奈良市旅行記(ブログ) 一覧に戻る
親父の一周忌があったので、大阪へ行って<br />きた。<br /><br />その際、心霊スポットとして有名な奈良の<br />廃宗教施設、白高大神を訪れた。<br /><br />心霊スポット、肝だめしスポットとして有<br />名な場所らしいが、草木も眠る丑三ツ時に<br />むっくり起きて、広大な霊園の中をジョギ<br />ングしているような人間なので、霊感とか<br />にはとんと無頓着。真っ昼間ということも<br />あって特に怖いところではなかった。<br /><br />そもそも人間の見る能力は、視力に違いは<br />あるものの同じもので、Aさんには見えな<br />いものが、Bさんには見えるなどというこ<br />とはあり得ない。誰もいないところを指し<br />てBさんが「あそこに女の人が立っている」<br />と主張したとしても、それはBさんの脳の<br />中で誤作動が起き、勝手に像を作り出して<br />いるにすぎない。<br /><br />しかしまあ、霊が見えるということにして<br />おけば、何かと役に立つこともあるだろう<br />から、そういうことにしているんだろう。

ヤバいとこに行ってきた!  天理教になれなかった(?)新興宗教の廃宗教施設、白高大神(奈良県奈良市)

23いいね!

2023/08/01 - 2023/08/01

1681位(同エリア6006件中)

2

45

ハイペリオン

ハイペリオンさん

親父の一周忌があったので、大阪へ行って
きた。

その際、心霊スポットとして有名な奈良の
廃宗教施設、白高大神を訪れた。

心霊スポット、肝だめしスポットとして有
名な場所らしいが、草木も眠る丑三ツ時に
むっくり起きて、広大な霊園の中をジョギ
ングしているような人間なので、霊感とか
にはとんと無頓着。真っ昼間ということも
あって特に怖いところではなかった。

そもそも人間の見る能力は、視力に違いは
あるものの同じもので、Aさんには見えな
いものが、Bさんには見えるなどというこ
とはあり得ない。誰もいないところを指し
てBさんが「あそこに女の人が立っている」
と主張したとしても、それはBさんの脳の
中で誤作動が起き、勝手に像を作り出して
いるにすぎない。

しかしまあ、霊が見えるということにして
おけば、何かと役に立つこともあるだろう
から、そういうことにしているんだろう。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
ANAグループ 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
利用旅行会社
楽天トラベル
  • 近鉄奈良線学園前駅。<br /><br />学園というのは進学校として名高い<br />東大寺学園のことだと思っていたが、<br />帝塚山学院のことだった。<br /><br />ここから若草台というところを通る<br />バスに乗る。

    近鉄奈良線学園前駅。

    学園というのは進学校として名高い
    東大寺学園のことだと思っていたが、
    帝塚山学院のことだった。

    ここから若草台というところを通る
    バスに乗る。

  • 若草台到着。<br /><br />住宅の端っこにある停留所だった。

    若草台到着。

    住宅の端っこにある停留所だった。

  • 住宅地に背を向け、軽トラ一台がや<br />っと通ることのできるような狭い道<br />を小さな丘を目指して歩く。

    住宅地に背を向け、軽トラ一台がや
    っと通ることのできるような狭い道
    を小さな丘を目指して歩く。

  • あのこんもりとした森のあたりだろうか。<br /><br />真夏だから当然だが、それにしても暑い。<br />汗がダラダラ流れる。<br /><br />しかし、蒸し暑さを少しは和らげてくれ<br />そうなのどかな田園風景である。

    あのこんもりとした森のあたりだろうか。

    真夏だから当然だが、それにしても暑い。
    汗がダラダラ流れる。

    しかし、蒸し暑さを少しは和らげてくれ
    そうなのどかな田園風景である。

  • 森の中に鳥居が見えた。どうやらあそこ<br />のようだ。当然周囲に街灯はないから、<br />夜に来たらやっぱり不気味かもしれない。

    森の中に鳥居が見えた。どうやらあそこ
    のようだ。当然周囲に街灯はないから、
    夜に来たらやっぱり不気味かもしれない。

  • 鳥居の手前には完全に崩壊した家屋が。<br /><br />戦前の宗教施設だから、築80年は経過<br />しているだろう。誰もいなくなれば崩<br />壊も致し方なし。<br /><br />

    鳥居の手前には完全に崩壊した家屋が。

    戦前の宗教施設だから、築80年は経過
    しているだろう。誰もいなくなれば崩
    壊も致し方なし。

  • 鳥居の真ん中に「白高大神(しらたかお<br />おかみ)」の文字が見える。<br /><br />しかし、その下にあるスズメバチの巣が<br />怖い。<br /><br />スズメバチに気付かれないように大きく<br />迂回して鳥居の向こうに出た。<br />

    鳥居の真ん中に「白高大神(しらたかお
    おかみ)」の文字が見える。

    しかし、その下にあるスズメバチの巣が
    怖い。

    スズメバチに気付かれないように大きく
    迂回して鳥居の向こうに出た。

  • 「玉姫教會 中井シゲノ」の文字が彫ら<br />れている。<br /><br />「ノ」の文字が映っていないが、中井シ<br />ゲノという人物がここ、白高大神という<br />宗教施設の代表者だった。

    「玉姫教會 中井シゲノ」の文字が彫ら
    れている。

    「ノ」の文字が映っていないが、中井シ
    ゲノという人物がここ、白高大神という
    宗教施設の代表者だった。

  • その下には寄進者と思われる人たちの名前<br />が彫られていた。すべて中国人だった。

    その下には寄進者と思われる人たちの名前
    が彫られていた。すべて中国人だった。

  • とりあえず舗装されてはいる細い道を行く。<br /><br />小径の端は崩れ、手すりも歪んでいて、崩<br />壊寸前の趣。

    とりあえず舗装されてはいる細い道を行く。

    小径の端は崩れ、手すりも歪んでいて、崩
    壊寸前の趣。

  • 赤い簡素な鳥居がある。

    赤い簡素な鳥居がある。

  • 「八永○神」の文字。<br /><br />3文字目がわからない。

    「八永○神」の文字。

    3文字目がわからない。

  • 「神理教瀧川行場」の文字。<br /><br />神理教は江戸末期に九州に興った神道系の<br />宗教団体である。なぜその名を冠したもの<br />がここにあるのか。

    「神理教瀧川行場」の文字。

    神理教は江戸末期に九州に興った神道系の
    宗教団体である。なぜその名を冠したもの
    がここにあるのか。

  • 石段の隣に廃屋がある。

    石段の隣に廃屋がある。

  • 六畳一間程度の広さだが、そんなに古<br />い感じでもない。

    六畳一間程度の広さだが、そんなに古
    い感じでもない。

  • 内部はしっちゃかめっちゃかだが、<br />まるで昭和の安アパートのよう。<br /><br />ブラウン管のテレビは白黒だろうか。<br /><br />中井シゲノ本人が生活していたのか、<br />それとも教団の関係者が住んでいたのか。

    内部はしっちゃかめっちゃかだが、
    まるで昭和の安アパートのよう。

    ブラウン管のテレビは白黒だろうか。

    中井シゲノ本人が生活していたのか、
    それとも教団の関係者が住んでいたのか。

  • 鳥居の奥には石が祀られていた。

    鳥居の奥には石が祀られていた。

  • 真ん中には瀧川古女郎大明神と彫ら<br />れている。

    真ん中には瀧川古女郎大明神と彫ら
    れている。

  • いくつかの鳥居をくぐった先に少し<br />広い場所があり、小さな小屋があった。

    いくつかの鳥居をくぐった先に少し
    広い場所があり、小さな小屋があった。

  • 小屋の中にはここに祀られていると<br />思われる神様が羅列されていた。<br /><br />少し調べたが、いずれも『記・紀』<br />に登場する古い神様ばかりだった。

    小屋の中にはここに祀られていると
    思われる神様が羅列されていた。

    少し調べたが、いずれも『記・紀』
    に登場する古い神様ばかりだった。

  • 真ん中には何の変哲もない石が置か<br />れていた。<br /><br />これが御神体なのか。<br /><br />手前には酒が供えられている。それ<br />ほど古い感じではないから、今もこ<br />こへお参りに訪れる人はいるようだ。

    真ん中には何の変哲もない石が置か
    れていた。

    これが御神体なのか。

    手前には酒が供えられている。それ
    ほど古い感じではないから、今もこ
    こへお参りに訪れる人はいるようだ。

  • またまたここにも様々な神様の名が<br />彫られた石があった。<br /><br />「義経大神」というのもあった。

    またまたここにも様々な神様の名が
    彫られた石があった。

    「義経大神」というのもあった。

  • 教親社と彫られた石の後ろに祠。<br /><br />これも神道系の団体だろうか。

    教親社と彫られた石の後ろに祠。

    これも神道系の団体だろうか。

  • その先を細い道なりに歩くと再び<br />石の鳥居が現れ、横穴が開いていた。<br />

    その先を細い道なりに歩くと再び
    石の鳥居が現れ、横穴が開いていた。

  • 鳥居の前にはまたまた神様たちの<br />石碑が。

    鳥居の前にはまたまた神様たちの
    石碑が。

  • 横穴の奥には台が据えられ、上には<br />「鎮魂」の文字があった。<br /><br />ここにもお酒が供えられていた。<br />ここの神さまはかなりの酒好きのよ<br />うだ。

    横穴の奥には台が据えられ、上には
    「鎮魂」の文字があった。

    ここにもお酒が供えられていた。
    ここの神さまはかなりの酒好きのよ
    うだ。

  • そしてここで行き止まりになっていて、<br />その奥からはおしっこのように水が落<br />ちていた。<br /><br /><br />

    そしてここで行き止まりになっていて、
    その奥からはおしっこのように水が落
    ちていた。


  • さて、この白高大神を創建した中井シ<br />ゲノとはそもそも何者なのか。<br /><br />彼女は1903年に生まれ、1991年まで<br />生きた巫女である。<br /><br />大叔母のヤエに育てられたのだが、ヤ<br />エがオダイで、彼女の行動をそばで見<br />ているうちに中井シゲノもやがて神が<br />かり的な能力を身に付けたという。<br /><br />ちなみにオダイとは、神に憑依され、<br />神のお告げを語る者である。<br /><br /><br /><br /><br />

    さて、この白高大神を創建した中井シ
    ゲノとはそもそも何者なのか。

    彼女は1903年に生まれ、1991年まで
    生きた巫女である。

    大叔母のヤエに育てられたのだが、ヤ
    エがオダイで、彼女の行動をそばで見
    ているうちに中井シゲノもやがて神が
    かり的な能力を身に付けたという。

    ちなみにオダイとは、神に憑依され、
    神のお告げを語る者である。




  • 結婚して子供も授かった中井シゲノ<br />だったが、ある時子供の足が目に当<br />たり視力を失うという事故に遭う。<br />子供の足が当たったくらいで目が見<br />えなくなるのか、よくわからないが、<br />視力を失ったことによって、霊力に<br />磨きがかかり、霊場滝寺(生駒山大<br />乗滝寺か?)で修業を行う。<br /><br />修行を始めて10か月がたった時、<br />突如両手を天にかざし「白高(しら<br />たか)!」と絶叫した。

    結婚して子供も授かった中井シゲノ
    だったが、ある時子供の足が目に当
    たり視力を失うという事故に遭う。
    子供の足が当たったくらいで目が見
    えなくなるのか、よくわからないが、
    視力を失ったことによって、霊力に
    磨きがかかり、霊場滝寺(生駒山大
    乗滝寺か?)で修業を行う。

    修行を始めて10か月がたった時、
    突如両手を天にかざし「白高(しら
    たか)!」と絶叫した。

  • 修行中、中井シゲノは白いキツネを<br />見るようになり、自らを白キツネの<br />憑依とした。<br /><br />シゲノは夢で見た神社を探しに大阪<br />へ出た。そこで夢とそっくりな神社<br />だったのが、天王寺区にある安居<br />(やすい)神社である。<br /><br />奇しくも真田幸村が戦死した場所で<br />ある。<br /><br />ここにあった玉姫社という祠が祀る<br />氏子もないということで宮司から譲<br />り受けた。玉姫教会の始まりである。<br /><br />

    修行中、中井シゲノは白いキツネを
    見るようになり、自らを白キツネの
    憑依とした。

    シゲノは夢で見た神社を探しに大阪
    へ出た。そこで夢とそっくりな神社
    だったのが、天王寺区にある安居
    (やすい)神社である。

    奇しくも真田幸村が戦死した場所で
    ある。

    ここにあった玉姫社という祠が祀る
    氏子もないということで宮司から譲
    り受けた。玉姫教会の始まりである。

  • 大阪に移住し、宗教活動を始め<br />てから、中井シゲノの下に集ま<br />る人が急増した。<br /><br />相談者が抱える問題点の指摘が<br />的を射ており、口コミでどんど<br />ん人がやって来たようだ。<br /><br />相談者は周辺の料亭の女将から<br />政治家、官僚、会社経営者と社<br />会的地位の高い者にまで及んだ。<br /><br />入り口の鳥居の裏に彫られてい<br />た中国人たちもそのような人た<br />ちだったのだろう。<br /><br />彼女はどんな人とも分け隔てな<br />く面談し、悩みを聞いた。そし<br />て、彼女に共感する人たちが集<br />まり、やがて玉姫教会となった。<br />

    大阪に移住し、宗教活動を始め
    てから、中井シゲノの下に集ま
    る人が急増した。

    相談者が抱える問題点の指摘が
    的を射ており、口コミでどんど
    ん人がやって来たようだ。

    相談者は周辺の料亭の女将から
    政治家、官僚、会社経営者と社
    会的地位の高い者にまで及んだ。

    入り口の鳥居の裏に彫られてい
    た中国人たちもそのような人た
    ちだったのだろう。

    彼女はどんな人とも分け隔てな
    く面談し、悩みを聞いた。そし
    て、彼女に共感する人たちが集
    まり、やがて玉姫教会となった。

  • ある人の抱える悩みや現状をピタ<br />リと当てる人というのは、そんな<br />に珍しくない。<br /><br />テレビで「今夜占ってみました」<br />に出演するようなのは、スタッフ<br />が調べ上げたものをしゃべってい<br />るにすぎないが、初めて会った人<br />の現状を当てる人というのはいる<br />ものである。<br /><br />若いころ親しかった女性で、自分<br />のことや両親のことを診てもらお<br />うと訪ねた占い師が、両親のこと<br />とかをズバズバ言い当てるので驚<br />いたと言っていた。さらに、彼女<br />の人間関係から、ぼくのことまで<br />出てきたといっていた。「大学を<br />出たのにドロップアウトしてバッ<br />クパッカーみたいなことをしてい<br />ますね」と言い当てたらしい。そ<br />の通りだったので、苦笑いするほ<br />かなかった。

    ある人の抱える悩みや現状をピタ
    リと当てる人というのは、そんな
    に珍しくない。

    テレビで「今夜占ってみました」
    に出演するようなのは、スタッフ
    が調べ上げたものをしゃべってい
    るにすぎないが、初めて会った人
    の現状を当てる人というのはいる
    ものである。

    若いころ親しかった女性で、自分
    のことや両親のことを診てもらお
    うと訪ねた占い師が、両親のこと
    とかをズバズバ言い当てるので驚
    いたと言っていた。さらに、彼女
    の人間関係から、ぼくのことまで
    出てきたといっていた。「大学を
    出たのにドロップアウトしてバッ
    クパッカーみたいなことをしてい
    ますね」と言い当てたらしい。そ
    の通りだったので、苦笑いするほ
    かなかった。

  • 作家の村上春樹は一時期占いに凝り、<br />タロットカードを自分なりにアレン<br />ジをして占っていたが、それがよく<br />当たったそうだ。ただ、彼自身はそ<br />れを霊的なものや透視術のようなも<br />のではなく「勘の鋭いもの」だろう<br />としていた。<br /><br />おそらく、中井シゲノの場合も白キ<br />ツネの霊的な予言というようなもの<br />ではなく、村上春樹の言う勘のよう<br />なものなのだろう。<br /><br />世の中にはいろいろなものを見て、<br />予言や占いめいたことをする人たち<br />がいる。<br /><br />生年月日や星座、姓名、中には人の<br />書いた字をみてその人の家族構成を<br />言い当てるような人もいる。<br /><br />クラブやスナックのママが客の年収<br />や人となりがわかるのと同じような<br />ものだ。<br /><br />それらは霊などという得体のしれな<br />いものではなく、統計学や経験則で<br />あったり、勘の鋭いものではないの<br />だろうか。<br /><br />

    作家の村上春樹は一時期占いに凝り、
    タロットカードを自分なりにアレン
    ジをして占っていたが、それがよく
    当たったそうだ。ただ、彼自身はそ
    れを霊的なものや透視術のようなも
    のではなく「勘の鋭いもの」だろう
    としていた。

    おそらく、中井シゲノの場合も白キ
    ツネの霊的な予言というようなもの
    ではなく、村上春樹の言う勘のよう
    なものなのだろう。

    世の中にはいろいろなものを見て、
    予言や占いめいたことをする人たち
    がいる。

    生年月日や星座、姓名、中には人の
    書いた字をみてその人の家族構成を
    言い当てるような人もいる。

    クラブやスナックのママが客の年収
    や人となりがわかるのと同じような
    ものだ。

    それらは霊などという得体のしれな
    いものではなく、統計学や経験則で
    あったり、勘の鋭いものではないの
    だろうか。

  • オダイと呼ばれる人は多くいたが、<br />中井シゲノはその中でも頭抜けた<br />存在で、誰もがその実力を認める<br />人物だった。<br /><br />戦争中も信者が増え続け、1948年<br />には伏見稲荷神社より伏見稲荷大<br />社天王寺支部の肩書が与えられた。<br />

    オダイと呼ばれる人は多くいたが、
    中井シゲノはその中でも頭抜けた
    存在で、誰もがその実力を認める
    人物だった。

    戦争中も信者が増え続け、1948年
    には伏見稲荷神社より伏見稲荷大
    社天王寺支部の肩書が与えられた。

  • 信者が増え続けても中井シゲノは特に<br />野心を持つこともなく、信者と共に滝<br />寺やここ白高大神で修業に励んだ。<br /><br />普通の新興宗教ならば、このあたりで<br />教義を体系化し、勧誘活動で信者を増<br />やしお布施集めに熱心になるところだ<br />が、玉姫教会は一切そのようなことを<br />行なわなかった。おそらく取り巻きに<br />そのような俗的なことに長けた人物が<br />いなかったのだろう。<br /><br />同じようにオダイから身を興し、かな<br />りの規模の宗教集団を作り上げたのが<br />同じ奈良にある天理教である。<br /><br />天理教は中山みきの死後も発展を続け<br />たが、玉姫教会は中井シゲノが1991年<br />に亡くなると、霊力を失うように退潮<br />していった。有力な後継者を養成しよ<br />うとしなかったこともあるのだろう。<br /><br />中井シゲノの生き方は潔いし、宗教<br />者としてのあるべき姿を感じさせる。<br /><br />現在は当時の関係者たちによって崩壊<br />しない程度に整備され、何とか守られ<br />ている状態となっている。<br /><br />遊び半分で肝だめしに来て騒ぐ場所で<br />はない。<br /><br /><br />

    信者が増え続けても中井シゲノは特に
    野心を持つこともなく、信者と共に滝
    寺やここ白高大神で修業に励んだ。

    普通の新興宗教ならば、このあたりで
    教義を体系化し、勧誘活動で信者を増
    やしお布施集めに熱心になるところだ
    が、玉姫教会は一切そのようなことを
    行なわなかった。おそらく取り巻きに
    そのような俗的なことに長けた人物が
    いなかったのだろう。

    同じようにオダイから身を興し、かな
    りの規模の宗教集団を作り上げたのが
    同じ奈良にある天理教である。

    天理教は中山みきの死後も発展を続け
    たが、玉姫教会は中井シゲノが1991年
    に亡くなると、霊力を失うように退潮
    していった。有力な後継者を養成しよ
    うとしなかったこともあるのだろう。

    中井シゲノの生き方は潔いし、宗教
    者としてのあるべき姿を感じさせる。

    現在は当時の関係者たちによって崩壊
    しない程度に整備され、何とか守られ
    ている状態となっている。

    遊び半分で肝だめしに来て騒ぐ場所で
    はない。


  • 暑い中、汗をダラダラ流して近鉄奈良線の<br />駅まで戻り、南海なんば駅までやって来た。<br /><br />帰りの飛行機まで数時間あるので、新世界<br />をぶらぶらしてめし食って空港に向かうつ<br />もり。

    暑い中、汗をダラダラ流して近鉄奈良線の
    駅まで戻り、南海なんば駅までやって来た。

    帰りの飛行機まで数時間あるので、新世界
    をぶらぶらしてめし食って空港に向かうつ
    もり。

  • なんばから一駅の新今宮で降り、<br />ガード下をくぐった。<br /><br />昔は浮浪者が立ちションをするから、<br />小便臭くて、さらにゴミが散らばって<br />いて、どうしようもない場所だった。<br /><br />昔勤めていた会社の前を通り(恥)、<br />少し行くと通天閣が見えてきた。<br /><br />あの会社、まだ続いていたんだな。<br />友達に会社の場所をいうと「えらい<br />ところにあるなあ」とあきれられた。<br /><br />昔の新世界は普通の人が寄り付かな<br />い場所だったのだ。<br />

    なんばから一駅の新今宮で降り、
    ガード下をくぐった。

    昔は浮浪者が立ちションをするから、
    小便臭くて、さらにゴミが散らばって
    いて、どうしようもない場所だった。

    昔勤めていた会社の前を通り(恥)、
    少し行くと通天閣が見えてきた。

    あの会社、まだ続いていたんだな。
    友達に会社の場所をいうと「えらい
    ところにあるなあ」とあきれられた。

    昔の新世界は普通の人が寄り付かな
    い場所だったのだ。

  • 新世界の入り口。<br /><br />周囲には安ホテルがあり、中国語を<br />話す旅行者がうろうろしていた。

    新世界の入り口。

    周囲には安ホテルがあり、中国語を
    話す旅行者がうろうろしていた。

  • そういえば、今日は天神祭りの日だった。<br /><br />大阪の天神祭りというのもよくわか<br />らない祭りではある。<br /><br />神輿が出て、川に浮かべた船を燃や<br />したりと、何のための祭りなのだろ<br />うか。<br />

    そういえば、今日は天神祭りの日だった。

    大阪の天神祭りというのもよくわか
    らない祭りではある。

    神輿が出て、川に浮かべた船を燃や
    したりと、何のための祭りなのだろ
    うか。

  • これは布団太鼓(ふとんだいこ)という<br />やつか?

    これは布団太鼓(ふとんだいこ)という
    やつか?

  • なぜか射的屋がいくつもあって、観光<br />客でにぎわっていた。<br /><br />「実弾禁止」て・・・そらそやろ。

    なぜか射的屋がいくつもあって、観光
    客でにぎわっていた。

    「実弾禁止」て・・・そらそやろ。

  • 目についた串カツ屋に入ることにした。<br /><br />店員はベトナム人だった。

    目についた串カツ屋に入ることにした。

    店員はベトナム人だった。

  • 串揚げを数本注文。<br /><br />やっぱり牛串カツはうまいね。<br /><br />串カツ用のソースはプラスチックの容器<br />のを自分でかけるスタイル。<br /><br />大阪の串カツ屋がテレビに出ると必ず2<br />度浸けしようとする客に「あああ、お客<br />さんソースは1回だけで!」とお約束の<br />シーンがあるが、ここではそれはない。

    串揚げを数本注文。

    やっぱり牛串カツはうまいね。

    串カツ用のソースはプラスチックの容器
    のを自分でかけるスタイル。

    大阪の串カツ屋がテレビに出ると必ず2
    度浸けしようとする客に「あああ、お客
    さんソースは1回だけで!」とお約束の
    シーンがあるが、ここではそれはない。

  • 〆はとんぺい焼き。<br /><br />戦後すぐの貧しいころの食べ物で、豚肉<br />をたまごで包んだ、豚肉のオムレツのよ<br />うなもの。うまい。

    〆はとんぺい焼き。

    戦後すぐの貧しいころの食べ物で、豚肉
    をたまごで包んだ、豚肉のオムレツのよ
    うなもの。うまい。

  • 射的屋やゲーム屋台があり、B級グルメ<br />レベルの食べ物屋が密集している縁日み<br />たいな雰囲気が、外国人観光客、とくに<br />アジア系外国人との親和性が高いのだろ<br />う。現在の繁栄がわかる気がする。<br /><br />いい時間になったので、南海電車に乗っ<br />て関西空港へ向かった。

    射的屋やゲーム屋台があり、B級グルメ
    レベルの食べ物屋が密集している縁日み
    たいな雰囲気が、外国人観光客、とくに
    アジア系外国人との親和性が高いのだろ
    う。現在の繁栄がわかる気がする。

    いい時間になったので、南海電車に乗っ
    て関西空港へ向かった。

23いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (2)

開く

閉じる

  • yamayuri2001さん 2023/08/29 09:51:27
    宗教・・・
    ハイペリオンさん、こんにちは。
    自分では絶対に行けそうにないところに、
    ハイペリオンさんはいつも行かれるので、興味があるんです。
    今回行かれたところは、関東地方ではなくて関西だということで、
    お墓参りに行かれたのですね。
    お父様が亡くなって一年・・・
    きっと 寂しい一年だった事とお察しします。

    道々、本当に朽ち果てそうなところですが、
    ハイペリオンさん以外に 歩く人は居なかったのではないでしょうか?
    さまざまな形の宗教があるのだなと、この旅行記から知りました。
    そして、人生ってどうやって決まるのかなと考えました。

    最後の  大阪グルメの締めくくり!
    どれも美味しそうですね。
    やっぱり食い倒れの街ですよね。
    yamayuri2001

    ハイペリオン

    ハイペリオンさん からの返信 2023/08/29 13:26:03
    そろそろ大阪へ帰る予定です
    こんにちは。毎日暑くて嫌になりますね。

    先週ハワイへ行っていた人が帰って来まし
    て、「向こうの方が涼しい」と言っていま
    した。そういえば、yamayuriさんが愛する
    マウイが大変なことになりましたね。風が
    強いのもあったのでしょうが、戦争でもな
    いのに、広範囲に焼野原になってしまう光
    景を初めて見ました。亡くなられた方には
    お悔やみ申し上げたい思いです。

    親父はもう90を過ぎていまして、日に日に
    弱っていく感じで、「今年はもうダメだろ
    う」と言われながら数年生きたので、死ん
    だと聞いたときは「とうとう死んだか」と
    いう感じでした。素っ気なくい感じですが、
    男ですから、こんな感じではないでしょう
    か。母親だとまた違うでしょうけれど。

    そんなわけで、土地の相続等もあるので、
    今年中に大阪へ戻ることにしました。ただ
    今ゴミ屋敷を絶賛断捨離中です。

    では失礼いたします。

ハイペリオンさんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

価格.com旅行・トラベルホテル・旅館を比較

PAGE TOP