世界自然遺産へ！夏の知床半島を満喫～1日目【網走～ウトロ】

2023/07/06 - 2023/07/08

夏の北海道が大好きです。
今年はどうしようかなぁ～と考えた結果、かねてから憧れていた世界自然遺産の知床に決めました！

街歩きは得意ですが、大自然での旅があまり経験ないためドキドキしていました。
予約をしてから旅の当日まで観光のために下調べや計画を練ってはイメトレする毎日・・・（笑）
（ある程度頭に叩き込んで失敗のない旅行をしたいタイプです）

しかし自然の成り行きは私の思う通りにいかない・・・

メインイベントは知床五湖ウォーキングと羅臼ホエールウォッチング！
無事に果たすことができたのか・・。


★前泊：ホテルマンデー羽田空港

★旅１日目：羽田空港～女満別空港～網走監獄～能取岬～オシンコシンの滝～知床国立公園～ウトロ周辺

エリア 知床・ウトロ(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 一休.com

当日は羽田空港7：10発のため、始発で出てもあまり余裕のない移動になりそう＆仕事終わりが遅くなるので羽田空港近くのホテルに前泊することに。

ホテルマンデー羽田空港。
羽田空港駅から3駅しか離れてない大鳥居駅すぐの立地です。

7/6出発当日、早朝から雨。
ホテルから歩いて駅に行くまでがすごく近いためさほど濡れずに済みました。

無事に検査場も通りゲートへ向かいます。

JAL565便　7：10羽田発を待ちます。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

沖止めのJAL便に乗るため移動。

到着する最後の最後までガイドブックで予習する。
未知の地にワクワクとほんのり緊張。

8：55　女満別空港着！
やったー道東初上陸！
この後スーツケースをピックアップしレンタカーしに向かいます。

車で出発しすぐにメルヘンの丘が見えてきます。
あいにくの曇天、、今にも降りそう。

メルヘンの丘 名所・史跡

最初の観光スポット、網走監獄博物館へ。
時間も早いので見物客もまばらです。

博物館網走監獄 名所・史跡

入口付近にラベンダーが満開に咲いていたので、こんな感じに撮ってみました。
去年訪れた富良野を思い出します・・。

入口の看守さん、まぁまぁリアル。

水門。
刑務所の前方に網走川が流れているので当時は生活物資を運び入れたりするなど貴重な水路として利用していたようです。

敷地内にたくさんおられる人形、思ったよりリアルなんです。

舎房は中央の見張り所から放射状に５つの舎房が広がっています。
端から端までの長さがかなりあります。
造りが圧巻です。

独房です。この人もリアルです。

かの有名な脱獄王白鳥さんはこのようによじ登って天窓から脱出したのでしょうか。

複数人で収監されている雑居房の様子です。

浴場の様子です。
効率良く入浴するために脱衣から着衣まで15分間と定められ、6月から9月まで月5回・他の月は1回入浴だったようです。
いくら北海道でもこれはキツイですね、、、。

煉瓦造り独居房。
懲罰房や鎮房という役目のようです。
規則違反者を窓のないこの房に7日間閉じ込め、重湯しか与えないという罰を与えたようです。

教晦堂。
重要文化財です。
僧侶や牧師さんが受刑者に更生を導くように尽くした場所でした。
ちゃんと撮れてないですが細部にまで設計や施工技術の高さがうかがえます。

刑務所内は想像以上に広大な敷地で、たぶんゆっくり回ると２～3時間はかかると思います。
意外だったのが明治期の建物ならでは、ひとつひとつ洋式で瀟洒な造りだったこ
と。文化財の建築物として大変見応えあります。
いつか来てみたいと思っていた網走監獄。
歴史も学べて見学も出来て満足です・・！

網走監獄をあとにして、こちらも興味のあったJR網走駅へ。
某Youtuberのチャンネルで見てから、ぜひ訪れたかった場所！

網走駅 駅

そう、この網走駅の表札！
間近で見ると力強い。

網走駅には網走監獄バージョンの顔はめスタンドがあります。
私は旅先でいつも顔はめパネルを見つけては思い出作りの写真を撮ります。

駅構内に入るとかつての列車のヘッドマークが飾られていました。
レトロなデザインで今見ても素敵ですけどねぇ～。
こうして見ていると北海道を鉄道で回るのも良いな。

次に向かう前にセコマでガラナと夏限定北海道メロンのクリームソーダ購入！
セコマのクリームソーダ、大好きで２本持って帰りました。

網走駅より20分ほど。
移動中からさらに悪天候になり雨が吹きすさぶなか、能取岬に到着。

能取岬灯台 名所・史跡

こちらの灯台は1917年(大正6年)初点灯と同時に霧信号業務が開始される。
1989年に業務廃止になったそうです。
白黒の灯台を見るのは初めてです。

雨風がひどく傘をさしながらやっとこさ周辺を歩く程度であまり絶景を楽しめる状況ではなかったです・・残念。

なんと北海道らしい風景！
ここ一帯が牧場のようでたくさんの牧草ロールが転がってます。

網走に戻り、道の駅　流氷街道網走へ。
ここでお昼ご飯します。
フードコートキネマ館という食堂が２階にあり食券を買います。

道の駅 流氷街道網走 道の駅

私は網走ザンギ丼を。
ザンギといってもここではカラフトマス（鮭）の唐揚げのようです。
中華っぽい甘辛タレがかかっていて美味しかった。

ここのお土産屋さんで少し購入し、いよいよウトロ方面へ向かいます！

ウトロから斜里へ向かう途中、途中寄った先は・・・

天に続く道！
国道334号線と244号を通る直線約28キロの道路です。
曇天のためかちょっと暗くてあまり映えてませんね、、、。
実物は素晴らしかったです。

天に続く道 名所・史跡

少し離れた場所に展望台があるので登ってみました。
オホーツク海方面は北海道らしい広大な農地と木々が広がります。

天に続く道 名所・史跡

花を見つけるとついつい撮ってしまいます。
見返すとなんでもないですね(;^_^A

オホーツク海沿いの国道334号線をひたすら走ります。

知床八景　オシンコシンの滝に到着！

オシンコシンの滝 自然・景勝地

間近で大量の水量が流れ落ちていくさまは大迫力です。
階段を登りきるあたりは滝のミストを浴びるのでしっとり湿ります(笑)

ここまで来ると段々晴れてきました。

ウトロに着きましたがまだ時間があるのとせっかく晴れているので、下見も兼ねて知床国立公園へ向かってみます。

とうとう来ました、世界自然遺産・知床国立公園！
入園する際、駐車料金代￥500が発生します。

知床国立公園 自然・景勝地

訪れた時期はヒグマ活動期だったため、知床五湖の地上遊歩道は必ずガイドさんと一緒にしか入れないことになっています。

こちらの展望台高架木道は無料で自由に木道を散策できるようになっております。

片道800M、往復して1.6Km。
ゆっくりのんびり歩いていけます。

すっかり晴れて知床連山の山並みも綺麗に拝めます。
この日は暑くも寒くもないすがすがしい気温で、ニット素材の半袖か薄い長袖シャツでちょうど良かったです。

木道一番奥の一湖展望地に到着。
一湖には以前の開拓者が持ち込んだスイレンが咲いていました。

知床一湖 自然・景勝地

また引き返して戻ります。

公園を出たところでエゾシカと遭遇！
実は公園に向かう途中、車道の斜面にヒグマ１頭を見かけました。
一瞬のことでカメラを向ける暇はなく・・
当のヒグマはむしゃむしゃ草を食べててまったくこちらを気に掛けることはありませんでした。さすが知床。

今回は北こぶし知床ホテル＆リゾートに２泊しました。
こちらのホテルレビューは別記したいと思っています。
控えめに言って最高でした！

北こぶし知床 ホテル＆リゾート 宿・ホテル

ホテルの部屋からはウトロ漁港が一望できて風情があります。
オーシャンビューとは違いますがこの眺めも好きです。

チェックイン後、近くのゴジラ岩を見に行きました。

ゴジラ岩 (ウトロ) 自然・景勝地

私の夜の一息、道の駅で買ったロイズ詰合せと部屋にあったドリップコーヒー。

夫の晩酌　ご当地ビールとしゃけとば！

今日はたくさん観光スポットを回りくたくたでした。