日帰り*2：ミュージアムラリー「ミュージアムで謎解きを」参加

2023/08/26 - 2023/09/02

美術館と地下鉄を巡って指定ポイントで問題を解いていくタイプのミュージアムラリーに参加。
AコースとBコースがあり、どちらも巡らないとクリアにならないようなので2日使って両コースやってきた。

エリア 東京

別件の用事があったため、東京に行く。
時間が余ったことから、たまたま知ったミュージアムラリー（下記リンク）をやってみようと思い立つ。このミュージアムラリーはAコースとBコースがあり、どちらもクリアすることが前提（両方クリアすることで最終問題が解けるようになる）。この日はAコースに挑戦することにした。

https://www.museumrally.com/?utm_source=banner&utm_medium=referral&utm_campaign=nationalmuseum

第一チェックポイント最寄の竹橋駅に到着。
さっきまで全然だったのに突如の雨。折り畳み傘持ってきておいてよかった。

竹橋 名所・史跡

第一チェックポイントの東京国立近代美術館に到着。
何気に初めて来たかもしれない。
ここのMOMATコレクション内の展示品に問題の解答があるので、ミュージアムラリーと並行してコレクションも鑑賞することにする。

丁度やっていた特別展はガウディとサグラダ・ファミリアがテーマらしく、そちらは人がかなり多い。有名だし人気ある建築物だし納得。いつか自分も本物見てみたい。こっちはMOMATと違い、整理券で入場者の入場時刻管理していた。

東京国立近代美術館 美術館・博物館

美術館や博物館はそれなりの頻度で通っているが、現代アートの鑑賞はかなり久しぶりだ。
好みのジャンルが近代より前なので、まあそうなる。

東京国立近代美術館 美術館・博物館

２階から始まった展示室は、下へ続いてた。
階段使って下の展示室に向かったのだが、踊り場にも１点作品が。いや、これは１階の作品を踊り場からも見えるようにした感じか。１階に降りた後、作品のある部屋（部屋が作品か？）で下から鑑賞。
美術品なのは分かっているが、どこぞの壁紙に良さそうな模様だ。

この後更に下に降りて第一チェックポイントの問題を解く。
対象を見てるだけだとわかんないな、コレ。対象の説明を読み込んで、別の展示品を見たら一足飛びに解答出来た。

東京国立近代美術館 美術館・博物館

第一チェックポイントに正答したので、第二チェックポイントに移動する。
外に出ると雨はすっかり止んでた。今日は移動が多いので、（多分屋内の移動が多いとしても）雨でないのはありがたい。

で、問題の第二チェックポイント（日本橋駅）。
ここが個人的に今回の最大の難関。
何がって、問題文のポスターを見つけるのが。下写真のポスターを見つけるのに駅構内をぐるぐるぐるぐる。でもそれっぽいのが見つからない。たまたま今回の脱出ゲームの案内矢印を見つけ、駅改札から出てやっとこ見つけることが出来た。(多分20分ぐらいかかった)
なお問題自体は秒で解けた。

日本橋駅 駅

第三チェックポイント（国立西洋美術館）に到着。
ここは何度か来たことあるが、結構久しぶり。

そして！ここで嬉しい出来事が。
この日、国立西洋美術館では「にぎやかサタデー」というイベントがやっており、
・常設展、特別展の入館料無料！
・展示室での私語ＯＫ！！
という天国状態だった。

国立西洋美術館 美術館・博物館

入館料無料なこともあってなのか、常設展も結構な人入り。私語ＯＫだけど極端に騒ぐという人はいなくて、適度にざわざわ、ガヤガヤといった雰囲気。

そうだよ、これ。こういう感じでの鑑賞が個人的に一番好き。
以前別の展示会で息が詰まるくらい私語を制限された経験があったので、余計にこの空気感が嬉しかった。個人の意見だが（勿論度が過ぎるのは厳禁だが）明るく楽しく鑑賞出来るのは良いことだと思う。

国立西洋美術館 美術館・博物館

展示物にはピカソやモネといった私でも知ってる超有名どころもちらほら。
その一方でこんなのも収蔵してたんだ！と思ったのは写真下。ティファニーとかカルティエとかの今でも続いている高級ブランドの宝飾品たち。絵も綺麗だけど、やっぱり石や金属のきらきらは目の保養だと思う。

時間が押してるのがあってそこそこ駆け足で見ることに。せっかく無料だったのに、勿体なかった。

国立西洋美術館 美術館・博物館

美術館で問題を解き終えて、次のポイントへ。
今度は国立新美術館とのことなので、上野から日比谷線を使って向かうことにする。

なお、今回何回もあっちこっちを移動するので最初に東京メトロの２４時間パスを購入。あとで計算したら、何百円か移動費が安く済んでた。

ところでこのパンダ橋って、そこまで利用する人多くない割にもの凄く大きい橋だなと毎回思う。

パンダ橋 名所・史跡

第四チェックポイント、国立新美術館に到着。

ここでは
・問題は何らかの展示会を見なくても解ける
・最後のチェックポイントの閉館時間が迫ってる
・お昼ごはんを食べていなかった
の理由から美術館内の展示会は諦めて、館内のカフェでお昼を頂く。
サーモンサンド、チャイ（冷）、ガレット・ブルトンヌ。チャイは冷たいのは邪道かなーと思ったりもしているけれどスパイスきいたのと冷たいのが欲しかったので、選択。

ごはんを食べつつ問題を解く。
今回のミュージアムラリーの問題は全体的に難易度は低め。難しめのものでもちょっと考えればわかる（最低でもヒント見ればすぐわかる）感じなので、ストレスなく進められる。クイズを解くこと重視したい人には物足りないかもしれない。

国立新美術館 美術館・博物館

最後のチェックポイントへ行くため、恵比寿ガーデンプレイスへ。
名前は知っていたけれどもこれまで行ったことはなかった。もっと早くついていたら色々歩き回ってみたかったと思う。
途中で通ったアイスクリーム＆クレープのお店美味しそうだった。

恵比寿ガーデンプレイス 名所・史跡

Aコース最後のチェックポイント、東京都写真美術館につく。
奥のホールでライブがあるらしく、多くの人が列に並んでいた。

東京都写真美術館 美術館・博物館

美術館のほうは、閉館時間近いこともあってかあまり人はいない。
展示は３種あったけれど、閉館まであと一時間弱ほどだったのですべて見て回る時間はない。迷った結果「風景論以後」を選択。
写真の展覧会はめったに行ったことがないので、物珍しい。展示内容としては、芸術いうよりかは近現代の歴史資料みたいな印象。

入るときにカバンやリュックは体の前にするかロッカーに預けてほしいと受付の方に言われた。
過去、カバンが展示品にぶつかってひと悶着あったとかなんだとか。展示品見たところガラスなどで保護されているものばかりでもなかったので、ぶつかったらまあ、色々問題が起きるのはわかる。当然といえば当然な処置かな、と思う。

東京都写真美術館 美術館・博物館

美術館は鑑賞をメインにして、問題解くのは後回しに。
解答に必要な情報は入手したので、展示後は周辺を見て回る。

この日はビアガーデン？のイベントがやっていたよう。ちょっと美味しそうだと思ったけれど、整理券による入場制限がかかっていたので今回は断念。
このイベントもそうだけれど、すっかり人の混雑具合がコロナ前に戻った。

恵比寿ガーデンプレイス 名所・史跡

明けて別の日。
今度はBコースの方に挑戦。今回は一日使ってやるつもりだったので、午前中に第一チェックポイントの東京都現代美術館に到着した。

ところで、今回２コース分でそこそこの数の美術館に行く訳だが、似た名前が多すぎないか！？

東京都現代美術館 美術館・博物館

この美術館も来るのは初。というか清澄白河近辺自体がほとんど初。
美術館の中はすごいスタイリッシュというか、The・現代アートの美術館。

第一チェックポイントの問題のある場所は美術館内の施設で、特定の展示会内の作品ではなかったので、ささっとそこまで行って答えを出す。該当する場所にこのミュージアムラリーに参加していそうな人らが何組か入れ替わり立ち代わり来ていたので、なんだかんだ結構やってる人いるのかも。
参加自体は無料なので、やりやすいというのもあるのだろう。

東京都現代美術館 美術館・博物館

問題解けたので、次のチェックポイントの茅場町駅に向かう。
清澄白河から茅場町駅へは都営地下鉄を使うと一番早いようだったけれど、この日購入した２４時間パスは都営地下鉄込みのものではなかったのもあって、人形町経由で茅場町に向かう。

人形町駅 駅

茅場町で問題をチェックした後、丁度お昼どきだったので、近場でお昼のお店を探すことに。
あまり地図上の位置関係ちゃんと確認してなかったのだが、この辺、日本橋に近かったのか。。

茅場町駅 駅

ネット検索して出てきて美味しそうだったので、「津々井」さんという洋食屋さんでとる。少し想定していた予算より高めだったけれど、オムライスが今まで食べたことがないタイプのものだったので、思い切って選択。
オムライス、ぱっと見表面が乾いてそうに見えたけれど、実際にスプーンですくって食べてみると中がとろっとろ！　ソースは手前と奥どちらもトマトベースだけれど、別種類のソース。つけ合わせのクリームスープが個人的に美味しかった。

津々井 グルメ・レストラン

銀座線を使って上野へ。
Aコースでもこの辺来たけれど、Bコースでは東京都美術館が第三チェックポイント。
周辺で美大？のイベント？らしき、色々な手作り作品を売っているお店が並んでいた。ちょろちょろチラ見してみたけれど、これぞ！というものには出会えなかったのでそのまま美術館へ。

東京都美術館 美術館・博物館

ミュージアムラリーの文面から、問題を解く目的込みで「荒木珠奈展」を鑑賞。
今回地下鉄利用に購入した２４時間パスを見せると、数百円安く入れた。今回は地下鉄そのものの交通費とここくらいだったけれど、調べるとパスのおまけで少しだけ安くなったりできるとこ他にもあるみたいだ。

東京都美術館 美術館・博物館

この展示会見に行けてよかったなぁと思う。
普段は現代アート系は行かないので、いつもならこの作品に出合うこともなかっただろう。
色とりどりの光が星屑みたい。作品内にあるコンセントにライトを繋げる、ちょっとした体験もやらせて貰った。

東京都美術館 美術館・博物館

こちらは、説明員の方に作者さんが当時住んでいたマンション（アパート？集合住宅？）の様子をイメージして作った作品なのだと教えてもらった。
灯り一つ一つがお家という感じ。中の絵も含めて何となくほっこり。

東京都美術館 美術館・博物館

一つ下の階に降りて、別の作品。
写真上のテントは中に入って座ってもいいとのこと。
ちょっと不思議系でかわいい感じ（一部不気味系も？）のが多い。見てて楽しい。

東京都美術館 美術館・博物館

最後に一番大きな展示物。展示名は「記憶の底」だったと思う。
一番大きなオブジェが、一人ずつ中に入れるようになっていた。

東京都美術館 美術館・博物館

展示会見終わって、第四チェックポイントの溜池山王駅経由して最後のチェックポイント。

東京都庭園美術館 美術館・博物館

東京都庭園美術館は、個人的に東京内の好きな美術館の一つなので楽しみにしていた。展示内容は「フィンランド・グラスアート」とのことで、詳しくはないけれどガラスということでちょっと楽しみにしていた。

東京都庭園美術館 美術館・博物館

で、中に入って完全に予想外の人手に驚いた。
前来たときは絶対にこんなに人はいなかった。グラスアートってこんなに人気のある展示テーマだったのか？？

東京都庭園美術館 美術館・博物館

人混みを掻き分けながらの展示物鑑賞。
お屋敷の優雅さを感じる隙ははっきりいってなかった;;

東京都庭園美術館 美術館・博物館

人が大きく写らないよう、調整して撮る。
人が多いというか、人口密度が高いとやっぱりゆっくり観られない。この辺はほぼ流れで見てた。

東京都庭園美術館 美術館・博物館

旧館終わって新館の方に移動。
こっちの方が気楽。

東京都庭園美術館 美術館・博物館

庭園を周ってラリーの最後のチェックポイントもチェック。折角なので軽く一周してみた。

東京都庭園美術館 庭園 名所・史跡

美術館を出て最後に近くのチョコレート屋さんのイートインで一服。
紅茶（アールグレイ）を頼み、チョコレートは「ほうじ茶」、賞味期限間近ということでチョコレートのクッキーをおまけで頂いた。このクッキーおいしい。
チョコレート食べながら最後の問題を解く。問題難易度は一番高かったかも。

Aコースで分かっていたが、Bコースも一日がかりのボリュームだった。足が疲れた。あと暑かった。
今度今回みたいなイベントをやるときは、涼しくなってからやろうと思う。

CACAOCAT 白金台店 グルメ・レストラン