2023/06/21 - 2023/06/22
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durianさん
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昨年の12月にダッカに行ったばかりなのにダッカ楽しすぎて今回は犠牲祭に合わせて行ってしまった。この時期は雨季が始まったばかり雨も1日1回降ったらそんなには降らないと言う事なので安心して行ってきました。まぁまぁ今までは雨季もそんな感じだったそうですが地球も温暖化に合わせて色々変わってきました。実は毎日雨ばかりでした。こんなはずじゃなかったのですが仕方ないです。青い空がほとんど見えずグレー色の空で雨ばかりでした。昨年旅した時とは違って今回はチッタゴン、コックスバザールと車で移動し帰りは飛行機に乗ってダッカに戻ってきました。そして大勢の人が屋根の上に乗った混雑列車を見る事ができましたが、残念な事に新しくできた橋を渡ってみなさんバス移動し始めたらしくあの無茶苦茶混んでいた列車も昔ほど人が乗らなくなり、船の移動も嘘のように人が少なくなり思ったほどの混雑がなくなったそうです(残念)変わりゆくバングラデシュですね。私の見てみたかったコックスバザールの世界最長125kmの長いビーチに三日月のボートが並んだ光景は圧巻だった。今回また気になった児童労働者です貧困家庭で育った子供達は働く事が当たり前になっていると思いますが義務教育だけは受けられるようになったら良いなぁと思ってしまいます。これから益々変わるバングラデシュですから。そしてなぜかまた行きたくなる中毒性がある国です(笑)
現地集合の旅です
6月21日(水)羽田(Thai Air) 00:20 TO Thai BKK到着06:15
BKK発(Thai Air)10:34 TO DAK着12:10
バングラデシュ到着後街を散策
6月22日(木)ダッカ市内観光
縫製工場、船の墓場
6月23日(金)車で第2の都市へ チッタゴンへ移動
途中レンガ工場へ
6月24日(土)チッタゴン市内にあるバングラデシュ最大の魚市場、
塩精製工場 コックスバザールに移動
6月25日(日)コックスバザール近郊の果実市場(ビンロウ)
その後ミヤンマー国境付近に移動、ムーンボート
6月26日(月) コックスバザールからタッカに(国内線で移動 )
6月27日(火)混雑列車を見に駅、街中の牛の市場
6月28日(水)混雑列車を見に駅、夕方フェリーターミナル、
6月29日(木)早朝モスクでのお祈り風景。市内での屠殺、革工場
6月30日(金)DHAKA 発 02:45 TO BANGKOK 着 06:15
BANGKO 発 13;00 TO TOKYO HANEDA着21:10
帰りははせっかくタイ、バンコック経由なので2~3日バンコックでのんびりしたかったのですが次の旅が控えているので諦めました。
- 旅行の満足度
- 5.0
PR
-
ここから続きです
-
これから船の墓場の方に歩いて行きます
-
空気感が少しずつ変わってきました
-
日本で言う町工場的な場所に
-
船で使われていた部品など
スクラップにしている感じです -
使えるものはRenewalしているのか?
と思います -
船で使われていた部品
奥の方に入っていきます -
昨年も船からこの辺は見ることができましたが
今回は奥の方に入ります
ナショナルジォグラフィック日本語版から抜粋
船の解体を先進国で行うと規制が厳しく費用が嵩むために世界の船の大半は人件費が安く規制の緩やかなバングラデシュやインド、パキスタンといった国々で行われているそうです。
国によっては業界の体質を改善する動きもあるがまちまちのようです。
インドでは労働者の安全確保や環境確保が以前より厳格に義務付けられルようになったそうです。
しかし2013年に194隻もの船舶が解体されたバングラデシュでは解体は危険きわまりない状態のままだそうです。 -
船の解体日数3~4ヶ月 5億円の投資をして
1億円もの利益が見込めるそうです。
利益は船の90%以上リサイクルすることで生まれるそうです
労働者は解体に伴うやアスベストや鉛などの有害物質な事なども知らない
それがまた海にも流されていくのも恐ろしい
彼らの1日の賃金は2ドルだそうです -
今回バングラデシュの方から聞きましたが
彼らは保険もない怪我をしても病院にもいけず
仕事で亡くなれば会社から多少のお金は出るそうです
本当に過酷な彼らです。そして命懸けです
グラインダーで風塵吸ってるし 防備など何もしていません -
ごくろうさまです
昨年初めてのバングラデシュの旅行記では『働く男はカッコ良すぎた』
と題をつけましたが 今回は『船の墓場で働く男達は危険すぎた』と書きたい -
船の墓場
-
船の墓場
-
船の墓場
-
解体してまた鉄はリサイクルして
-
船の墓場
-
使えるものは直して売る
-
これも
-
ここで働いている人の表情は何か違います
-
鉄錆を落としていた
-
子供達の親はここの解体現場で働いていると思います
いずれここで働く事になるのか?
いゃもう働いているのかもしれません -
そこには羊もいます
いずれ食べられてしまう -
この子達のご飯は紙でした
-
なんといっても危険が伴います
-
上から物が落ちて事故になる可能性も十分にあります
-
船の中の部品が色々置いてありました
-
皆さん
命懸けの仕事をしている労働者です
昨年バングラの野菜市場で働いていた彼らとは
また違って見えます
厳しい顔なんです -
このオッチャンはマンゴーを売っていました
今ちょうどマンゴーシーズンですからね -
この青年はこのタンクに水を入れてた
そのついでに顔も洗ってた -
中を覗いていたら
このオヤジが入って良いよって言ってくれました
この工場の中にちょっとおじゃま -
船のスクリューの型を綺麗にしていました
-
2人こっち向いてくれなかったので
一人ずつね -
しばしの休憩
やっぱりどこの国でもはスマホ -
笑顔になってくれた
-
お邪魔しました
-
船の部品
最近は解体、修理部品を使った新しい船の製造も取り組んでいるようです -
なんと書いてあるのでしょうか?
-
彼は店の人ですね
-
この辺は船のスクリューがたくさんあります
-
彼も労働者です
-
もちろんここでも児童労働者
この子裸足なんです
よくバングラに来る友達が
最近は児童労働者も少なくなってきたと言っていました
良いことです -
こんな感じで少年働いています
-
こちらの少年は土をバケツの中に入れています
この子は草履はいていた -
彼ら笑顔になってくれたけどこれ貴重
ここでは皆さんは厳しい顔をしている人達が多いいのです -
草食べてる
君たちもいずれ食べれれてしまいますね -
先ほどの裸足の少年
-
彼らも子供の頃からここで働いていたのでしょうか?
-
子供の笑顔にはホッとしますが
服も汚れてないし
ここで働いている?それともこれから労働するのかもしれません -
ちょっとボケちゃったけど
プラスチックの椅子に一人ポツンと座ってたオヤジ -
みんな売り物です?それとも
また新しくこの部品を使って船に使用? -
別の船
-
店で休憩していた青年
実はここで別のガイドさんがランチにKFCのチキンバーガーとチキンセットを買ってきてくれ食べたのですが、この辺で働いている皆さんの視線を感じ手のつけなかったチキンはここの子供達にお裾分けしました
私たちが普通に食べいる食事も彼らには普通じゃないんです -
時間潰しの関係で少し船に乗って
-
青空が欲しい
-
こちらの皆さんは笑顔です
船の墓場で働いている方とは違います -
ガイドさんの妹の旦那さんが持っている船だそうです
なんか自慢したいんかいと思ったけど
次の所に行くまで時間潰しなんです -
中を清掃中でした
-
ベットもあつた
-
まさしく額縁効果(笑)
-
デッキをペイントしてたましたけど最終的にはこれ?
-
上から見たらきっとこの小舟フラワーワーボート
-
そして1時間以上時間を潰し
また陸に戻ってきました
先ほどの少年と青年がいる -
船のスクリューが出来た
これから磨き上げていくのだと思いますが
船の解体で出たものではなく ここで
スクリューなどは作っているようです -
溶接していた
後ろの子供ももちろん労働者 -
三輪車に乗せ皆さんで鉄を運んでいます
-
こちらはイチ、ニイノ、サンと掛け声をかけて
皆さんで重い鉄を動かしている -
危ない危ない
-
こちらはヤスリがけしています
-
チャイやお菓子を売っている屋台もあります
-
船の墓場の近場はこんな感じ
-
ここでスクリューを作っていました
-
砂の中に出来たものを入れているのか?
-
型を作っています
-
この青年はこれから重要な仕事をします
この体は凄い
ジムでトレナーつけて食事制限して食べたいものを我慢して
プロテイン飲んでみたいなことなどしていません
仕事でこのような体を自分で作っているんです
ちなみにこの青年は17歳です
今時の日本の若者とは鍛え方違います -
逆向きも
-
普段は赤のヘヤーバンドしているみたいです
胸に碇のTATTOを入れている
誇りを持って仕事をしている様子が見えます -
熱くなった蓋を移動
-
赤のヘヤーバンド青年はこんな危険な仕事をしていました
なんと裸足
ここ無茶無茶熱いです
スクリューのことはよくわかりませんが調べたら銅合金で出来ているそうです
ということは熱で溶かしたものは銅合金
これ溶けるのは1084度~~2571度(沸点) -
溶かしたものを持ち上げて
-
彼の顔が熱で赤く変化してます
2571度もあればこうなります
見ている私達も遠くに離れていましたが
無茶苦茶熱感じました -
煙も出ているし
-
そしてこれを持ち上げ型の所まで運びます
重いし無茶熱いし危険極きわまりない
働いている彼らは草履か裸足です
凄すぎる -
赤のヘアーバンドの青年も見えませんが後ろにいます
-
それを少しずつ型に入れます
-
これ見ているだけでも熱いです
先ほど船で少し時間を潰していたのは実はこれを見るためでした
貴重なものを見せてもらいました
このようにして船のスクリューが出来上がります -
その後ホテルに移動
時々雨が降ったりと1日中こんな曇り空でした
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この旅行記へのコメント (6)
-
- 唐辛子婆さん 2023/12/20 21:44:08
- 昔の日本
- durianさん
貴重な写真の数々をありがとうございます。
拝見して、昔、日本の輸出品と言えば車と船舶がメインだった頃のことを思い出しました。50年ぐらい前の話です。
その頃の造船では足場から転落したりして人が亡くなるのは当たり前の時代でした。
関係資料を見た時の衝撃と言ったら。
そういう方々の犠牲のもとに造船大国が築かれたのだと思うととても複雑な気持ちになったものです。
唐辛子婆
- durianさん からの返信 2023/12/21 22:16:08
- Re: 昔の日本
- 唐辛子婆
こんばんは。書き込みありがとうございました。
昔の日本も色々と経験しながら今のような日本に変わった
のだと思います。バングラもきっと昔の日本のような感覚
なのかと思います。皆さんとても働き者です。それに彼ら
には保険もないので事故に遭って怪我や命を落とした人
もきっと多くいるはず。それに児童労働も多くあります。
これからバングラの発展とともに皆さんがいい方向に
変わって行ってくれたらと願います。
durian
-
- きなこさん 2023/09/02 22:57:17
- 表紙の一枚に衝撃!
- でも、その後のストーリーがもっと衝撃!
こんにちは、凄い世界を見せてもらいました。
なんという世界なんでしょうか。
どの写真も生々しくて「これは現実?」なんて思いながら拝見していました。
そこで現れる笑顔にホッとします。
こんな貴重なお写真を拝見できて感謝します。
きなこ
- durianさん からの返信 2023/09/03 12:52:29
- Re: 表紙の一枚に衝撃!
- きなこさん
こんにちは。本当にすごい世界です。世界の片隅には
学校にも行けず10 代にもならない子供達が多く働
いています。これが当たり前だと思っている子供達
も沢山いると思います。バングラはそんな国ですが、
これからますます変わっていくと思っています。
温室育ちの私たちとは鍛え方も考え方も違うと思い
ますが、子供の笑顔は世界共通で癒されますね。
読んでくれてありがとうございます
durian
-
- kayoさん 2023/09/02 01:21:20
- 考えさせられますよね。
- durianさん、今晩は~☆
今回のdurianさんのバングラ旅は普通の旅ではなく、
社会問題を意識されいるように思えました。
縫製工場で働く子供たち、危険な船の墓場で働く人々。
顔の表情が険しいのは日々の苦労が表れているようでした。
私も昔NYのフレンチコネクションという安い服屋さんで買った服が
バングラ産で、てっきり安い服は中国産だと思っていた当時の私、
服のタグを見て驚いた記憶があります。
今は日本で買う服もバングラ産が多いのですね。
中国の人件費が高くなるとベトナムへシフト、
ベトナムのお次はバングラデシュ。
アディダスが中国やバングラでの生産から
自国のドイツ生産に切り替えたニュースを見ました。
全自動ロボットの生産だとか。
船便で自国へ送る時間と費用を削減できるそうで。
でもそうなるとバングラの人々の仕事が減ってしまう。考えさせらますよね。
船の墓場もテレビで見たことがあるのですが、どの国だったか覚えておらず。
インド亜大陸だったと記憶。危険な仕事と向き合う人たちがいるからこそ、
持続可能な社会へ。縁の下の力持ちさん達ですが、
皆さんの表情が厳しいところにやっぱり考えさせられます。
durianさんは現地ツアーを利用されたのでしょうか?
中々縫製工場なんて見学できないですよね。ガイドさんと書かれていたので、
良かったら旅行代理店の名前、教えてもらえますか?
バングラ旅、冬には決行したいのですが、バングラデシュのガイド本、
すでに廃刊になっているではありませんか?
アマゾンで2016年度版は買えそうなんですが、めっちゃ高いし。
一度行っちゃうと中毒性のある国って言葉に惹かれます。
kayo
- durianさん からの返信 2023/09/03 12:32:45
- Re: 考えさせられますよね。
- kayo さん
こんにちは。このような所って絶対に観光に行きませんから逆に皆さんにお伝えしたかった知って欲しかったという気持ちがありました。日本人の皆さんの多くは温室で育っているからこんな実態が世界の片隅にはあるって事あまり知らない方もいます。少しでも知ってもらえたら良いなぁと思いました。国によってはもっと酷いところもありますけどね。
さすかにkayoさん縫製工場は普通見学出来ない事ちゃんと理解していて嬉しいです。私もユニクロでパンツ買ったらバングラ製でした。映画で見たmade in bangladeshの記憶があって是非見てみたかった場所でした。このような縫製工場で作っていたんです。
これからますます発展していく国だと思うので早く行かないとどんどん変わってしまいそうで、また来年行きたいと強く思っています。
durian
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