2023/07/01 - 2023/07/01
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あの街からさん
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ロンドン2日目の朝一番で
「ビクトリア&アルバート博物館」へ
この博物館ならではの
女王陛下のジュエリーコーナーは必見です。
ティアラや見事なジュエリーの数々
ただし、くれぐれも
心だけは奪われないよう。(⌒▽⌒)
目の保養で止めておいてください。
その他
ターナーの絵画や工芸品・古美術品・彫刻等の数々を
たっぷりとご覧ください。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ビクトリア&アルバート博物館に行ったら
先ず、女王さまにお目にかかり -
イチオシ
ジュエリーコレクションの部屋で
ため息ついてください。 -
さて
ロンドンへは、パリ北駅から早朝のユーロスターで到着。
初日は、アフタヌーンティーの後〈別途・旅行記〉
ナショナルポートレートギャラリー(旅行記「ビートルズ写真展」)
その後、金曜日の夜間開館でゆっくりと
ナショナルギャラリーへ〈別途 旅行記予定〉
8時台の列車でしたから
目覚ましをかけて目を覚まし(⌒-⌒; )
コロコロ引いて
地下鉄でやって来ました。
パリの地下鉄は連日乗っていましたから
「慣れてきたところでパリを去るのね。」
と言う相方に
「引き締めて行こう。北駅路線と
北駅はスリに注意だよ。」と
自分にも言い聞かせ -
パリ滞在6日目の朝のことでした。
2階のユーロスターの手荷物検査へ
まだ、朝食を食べていませんでした。
朝食は、PAULでパニーニと珈琲をで済ませることに。
PAULは1階と検査を受けてから入る
2階の待合室にもあります。
2階はやや混んでいました。
ソファがいっぱいあるけど満員御礼。
しかし、次々に出発する列車があり
回転は良い。程なくして1階ホームを
眺めながらのカウンター席に座れた。
セルフなので、カウンターも汚れていて
持参したウエットティシュが活躍してくれました。 -
2時間程の列車の旅ですが
あっという間に
ロンドンのセントパンクラス駅に着いた感じがしました。♪
ユーロスターは1月に予約しましたので
レートが、良かった頃で
99ポンド〈カードで16,221円〉でした。
1人分だと8,110円程。
そう言えば、パリを出国する際
パスポートに出国印を押印してもらい(⌒▽⌒)ました。もちろん、羽田でも。 -
早速ホテルに向かいました。
セントパンクラス駅から徒歩12から13分位。
ここで
先ず、ロンドン滞在最初の2連泊したホテル の
紹介から始めてみます。 -
道の両側の建物を見て
歩いているだけでワクワクです。 -
ワクワクしている間に
ホテル到着。
公園を挟んで向かい側が
大英博物館という立地。 -
〈Tavistock Hotel 〉
ロンドンの街中へ行くにはとても便利
それでいて公園もある環境にも満足。
今回の旅の宿で大型ホテルは
こことホーチミンのマジェスチックサイゴンHotelの
2カ所のみでした。
いずれのホテルも立地良し。でした。 -
外観はだいぶ年期が入っているかな
と感じましたが、一歩玄関を入ったところ
広いロビーで落ち着いた大人な雰囲気
に、先ず安心。
リニューアルして間もないのか
清掃が行き届いてピカピカで気持ちの良い空間です。 -
ユニオンジャックのクッションにも
こころひかれ
フロントは結構混雑していたので
撮影は後に、と思ったら
結局撮らずじまいに。(;゜0゜) -
円安をカバーしようと初めての試みで
旅の行程の半分の期間の
夕食はレトルト食品を持参。
併せて現地スーパーの乳製品やフルーツと
惣菜と併せて部屋食としました。
レトルト食品は山歩きで覚えた
パッケージをできる限り外してジブロックや
ビニール袋に入れて持参しました。笑
パリでもカレーやらさとうのご飯やら
缶詰などだいぶお世話になりました。
手前の緑のスティックは、野菜不足を解消する為
ヤクルトの青汁を持ってきた相方
「これで、体内では合成されない
必須アミノ酸9種類取れるのよ」と
言って毎朝飲むようにカップを渡されました。笑
効果の程はわからないけど、この他
QPとか武田のビタミンCとか
毎日規定数の半錠づつ飲んで体調管理。笑
あぁ バンテリンも連日23,300歩
の両脚に時々ね。(⌒-⌒; )
他には、頭痛薬から虫刺されのムヒまで
持って行ったけれど
ヨーロッパに着いた3日目迄整腸剤を
飲む以外は飲まずに旅を続けることができました。
それから
700cc入る魔法瓶を持参
朝、ケトルでお湯を沸かし少し冷ました
白湯を持って歩きました。
ドロミテでの山歩きに行った時にも
本格的な食事のための食料品の持参は
経験のないことでしたが
いろいろとトライし良い経験になりました。
そんなことまでして 行くのか。って言われそうだけど
旅には かないません。笑 -
部屋は25平m程で決して広いとは言えませんが
ロンドンの街中では合格点だろうと思いました。
部屋もリフォームしたで清潔感があります。
静かなクーラーで冷房完備。
冷蔵庫・金庫・ケトル・珈琲&紅茶セット
真っ白で気持ちの良いリネン。
バスタブ付き
ハンドシャワーあり
さて
女王のティアラから
一気に庶民のそれも
レトルト食品紹介(⌒-⌒; )まで
飛んでしまいましたが -
翌 ロンドン2日目の朝一で向かったところが
『Victoria & Albert博物館』です。〈今回の旅行記〉
いよいよ本番!
『Victoria&Albert博物館』の
鑑賞タイムです。
サウス・ケンジントンへ
ケンジントン宮殿と言えば
ダイアナ妃を思い浮かべますが
今日は、その南の方角へ行きます。 -
地下鉄〈サウスケンジントン駅〉を
地上に出るとこの様な雰囲気の街並みになります。
ここから歩いてほんの数分。 -
『Victoria&Albert博物館』は
ビクトリア女王(1819年~1901年)と夫
アルバート侯爵(1819年~1861年)が基礎を築き
現代美術や各国の古美術工芸、
デザインなど多岐にわたっておよそ400万点の
膨大なコレクションを有する国立博物館。
10:00~17:45 (金曜~22:00)
定休日 無休ビクトリア・アート・ギャラリー 博物館・美術館・ギャラリー
-
玄関ロビーには世界で活躍しているガラスアーティストの
ディル・チフーリの硝子のシャンデリアを写そうと
スマホをかざす人が目立ちました。 -
早速展示室へ向かいます。
この字形 三層(三階)の広い展示室ですが
廊下から展示品が並んでいて
展示品の多さがうかがえます。 -
イチオシ
どの展示室も雰囲気が良く
階段を登ったり下ったりも苦にならず
この時間を楽しみました。 -
絵画の展示室へ
絵画ギャラリーには
主に18~20世紀のイギリスの画家の作品が展示されています。 -
ターナーの作品
「ジュデッカ運河から見たヴェネツィア」
1840年
ターナー65歳の時に描いたヴェネツィアの風景。 -
「セントマイケルの小山 コーンウォール」
1834年
イングランド南西部の半島。
美しい景観と穏やかな気候から保養地として有名な所。 -
「ヘイスティングス沖のラインフィッシング」
-
「ロイヤルヨット隊とのレガッタ」
ロマン主義ターナーについては
〈別途 旅行記〉編でもう少し詳しくと思っています。 -
「難破船に向かう救命ボートとマンビー装置」
ターナーは手元にあった主要な作品を全て国家に遺贈。
その為彼の作品の多くはロンドンのナショナルギャラリーや
テートブリテン美術館で観ることができる。 -
絵画の部屋から
工芸・彫刻・古美術へ部屋へ -
絵文字いっぱいの古文書ノート
-
ウェストン・キャスト・コートは
中世・ルネサンスのギャラリーで
イタリア、フランスの
彫刻、教会の装飾品などが展示されている。
ここはイタリアのコーナー
やはり
みなさんここに「ダビデ像」〈レプリカ〉へ
と一直線人気の撮影スポットになっていました。 -
こちらは、本物
フィレンツェのアカデミア美術館で写したもの。
背景を取り除いたら区別がつかなくなりそうだけど。
下から見上げる角度で見ると
より理想形に見えることから
高い台座に設置されたとか。 -
その昔、トスカーナ大公が原寸大のダビデのレプリカ像を
ヴィクトリア女王に贈り物として進呈。
女王はV&Aに納めることとし、これで国民も観光客も
フィレンツェに行かずしてミケランジェロのダビデ像を
眺めることができる。と一般に開放。
19世紀後半から、イギリスはレプリカの石膏を精力的に
収集する事が流行した。
教育目的や個人宅の装飾品として置くことも多かった。
しかし、その後しょせん偽物で設置場所も結構な広さが必要と
ヨーロッパ各地の膨大なレプリカ・コレクションが
次々廃棄、雲散霧消していく中、たとえレプリカであろうとも、
これらコレクションは啓蒙目的として重要である。
と考えられV&Aは廃棄を踏みとどまった。
V&Aはもともとは産業博物館。
イギリスの工芸品や工業デザインの質向上のために設立された。
その結果、今では「キャストコート」として大勢の人々が押し寄せる
人気の部屋となった。
世界の有名な彫刻が原寸大で所狭しと並んでいる様を
レプリカと認識しつつ楽しんでいる。 -
レプリカと言えば
やはりフィレンツェの
サンジョバンニ洗礼堂の東門。
後にミケランジェロが賞賛し
人気の「天国の門」もあり驚きました。
※1966年フィレンツェの大洪水で
洗礼堂東門の天国の門もレプリカに
代わりました。 -
レプリカとはいえ
見事な展示品の数々 -
階段の踊り場や部屋と部屋をつなぐ
廊下も展示コーナーとなっています。 -
ラヴェンナの戦い
ラヴェンナの戦いを描いたヌムール公ガストン・ドフォワの
記念碑。オリジナルの大理石レリーフの石膏鋳造。 -
フェルーチの祭壇画
1493年頃製作
フィレンツェ郊外のサン・ジローラモ・イン・フィエゾレ教会
にある夫のジローラモ・マルティー二の墓の上に設置されている
大理石の祭壇画の彫刻。祭壇画は金メッキと塗装が施された白と
赤の大理石で作られています。
-
シルバーのギヤラリーは7部屋もあり
中世時代の食器や宗教儀式で使用される
銀製品がずらりと並んでいます。 -
イチオシ
自分は、2002年に「ビクトリア&アルバート博物館」
を訪ねたのですが、その時観た女王陛下のジュエリー
が圧巻で「私はあまり宝石には興味がないわ」と言う
相方さんを「観て損はないよ。とにかく凄いから」と
案内役をかって出ました。笑
この部屋は
ジュエリーの輝きを際立たせる演出か
照明を落としてあり一段と大人な雰囲気。
みなさん瞬きをしないで
ひとつひとつ じっくりと見ています。 -
イチオシ
こちらは
1903年マンチェスター公爵夫人がパリ、カルティエ社に特注したティアラです。
1400個以上の輝くダイヤモンドをカルティエ社に託したのですが、まだ足りないとの申し出に新たにカルティエ社が大きなラウンド型のローズカットのダイヤモンドは調達し完成したものだそう。
豪華なティアラは、7つのハートのモチーフからなり、それぞれの中央に3つのぶら下がったダイヤモンドがあり、間のフリンジのモチーフは取り外しできる。
マンチェスター公爵夫人(1858-1909)は大富豪の娘。
キューバ系のアメリカ人でエキゾチックな美貌の誉れ高く、
パリへ遊びに行きそこで出会った英国貴族と結婚。
名誉を求めたアメリカ娘と富を求めたイギリス貴族の結婚は、
この時期よくあったことですが、露骨な財産目当ての結婚で
夫婦共にあっという間にそれぞれ恋人を作って・・・との
パターンが多かった中で、つつましく賢く、人望も厚かった
夫人は、公爵と添い遂げたということです。 -
一冠 一冠
物語があるのだろうなぁ。 -
この冠にはどんな物語が
似合うだろうかぁ。 -
女王を輝かせた冠
-
大きな宝石も
女王陛下が身につけて
一層輝きを放ったのだろう
と思います。 -
イチオシ
こんなにたくさんの宝石を展示していて
ピンクパンサーから
どうやって守ってきたのだろう。
クルーゾー警部に聞いてみたいところです。笑 -
いいですよ。
ご遠慮なさらず
この辺で一度ため息タイムにしましょう。 -
まだまだ
半分も見ていませんよ。(⌒▽⌒) -
真っ赤なハートは
何という宝石だろう。 -
大きな粒のダイアモンドもすごい けれど
赤やピンクのブレスレットやブローチも
(⌒▽⌒)(⌒▽⌒) -
イチオシ
ビョンセの指輪「パピヨン」
歌手ビヨンセが寄贈して話題になった
指輪。 -
服装や髪型に合わせて
-
小さな装飾品も
どれも美しく -
これをいただいても
合わせる服がないわ。
とおっしゃらずに -
イチオシ
空想してみるのも
楽しいものです。 -
この大きさなら
ワンポイントに
いやいや とんでない -
緑の宝石を見ると
エメラルドしか知らない(⌒-⌒; )のですが
はめ込まれている
宝石の一粒一粒が大きいのです。 -
はめ込まれている
一粒ひと粒が大きいのです。 -
これは黄金の冠
-
朱色と緑が多いようです。
-
宝石〈原石〉に多い色なのか
装飾に適した色で好まれるのか
他の色より目立ち目につくのか -
やはり目の保養として
とらえるのがいいのかな。 -
これが全て宝石 (;゜0゜)
両手を広げた位の円に
渦状に並べられた宝石。 -
一粒と言っていいのやら
1個と言うのやら。
大きいな宝石なのです。 -
さて
究極の宝石群で目の保養を
していただきましたが
女王陛下の身辺を飾っている
品々は宝石ばかりではありません。 -
お菓子の缶フェチ
とは全く違う宝石箱 -
緻密な工芸美術品
-
イチオシ
大きなお皿だと思うのだけれど
立てかけて置いく部屋の装飾品
に使用したのだと思いながら観てきました。
綺麗な色合いでした。 -
輝いています。
-
イタリアのカメオも入っています。
そう言えば
昔、イタリアを旅行した時
カメオはお土産品として
人気でしたが、今回の旅では
とンと見かけなかったなぁ。
と相方さんに言ったら
「それは、そうよ。今回の旅では
高価なお土産は無縁だったから
目につかなかったのよ」(;゜0゜)
とカウンターパンチ! -
イチオシ
見事な工芸品です。
-
ここは世界で初めて博物館(美術館)に
併設されたと言われている
「ビクトリア&アルバートカフェ」
10:00~17:45
ゴージャスな雰囲気で休憩するには
ぴったり。見学鑑賞の余韻にひたれます。 -
一般に開放されているのか
当日はクローズしていました。 -
イチオシ
一般に開放されているのか
当日はクローズしていました。 -
各階段の壁や踊り場も
それぞれ展示作品で飾られています。 -
この図書コーナーは開放されていました。
-
各国の部屋には
KOREAの部屋もありましたし -
日本館もあります。
-
日本館は日本建築の様式を取り入れ
欄間を思わせる装飾が施されていました。 -
着物 御面
名のある織物だと思うのだけれど -
印籠の展示
-
お茶の茶碗やポット等
もありました。 -
広い館内をぐるりと観て歩き
正面ロビーに出てきました。
先程、各展示室を移動する際
廊下の窓から見えていた中庭
に行ってみます。 -
英国らしい雰囲気
中庭もテニスコートで3面か4面位
あったでしょうか。 -
メインの建物を挟むように
コの字形に建物があり
展示室になっています。
紫陽花の花が丁度見頃で綺麗でした。
中庭を囲むようにテーブルセットが
設置されていて、それぞれ
思い思いにくつろいでいました。 -
天井の高い大きな部屋には
大きなタペストリーが展示されていました。
タペストリーを見ながら休憩もできるよう
長椅子も設置されています。 -
正面玄関ロビー隣り合わせに
-
ミュージアムショップがあります。
各国のブースの中にかなりのスペースで
日本のコーナーがあり日本の雑貨が
人気のようでした。 -
ここから6枚の画像は
前回の『ポールの写したビートルズの写真展』で訪れた
「ナショナルポートレートギャラリー」で写したものです。
オードリー・ヘップバーン -
「The House of Commons」
George Hayter -
「ジョージ・ゴードン・バイロン」
日本では、〈バイロンの詩集〉で知られているかな。
19世紀前半に活躍したロマン主義文学を代表する
イギリスの詩人。男爵家を相続し自由奔放な生活を
送り社交界の花形になる。
ギリシャ古典文学に傾倒し、オスマン帝国支配下の
ギリシャ独立運動を支援。1824年 自らギリシャ
に赴いたが、熱病のため現地で客死した。 -
「Omaiの肖像」
ジョシュ・レノルズ -
Queen Victoria of England
ナショナルポートレートギャラリーの
階段の踊り場に掲げられている
襖3枚もありそうな大きな絵画です。 -
「Queen Elizabeth Ⅰ世」
画家 不明
展示室の中でほかを圧倒するオーラで
掲げられていました。
イングランドとアイルランドの女王
在位 1558年から1603年
彼女の統治した時代は、とくに
エリザベス朝と呼ばれイングランドの黄金期と言われている。
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