2023/05/10 - 2023/05/10
11位(同エリア599件中)
あまいみかんさん
- あまいみかんさんTOP
- 旅行記40冊
- クチコミ3件
- Q&A回答0件
- 41,716アクセス
- フォロワー103人
この旅行記スケジュールを元に
駅前からカイザー通りをぶらぶらとライン川に向かって歩いた。
交易や司教都市として栄えたマインツの街並みは、朝だったせいか人も少なく、落ち着いてた。立派な教会や建物を見ながらの散歩は非日常。適当な
歩き方だったが、マインツの大聖堂にも辿り着けた。
既に疲れてしまった私はアパートに帰りたかったんだけど、夫がグーテンベルク博物館は是非みたいっと。そうだね。すぐ目の前にあるんだし、もう少しだけ頑張って今日見学しましょうか。軽くお昼にパンを頂いたら元気も出て来たようだし。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
マルクト広場に続いてグーテンベルク広場。この辺り大変に広々
とした広場の連なりで、カフェやお店が多く、市民の憩いの中心の
ようです。毎日、こんな景色見れるのっていいなあ。ミニチュアは
こんな木の下に、ひっそりとありました。雨後で、濡れています。 -
近くには、車除けだか・・・ベンチでもない・・・モニュメントが
ありました。 -
アルファベットが一文字書かれていて、それにちなんだものが表現
されているらしい。聖ピーター教会、朝見ました~。
こんな四角いブロックが広場にいくつか並んでおりました。 -
グーテンベルク博物館は、まるで、お城のよう。
世界で最も古く、充実した印刷技術関係のコレクションを誇る
博物館。ヨハネス・ゲンスフライシュ・ツア・ラーデン・ツム・
グーテンベルク ( 1398年~ 1468年 )は、マインツ 出身の
活版印刷術 の発明者。ドイツを代表する偉人です。 -
博物館の入口。
-
玄関の上のこの伊達男はだあれ?王様?豪華なお衣装だこと。
-
こんな建物みるとモーツァルトでも出て来そうな気がする。
-
入口入って上を見上げると・・・。
-
素晴らしいスタッコ天井。
こんなバロックかロココのような装飾が迎えてくれた。
館内には、印刷機械を発明したグーテンベルクについてとか、印刷の
歴史全般についてとか、世界の印刷機の展示とか、イスラム、東洋の
紙や石に刻んだ文字とか、貴重な本の展示などがあった。
オーディオガイドやビデオ解説、体験教室などもあったようだが
、私達はサクっと見学しただけ。 -
工房で働くリトグラフ職人のグラビア印刷(1850年)
ーカラーリトグラフー
(撮影禁止のものもあったけど、印象に残った展示物を少しだけ
紹介します) -
「Kate Greenaway」
いろんな印刷物があったんだけど、若い頃大好きだった、
英国を代表する絵本作家の刷り物を見つけたのが嬉しくて。
描かれたお庭とか、独特の可愛い服装が当時の流行になったそう。
後の英国旅行へと誘ってくれた絵本です。本棚のどこかにピーター・
ラビットのシリーズと一緒に今も静かに眠っているハズ。
断捨離せねば・・・の年齢になりました。 -
ミルトンの「失楽園」
ーマインツ市立図書館蔵ーとあった。
こんな美しい本が容易に手にできるようになったのは、素晴らしい。 -
馬車のような印刷機械だわ~。
-
こんな風に、沢山、沢山の印刷機械が展示されていた。
時代は書きとめてないので不詳。 -
世界の名だたる新聞社や出版社の往年の印刷機械が一堂に並んで
いた。今は消えてしまった新聞社もあるだろうけど。 -
確かこれはリトグラフ用の印刷機械だったような。
-
これ、羊皮紙にするんだよ~。真っ白な、薄い美しい羊皮紙になる
のが不思議。いくつものヨーロッパ「世界一美しい図書館」や
修道院で、羊皮紙に描かれた手書き写本を見たことがある、大きい
のから小さな豆本まで。どれも、これが人間技かと思える程に芸術
的で麗しかった。 -
羊皮紙手書き本説明のそばに、ヒエロニムスの絵の展示在り。
エウセビウス・ソポロニウス・ヒエロニムス( 347年頃 - 420年 )
は、キリスト教の聖職者・神学者。 聖書 のラテン語訳である
ウルガータ 訳の翻訳者として知られる。 聖書の巻頭に、ヒエロニ
ムスの言葉を入れるっというお約束があったようで、だから書物
を持つヒエロニムスの絵を展示してたんだね。赤い帽子とライオン
がいつもセット。 -
羊皮紙の書物。
小学生でもよく理解できるような、手書き羊皮紙本ができるまでの
工程を展示してあるコーナーがあった。
その奥に美しい貴重な古書を展示している特別室があったんだけど、
そこは写真撮影禁止で、屈強なおじさんがしっかり見張ってはった
ワ。お宝が傷まないように、照明は暗く、暗くで。 -
マインツの金属加工職人で印刷業者だったヨハネス・・グーテン
ベルクは、、最初の出版物「グーテンベルク聖書」を1455年に
刊行。それまで書物の複製は手作業だったから万人には高嶺の花。
金属活字を使った印刷術を発明したことは画期的で、中世で最も
重要な出来事の1つとされている。ルネッサンス、科学の発達、人々
の啓蒙、宗教革命の発展に大いなる影響を与えたっと。 -
上の版を使うと、こんな風に印刷が出来上がります・・・の見本。
どれも貴重なもの故、全てガラスケースの中です。 -
「グーテンベルク聖書」
これはグーテンベルクが発明した印刷機でもって初めて刷られた、
ラテン語聖書の1頁。ほとんどのページが42行の行組みであること
から「四十二行聖書」と呼ばれたそう。羊皮紙と紙両方に180部
印刷されたものの中、現在48点が存在。この博物館の「目玉」
で、大変貴重な印刷物である!!
日本には慶応義塾大学に初版本があるらしい。また、アメリカ大統領
就任式で誓いを述べる際、聖書の上に手を置いてますが・・・なっ、
なんとアメリカ議会が所蔵しているグーテンベルクの初版本が
使用されているそうです。へ~、知らなんだ。ただの聖書ではないん
だ~。重みあるよね。 -
っという訳で、上の聖書の説明書きを旅行記に載せますね。
(42しか読めないけどネ)
世の中、知らんでも良いことだらけだけど、知って嬉しい
こともアル。 -
博物館にはグーテンベルクの人生や印刷機械だけでなく、世界の
文字書物に関する展示もあり、特に日本、韓国、中国の紙、印刷
に関する展示は親近感を感じた。
中国では、既に6世紀半ばには木版印刷技術があったことが、残
された仏典等でわかっており、仏教伝来と同時にその技術が朝鮮
半島や日本にも伝播。11世紀に活版印刷術も中国で開発されたが
アルファベットと異なり、漢字の数は多すぎて現実的でなく、
こちらはやがて消滅。 -
教科書で習った、中国の紀元前はるかの「甲骨文字」の展示が
あり、興味深かった。4大発明の一つである紙の展示もあり。 -
朝鮮半島の展示物としては、仏典に関するものがほとんどだった。
-
日本の展示としては、仏教経典とか浮世絵。
役者絵や美人画で、江戸時代の木版画を紹介。
仏教経典では、印刷技術もさることながら、どれだけ長く、日本の
和紙が美しさを保っているかが展示されていた。因州和紙の展示も
あったと記憶している。 -
別室コーナーには、東洋だけでなく、中東の、石に刻んだ文字
「楔形文字」とかエジプトの「ヒエログリフ」などが展示されてた。
パピルスの製法の展示もあった。若い頃、よくエジプトに出張してた
夫がお土産に買って来てくれたものが、沢山あるワサ~(今はゴミ)
地味目な展示品なのに、遠足の小中学生達は、辛抱強く、ガイドの
お話を聞いてて、感心。私、すっかり疲れてしまったヨ。 -
よく歩いて、よく見学もしたので、アパートに帰って休みましょ。
マルクト広場に戻り、駅方面に帰ることにします。 -
マルクト広場を出ると、現代的な建物が立ち並ぶ広々とした
通りがあった。 -
大きな噴水池。この辺りには大きな商業施設が多かった。にぎやかな
場所で、大阪で言うなら梅田。マインツはゴミゴミしてないけどね。
でも、立ち寄る気力、体力すでに無し。眠いよ~。 -
マインツ大聖堂からすぐにグーテンベルク広場。
-
「グーテンベルクの像」
ドイツが誇るお方の足元には学生の群れ。座るのにちょうど
いい高さ。 -
「カーニバルの噴水」
どっちに行けば駅かな~っと言う場所にこの噴水はありました。
異彩を放つ、かなり不思議なモニュメントです。様々な格好をした
人物や動物が表現されています。噴水の周囲は、市民の憩いの場に
なっているようで、カフェやレストランがいっぱい。
ミュンヘンの彫刻家ブラシウス・シュプレンが1964年から1967年に
かけて制作したもの。もっとじっくり見れば良かったア。 -
「シラー像」
シラー広場はマロニエの花盛り。大木のお花に囲まれるように大きな
像はありました。シラーはゲーテと共にドイツ文学の黄金期を作り
上げた人物だそうで、 詩人 、 歴史学者 、 劇作家 、 思想家。
名前は知ってるけど、どんな作品を書いた人なの?
シラーの詩の愛読者だったベートーヴェンは、シラーの「歓喜の歌」
を入れた交響曲「第九・合唱」を作曲したそう。それなら知ってる! -
シラー通りは、マロニエの花が満開。美しい通りだ。
-
シラー通りをちょっと歩くとマインツ中央駅に出た。こじんまり
とした街だ。駅前広場のベンチには、結構人が座っていて、どこ
かれなく、飲み物を飲んだり、食べ物を食べたりしてる姿には
最初驚いてしまった。これはちょっとしたカルチャーショック
だった。 -
駅を挟んで、坂が多くなって行くようだ。トラムが走っている
道路から、駅舎、線路は見下ろす位置にある。 -
駅の側をはしる「トラム」
マインツにはトラムも走ってるんだけど、私達は歩いてばかりで、
結局滞在中一度も利用しなかった。歩くの楽しいし。
アパートは、トラムの進行方向にある。でもトラムは走ってない。
駅そばで曲がっていたようだ。 -
「アパートの窓からの風景」
あ~、よく歩いた、疲れた。おせんべいなどを食べて、「ちょっと
休みましょう。」起きたらなんと19:30過ぎ。まだスーパー開拓、
全くしてないのに~。日本から持参の和ソバなど茹でて、夕ご飯と
した。ほんまにドイツに来たんかい?
道路を挟んで左側にグーテンべルク大学の校舎。
写真撮ってないけど、何の建物?って位、現代的で大きな学舎だった。
明日は、トンでもない日になります!
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (12)
-
- わんぱく大将さん 2023/10/09 03:26:08
- ごみか博物館行きか、運命の分かれ道
- あまいみかんさん
おはようございます! でしょうか? この後、寝ますが。
聖書のラテン語訳のくだり、わしも知りませんでしたわ。
パピルス、うちにもありまっせ。 額縁にいれて、どこに行ってしまったか? これもいつかごみか、100年以上たったら、家の博物館行きに? それなら初めから買うなよ、と。
ドイツでそば ? ほんまにドイツにきたんかい? っていうてるのはドイツや?
寝ますわ。
大将
- あまいみかんさん からの返信 2023/10/09 04:31:16
- Re: ごみか博物館行きか、運命の分かれ道
- 大将さん、
ほんとにいつも面白い!!
そうなんです、わざわざドイツまで来て、そば食ってるドイツ
はちょっとピントがずれ切ったシニア二人です。
その頃、夫の胃の調子、頭の調子も今一歩で(笑い話みたい
だけど、日本に帰ったら、呆け検査してもらわないといけない
かな~って思う位。積年の疲れが溜まっていたのかも。)
なので、当初はバタバタしなくて良いように、手作り味噌玉を
活用したり、お粥を作ったり、旅っと言うより、転地療養の
つもりで出掛けました。久し振りの海外だったのに・・っネ。
大将さんのように聖書の言葉とか場面を知ってれば、もっと
深く楽しめるのになあっと思いましたが、古い頭に新しいこと
を覚え込ますことはなかなかです。
ただ、ボ~っと眺めて、すぐに忘れるだけですが、アレ、旅行記
にすると、記憶に残るようで嬉しいものですね。
すっかり秋になりました、BCNの街の旅行記、楽しみに読ませて
頂いてます。
あまいみかん
-
- cheriko330さん 2023/09/05 06:31:48
- 1枚の写真に色んな情報が入っているときも☆・゚:*
- あまいみかんさん、おはよう~~
ヨーロッパの旅行記も4作目で、順調に進んでいますね。
マルクト広場にあるグーテンベルク博物館は、本当にお城のようです。
気になる写真は拡大して見たりしますが、あらっ!最初はこれ何って?
思ってよく見ると、ほんと「おー怖い」ですね。
ここは、グーテンベルク生誕500年とその業績を称え開設された博物館
だそうで、活版印刷や文字や紙などにまつわる色んな展示を見ることが
できるのですね。
みかんさんは、いくつものヨーロッパの「世界一美しい図書館」や羊皮紙に
描かれた手書き写本を見たことがあるのですね。
貴重な「グーテンベルク聖書」もご覧になられて、何よりです。
Kate Greenawayさんの絵は可愛いですね。私も好きです。
日本のものも展示があるそうで嬉しいです。
疲れたらアパートに戻って休憩、ひと息つけたらまた街歩き。一番良いね。
マロニエの花も素敵です。今年は北海道でも見られましたが、天神でも
見たのですよ。ヨーロッパの花って感じで好きです。
とんでもない1日も、今となっては良い思い出とまではいかないと思いますが
ご無事で帰って来れたので良しとしましょう。早く知りたいわ。
cheriko330
- あまいみかんさん からの返信 2023/09/06 07:27:56
- RE: 1枚の写真に色んな情報が入っているときも☆・゚:*
- cherikoさん、おはよう、お返事遅くなりました。
> マルクト広場にあるグーテンベルク博物館は、本当にお城のよう
です。
★本当に一枚の写真から色んな歴史を知ることができますね。
お城のような建物は、1653年から1657年にかけて建てられた
ルネサンス様式のホテルだったそうで、30年戦争で破壊されたり
の変遷を経ながらも、その後のマインツ貴族の豪華な建物の手本
となったとありました。ナポレオンがマインツを訪れたときに
宿泊したらしいです。マインツは歩いて廻れる小さな街だけど、
豊かさが感じられる街並みでした。お城のような建物の裏には
展示用に現代的な建物があり、売店もそこに入っているのですが
門のような活版印刷を彫り込んだ大きなモニュメントがあって、
ドイツ教育の原点のか、生徒、児童が群がってる場所でした!
> 気になる写真は拡大して見たりしますが、あらっ!最初はこれ
何って?> 思ってよく見ると、ほんと「おー怖い」ですね。
★王様より、転がってる首の方が気になった私です。
> みかんさんは、いくつものヨーロッパの「世界一美しい図書館」
や羊皮紙に 描かれた手書き写本を見たことがあるのですね。
> 貴重な「グーテンベルク聖書」もご覧になられて、何よりです。
★どこも「おらが村が一番」って・・・「世界一美しい〜」のが
いくつもあるっていうのが可笑しい。そう沢山見た訳ではないけど
修道院などにある祈祷書の美しさには驚きます。
> 疲れたらアパートに戻って休憩、ひと息つけたらまた街歩き。
良いね マロニエの花もヨーロッパの花って感じで好きです。
★お花がある風景って、街並みをグレードアップしますねえ。
街中に宿を取ると、確かにトイレ休憩とかも気軽にできるのでいい。
目が疲れやすく、この旅行の前からしばしば疲労を訴える夫なので
一息ついても、なかなか次に出掛けようといわないので困ったわ。
お忙しい中、書き込みありがとうございました。
あまいみかん
-
- akikoさん 2023/09/02 19:50:09
- じっくり時間をかけた見学に学ぶこと多し.:*☆*:.
- あまいみかんさん、こんばんは~
マインツ第2弾、拝見しました。
グーテンベルク活版印刷は世界を変えた画期的な発明の一つとして有名ですよね!それまでは手書きだったのですから、どれほど大きな発明だったかわかります。マインツにある博物館は、本当にお城のような建物で美しいです.:*☆*:.(玄関の上に飾られた王様みたいなふくよかな方は皇帝シャルル6世のようです(^_-)-☆)
書物の歴史って面白いですね!大昔はパピルスの紙に、そして羊皮紙などが使われていたんですね~ 活版印刷機ができ、一般の人にも書物や美術書などが読めるようになり、革命的な発明でグーテンベルク男爵は大貢献されました。でも今ではデジタル媒体で保存される世の中になり、紙媒体のものは減り電子書籍の世界に…!でも紙で読む本には電子書籍にはない良さがありますよね。
「シラー像」の周りで咲いていたマロニエの木のピンク色の花、とても可愛いですね!マロニエは知っていましたが、満開のアップの花をじっくり見るのは初めてで、とても華やかな花だとわかりました。
マインツでゆっくりした日程があったから、午後はグーテンベルク博物館で時間をかけて見学ができて知ることも多かったことでしょう。駆け足の旅では外観だけで終わりそう~ みかんさんの紹介のおかげで、私も学ぶことが多かったです^ ^
ところで、翌日はとんでもないことが起きるんですね!興味津々… 楽しみにしています。
akiko
- あまいみかんさん からの返信 2023/09/03 06:36:42
- RE: じっくり時間をかけた見学に学ぶこと多し.:*☆*:.→ちょっとヤル気なくだったけど。
- akikoさん、おはようございます。
> グーテンベルク活版印刷は世界を変えた画期的な発明の一つとして
有名ですよね!それまでは手書きだったのですから、どれほど大きな
発明だったかわかります。(玄関の上に飾られた王様みたいな
ふくよかな方は皇帝シャルル6世のようです(^_-)-☆)
★akikoさん、ありがとうございます。私の今のパソコンは指で
拡げることができず、あまり細かい部分が見れないのですが、
王様の足元に首が転がっているではありませんか。お〜怖い。
アーミン(白テン)毛皮を羽織っていることから高位のお方だ
とは思いましたが。。。調べる手掛かりがなく、今回akikoさん
が教えて下さったので、色々調べて・・・ひょっとしたら
シャルル6世(狂気王)の5男で王位を継承したシャルル7世
ではないかと。ルーアンを解放したジャンヌ・ダルクを見捨て
た王として駄目王と称される一方、フランス100年戦争を英軍
からもぎ取った王として「勝利王」とも称されるらしい。
ヨーロッパ史、全然知らないけど、こんなきっかけで、縁も
ゆかりもない像が生き生きと動き出すんですねえ。2012年に
ジャンヌ・ダルクが火刑された教会前の場所も見て来たこと等
浮かんで来て、少し歴史が繋がりました。シャルル7世は、
1458年にマインツに活版印刷術を学ばせるためにニコラ・ジャク
ソン(仏の彫刻士、出版人、書体デザイナー)を派遣するという
「布告」を出したそうなんです。シャルル7世の文化振興に対す
る貢献をたたえて、グーテンベルク博物館は彼の像をファサード
に飾っているそうです。またニコラ・ジャクソンは、初期のロー
マン体活字の最高傑作のひとつを生み出した人物として有名で、
後のウィリアムモリスが、いたくその書体を気に入って取り入れ
たとか。一つの像から、世界不思議発見!!!
> 今ではデジタル媒体で保存される世の中になり、
紙媒体のものは減り電子書籍の世界に…!
★本当に便利な世の中になりましたよね。ついて行き難いわ。
>「シラー像」の周りで咲いていたマロニエの木のピンク色の花、
とても可愛いですね!
★高い所に咲いてるので、見えにくいけど可愛いですね、色も様々で。
> マインツでゆっくりした日程があったから、午後はグーテンベルク
博物館で時間をかけて見学ができて知ることも多かったことでしょう。
駆け足の旅では外観だけで終わりそう? おかげで、私も学ぶことが多
かったです^ ^
★足が疲れててエエ加減でしたが。グーテンベルク男爵のお陰で、
安価に書物が手にできて、知識の共有ができるようになったのは画期的。
長くなったけど、akikoさんのお陰で、旅を深めることができました。
感謝です。本の虫の姉が、旅行記を見て、数年前にアントワープで
世界遺産「プランタン・モレトゥス印刷博物館」に行ったのを思い出
したっと喜んでくれて・・。そんな話聞いたこともなかったので
地味だと感じた世界が急に楽しいものに変わりました。
長々となりました。本当にありがとうございました。勉強になったわ。
あまいみかん
- あまいみかんさん からの返信 2023/09/04 05:20:26
- わからんことは放っとこう~。
- akikoさ~ん、再びおはようございます。
その後気になり、例の王様を調べたのですが、諸説紛々。
王様はローマの王だとか、カール大帝だの、シャルル王
だの、はたまた騎士だのっとあれこれあり過ぎだわ~。
もうどれが正しくて、そうじゃないか?なので、
「ファサードに像がありました」にとどめとくのが
よさそう。疑問に思ったその時に、館員の方に聞いとく
べきだったわ。
「聞くは一時の恥。聞かぬは一生の恥」って。でも知らん
でも不自由ないわあ(笑い)
お騒がせしました。先を急がんとねえ。
にがいみかん
- akikoさん からの返信 2023/09/04 19:26:44
- Re: じっくり時間をかけた見学に学ぶこと多し.:*☆*:.
- みかんさん、私がつい知りたがりの性格でお節介なことを書いてしまったので、余計な調べごとをさせて申し訳ないです。
面白い像があっても、正確な情報がなければ、「像がありました」でとどめておいた方が良さそうですね(笑)それか、疑問に思った時は、仰るように放っておかずに現地で聞いておくことですね!「聞くは一時の恥。聞かぬは一生の恥」私もそう思います^ ^ お返事ありがとうございました。
-
- yokoさん 2023/09/02 08:31:50
- ゆったり過ごしたいマインツの街
- あまいみかんさん おはようございます(^^)
4年のコロナ期間を超えて、海外旅行も進化していますね。
私は海外へはそれほど多く行っていません。ヨーロッパは言葉の不安もあり、ツアー利用がほとんどでした。やっとのことで行ったアルザス地方への個人旅の時は、Wi-Fiルーターを借りて行きました。今はもう、どなたの旅行記でもシムが普通になっていますよね。もう一度くらいヨーロッパに行きたいけれど、不安でいっぱいです(^^;)
るなさんの旅行記で、マインツにあるシャガールのステンドグラスの教会を拝見し、マインツに行ってみたいと思っていたら、再びみかんさんの旅行記でも登場してますます行ってみたくなりました。
マインツは、関西在住のみかんさんに言わせると梅田のような都会なのですね。とってもよく分かる表現です(^^) でも、駅前でも緑がいっぱいで、お花を愛でながらのお散歩も気持ちよさそうです♪ ジャカランダやマロニエなど身近では見られないようなお花にも出会えて羨ましいお散歩です!
マインツ大聖堂は、ちょっとシックなステンドグラスが新鮮です。”影絵劇みたい”の表現、中央部分を見て「なるほど」と頷けます。美術館のような彫刻の数々も素晴らしいですね!
お城のようなグーテンベルク博物館、歴史ある印刷機や印刷物の展示に、博物館好きのみかんさんは嬉々としてご覧になられた様子が目に浮かびます。
それはそうと、50日という旅行期間。初めから50日と決めておられたのか、行きたい所を考えているうちに50日に膨らんでしまったのか。。興味があります!
私は夫が年下で完全に退職する頃には、私の体力や気力が残っていないと思うので、そんな長期の旅行は無理ですが、とっても憧れます(#^.^#)
yoko
- あまいみかんさん からの返信 2023/09/03 05:31:33
- RE: ゆったり過ごしたいマインツの街→日数だけはゆったりだったけど・・・。
- yokoさん おはようございます
> 4年のコロナ期間を超えて、海外旅行も進化していますね。
ヨーロッパはツアー利用がほとんどでした。やっとのことで行ったアルザス地方への
個人旅の時は、Wi-Fiルーターを借りて行きました。もう一度くらいヨーロッパ
に行きたいけれど、不安でいっぱいです
★yokoさんのフランクフルトからバスで直行のアルザス旅行、覚えてますよ。
2020年のドイツ旅行では、それ真似しようと企んでました。今回、コルマール
も絡めたいと切望しましたが、旅程的に無理と諦めました。2018年のポルトガル
旅からsimにしていますが、そもそも私達はスマホを見るのが不得手。あまり
効果はありません。紙の楳体頼みです・・・。
> るなさんの旅行記で、マインツにあるシャガールのステンドグラスの教会を拝見し
、マインツに行ってみたいと思っていたら、再びみかんさんの旅行記でも登場して
ますます行ってみたくなりました。
★るなさんの旅行記はとにかく綺麗、豪華でド迫力!同じ所に行ったとは思えない。
>マインツは、関西在住のみかんさんに言わせると梅田のような都会なのですね。
とってもよく分かる表現です(^^)
★商業施設が集まっている場所の雰囲気は都会だなっと。高層建築でないし、
地方都市っぽい。梅田は近年、ぐいぐい高層ビルが建ち、きらきらな街に変貌
してるので比べるのが間違っていたかも。マインツは緑多く、のんびりしてる。
> お城のようなグーテンベルク博物館、歴史ある印刷機や印刷物の展示に、
博物館好きのみかんさんは嬉々としてご覧になられた様子が目に浮かびます。
★私は美術館好みで、お堅い博物館が好きなのは夫です(笑い)歩きたく
なかったんだけど、また来れるかどうかわからなかったので無理したわ。
> それはそうと、50日という旅行期間。初めから50日と決めておられたのか
行きたい所を考えているうちに50日に膨らんでしまったのか。興味があります!
> 私は夫が年下で完全に退職する頃には、私の体力や気力が残っていないと
思うので、そんな長期の旅行は無理ですが、とっても憧れます(#^.^#)
★退職した後、夫は事後整理とか、今後の生き方の方向とか片づけたいこと
があり、全く旅行には気が向かなかったのヨ。コロナ関係で手続きややこしいし。
第一次定年の前年から、GW明け位にヨーロッパに行くのが楽しみだったけど。
「今でしょ。今を外したら、もう行けないわ〜!」
夫とは同い年。色々解決せんといけないしがらみはあるけど、やっと様々な
くびきから解き放たれた「今だ!」
そう宣言して、都合の悪い日程を聞いてから、ヨーロッパに居れる最大日数
で予約したのでした。夫はドイツに行きたいと前から言ってたわりには、
特にこだわりの場所は無し。ベルリンにだけは行きたいっと。あまりドイツ
のことも知らなくて、4トラ旅行記をそれから参考に見させて頂いたの。
折角だからとベルギー、 オランダ、チェコも絡めてね。行きたい街が
いっぱい現れて来て、どんなふうに廻ろうか困ったわあ。出発まで2か月
しかないので、調べるよりも、とりあえずホテルを取っただけって状態。
魅力的な街ばかりでね。ドイツ一周するには、もっともっと日数が要った
わね。なんせ活発には動けない私達なのでね。
いつの間にか、老年期を迎えていることに気づいた私(笑い)
ひょっとしたらこれが最後のヨーロッパになるかも。。。っと思いつつ
も、そうそう贅沢もできず。yokoさんがなさるような優雅旅とはいかなか
ったけど、それなりに楽しめた〜。やはり、おっしゃるように一日でも
若い方が、いいとは思う。クルーズ旅行など、より優雅な旅行形態もあるの
で、どうぞ気を楽にして、ご主人を待ってあげて下さいませ。
書き込みありがとうございました。
あまいみかん
-
- ドロミティさん 2023/09/01 10:23:29
- 朝の散策
- あまいみかんさん、おはようございます。
ヨーロッパの濡れた石畳の街を朝歩くなんて憬れの非日常です。
住んでいたら朝は何かとバタバタ慌ただしく始まりますから
朝の散歩なんて考える余裕もない、、、ハズ(;'∀')
旅先の非日常はとても素敵な時間ですが、50日間もの長丁場となると
やはり日常の時間も大切ですね。無理せず疲れたらお部屋に戻って一休み~。
胃腸も優しいお蕎麦で一休み^^
こんなにお若いヒエロニムスさんを初めて見ました。
ライオンさんもまだ子供みたいで、一瞬ヒエロニムスなのに犬?って(笑)
パピルス、久々に思い出したことがあります。
エジプトに行ってパピルスのお土産を義妹に買って来たの。後日、義妹の家に
遊びに行ったらそのお土産がキッチンの壁に画鋲で貼られていてショックを
受けました。以来、お土産は消えてなくなる食べ物にしています^^
翌日のトンでもない日に期待しちゃう♪
ドロミティ
- あまいみかんさん からの返信 2023/09/01 17:09:56
- RE: 朝の散策→暑いと散歩も嫌になるね。
- ドロミティさん、
続けてご訪問ありがとうございます。
4トラの皆さんのように上手な写真が撮れなくて・・・頭の先っぽ
がちょん切れてたり。もっとアップで撮っとけば良かったとか。
今回、写真を載せるに当たって気づいたんだけど、水平に撮った
つもりが右肩下がりばかり。でもへこたれず、参加することに
意義があることにしま〜す。
> ヨーロッパの濡れた石畳の街を朝歩くなんて憬れの非日常です。
★50日のうち、3日くらい雨に降られたんだけど、ドイツでは初日から
ぽつぽつの雨でした。シャッター押すだけの人だから、あまり気に
してなかったんだけど、天気悪いと、やはりスカッとした写真が
撮れてないわね。
> こんなにお若いヒエロニムスさんを初めて見ました。
> ライオンさんもまだ子供みたいで、一瞬ヒエロニムスなのに犬?って(笑)
★たまたまそこにあった絵を撮ったのが、漫画チックなヒエロニムス
だったのね。被写体としては地味なものが多く、足が疲れてるのもあって
あまり写真枚数がなかったので、ヒエロ君に登場願ったの。
西洋絵画に描かれてるのは、白髭の、思慮深そうな老人が多いわよね。
> パピルス、久々に思い出したことがあります。
> エジプトに行ってパピルスのお土産を義妹に買って来たの。後日、義妹の家に
> 遊びに行ったらそのお土産がキッチンの壁に画鋲で貼られていてショックを
> 受けました。以来、お土産は消えてなくなる食べ物にしています^^
★それは・・・(笑)
私は小さなレース、絵葉書なども額に入れるので、嵩張ってしまいます。
だから、ピンで飾れる人は合理的でいいなっと思いますよ。
人にあげる時は、消え物がいいなっと思います。っというか、最近お土産
ほとんど買いません。
> 翌日のトンでもない日に期待しちゃう♪
★私達、とぼけた夫婦なんだけど・・・結果良ければ全て良しって
精神で暮らしてます。
あまいみかん
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
あまいみかんさんの関連旅行記
マインツ(ドイツ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
12
40