2023/07/30 - 2023/07/30
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polnpolnさん
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2023年7月、東京・上野の国立科学博物館(以下、科博)に2歳の孫と行ってきました。当日の猛暑日予報を踏まえ、当初は水遊びを検討しましたが、この日は私1人で面倒を見なければならないため水遊びは断念。その代替候補として科博と上野動物園に絞り、当日の様子を見てアドリブで決めることにしました。
上野駅に到着するまでは逆張り的に猛暑下での上野動物園は空いていて良いかなとも考えましたが、上野駅を出て数分歩いているうちに、「空調が効いている」科博にすべきと判断しました。
結論として、科博は2歳8か月の孫にはレベルは高かったのですが、それでも十分に楽しめた様子で、連れて行った甲斐がありました。
拙い旅行記ですが、宜しければお付き合いください。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 交通手段
- JRローカル
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東京の予想最高気温は37℃、猛暑日予報。
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通常、孫との電車移動の場合、行きは普通車で帰りはグリーン車を利用するのですが、今回は私1人で見なければならないので、行きもグリーン車にしました。しゃべりたい盛りなのか、グリーン車でも終始上機嫌でしゃべりまくっていました。
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上野駅でサイネージのウミガメと写真を撮ってくれというのですが、画面がヒツジに切り替わっても良いというので記念撮影。
上野駅 駅
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まだ9時過ぎだからか、猛暑日予報だからか分かりませんが、上野駅の公園改札を出たところはそれほど人が多いということはありませんでした。
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孫は早速ガチャガチャに捕まります。仕方なく1回だけ廻して先に進みます。
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上野駅を出て3分程歩いて科博に近づいてきたところ。上野公園は日陰が多いので、暑いときは助かります。
上野恩賜公園 公園・植物園
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科博の常設展の入口に到着。
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入場が多いときは建物の日陰で並ぶことができそうです。
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常設展のみだと入館料は630円。
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混んでいるように見えますが、入って直ぐ左手にある券売機は並ぶことなく購入することが出来ました。
国立科学博物館 美術館・博物館
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上野の科博は日本館・地球館と2つの建物から構成されており、入ってきたのは日本館。
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日本館を抜けて地球館に向かいます。レトロな雰囲気の日本館に対し、地球館は2015年7月にリニューアルされており近代的な感じがします。
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地球館の展示エリアは地上3階、地下3階。孫が食いつきそうな恐竜関連の展示がある地下1階にやって来ました。
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早速目に飛び込んできたのは、非常に認知度の高い恐竜トリケラトプスの骨格標本。
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こちらのトリケラトプスの右半身骨格は、シッポ以外の大部分が一個体分の実物化石なのだそうです。
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先ほどのトリケラトプスの化石についての説明書き。文中にもありますが、標本を地層の下側から見ていることになる、などの解説があります。
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こちらも非常に認知度の高いティラノサウルスの骨格標本。科博のティラノサウルスは、世界でも珍しい「しゃがんだ姿勢の全身骨格」だそうです。
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ティラノサウルスの前で記念撮影。
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先ほどのティラノサウルスをバックに上方からのアングルで記念撮影。
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骨格ばかりではありますが、孫は恐竜の雰囲気を堪能した様子でした。
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地球館の地下3階にやって来ました。「自然の仕組みを探る」とう展示テーマの様ですが、2歳児には難しく早々に退散。
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地球館の地下2階にやって来ました。「地球環境の変動と生物の進化」とう展示テーマの様で、三葉虫やアンモナイトの化石の展示には興味を示さなかったのですが…
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恐竜の絶滅後の生物の骨格標本が展示されているスペースでは、孫のテンションも爆上がりしていました。
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人類の進化の展示では、恐竜の絶滅後に大発展した哺乳類の中から人類が生まれ、世界中に広がった様子を展示していたのですが…
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入り口付近のこちらの展示でビビッてしまい、結局先に進めず。
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10時くらいになっても混雑はありませんでした。
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こちらは哺乳類の起源に関する展示。哺乳類と爬虫類は、ともに両生類から進化した姉妹だそうです。
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恐竜のようですが、こちらのクジラの祖先的な哺乳なのだそう。
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大きな貝をバックに記念撮影。
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地球館の1階にやって来ました。こちらの展示テーマは「地球の多様な生き物たち」と「地球史ナビゲーター」。まずは「地球の多様な生き物たち」の展示を見学します。
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こちらは砂漠や高山や極地など、過酷な環境に住む生き物のはく製。
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ゾウの骨格標本を見上げている様子。
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系統広場というスペースにやって来ました。こちらには海の生き物も、陸の生き物も、魚・昆虫・動物・植物など、細菌からヒトまで、あらゆる生物の標本や模型が並んでいます。
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孫は生物の標本や模型よりも、まずフロアのイルミネーションが気になった様子。なかなか動きません。
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頭上にも生物の標本や模型が展示されています。
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やっと動き出して生物の標本や模型を見始めたところ。
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こちらは生命のしくみとしての細胞を説明するコーナー。無論、内容よりも見た目に惹かれているようです。
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地球館の1階の「地球の多様な生き物たち」から「地球史ナビゲーター」のコーナーに向かいます。
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こちらはアロサウルス、頭部以外はほとんど実物化石だとか。1964年に科博に展示されてもので、当時としては日本初の恐竜骨格だったそうです。
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壁に投影されているアニメをみているところ。
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地球館の3階、コンパスにやって来ました。コロナ前は子どもの遊び場的なスペースだったようですが、現在は遊具には規制線が張られ係員が監視するなか、決められたルートを歩き見るだけのスペースとなっていました。
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シロクマのはく製の前で記念撮影。
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ラクダの前でも記念撮影。
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ティラノサウルスの全身骨格もありました。
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同じく3階の「大地を駆ける生命」をテーマとした展示スペースにやって来ました。
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野生大型獣やサバンナの哺乳類などのはく製が展示されていました。
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地球館の屋上にやって来ました。
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地球館屋上にはハーブガーデンとスカイデッキがあります。緑があって爽やかな感じはありますが、何しろ屋外は暑い。
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日本館に戻り3階にやって来ました。日本館は1931年に建てられ、2008年に国の重要文化財に指定されているそうです。
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日本館3階からの1階中央ホールの様子。企画展が開催されています。
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日本館では日本の生物や自然、日本人について展示されています。
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日本近海の生物を紹介するコーナー。
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日本館3階の廊下。
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日本館3階の北側の展示フロアには日本で初めて化石が発見された首長竜で「フタバスズキリュウ」の復元標本が展示されています。
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「フタバスズキリュウ」をバックに記念撮影。
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こちらでは日本列島生誕前の化石が展示されています。
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日本館1階では日本・ペルー外交関係樹立150周年記念企画展「国立科学博物館 アンデス文明展の歩み」が開催されていましたが、2歳児には少し難しかったようです。
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こちらは日本館の1階南翼にある「自然をみる技」エリア。時計や地震計、天球儀など日本人が生み出した観測技術を展示するエリアです。写真を撮り忘れましたが、この写真の奥の壁に投影されていた地震計の解説動画が面白かったです。
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日本館1階では企画展「科博の標本・資料でたどる日本の哺乳類学の軌跡」も開催されていました。
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科博の哺乳類標本と関連する資料を用いて、我が国の哺乳類研究の歩みを紹介するのが主旨のようです。
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日本で初めて哺乳類の学会は戦前に発足したようですが、哺乳類研究が本格化するのは戦後のことだそう。
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当時の担当者がドイツの動物商からキリンを買わないかといわれ、予算も場所もないからと、代わりに購入したのがこのはく製なのだそうです。左のイラストの二人は、そのやり取りを示したものです。
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哺乳類学の現在とこれからというコーナーでは、その未来を見据える博物館の取組みが紹介されていました。
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ひと通り館内の見学を終え、最後にミュージアムショップにやって来ました。
国立科学博物館 ミュージアムショップ (上野本館) 専門店
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孫は恐竜のフィギュアに目を輝かせています。
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欲しいものがあり過ぎて目移りが止まらない様子。
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確かに恐竜好きの孫にはたまらないラインナップ。
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最後まで迷ったのがこちらの大型フィギュアと恐竜を模したリュック。孫はフィギュアが良かったようですが…
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最終的に私の判断でトリケラトプスを模したリュックをチョイス。
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こちらはトリケラトプスのリュックをしょっている様子。
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こちらはミュージアムショップ入口にあるガチャガチャコーナー。利用者が多く横からしか写真が撮れませんでした。
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買い物も終わりいよいよ出口にやって来ました。
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こちらは科博のシンボルでもある出口直ぐのシロナガスクジラの実物大オブジェ。因みにシロナガスクジラは地球最大の現生動物でもあるそうです。
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今回の科博は20数年前に自分の子供を連れてきて以来の訪問となりましたが、孫と一緒に楽しむことが出来ました。次回は特別展の内容を吟味して再訪したいと思いました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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