2021/03/24 - 2021/03/24
272位(同エリア401件中)
しなちくさん
この旅行記スケジュールを元に
個人的に目指している日本全国の鉄道路線全線完乗。盲腸線(行き止まり式で終点まで行くと戻ってこなくてはならない)ということもありなかなか手付かずだったわたらせ渓谷鐡道にお邪魔し、裏ルート(?)を使って日光まで抜けるルートをまとめていきたいと思います!
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首都圏在住なので始発駅の桐生に向かうにはJR両毛線を利用する形となります。高崎と小山を結んでいる同線ですが、今回は時間の都合上、小山を選択。元々は東海道線や宇都宮・高崎線で走っていた旧型の車両が今でも活躍しています。
JR両毛線 乗り物
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桐生からはいよいよ本題のわたらせ渓谷鐵道へ。鉄道の字が違うと感じられる方もいるかもしれませんが、鉄は「金(かね)」を「失(うしなう)」ということで縁起が悪いと考えられているようで、いくつかの鉄道会社では「鐡」を正式なものとして使用しているところもあるようです。
日常的に8・10両編成の長い列車に乗っていると、短い気動車を見ると「みじかっ!」と思ってしまうのは都会人なのかそうでないのか・・・わたらせ渓谷鐵道 乗り物
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列車は桐生の市街地を抜けてしばらくすると山間部に入っていきます。隣を流れるのは知らない人はいない渡良瀬川。かの有名な鉱毒事件を引き起こした足尾銅山からずっと下流に向けて流れており、いまでは穏やかな河川となっていますが、見ているだけでもなんだか感じさせられるものがあります・・・
列車は運転士のみのワンマンなので、反対側の運転台横の部分は解放されており自由に景色を眺めることができます。
のんびりとした景色の流れをゆっくりと堪能できました! -
最初に降車したのは桐生から40分少し経った水沼。単線のわたらせ渓谷鐡道では途中駅で行き違いができる設備が整えられており、この水沼もそのうちの一つ。対向列車が来るまでしばしの休憩です。
水沼駅 駅
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旅の目的の一つでもありましたが、こちらの駅は駅舎が温泉センターとなっており(入浴中は線路側ではないので列車を見ることができませんが)列車でのアクセスはこれ以上ないほどの好立地となっています。
駅舎と合わせて1枚パシャリ?
この後は温泉へ。渡良瀬川を一望できる露天風呂をはじめ、こじんまりしたところではありましたがゆっくりと疲れをいやすことができました。
貴重品入れのロッカーはリターンしない100円式なので小銭の準備を忘れずにしたいところです。
※※2023年9月現在、運営会社が破産申請をしており当館は臨時休業中とのこと。
訪問前に最新の情報を確認してください水沼駅温泉センター 温泉
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ここでお昼にちょうど良い時間となったので駅前にあった食堂へ。
お店の外観。入り口は右側で客席は1階だけだったと思います・・・ -
洋食中心のメニューでどれも美味しそうな料理が並んでいます・・・
これ以外にもラーメンやそば・うどんなど種類豊富でどれを選ぶか迷ってしまいそうです! -
選んだのは「ふわっとオムライス」880円で汁ものもついており美味しくいただくことができました。
それにしても、山の中にあるのにお客さんの入りはすごく、満席近くなるようなタイミングも。このあとの予定もあるので少しばかりハラハラしましたが美味しく完食。ごちそうさまでした。 -
やってきた次の間藤行に乗車し旅を続けます。
たまたま旧型車両同士の交換となりました。 -
少し経つと列車は梅が咲き誇るので有名な神戸駅へ。
これで読み方は「ごうど」なのである意味難読駅名かもしれませんね(笑) -
停車時間があったので車両の外にも出て数枚撮影。景色とマッチする旧型気動車は良いものです。
ここには引退した列車を活用したレストランもあるのですが、今回は時間の都合上パス・・・神戸駅 駅
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神戸駅を発車。今度は撮影メインで訪れたいところ。
先ほどの陸橋上には発車時に多くの人が撮影しており、去り行く列車に乗っていた私はアイドルさながらの気分(んな訳なかろう← -
車窓は相変わらず山と川の一辺倒ですが、先ほどよりも大きな石が転がっていたり流れが急峻になっていたりと上流に近づいているのが車窓からも確認できます。
列車は変わらずゆっくりと勾配を登っていき、まもなく群馬県から栃木県へ!渡良瀬川 自然・景勝地
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到達しました!
終点の間藤駅。行き止まり式でこれ以上列車は進むことができません。
一部界隈で有名な作家の宮脇俊三氏が国鉄(わたらせ渓谷鐵道は国鉄芦尾線だった)全線完乗を果たした英でもあります。間藤駅 駅
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小さいながら駅舎が建てられている間藤駅。乗りつぶしで来る客も多いのか駅ノートも設置されていました。ちなみに列車の発車時にはメロディーや発車合図はなく、乗務員が呼びに来るということもないので乗り遅れには要注意です。
クレームが多発したのか駅舎内に注意書きが張り出されていましたが、そんなこと言われなきゃ分からないのかよ・・・(呆れ -
桐生から間藤まで1.5時間ほど。来た道を戻るのも面白くないので今回は日光市営バスを利用し日光駅方面へと抜けることにしました。わたらせ渓谷鐵道も含め本数はお世辞にも多いとは言えないので時刻表の事前チェックは必ず出発前に!
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やってきたのは小型バス。私以外にもう一人いたかと思いますが、地元住民ではなさそうで利用客は少な目。山間部を抜けるように走っていたので需要はあまり多くなさそうですが、今後も(一部鉄っちゃんのために)存続を願うところです・・・
バスは東照宮など有名観光地の近くも通るようで、車内には道路渋滞により遅延する可能性があるよとの掲示が。(このケースで使う人は多くはないと思いますが)前後のスケジュールには余裕を持っておくのが良いかもしれません。市営バス 乗り物
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しっかりと許可番号(?)の掲出も。
地元のバス会社などへの委託ではなく自前でやっているのでしょうか? -
列車の時間まで少し余裕があったので周辺を歩いて散策。
こちらは東武鉄道の東武日光駅。浅草や北千住から直通の特急を走らせており首都圏からの利便性は高め。駅舎内には観光案内所や待合室など広々としており時間までゆっくりすごすことができそうです。東武日光駅 駅
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一方こちらはJR日光線の日光駅。
駅舎は立派ですが、到着するのは宇都宮とを結ぶ普通列車のみ。
こちらも中には窓口や観光案内所もありますが、東武鉄道の方が賑わっているように感じられました・・・
こちらの駅は他のJR駅とは異なり駅員さんの制服が異なるようです。
行かれた方は是非ご自身の眼で見てみてください!日光駅 駅
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今回は青春18きっぷを使用していたので、もれなくJR日光線の利用となりました。
車内は窓を背にしたロングシートで基本的に地域住民の利便性を優先しているようです。朝夕ラッシュ時はけっこう混むようですし・・・
そのまま宇都宮から乗り継いでの帰宅となりました。
不慣れな(というかほぼ初めて作った)旅行記ではありましたが、ご覧抱いた方でいくらか参考になるようなところもあれば幸いです。
最後まで見て頂きありがとうございました!!!JR日光線 乗り物
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