メキシコ旅行１５日間の旅③ オアハカ後編

2023/06/12 - 2023/06/15

2023年6月9日～25日までのメキシコ15日間駆け足旅行

オアハカ後編はイエルベ・エルアグアやミトラ遺跡見学
早朝出発、19時


旅程：
6/9 パリ発ーシティ着　エアフランス利用　
6/9 - 6/12 メキシコ・シティ３泊 　　　　　←今ココ
6/12 - 6/15 オアハカ州：オアハカ３泊
6/15 - 6/19 チアパス州：サンクリストバル・デ・ラス・カサス２泊、パレンケ２泊
6/19 - 6/20 タバスコ州：ヴィラヘルモサ1泊（乗り継ぎのため）
6/20 - 6/24 ユカタン半島：テオティワカン１泊、ウシュマル１泊、ヴァヤドリッド１泊、トゥルム１泊
6/24 - 6/25 機内泊　カンクン発ーパリ着　エアフランス利用

エリア オアハカ(メキシコ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

オアハカ３日目は、ミトラ遺跡、エルトゥーレ、メスカル工場、イエルベ・エルアグアを廻るツアーに参加。

石の色が素敵な建物

街中はウォールアートがいっぱいで面白い

ベインテ・デ・ノビエンブレ市場で朝ごはん購入

前日にMAYORDOMOで食べたのと同じ、メロンパンみたいな形してるけどメロンパンとはかけ離れた味のパン。しっとり美味しかったけど、地元のおばちゃんが買っていた別のパンを真似して買ってみたら見事にパッサパサだった。。。

色々比較しようと思ってチョコラテも市場内のジュース屋さんで買ったら、４５ペソと高いうえに味はふつー。しかもお店のおばちゃん感じ悪かったので、MAYORDOMOでテイクアウトすべきだった。

今回のツアーもモンテ・アルバンと同じ会社で申し込み。運転手＆英語ガイド付きで500ペソ／人。
Aviacoというツアー会社が全く同じ内容でたしか380ペソ、Hotel Rivera内のツアー会社がたしか450ユーロ。一番高かったけれどここを選んだ理由は、モンテアルバン往復のミニバスが快適で、運転手さんも感じ良かったし、時間も正確だったから。そして英語ガイド付きだったのも選んだポイント。実際、ミトラ遺跡ではしっかりと遺跡の説明をしてもらえたし、ミニバスもクーラー付きで快適だった。別のツアーを利用しているグループを観察すると、バスがボロボロだったり、ミトラ遺跡でガイドがいなかったりだったので、こういうところで値段の差が出るのだな、と感じた。

写真はわたしたちが乗ったミニバス＠エル・トゥーレ

最初に立ち寄ったのがエル・トゥーレ

8時出発でここに着いた時にはすでに9時半。ここに来る前に別のグループをピックアップするために、全く逆方向であるオアハカシティの北方面へ向かったため大幅な時間ロス。このロス時間も含めての出発時間だったのかは謎

しかも樹齢2000年以上と推測される大木以外何も見ることろがないこの町に30分も滞在するという。ここに立ち寄るなら他の場所での時間を増やしてほしかった。きっと色々大人の事情があるのでしょうね。

入場料を払うと木の下まで行くことができるけれど、私たちは全く興味がないので柵の外から眺めておしまい。それにしてもこの木、元気なさそうだったなあ。部分的に枯れてたし。

次に立ち寄ったのはテオティトラン・デル・シェルバ村（Teotitlan del valle）の毛織物工房。一族経営らしい。

ガイドさんの通訳付きで色々説明してくれる。手工芸とか好きな人はきっと楽しめる

最後は別室で仕上がった作品を色々見せてくれ、欲しい人は購入可。けれど拍子抜けするくらい買え買えプッシュがなかったのはよかった

次は『El Ray de Matatlan』というメスカル工場。アガベの説明や昔ながらのメスカル製造方法を教えてくれる。残念ながら実際に製造しているところは見れなかったけれど、工場を出た後、通りがかった名も無いような別の超小規模製造場？で実際に作っている風景が車窓からチラと垣間見れたのでよかった。
ちなみに、ある日本人のブログに『Don Agave』という工場がおすすめと書いてあったけれど、私たちが比較した３つのツアー会社はどこも『El Ray』に立ち寄るとのこだった

原料となるいろんな種類のアガベ

最後は試飲。ランクによって味わいが違って面白かった。色々なフルーツなどで割った甘いのもあり。ココナツ味を味見したけれど、甘ったるいお酒が好きではない私的にはイマイチ

私たちは機内持込範囲内の液体（100ml以内）しかダメなので購入を諦めかけたところ、なんと50mlミニボトルがある！と思い出したようにいう。ここまできてミニボトル買う人なんてほとんどいないようで、おじさんも大笑い。私たちもフルボトル買いしたかったよ

これは最高級レベルでお値段もかなりはります。２種類試飲できた。ストレートで飲んだらすごく美味しかった。

出汁用に白い芋虫が入っているAbocado con Gusanoの50mlを１本と最高級レベルのMadrecuishe Ancestralの50mlを１本購入。2本で計400ペソ(100+300)。ミニボトルはかなりの割高だけれど、ここのメスカルは本当に美味しかったし、土産話にもなるしね。

一面に広がるアガベ（リュウゼンラン）畑

ランチは観光ツアー用レストランでバイキング。
ツアー代金とは別料金で1人180ペソもするし高い確率で美味しくないだろうから、別のところで適当に買って食べようと思っていたら、周囲には見事に飲食店がなく断念。安くあげたい人は出発前に何か買って持っていくのがベター。でもそれらを食べる場所も時間を潰す場所もないので悩ましいところ。ちなみに私たちと一緒のバスの人たちはみんなここで食べていた。

目の前でトルティーヤなどを焼いてくれる。焼きたて熱々は美味しいけれど、すぐに冷めちゃうのが難点

どれも味はイマイチだったけれど、いわゆるメキシコ料理の定番がいっぱい。ので、ここで色々試しておこうという魂胆と、お腹が空いていたのと、180ペソも払っているんだからというケチ根性からモリモリ食べた。色々な種類のデザートや果物もあり。飲み物はさらに別料金。安定のコーラは40ペソだったかな

次はミトラ

いろいろなデザインがあり、ガイドさんが模様の意味を説明してくれた

奥に見える建物はミトラ遺跡を壊し、その上に建てられたサンパブロ教会。なんと残念な。。。。

これで見学は終わりかと物足りなさとガッカリ感を感じていたら、、、

お土産ストリートを通った先にチケット売り場があった。
実はここまでの見学は無料だった。チケット売り場の先は有料でツアー代金に含まれていないので、希望者のみお金を払ってガイドと一緒に入場。道理で。９０ペソ／人

当時は５段あったという装飾壁

北の中庭

やっぱりガイドがいるといないでは面白さが全然違う。ガイドの話を聞かずに好き勝手に見学している人もいたので、ガイドさんをほぼ独占できた。

剥き出しの痛んだオリジナル壁画。今後のさらなる保存活動を願うばかり

先に見える南の中庭は、残念ながらコロナで閉鎖して以降閉まったままということで見学できず。

サンパブロ教会正面。使われいている石材はミトラ遺跡で使われていたもの

教会内部

最後はイエルベ・エルアグア。入場料70ペソ／人。希望者はここでこの土地に住む先住民ガイドをお願いすることができる。ガイドの値段は自分で決めるとのこと。これ、一番難しいパターンね。

私たちは同じツアーのアメリカ在住メキシコ人夫婦と一緒にお願いすることに。奥の方まで安全に行ける＆色々話が聞ける＆この土地に住む先住民にとってガイドは貴重な収入源、ここで観光客がお金を落とさないでどこで落とす？！

高所からズーム撮影
あとでここで泳ぐ予定。

遠くから見るとこんな感じ

崖から突き出たところの小さな天然プール
私、高所恐怖症気味なので崖っぷちから下は覗けない。そしたらガイドさんがどうなっているのか私が見れるように私の携帯で写真撮ってくれた。結構風も吹いていたのですけどね、さすがどの向きで立てば風に飛ばされない、といったことがわかっている。余裕顔で乗り出して撮ってくれました。見てるだけでこわかったですよ

ここは以前はたっぷりの水が湧き出ていたけれど、コロナで人が来なくなったことにより水と砂の動きが止まり、そのせいで砂が固くなって枯れたようになってしまったとのこと

最初無愛想に近いくらい全く表情変わらずだったガイドさん、実はとてもいい人で、一緒に写真をお願いしたら快く素敵な笑顔で応じてくれた

断崖絶壁

真下から見上げるとさらに迫力満点
ここまでもちろん自力でも来れるけれど、ガイドの話を聞きながらはやっぱり楽しさが倍増

あまり時間がなかったのだけれど、意地でも泳いだ。水は汗をかいた後にちょうどいい感じの冷たさ。着替える場所はないので水着は最初から着て行くのが正解。時間の節約にもなるしね。帰りは下だけタオル巻いてささっと履き替え（車のシートを濡らしてしまうのを防ぐため。メキシコ人は濡れまま座ってたけどね）、上は濡れたまま。でも暑いから結構すぐ乾いた

帰り際、誰もいなくなった天然プールに夕陽が射して最高に美しかった。１７時４５分頃。写真だと伝わりにくいかなあ。ガイド料は一緒にいたメキシコ人夫婦に聞いて彼らと同じく2人で100ペソを渡した。これが多いか少ないかは不明

それにしても滞在時間短すぎた。２時間弱くらいかな。もう少しゆっくりしていたかったなあ。エルトゥーレとか毛織物工房を省いてここでの滞在時間を長くしてほしい。これがツアーの難点ね。でも自力でここまで来るのはちょっと無理あり。ちなみに同じツアーの別のメキシコ人家族は断崖絶壁には行かずに天然プールを満喫していたので、そういう楽しみ方もありね

街に戻って（ツアーのミニバスは宿泊先ホテル前で降ろしてくれました）夜ご飯はまたトラジューダ。この日はホテルおすすめの店『Trayudas libres Dona Martha』。宿泊先ホテルから徒歩数分というのもグー。

メニューはこれだけ。あー肝心の値段の部分が切れている。でも驚くほど安いのは確か。

店内はカラフル

何気にメキシコ着いて初のコロナビール
今回は前回の失敗を糧にトラジューダは１つにして、２皿目は野菜とチーズのタコス？

トルティーヤの中は豆ペーストとキャベツとチーズ

オアハカチーズ、伸びる伸びる
味的には、私たちは『El NEGRO』よりこちらのほうが好みだった

『El NEGRO』同様、店先で焼いているのもいいね。もちろん炭火。持ち帰りで買いにくる地元民もいっぱい。満足満足。飲み物とチップを入れて200ペソ。

オアハカ最終日の朝、『Cafe BLASON』で朝食

オサレ空間
意外なことに、メキシコのコーヒー豆生産量は世界５位らしい。上位３位に入っていると思っていた。ちなみに１位はブラジル。

オアハカ産豆のコーヒー。メキシコで飲むコーヒーは、アメリカンコーヒーのようにどこで飲んでも味は薄め。軽いので飲みやすい。それにしてもすごい量。何味だったか忘れたけれどケーキ？も美味しかった。

チョコミルクはふつうに美味しかった。個人的にはMAYORDOMOが一番かな。
写真にはないけれど、クロワッサンはものすごく大きい上に、意外にも見た目どおり美味しかった

ホテルへの帰り道で発見！アイスブルーの目が印象的

前夜にホテルの人にお願いしておいたタクシーで空港へ移動。次に目指すはサンクリストバルの街！チアパス州編に続く