城探訪東京(10)・新宿散策(4)

2022/08/22 - 2022/08/22

　　城探訪東京10・新宿散策(4) 東京都新宿区　　全行程　2時間46分　　東京メトロ東西線神楽坂駅～（0分）赤城神社(8分)～(10分)清隆寺・真清浄寺(5分)～(7分)築土八幡神社(15分)～ (6分)安養寺・善国寺(15分)～(25分)若宮八幡神社・若宮公園(24分)～(30分)光照寺(10分)～（6分）南蔵院(3分)～ (2分)都営地下鉄大江戸線牛込神楽坂駅
「日時」2022年8月22日　
「アクセス」東京メトロ東西線神楽坂駅

エリア 新宿(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

神楽坂駅　東京メトロ東西線の駅で、1964年開業

赤城神社狛犬と社殿　創建は伝1300年、大胡彦太郎重治が上野国赤城神社から勧請し創建。ご祭神は岩筒雄命、赤城姫命です。赤い大鳥を潜り、保存樹木イチョウが生い茂る参道を進むと正面に拝殿、左に蛍雪稲荷神社、戦場ヶ原の名の由来となった、赤城山と大百足、江戸時代の俳人巻阿の碑、観音菩薩立像、境内社出世稲荷神社、八耳神社、東照宮、神楽の白梅等があります

白銀公園　現在は新宿区の公園で、石の山、遊具、ベンチ、砂場、トイレ等があり、大きな木が生い茂り木陰があります

清隆寺本堂　日蓮宗の一寺、創建は1638年、開基は肥後藩藩主細川候、開山は妙行院日徳上人、本尊は法華曼荼羅諸尊です。入口正面に鉄筋コンクリート造の二階に本堂があります

真清浄寺本堂　法華宗の一寺、創建は1616年です。山門の手前に地蔵尊、山門を潜ると、鐘楼、本堂、願満稲荷、納骨堂があります

御殿坂　徳川三代将軍家光の鷹狩りの際に仮御殿が設けられた。坂名は御殿山に因んで名づけられた。この坂辺りに、太田道灌創建の御殿山城があったと言われています

高台に在る築土八幡神社鳥居　築土城の築城年は戦国時代、築城主は関東管領上杉時氏、築土八幡神社一帯が築土城のあったと所といわれています

築土八幡神社田村虎蔵顕彰碑　鳥取県出身の作曲家で、「うらしまたろう」「はなさかじいさん」「いっすんぼうし」「だいこくさま」等の唱歌等が有名です

築土八幡神社庚申塔　区登録有形文化財で、1664年奉納された。桃の枝を持った一対の猿が刻まれた庚申塔です。よく見かける庚申塔は、文字のみ、猿田彦大神、三猿の上に青面金剛が乗った構図が刻まれているですが、本寺の庚申塔は珍しいと思いました

築土八幡神社拝殿　創建は809～823年、ご祭神は応神天皇、神功皇后、仲哀天皇です。石段の途中に区登録有形文化財の鳥居、境内には田村虎蔵顕彰碑、庚申塔、百度石、境内社宮比神社、神楽殿、神輿蔵、拝殿、その奥に本殿、ご神木イチョウの木があります

安養寺本堂　天台宗の一寺、創建は不詳、平安時代初期、開基は慈覚大師円仁、本尊は薬師如来像です。山門を通ると右正面に本堂、その他子育て地蔵尊、宝生観世音菩薩があります

善国寺本堂　日蓮宗の一寺、創建は1595年、開基は徳川家康、開山は仏乗院日惺上人、本尊は宗定本尊です。山門の左手に鳥居型の門がある。正面に拝殿がある。その他、浄行菩薩堂、堂内に安置されている浄行菩薩像、境内社、神楽の桜、宝篋印塔、石虎像等がある。山の手（新宿）七福神の毘沙門天像が祀られています

石虎像と毘沙門天説明　両方とも区指定有形文化財です。拝殿前の像は狛犬をよく見かけるが、虎は大変珍しいです。毘沙門天は室町時代造立といわれ、別名を多聞天いわれ、四天王の一つである。公開は年３回である

寺内公園　鎌倉時代から1907年に品川に移転するまで行元寺というお寺がありました。江戸時代中期境内の一部が貸し出され、神楽坂の花柳界が発祥したと伝えられています。その後この寺内には夏目漱石や多くの芸能人が住んでいたそうです。この地の歴史と由緒をいつまでも忘れられないよう寺内公園が作られました

神楽坂　早稲田通りの大久保通りと外堀通の間にある坂を言う。坂の北側一帯には花街特有の路地が見られる

泉鏡花・北原白秋旧居跡　明治から昭和初期にかけて活躍した小説家泉鏡花が芸妓桃太郎とこの地で同棲（後に結婚）、桃太郎は小説婦系図お蔦のモデルである。北原白秋は明治から昭和時代にかけて活躍した詩人、作詞家、歌人で、泉鏡花より少し後にこの地に1年ほど居住している

若宮八幡神社拝殿　創建は1189年、源頼朝が奥州藤原氏征伐の際、戦勝祈願し成就したことから、鎌倉八幡宮の若宮を勧請したのが始まりです。ご祭神は仁徳天皇、応神天皇です。鳥居を潜ると正面に拝殿、奥に本殿、境内社稲荷神社があります

若宮公園入口　江戸時代この辺りは武家屋敷中心の街が形成されました。武家屋敷をイメージして和風庭園（漆喰壁もその一つ）として整備する

旧馬場家牛込邸（最高裁判所長官公邸）　富山県の海運業者馬場氏が東京の拠点として建てた和風建築物です。現在最高裁判所長官の公邸になっていて、門前にはポリスボックスが設置され、警官が立っています

光照寺本堂　浄土宗の一寺、創建は1603年、開基は松平信定、開山は清誉上人光照、本尊は阿弥陀如来像です。山門を通ると、鐘楼、本堂、地蔵尊、文化財や登録史跡の説明板等があります。出羽松山藩の菩提寺で、境内には同藩主酒井家の歴代の墓がある。光照寺一帯は牛込城があったとところと言われている

光照寺牛込城説明　築城年は1532～1555年、築城主は牛込勝行、光照寺一帯は戦国時代、この地域の領主であった牛込氏の居城跡であるといわれています。牛込氏は上野国大胡氏を祖として、北条氏に仕え、その後徳川幕府の旗本として仕える

酒井家初代忠恒の墓　右端が忠恒の墓で、忠恒は庄内藩初代藩主酒井忠勝の三男で分家して初代松山藩主となる

　地蔵坂　この坂上に（光照寺の北側）光照寺があり、滋賀県にある三井寺より移されたと言う地蔵菩薩があった。それに因んで地蔵坂と呼ばれた

南蔵院本堂　真言宗豊山派の一寺、創建は1583～1620年、開基は正胤法師、本尊は千手観世音菩薩像です。山門手前に石仏、山門を通ると、本堂、歓喜天堂、地蔵菩薩像があります

牛込神楽坂駅　都営地下鉄大江戸線の一駅で、2000年開業です。大江戸線開業は新しいので、丸の内線や東西線比べ地下深く走行しているので、ホームまで下りるのが大変である