2023/07/29 - 2023/08/01
13位(同エリア37件中)
さとうさん
「月の谷」と名づけられた地名は世界中にいくつもあって、アルゼンチンにも何か所かあります。その中でいちばん有名な世界遺産のイスチグアラスト州立公園へ。別名Valle de la Luna。メンドーサの北にあるサンフアン州へ3泊4日の冬休みの旅行。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー 飛行機
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7月29日
ブエノスアイレスから一時間半ほどのフライトでサンフアンへ。LCCが就航していないローカル空港なので久しぶりにアルゼンチン航空を利用しました。天気がよくて、乾いた大地がよく見渡せました。
居住許可証を持っているので国内旅行ではパスポートはいらないんですが、今までは念のため持って行っていました。が、今回は家を出るときに忘れたことに気づきましたがそのまま行きました。サンファン空港 (UAQ) 空港
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空港からタクシーでホテルへ。2400ペソ。町の中心の5月25日広場にあるプロビンシアルホテル。
Gran Hotel Provincial ホテル
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町で2番目に高いホテルでしたが部屋は質素でした。数ブロック先にある一番高いホテルは小さな町に不似合いな高層タワーホテルでした。
メンドーサはともかくそのすぐ北のサンフアンはほとんどの人が知らないのでしょうが、8月1日から男子バレーボールのU19世界選手権がサンフアンで開催されています。日本チームも参加しているので少なくとも日本の若者十数名はこのサンフアンを訪れていることになります。 -
さっそく町歩き。旅行期間中は好天で暑いくらいの予報。朝食を食べたきりだったので、軽食や例によってジェラートなどを食べました。
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ビセンテナリオ劇場は名建築。
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ブエノスアイレスよりも日没が30分ほど遅い。
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夕食。何やらにぎわっている大衆食堂へ。ピザのテイクアウトを待つ人々。
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無事席について白身魚のフライを。
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7月30日
ツアーのピックアップが7:10なので早起き。朝晩は冷え込みます。
エアコンをつけて寝たら途中で目を覚ましたときには大口を開けていて喉がからから。これは風邪をひくやつだと思って旅行中ずっと気にしていましたが、帰ってきた今でも大丈夫そう。 -
ガイドを含めて5人乗りの車だったのですが、最後のホテルでのピックアップで客が一人多くてもめています。結局私がホテルに戻されて、改めて貸切個人ツアーが用意されました。少し出発が遅くなりますが結果オーライ。
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急遽お呼びがかかったドライバーのリカルドさん。
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準備もそこそこだったようで給油からスタート。
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アルゼンチンを南北に貫く国道40号線を北上。アンデス側の山並みがきれいです。より山に近いカリンガスタへのツアーもあるですが、今回はベタに世界遺産へ。
車の中でドライバーがくしゃみを2回。花粉症だそうです。私も先週辺りから少しずつ目がむずむずしてきました。8月9月はつらい日が続きます。 -
3時間のドライブののち、州立公園への取り付け道に入ります。
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1時間ごとにガイド付きのグループでツアーをします。13時の出発間際に到着したのでチケット売り場が混んでいましたが、ドライバーが顔見知りだったので帰りに払ってね、とのこと。
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地標の記念撮影スポット。恐竜が現れそうな景色です。州立公園全体がValle de la Luna(月の谷)と呼ばれています。
イスチグアラスト州立公園 自然・景勝地
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ツアーはそれぞれの車で回ります。一周40キロのコースにある5つのスポットで停車して観光するそうです。道中次々と奇岩が現れる楽しいコースだったんですが、前の車の砂埃がすごくで窓を開けて動画が撮れなくて残念。
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最初のスポットValle Pintado(カラフルに塗られた谷)で下車します。
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地味にカラフルな地層が見渡せます。
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ガイドさん。地声なのかわかりませんが鼻がつまったように聞こえてつらそう。
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巨大な岩山は「インディオの横顔」と名前がついています。
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最初の頃は晴れたり曇ったり。晴れるとより色鮮やかだと思いますが、強烈に暑そうです。
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次のスポットCancha de Bochaに来ました。
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スフィンクスとでも名付けられてそうな岩。
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この辺が「月の谷」と呼ばれる所以でしょうか。
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きれいな切り口の岩が。ガイドの説明があるんですが地学用語満載でほとんどわかりませんでした。食べ物や歴史の解説はだいたい理解できるんですが。
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デッキを400メートルほど歩いて到着です。
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Cancha de Bocha(ボッチャの競技場)。まんまるの石がゴロゴロしています。今回の旅行で一番見たかったところ。ギリギリまで岩に近づけばもっと面白い写真が撮れそうですが、保護のためデッキから下りることはできませんでした。
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引き返します。インディオの横顔が遠くに。
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3つ目のスポットはEl Submarino(潜水艦)。
アルゼンチンのカフェには、ホットミルクにキューブ状のチョコレートを入れてホットチョコレートをつくるSubmarinoというメニューがあります。 -
サンフアンはパタゴニアではないのであまり風が強くなく、この危うい自然の造形もまだまだ持ちこたえそうです。
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耳打ちをしてるように見えます。
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振り返ると奥のBarrancas Coloradas(赤い渓谷)が見事です。
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4つ目のスポットは博物館。カフェやトイレなどがあってひと休み。チョコレートのケーキを食べました。
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実際の発掘現場を覆って造った博物館です。
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化石の発掘を紹介したビデオを見ます。
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最後のスポットに来ました。El Hongo(きのこ岩)。逆光で残念。
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台湾の野柳に似たたようなのがありましたね。
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行きの車でガイドがパンフレットの写真を見せてくれて、赤い岩肌をバックに撮るときれいだぞと教えてくれたので、遠ざかりますがこれが限界。
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一通りまわったので帰ります。車に乗って赤い渓谷へ接近。ペトラの遺跡みたいです。
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ひととおり見終わってみれば岩だけ。ちょっと地味な観光地でした。ツアーにはやたらカップルが多かったのですが、なにか伝説でもあるのでしょうか。
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車が連なるさまは壮観ですが、私たちは最後から2番目だったのでとにかく砂埃がすごかった。
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入園料を払います。居住者割引で2500ペソでした。
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満月の日のナイトツアーもあるそうです。ちょうど今が満月なので今日もツアーがあるとのこと。
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バギーに乗れるツアーも。より月面旅行っぽくなりますね。
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お腹が空いたので小さなピザを買いました。あとお土産屋でマグネットのステッカーも。
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さてサンフアンへ戻ります。道中は基本平地なのですが。州立公園の手前だけ標高1500メートルほどの山道です。
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山道の途中でおもむろに車が止まります。景色がいいから写真を撮るといいぞ、とのこと。
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VIVANTを見てるので置き去りにされるんじゃないかとヘンな想像をしてしまいました。
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日が落ちてきて赤い渓谷が照らされています。
そういえば行きと帰りにはぐれグアナコを一頭づつ見ただけでした。最近は自然系の旅行ばかりしてるのですが、グアナコ成分が足りなくて残念。 -
きれいな夕焼けを眺めてひたすら南へ。
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出発が遅くなったので帰るころには真っ暗に。サンフアンの町の夜景が見えてきました。昨日と同じ食堂で夕食。
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7月31日
サンフアンのバスターミナル。美味しいものを食べにメンドーサでもう一泊します。
ちょっと地味なサンフアン州への旅行にこだわったのは、さらに北のラ・リオハ州やカタマルカ州への移動手段を調べるためでした。ネットでは探してもなかなか見つからないので。チリのアタカマやボリビアのアルチプラノとならぶ絶景は、アルゼンチン最後の秘境でぜひ行ってみたいところです。以前は一人でのツアー参加が難しかったのですが、最近徐々に開拓されてきました。
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