にっぽん丸で行く、錦江湾大花火・済州島クルーズ

2023/08/16 - 2023/08/24

久しぶりに旅行に行くことができるようになりましたが、
コロナ感染者数もまだ多いので人込みを避け、
海上からの花火鑑賞を楽しみにクルーズに参加してきました。

昨年同じ時期に予定していたクルーズは、コロナ感染者が出たということで、出航前日の午後4時頃に中止の連絡があり、非常にがっかりしたのですが、今回は大きな台風の影響で中止になるのか気になっていました。

出港時刻・寄港地の変更などありましたが、クルーズは実施されました。

当初予定されていた一つ目の「熊野大花火」は早くから中止になっていて、そのため寄港地は熱海、花火は伊東温泉「夢花火」に変更になりました。
二つ目の「錦江湾大花火」は天気も良く無事に楽しむことができました。

なお、にっぽん丸船内でのコンサートなどの撮影や録音は禁止されていたため、残念ですが写真は全くありません。
また、写真の順番は編集の都合により前後している場合があります。

いずれもご了解ください。

エリア 済州島 チェジュ(韓国)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回のにっぽん丸クルーズは、新港ふ頭客船ターミナルから出港。

このターミナルを利用するのは初めてです。

車で来たのですが、駐車場はこのビルの横、ふ頭の先端にある屋根なしの屋外駐車場でした。

横浜ハンマーヘッド ショッピングモール

新港ふ頭客船ターミナルの2Fからにっぽん丸の写真を撮ろうとしましたが、近すぎて
全体が入りません。

14:30　待合室のドア、オープン。

ここで大きなスーツケースを預け身軽になりました。
整然と並んだ椅子に奥の方から座るよう指示がありました。

座る前に、「農林水産省　植物防疫所」のキャラクターの“ぴーきゅん”ちゃんとの
写真を、許可を頂いてパチリ。
お見せできなくて残念ですが、今回の旅行で一番嬉しそうな顔をしています。

15:30　受付開始

雨除けの簡易通路を通り、やっと乗船。

今回のクルーズの目的は”花火”なので、花火柄のウチワをドアに飾ってみました。

このウチワこのまま郵便で出せるのです。勿論住所・氏名は必須。

そしてお部屋は、にっぽん丸最初で最後になるであろうと思われる”ヴィスタスイー
ト”なのです。

もう、お部屋に入るなり「ワ～、広い、キレイ」と、狂喜・乱舞、とまではしませんでしたが、嬉しさMAX。

テーブルにはウエルカム・シャンパンとクッキーが用意されていました。

お部屋の広さに喜んでいたのに、ウエルカム・ドリンクの紹介が先になってしまいました。

では、ルームツアーに。

入り口から左奥にベッドがあり、ベッドに向かって右側には窓が、左側には小さなデスクスペースとテレビ。

椅子がシッカリしています。

入り口の右側には、メインのデスクスペース(下は衣類などを整理できる引き出し)、右側にはお茶のセット、そしてすぐ右横にクローゼット(実際にはこの写真の3倍の幅位)。

そして、なお右には、救命胴衣収納スペース、下段は靴入れ。

ここまでが、部屋のドアからベランダまで並んであります。

お部屋に入って左側には区画されたスペースがあり、
入ると正面に金庫が備わっていたクローゼット、直ぐ右横には化粧台。

化粧台の右側奥はバスルーム、金庫のあるクローゼットの左側はトイレ。

バスタブがゆったりしてました。

ブローバス付バスタブだったので、2種類の泡とそして色が変わる照明付きで、とて
も気持ちよく入れました。

3名まで宿泊できる部屋なので、ほぼ中央にあったソファは、ベッドになるようで
す。ひじ掛けの奥にはリーディングライトがあったので明かりをつけてみました。

部屋の写真撮影でまだまだ興奮中に、バトラーの方が挨拶にいらっしゃいました。
ただでさえも贅沢な部屋、そして、バトラーさんが色々して下さるだなんて不慣れな私はドキドキしてしまいました。

16:30 避難訓練

　　　4階プロムナードデッキで行われ、全員参加。

出港予定時刻は17:00の予定でしたが、本州を直撃した台風7号の影響で21:00に変更になりました。

この時19:45
部屋から見えた、ライトアップされたハンマーヘッド。

乗船後、台風の影響を受けられたお二方にお話を伺う機会がありました。

鹿児島からいらしたと言う方は、3日前から横浜に前泊されたとか。

もうお一人は、出港日当日神戸らか新幹線乗られたけど、途中で新幹線が止まってしまい、にっぽん丸のスケジュール変更により熱海に寄港することになったので、そこから乗船したとのこと。

大変な状況の中、とにかくお怪我も無く乗船出来て良かったですね。

台風の影響で、予定より４時間遅れで21:00に出港。

この横浜ベイブリッジをくぐり抜ける時、「いよいよクルーズが始まった～」と言う感じがします。

今日、17日は熊野沖で「熊野大花火」の予定だったのですが、乗船する前の週から中止が決まって、代わりに伊東温泉「夢花火」に変更になり、熱海が変更寄港地になりました。

これに伴い、オプショナルツアーとして、追加代金無しの富士山五合目行、又は伊東マリンタウン行の二つのコースが設定されました。

私達はどちらのコースにも参加しなかったので、船内をブラブラ。

ここは、ペディキュアのサロンですね。
キレイナ見本が沢山ありました。
興味はあるのですが爪が短くて恥ずかしくて。

スポーツジム
今日は多くの方が、富士山か熱海の町などに繰り出していらっしゃるのか、私が見学
に行った時はどなたも運動していませんでした。

こちらはすぐ横にある「オアシス・スタジオ」

“キュッと引き締めエクササイズ”とかあったので、参加すればよかったかな?
他にも色々なプログラムがありましたが、いずれも人数制限がありましたのでお好きな方は見逃しませんように!!

落語家の三笑亭夢丸さんは、4Fのドルフィンホールや6Fのラウンジ海で、毎日の様
に舞台に上がっていらっしゃいました。

私達も聴きに行って、大いに笑わせて頂きました。

クルーズ中に2回行われた“ビンゴゲーム。

各回とも2ゲーム行われ、いずれも大盛況でした。

前回(昨年の11月)乗船した時は、まだコロナ禍ということで、部屋番号が奇数・偶数に分けてマスク着用で行われましたが、今回は一斉に参加OKで、マスク着用も自由でした。
その時はチャータークルーズだったせいか、何回も使えるボードではなく、確か紙だったような?

決して景品目的ではなく、このゲームの担当者の方の司会進行が楽しくて毎回参加してしまいました。　
が、1回目は防水スマホケース、2回目はお菓子を運よくゲットすることができまし
た。

8月18日　ドレスコードはセミフォーマル。

ドルフィンホールでカクテルパーティーが行われ、船長初め主な乗組員の方々の紹介と挨拶がありました。

その後、「MITCH ALL STARS JAZZ CONCERT」が行われ、MITCHさんの迫力のあるトランペット演奏とボーカルを楽しみました。

次の日のランチの時、 MITCHさんの大ファンの方とたまたまテーブルが隣になり、コンサートの話で盛り上がりました。

ある日、また別の日のドルフィンホールにて。

写真左:カーレット・・・世界初の日本で考案された卓上カーリング。
写真右:ボッチャ・・・・皮製ボールを投げ、目標玉にどれだけ近づけられるかを競う、パラリンピック公式種目。

*ゲームの説明はいずれも乗船時のスケジュール表にあった説明を引用させて頂
きました。

後日行われる「奏雲　和太鼓コンサート」のメンバーたちによっておこなわれた、“奏雲　太鼓ワークショップ”

40人位の方達が参加されていて、とっても楽しそうに指導を受けていらっしゃいました。

曲の仕上げではそれぞれのグループで「ヤッ!」と言ってポーズをとったのですが、その姿勢のままでにっぽん丸専属カメラマンの方達が、一人ひとり写真を撮るので、ポーズを決めている方達もカメラマンさん達も大変そうでした。

この太鼓、私も参加したかったなー。

8月19日 08:00頃　鹿児島港入港

桜島は入港時、残念ながら雲が多くかかっていて山頂が見えませんでした。

マリンポートかごしま (鹿児島南港) 乗り物

接岸時のロープ作業を見るのが好きなので、前方に行ってみたら、大きなクルーズ船が。

MSCベリッシマが係留していました。大きい!

船長が操船されています

タグボートは小さいのに、大きな客船の接岸や離岸の時、力を発揮して凄いなといつも思います。

仕事が終わって戻って行くとき、「ありがとう!」って、毎回大声でお礼を言いたいくらいです。

何回観ても、大きい!

朝は雲が掛かっていた桜島ですが、夕方にはこのように噴火しているような雲が出て、山頂まで見えるようになりました。

今夜の花火は無事に見ることができそう

16:00～就寝までのドレスコードはカジュアル・浴衣。

今夜は「かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会」があるので浴衣を着てみました。

本格的な着物は勿論のこと、浴衣も最後に着たのは?というくらいでしたので、you
tubeで帯結びを研究して、ついでにこの帯まで参考にさせて頂いた方のお店で購入
してしまいました。
とても締めやすくて、紬の着物に合わせたくなりました。

さぁ、花火が上がりましたが、スマホで撮影している私の腕が悪くて、花火の華やかさを中々伝えることが出来なくて残念。

8月20日　06:15　今日もお天気良さそう。
済州島には今日の午後4時ごろ着く予定。

8月20日

昨夜は無事にかごしま錦江湾の花火を最後まで見て、今日は韓国の済州島に停泊です。
もうすぐ港に着くようです。

16:00頃　済州島　着岸

8月21日　06:08　客室から見た済州島の朝日

10時頃、何処にもいかないけど済州島に降り立ってみようということで、入国審査を受け韓国入国。

外はもう既に皆さんお出かけになったためか、ターミナル周辺は静かでした。
私達が出た時はタクシーの運転手さんらしき人が近づいてきたのですが、何処にも行かない様子を直ぐ察したようで、声をかけられることなくゆっくり周辺を見ることが出来ました。

ターミナル内部。

ちょっとしたお土産屋。
このお店の右横にはコンビニがありました。

誰もいなかった軽食屋

この長い通路を通って、船に帰ります。

済州島のウエルカム・ボードが岸壁にありましたので記念撮影。
「韓国にキターーーーーー」

今回のクルーズで、にっぽん丸の全体像をシッカリ見たのは今日が初めて。
それだけ船から降りていなかったということですね。

こちらは船尾なので前に。

前の方から見るにっぽん丸はスッキリした姿で素敵!!!

ある日のお昼は、にっぽん丸の「丸弁」を部屋に届けてもらいました。

さっぱりしていて美味しく頂きました。

昨夜(21日)の18:00頃済州島を出港して、今日(22日)は下関港に入港。

はい！からっと横丁大観覧車のすぐ横でした。
下関港出港予定時刻は21:15。

はい!からっと横丁 テーマパーク

船の正面には関門橋。橋の全景が見える良い撮影スポットです。

明日の夜は由紀さおりさんのコンサートが予定されているので、由紀さんはきっとこの下関港から乗船されたのではないかしら?

楽しみだなー。

7F プールサイドにある「Lido Terrace」

ホットドッグやハンバーガー、スープなど軽食が頂けます。
私はここのハンバーガーがお気に入り。

この樽の中にはビールが(こちらも無料)。　
プールサイドで飲むビールは美味しいでしょうね。

カウンターには9：30頃パンが届き、好きな所で頂けるよう紙袋も用意されていました。

カウンターの左側は、ジュースやコーヒーその他のノンアルコール類。
ビールは係の人にお願いしますが、ジュースなどはセルフサービスで。

ジュースが濃厚で美味しかったです。

忘れてはいけません。
ここでは超有名なゴディバの“ショコリキサー”を頂きました。

そしたら何とここで、由紀さおりさんのお姿をお見掛けしたのです。
声をかけられても大丈夫な方とそうでない方がいらっしゃるので、どちらがいいか分からなかったのでお声がけはしませんでした。

クルーズ最後のこの日の夜は、由紀さんの歌の世界に包まれて、とても贅沢な時間を過ごせて幸せでした。

明石海峡大橋
やっぱり橋が好き。

明日はもう横浜です。　今回のクルーズは寄港地でのオプショナルツアーに参加せず、また済州島は港に降りたくらいで、後はズーッと船にいましたが、それでも船旅は楽しく過ごせました。

次回は寄港地を満喫する旅にしたいです。

明石海峡大橋 (淡路島側) 名所・史跡