と格安でお勧めです。

エリア 高松(香川)

高松駅の地下に大きな自転車置き場、レンタサイクルの事務所があります。あさ早くから営業しており、便利。

親切な青鬼くんが高松駅で観光客を迎えてくれます。

朝焼けの高松駅。
駅近のお宿に泊まったのでニコニコ駅舎がよく見えました

では朝ごはん。やはり讃岐うどんでしょう。めりけんや　昨日と同じ店。
近くのうどん屋さん、日曜も朝から営業です。日曜休みのお店も多いようです。

なお、めりけんやはJR四国の系列で、秋葉原や上野など、首都圏の駅構内にもお店があるそうです。

今回は醤油うどん小にしました。う～ん、ぶっかけのほうがよかったかな。
ちくわ天ぷらも付けました。これで約500円。
すだちのすっきり味がいいですね。

高松駅ホームをちらっと覗くと、東京からやってきた夜行列車サンライズが停車中。
もう数少ない夜行列車、一度乗ってみたいです。

ニコニコ高松駅。これがJR四国の職員さんのデザインとは・・

では駅地下のレンタサイクルへ。
Hello cyclingというアプリでなんと一日200円で借りられます。お得すぎ。
スタッフが待機されているので、やり方などいろいろ教えてもらえます。助かりました。

まずは駅の回り、フェリーターミナルのあたりをぶらぶら
してたら、なんか交通制限してますね。
この日はトライアスロン大会開催とのこと。
そういえばホテルのフロントに何か注意書きがあったような。

フェリーなどの運行には影響なさそうでした。
高松港のシンボル、瀬戸内国際芸術祭の以前の作品。

カラフルで目を引くのですが、さすがに近くで見ると経年劣化ありますね。

でも、存在感抜群で、美しい姿です。

青空に映える。海外からのゲストも自撮りしてました。

駅すぐそばには玉藻公園があります。
今回は行ってません。

マンホールです。高松の魅力がてんこ盛り。

高松から6キロくらいのところに源平合戦で有名な屋島があります。

がんばればチャリでも行けそうですね。カラフルなマンホールがありました。

大通りはトライアスロン大会の自転車コースになっており、しばらく交通制限あり。
歩道は使えます。
いい天気ですが、暑いので大変そう。

すこしチャリで移動すると高松市庁舎です。

近くに香川県庁もあります。
こちらの建築は有名とのことでやってきました。

案内図です。日曜日なので営業しておりません。

東館は1958年、本館は2000年に竣工。いずれも丹下健三氏の設計によるものだそうです。丹下さんは今治の中学校卒業とのこと。

ピロティ部分。確かに上野公園の西洋美術館に似ているかも。

館内には入れませんが、外からもよく見えます、写真も撮れます（笑）。

猪熊玄一郎作品が館内を飾ります。いのくまさんの丸亀・猪熊玄一郎現代美術館みてきたので、ここでも作品見ることができてラッキー。

古さを感じさせない斬新なデザインに見えます。

庁舎の周りは散策できるような、ゆったりした配置でした。

猪熊玄一郎デザインの壁画と、椅子などは丹下研究室の作品だそうです。

この辺りは一般市民たちの普通に通り道です。へええ～～

なんか城塞みたいです。すごいなあ。

丹下建築というと都内で東京都庁、代々木体育館、東京カテドラル関口教会などが有名ですが、地方にもたくさんあるんですね。

では自転車にてもう少し移動。直線だし、走りやすい道だし、自転車は楽ですね。

高松一番の観光スポット　栗林公園　りつりんこうえん　です。
ミシュラングリーンガイドにて3つ星。海外からのゲストも多かったです。
おとな410円。自動販売機は現金のみ、有人窓口は電子マネーなど使えるそうです。

かつては鴨場だったそうで、こんな小山がありました。

池の多い公園なんですね。蓮がぎっしり。

美しい花を咲かせている蓮も多かったです。

広い園内には歴史的建造物も。
明治32年香川県博物館として建築されました。
現在はカフェ、休憩エリア、公園の情報センターになってます。

いくつかの建物がつながってますね。
二階には椅子も多く、休憩にぴったり。

存在感抜群の大きな張子人形です。
奉公さん

仕えるお姫様が病気になり、お姫様の代わりに病気にかかって・・・というお話です。昔はそんなこともあったのかなあ、大変だなあ、と感じました。

2階です。
なんか洋風ですね。風がよく通って快適。暑いけど・・

展示エリアがありました。こちらは空調なし。

鬼瓦の展示があったり

こちらは陶器、ガラス、張子人形などの展示。
空調あり、椅子もあるので休ませてもらいました。

ではまた庭園散策です。栗林公園は広くて、のんびり回ると半日近くかかるかも？？

池の鯉たちがお見事でした。

売店で100-200円で鯉のエサを売ってます。
えさをまくと、上品な見た目の高級な鯉たちがバシャバシャバシャ
すごい勢いでえさの奪い合い。すごい迫力です。

まあ美しいことに変わりありませんが、みなさんびっくりしてましたね。

茶室もあったりして、いい雰囲気です。

滝もありました。見た目に涼しい。

美しい緑、落ち着いた水面、なかなか見ごたえありますね。

バリアフリーとは言えませんが、結構車いすなどでも回れる範囲は広そうでした。

池にかかる橋も凝っているし。

なんと、舟遊びもできるそうです。

船頭さんの解説付き、人気のイベントだそうです。

この辺りが特に美しいかな？

高台から見下ろすこともできます。

時代劇に出てきそうな橋もあるし

池の中の島の緑もかわいらしい。

では結構歩いてお昼近いので早めにランチにします。
園内のカフェにて。
まだ空いてました。

瀬戸内鯛と小豆島そうめん　野菜たっぷり冷製パスタ風　見た目がおしゃれ。
1300円。まあ観光地価格かな。

ほかに、カレーやオリーブ豚のどんぶりなどもありました。
ケーキなどの甘味もそろってました。

左上は追加のサラダ300円
そうめんは左下のだし汁で頂きます。
そうめんのすっきりした味わい、野菜や鯛もおいしかったです。まあボリュームは少な目で、女性向ですかね。
なおのんびりしたいのでコーヒー650円追加したら不思議な味でした。

栗林公園の敷地内（園内ではない）にお土産充実の香川県アンテナショップ　栗林庵があります。

うどん、海産物、果物加工品、せんべいや和菓子・洋菓子、工芸品：張子人形や名産の木綿、ヤドングッズ　などが充実していて、お土産調達にいいですね。

ではチャリにて中心部に戻ります。もうトライアスロン大会に伴う交通規制は解除されてました。
高松市の中心部は大きなアーケード商店街になってます。地方都市の弱体化がよく取り上げられますが、高松市は頑張っていますね。
傘のアートがありました。

百十四銀行です。歴史的建造物です。

案内の石板がありました。

屋根付き。外光が入って明るくて楽しそう。

海外の高級ブランド店、日本のおしゃれアパレルのブティックなど、有名店が並んでました。さすがですね。
もちろん庶民向けのお店も多いですけど。

天井のドームが特に美しいです。

では歩いていて見つけたジェラートのお店で休憩です。
暑いのでジェラートがうれしいですね。
ストロベリーと瀬戸内レモン味。500円。
一口分、期間限定の白桃味のおまけつき。
どれもおいしい、特に瀬戸内レモン味は、今まで食べたジェラートの中で一番かも。かなり酸味がありますが、すっきりしてお見事。

こちらのお店です。
最後までおいしいもの楽しめて満足。

では駅に戻ってレンタサイクル返却し、お宿に戻って荷物回収して、空港のシャトルバス乗ります。

高松駅そばのお宿はシャトルバスの始点になっており、待てば必ず座れるので安心です。途中、高松駅、高松築港駅、瓦町など経由します。

ことでんバスですが、バスの車体にはイルカ。

こちらのバスにも、イルカですね～

空港に無事到着。飛行機まで1時間以上あるので、時間があまる・・
小さな空港ですが、うどんやさん2軒あるし、ショップもなかなかの品ぞろえでした。
カードラウンジで30分位、コーヒー飲んで時間つぶし。

空港にもやっぱりヤドンいますね。

で、高松らしいうれしいサービス。
うどん出汁を無料で頂けます。今の時期はひや　です。
いりこだし、おいしいです。皆さん集まってました。

さて帰りの飛行機は787の中型機でした。
羽田空港に着いたらまたバス移動かな、と思ってたら普通にタラップで降機。
助かります。
なお、飛行機はエコに配慮した特別内装でした。

あ、翼がみどりですね。
飛行機時代はなかなかエコな存在ではないですが、やはり便利だし、うまく利用しなければ。

定刻到着、バス乗り継いで帰宅、楽しい2泊3日旅行でした。