キャンピングカーで群馬を巡る 女1人旅(回顧録)

2021/04/26 - 2021/04/30

日々の家事から離れて1人でゆっくり過ごしたいと、思い切って無計画で1人旅に出かけました。
今は処分してしまったキャンピングカーで気ままに旅をしたのはこの時だけです。
懐かしくなって、ブログに綴って見ました。
行き先も行き当たりばったりで、いろんな意味で自由を満喫できたと思います。

エリア 群馬

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

日常の家事から解放されて、自由に旅したくなったので、家族に許可を得て、キャンピングカーで初めて1人旅に出かけました。
主婦にもリフレッシュ休暇は必要！
急に思い立ったので、どこへ行くか全く決めていませんでした。
当てもなく走りながら、色々考えた挙句、群馬方面に向かうことにしました。
夕方から出かけたので、とりあえず1日目は道中にある御老公の湯に泊まり、ゆっくり過ごしました。
いつ帰るかも決めず、心の赴くままの旅です。

御老公の湯 名所・史跡

基本は道の駅を巡りながら色々見て回ることにしました。
とりあえず最初の目的地は、道の駅 ふじみにしました。

風ラインふじみ(富士見温泉ふれあい館農産物直売所) お土産屋・直売所・特産品

道の駅の裏手には富士見展望台がありました。
少し小高くなっているこの場所からは渋川市内がよく見えます。

風ラインふじみ(富士見温泉ふれあい館農産物直売所) お土産屋・直売所・特産品

道の駅の横には見晴らしの湯があり、まずは中にあったレストランで腹ごしらえ。

富士見温泉 見晴らしの湯 ふれあい館 温泉

素朴なあっさりした醤油ラーメンをいただきました。
そして、ゆっくり見晴らしの湯の露天風呂に入りくつろいでから、伊香保温泉に行くことにしました。

伊香保温泉に向かう途中、グリーン牧場がありました。
のどかな雰囲気に入場しようかと迷いました。
でも今回は節約1人旅、入場料1300円と少し高かったので1人で入ってもなぁと思い、駐車場から少し覗いただけで素通りしました。

伊香保グリーン牧場 テーマパーク

伊香保ロープウェイは往復830円なので、これには乗ってみることにしました。
不如帰駅から見晴駅までロープウェイで登って行くと、伊香保温泉街を上から眺めることができました。

伊香保ロープウェイ 乗り物

ロープウェイを降りて少し進むと、伊香保リンクがありました。
さらに先には展望台があるようでした。
途中、熊注意の看板があり、周りに人がいなかったので少し怖かったです。

少し登ると、ときめきデッキという素敵な展望台がありました。
この時は誰もいなかったこともあって、この景色を独り占めできました。

上ノ山公園 公園・植物園

帰りは見晴駅からロープウェイで降りて、そこから伊香保温泉街を散策しました。

渋川市伊香保ロープウェイ 乗り物

テレビで見かける石段街の方からではなく、ロープウェイ側から間の道を抜け、伊香保神社を目指しました。
すると、ひどく荒れた建物にビックリ。
ネットで調べてみると2020年9月に休業中のホテルが火事になったとの記載がありました。
坂道にあるこの廃墟は危険な感じがしました。

伊香保神社のご祭神は大己貴命(オオナムチノミコト)と少彦名命(スクナヒコナノミコト)です。
神社の横から抜けて、さらに露天風呂に向かいました。

伊香保神社 寺・神社・教会

途中に飲泉所があり、少し飲んでみると鉄分の多い感じの味がしました。美味しくはなかったです。

伊香保温泉飲泉所 名所・史跡

露天風呂に向かう途中には、河鹿橋(かじかばし)という赤い鮮やかな橋が目を惹きました。
新緑が生えてとても美しい場所でした。

河鹿橋 名所・史跡

ここが露天風呂です。中は写せませんが、風情のある鉄分の多い露天風呂でした。
また伊香保に来たならまた立ち寄りたい場所です。

伊香保温泉露天風呂 温泉

露天風呂の隣には、ラドン発見の碑があり、その前に伊香保温泉第二源泉噴出口がありました。

露天風呂に入った後は、定番の石段街を散策してみました。

伊香保温泉の石段街 名所・史跡

上から階段を降りて行くと、射的と書かれた旗がいくつかあり、昭和感あふれた感じのお店が並んでいました。
伊香保を楽しんだあとは、道の駅 川場田園プラザに向かうことにしました。

伊香保温泉 村松旅館 宿・ホテル

私が川場田園プラザに到着したのは、道の駅が終了したあとだったので、とても静かでした。
ここは数ある道の駅の中でも特に人気のあるところだそうです。
この日はここで車中泊することにしました。
夜は少し車が少なくて、女1人旅なので、やっぱり怖い感じがしました。
カーテンをしっかり閉めて、灯りが漏れないように気をつけました。

道の駅 川場田園プラザ 道の駅

翌朝は事前に購入してあった焼きそばをキャンピングカーの中で食べました。

朝早く道の駅が始まる前に、あたりを散歩。
道の駅の中にある池で、あひるが遊んでいました。

道の駅の奥にあるブルーベリー農園を上がって行くと、後山古道と書かれた看板がありました。

道の駅 川場田園プラザ 道の駅

東家のところまで来ると、とても気持ちのいい場所に出ました。

朝早かったこともあり、東家に座って周りを眺めていると、とても清々しくて田園や山々の景色に癒されました。
川場かるた散策と書かれた立札が立っていて、「仰ぐ武尊(ほたか)の峯七つ」と表記されていました。

次に向かったのは榛名山(はるなさん)
道中、駐車スペースがある高根展望台という場所を通りました。
ここからは赤城山や日光白根山、浅間山など、この辺りの山々を見渡すことができました。

高根展望台 名所・史跡

榛名湖の隣にある湖畔の宿記念公園に来ると、水仙の花が沢山咲いていました。
近くにセンサーがあるのか、石碑のそばを通ると湖畔の宿の音楽が流れ始めました。

湖畔の宿記念公園 公園・植物園

ここから見る榛名富士の景色もとても素敵でした。

湖畔の宿記念公園 公園・植物園

公園の横に竹久夢ニのアトリエと書かれたところがありました。
竹久夢ニの女の人な絵はとても素敵ですが、この地に縁があることは知りませんでした。

竹久夢二アトリエ 名所・史跡

この日は曇り空でしたが、湖面に逆さ富士が映り込んでいました。
榛名富士と言われるだけあって、姿がとても美しいかったです。
水墨画のようなこの景色が、とても幻想的でした。

榛名山(榛名富士) 自然・景勝地

今度は榛名山の麓のビジターセンターの方に行ってみました。

県立榛名ビジターセンター 名所・史跡

この辺りは公園になっていて、湖の水辺にも行くことができ、周りののどかな風景に癒されました。

県立榛名ビジターセンター 名所・史跡

ここにも榛名山ロープウェイがありました。
でも今回は乗らずに、楽しみをとっておき、次回はつれあいと一緒に乗ることに⁈

榛名山ロープウェイ 乗り物

榛名山への道中に通る道には、榛名湖メロディラインがあって、車で走ると「静かな湖畔」の曲が鳴ります。
いろんな場所にメロディラインがありますが、ここは周囲の景色がのびのびしていて爽やかなので、一層楽しく感じました。

榛名山を後にして、この日は道の駅 ふじみで車中泊をすることにしましたが、その前にすぐ近くにある道の駅 ぐりーんふらわー牧場 大胡にも立ち寄って見ました。
ここは風車があって、周りにチューリップも咲いていて、少し海外っぽい雰囲気でした。

道の駅 ぐりーんふらわー牧場 大胡 道の駅

牧場なので、とても広々として気持ちの良い場所で、奥の方には展望台も備え付けられていました。

道の駅 ぐりーんふらわー牧場 大胡 道の駅

夜は再び、道の駅ふじみの見晴らしの湯に入って、駐車場で車中泊。
ここから見える渋川の夜景はとても綺麗でした。

富士見温泉 見晴らしの湯 ふれあい館 温泉

道中で買ったお弁当とワインで1人飲み会です。
そろそろ家が恋しくなりはじめたので、次の日は家に戻ることにしました。
3泊の旅でしたが、目的地を決めていない気ままな旅もいいものでした。
今ではキャンピングカーも処分してしまったので、とても懐かしい思い出です。