十勝岳・旭岳登山を兼ねて道央の観光をしました。

2023/08/15 - 2023/08/19

福岡空港から羽田空港を経由して空路旭川空港へ。空港でレンタカーを借りて今回の登山を兼ねた旅行の準備完了です。翌朝(2日目)はまだ暗いうちにホテルから十勝岳の望岳台に向かいますが、ガスが酷くて雨が降り出しました。望岳台の駐車場で車を停めて車内で天候の回復を待ちます。しばらくすると晴れ間があったのでさっそく登山を開始しましたが、500mほど行った所で天候が急変しました。十勝岳は目標物が少ないのでガスが出ると登山道が分からなくなる可能性があるので慎重にと思って、再び車に戻りました。天候の回復を願いましたが、回復が見込めないようなので旭川まで撤退しました。昼食は旭川ラーメンを「よし乃」でいただきました。味噌ラーメンです。さすが旭川ラーメンは美味しいです。ホテルのチェックインまで時間があるので美瑛まで車を走らせ、美瑛駅、美瑛の丘を観光し、旭川のホテルにチェックインしました。翌日(3日目)は天候が回復し期待が持てそうなので、早朝から望岳台を目指します。素晴らしい十勝岳登山が望めそうなのでワクワク感満載で出かけました。標高930mの望岳台から登山はスタートし、十勝岳避難小屋、昭和火口を経由する十勝岳(2077ｍ)山頂往復(ピストン)です。途中から火山砂の混じる急登を過ぎると3時間半ほどで山頂です。素晴らしい大雪山の山々は雲一つない景色でした。この日も旭川で宿泊となります。4日目は旭岳ロープウェイを利用して登ります。ロープウェイを使わず麓から登ることも考えましたが、最近の道内はヒグマの被害が目立ちますので安全を期してのことです。ロープウェイの山頂駅からは姿見の池を経由して、火山礫の混じる登山道をひたすら登って行きます。金庫岩で左手に曲がるとすぐに山頂です。山頂は広さがあってまっ平です。昼食をいただきながら景観を楽しみました。帰路は姿見池まで戻り、夫婦池、噴火口を見てからレンタカーで旭川まで戻り、翌日の飛行機で福岡空港まで戻りました。

エリア 旭岳・天人峡・白金(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

十勝岳の天候が悪く旭川まで撤退しました。昼食に旭川ラーメン有名店「よし乃」をいただきました。味噌ラーメンは非常に美味しかったです。

よし乃 本店 グルメ・レストラン

10年以上前に初めて美瑛駅の前を通った時に美瑛駅は「北海道らしい素敵な駅」と思っていました。念願かなってやっと駅を見学できました。十勝岳の天候が思わしくなかったので立ち寄ることができました。

美瑛駅 駅

美瑛駅前は道路の幅が広く北海道らしい雰囲気です。

美瑛駅近くの「美瑛選果」です。JAびえいの直売所で、アスパラ、スイートコーン、じゃがいもなど地元農産物の販売をしています。お土産(ラスク)を購入するために立ち寄りました。

美瑛選果 お土産屋・直売所・特産品

たばこのパッケージに使われて名が付いた「セブンスターの木」。丘陵地にあり美瑛らしい風景が広がります。

セブンスターの木 名所・史跡

自分も乗っていた日産スカイラインのCMで使われた景色にあるのが「ケンとメリーの木」。畑の中にポツンとあるポプラの巨木です。

ケンとメリーの木 自然・景勝地

美瑛最後の訪問地は「北西の丘」。白いピラミッド型の展望台からは大雪山を望めるはずだったのですが残念でした。

北西の丘展望公園 公園・植物園

北西の丘展望台から見た美瑛の丘。北海道らしい広大な丘陵地が広がります。

宿泊した旭川キャピタルホテルです。登山基地として利用しました。

旭川キャピタルホテル 宿・ホテル

十勝岳登山口の望岳台です。この日は前日とは打って変わって最高の天気になりました。ここからは1100m標高差のある十勝岳に挑みます。

十勝岳望岳台 名所・史跡

十勝岳避難小屋があります。この辺りから登りも少しずつ厳しくなります。

快晴の十勝岳山頂が見えて来ました。火山らしい火山礫の道です。

十勝岳山頂です。天候回復を一日待った甲斐があり素晴らしい景観でした。

十勝岳 自然・景勝地

十勝岳山頂から翌日登山する旭岳を展望できました。雲一つない絶景です。一日予定を遅らせたのが正解でした。

旭岳ロープウェイ山麓駅(旭岳駅)です。

旭岳ロープウェイ 乗り物

旭岳ロープウェイの山頂駅(姿見駅)に向かう途中です。少しガスがありますが旭岳が望めます。

ロープウェイから見るトムラウシの山々がきれいです。

姿見池と旭岳の絶景です。

チングルマが綿毛になっています。もう北海道は秋の気配を感じました。

振り返ると姿見池が見える急な登山道です。

山頂近くにある金庫岩です。苦しい登りもここまで来れば楽になります。山頂はもう一息です。

旭岳山頂です。広くてまっ平なのでゆっくりと食事ができます。

旭岳 自然・景勝地

旭岳山頂から見る景色です。

旭岳ロープウェイの山頂駅(姿見駅）付近の散策コースには火山噴火口や池が点在します。

右の大きな池が鏡池、小さな方が擂鉢池です。二つ並んでいますので、合わせて夫婦池と名付けられています。

火山であることがよく分かる旭岳の崩落跡地です。登山前には必ず火山情報を確認することが必要です。