2023/07/19 - 2023/07/19
19位(同エリア2344件中)
takaさん
前回の訪問から約1ヶ月経った7月19日に上野ファーム(旭川市)を訪問しました。地元も気温が30℃に近い日が続き、ようやく本格的な真夏を感じる季節になりました。ガーデン内はやはり、前回とはガラッとガーデンの様子が変わっていました。背丈の高いホリホックがあちこちに元気よく周囲を見下ろしています。またこの時季豪華なユリの仲間もオリエンタルリリー、カンゾウやキスゲなどのデイリリー、オニユリが咲き誇り、また季節のフロックスやアジサイその他、目立たない花も含めていつものようにたくさんの花がガーデンを賑わせていました。私の備忘録というか、ライフワークのような趣味の記録になりますが、もしお時間があればのぞいてみて下さい。
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回の旅行記は
《7月19日》に上野ファームのみの訪問となります。 -
いつもの場所をいつものように散策し、いつものように撮影したものです。備忘録ですが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
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7月19日に久しぶりで上野ファームを訪問しました。エントランスの花壇を見ても前回はなかったホリホックやバーベナも咲いていました。中は果たしてどれだけ変わっているんだろう。楽しみです。シーズンパスポートを見せて入場しました。
上野ファーム 公園・植物園
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この日は10:30ころに入場したのですが、いつも晴れているときは太陽の光が斜めから入り水鉢の花が日向と日陰が混じり写真が汚くなるので帰りに写しますが、この日は晴れていたのですが太陽が雲にかかったときらしく、黒い影ができていなかったのですぐに写真を撮りました。まず、この水鉢には小型のヒマワリのようなヘリオプシス、アジサイ、白いアナベル、朱色のエキナセアレモンドロップスで飾られています。明るく爽やかなデザインです。
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そして、もう一つの水鉢には紫のクレマチス、ピンクのガクアジサイ、白いアンジェリカ、黄緑色のマツムシソウでつくられていました。しっとりと大人っぽい雰囲気の仕上がりです。
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広場にあるガーデン名を入れてある写真スポットの花はちょっと枯れ気味でした。何日か前に作られたものでしょう。前日か当日の朝入れ替えると新鮮できれいなのですが、毎日入れ替えることはスタッフの方も忙しいので無理ですね。ただ、今回裏側には花のカンムリがいくつか置いてありました。なるほど、これを被ってこのオブジェの後ろで撮影すると映える写真になるということですね。
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さて、今回も右に曲がった最も長いロングボーダーから見ていきましょう。するといきなり豪華なユリ、オリエンタルリリーです。まだ咲き始めのようで蕾をたくさんつけていました。花束やブーケに使うと見栄えがしますね。
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そのそばにあったのが、小さいが明るく可愛いフロックス(クサキョウチクトウ)です。園内には他にもたくさんの種類のフロックスが咲いていました。
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ロングボーダーのこの歩道脇には紫のホリホック(タチアオイ)、黄色のヘリオプシス、左には赤いモナルダが咲いています。このヘリオプシス(左下)はヒマワリの小型のような花で交配を重ねてヒメヒマワリ、キクイモ、キクイモモドキ等たくさんの種類があるのでまとめてヘリオプシスとしておきます。モナルダは右下でシソ科に属し和名はタイマツバナとも呼ばれます。
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ここにもオリエンタルリリーがあります。すぐ向こうはナヤカフェのテラス席になっています。テラス席で花を見ながら一息つくのもいいですよ。これらオリエンタルリリー系は大輪の花が多いので、スカシユリ系(デイリリー)と分けられています。
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上野写真はキスゲやカンゾウ、ゼンテイカ等のユリを交配した仲間の「デイリリー」です。1日で花の命が終わり、また次の花が咲く・・・・。この理由でデイリリー「1日のユリー」と呼ばれます。この時季、色違いでも何種類か植えられています。下の写真はジャコウアオイです。ヨーロッパ原産ですが、今は普通に野草として山野に咲いています。明るいピンクと花の形が私は好きです。
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次に見つけたのがこれからパープルウォークの歩道沿いにびっしりと咲くバーベナです(上の写真)。バーベナも種類がありますが、これはヤナギハナガサと言われるものです。元は南北アメリカの熱帯亜熱帯が原産ですが、園芸用に交配してこんな寒い場所でも花がさくようになりました。今はほとんどの花が原種のまま咲いているのを見るのは稀ですね。私も野草観察で調査した野草の多くが鑑賞用に交配されて花の大きなもの、見映えの良いもの、色鮮やかなもの、八重につくったもの、等があふれています。下の写真はゲラニウム(和名フウロソウ)です。これはヨーロッパアジア原産で野草として咲いています。お腹の薬になる野草のゲンノショウコもこの仲間です。花弁の縦に薄い筋が入っているものが多いです。
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そして、このバラ、花弁がいっぱいでとても豪華なんですが丁度咲き終わったところのようです。残念ですね。3日前だったら完璧だったかも知れませんね。名前はセプタードアイルだと思います。
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これは黄色い小さな花が野山に咲く野草のクサレダマです。「クサレ」って言葉あまりいいイメージが湧かないですよね。実は「草連玉」と書くのです。決して「腐れ」ではありません。何故、こういう名が付いたかは不明です。こんな風に上野さんは自然の中に咲く野草にも理解があり、多くの野草がガーデンの中に取り入れられています。
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さて、ロングボーダーの一番奥には濃いピンクの花があります。アワモリショウマいう野草を園芸用に改良したものです。私自身はこの植物の野草は見たことがありません。ただ、形が似たサラシナショウマ、トリアシショウマ、ヤマブキショウマは旭川の郊外の山野に入ると良く見られましたよ。
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そして、サークルボーダーの中心あたりを散策します。ここにも背の高く大きく成長した花が多いですね。上の写真をざっと見てもフロックス、バラ、ホリホック、テッポウユリ、アナベル等が混生しています。そして、中でも目立ったのが下の写真のテッポウユリでした。この時季はユリの種類が豊富になりガーデンを華やかにしますね。
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そして、夏バラは盛りを過ぎたのですが、ここのバラだけは何とか見られるものが多かったです。四季咲きなのかも知れません。
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サークルボーダー周辺は花が多くレンガのオブジェもあるので写真スポットになることが多いです。
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何年か前ですが、最初にここに来たときは仰天しました。普通は2mくらいのホリホックなのですが、ここではご覧のように3mくらいに伸びています。色も豊富にあります。他にもテッポウユリ、アナベル、ヘリオプシス、ダリアも見えます。お客さんも写真スポットにして撮影していました。
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こちらにも先ほどのオリエンタルリリー、ガーデンの中で一際輝いています。
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イチオシ
そして、ここには昨年もあった八重のホリホックです。昔、学校で入学式、卒業式のとき、みんなで薄い色花紙で花を作り、裏にセロテープや画鋲を付けて黒板に貼りましたね。「にゅうがくおめでとう」や「祝 卒業」の看板や黒板の周りに。懐かしく思い出します。本当にきれいです。今はどんな花でも八重をつくられるんですね。ただ、この八重のホリック、昨年はもっとあったのですが、今年は明らかに数が減っていました。残念でした。
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ここサークルボーダーの周辺は色鮮やかな花の種類が多く人のたくさん集まる場所です。
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パープルウォーク全体を直線に眺めた様子です。奥のレンガのオブジェの方向を撮影しました。もう少しするとパープル色のバーベナが歩道全体に覆って咲きますよ。
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左は野原や道路沿い等どこにでも咲いているセリ科のノラニンジンのような花でしたが、私が良く見るのは白い色がほとんどなんですが、これはピンク色です。ブラックレースフラワーと呼ばれる園芸用のノラニンジンのようです。右の写真はクマツヅラ科でバーベナの仲間のバーベインです。ハーブとしてリラックス作用や強壮作用もあるそうです。
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上の紫色の花はオオバコ科ベロニカカリエットでセイヨウトラノオとも呼ばれます。ちなみにこの花の右に咲いている白い花はオカトラノオです。名前はにているのですが何故かこちらはサクラソウ科なのです。不思議です。下の写真はガーデンのほぼ全てに点在するフロックス。花は小さいので他の大輪の花や背の高い花の引き立て役として大切な役割を果たしています。ちょっとフロックスには失礼ですが。
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そして、先ほども紹介しましたが主にロングボーダー、サークルボーダー、パープルウォークに固まって咲いているホリホック(和名タチアオイ、私の子どもの頃はコケコッコー花)です。あまりにも背が高くなっているので重さに耐えきれずに茎が曲がっているものもありました。
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園内の西と東の中央にある日陰で道路も広く休憩用のソファーもあり、疲れたらここで一休みできます。写真の下の部分はこの空間から東側のシラカバの小径まで続くミラーボーダーです。左右にほぼ同じ花が対称に植えられています。一番手前に対称にあるのは観葉植物の斑入りミズキだと思います。
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急いで写真だけ撮ってきたのでむかごの存在を確かめませんでした。むかごがあればオニユリ、なければコオニユリです。
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シラカバの小径のそばまで来ました。チューリップが咲いた後は目立った花はさいていないようです。上は野草として野原に咲くエゾミソハギです。シラカバの小径には今は目立った花は咲いていませんでした。
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ここは先ほどのサークルボーダー周辺と合わせて園内では2大バラ地帯で、たくさんの種類のバラが咲きますが、6月中~下旬は多くの種類が咲き誇ったのですが、この時季はちょっと一休みであまり多くはありません。四季咲きの何種類かのバラだけが咲いていました。
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そして、ここはノームの庭への門です。入ったすぐの場所に、ご覧のようなアナベルが咲いていました。
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池までは3本ほどの通路があるのですが、ここは一番左の歩道です。休憩用のソファーベッドがあるのですが、直射日光が結構長い時間当たるのでこの時季はあまり利用する人はいないようです。
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歩道のすぐ左の下を見ると可愛らしい花があります。花はどうやらエキナセアのようで、花弁の形からするとエキナセミニベルだと思います。でも、園芸種って次から次と新品種が出るので似た花でも違う種類だったりするので断定はできません。
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イチオシ
今回、ノームの家を入れたお決まりスポットはこのあたりでしょうか。そんなに目立った花はありません。7月はどちらかと言うと小さい花が多く、ドーンと目を惹く花は少な目かなと思います。8月過ぎの方が大輪のダリアが勢いを増して咲くのでそのあたりの方が賑やかかも知れません。それと、やはりチューリップがガーデン全体にぱーっと花を咲かせる5月、アリウムとユーフォルビアが席巻する6月が豪華に見えるかもしれませんね。ちょっと見、ここから見えるのは手前の赤いタイマツバナ、黄色いヘリオプシス、紫のバーベナ、背の高いアンジェリカ等です。
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これがシソ科のモナルダ(和名タイマツバナ)と呼ばれる花です。シソ科なのでハーブやポプリとしても利用されています。
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個性的な外見の花で1回見ると忘れられない花です。ヨーロッパ原産のセリ科エリンジウム(和名マツカサアザミ)と言います。ドライフラワーとして重宝されるようです。
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これは似た花が多いキク科ヘリオプシス(属)です。敢えて属の名前で書いたのは似た花が多すぎて特定できないものが多いからです。ヒマワリの小型のようなヒメヒマワリ、ヒマワリモドキ、キクイモ、キクイモモドキその他英語名でヘリオプシス・・・・と後に言葉が続く花がたくさんあり過ぎます。中には八重の花もあり、キク科エキナセアと区別がつかないものがあります。だから、私はこれに類する花はあまり得意ではありません。
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こんな感じで5月のチューリップ、6月のアリューム、ユーフォルビアの時季と比べるとちょっと地味な感じもしますね。
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これは花が先ほどのエリンジウムに似ていますが、尖ったものがないでしょう。別の種類でこれはアザミなんです。瑠璃色(薄紫色)で、玉のようになっているのでルリタマアザミと言います。ところでこのガーデンに高さ3m、葉っぱが1枚40cmくらいある恐ろしい名前のアザミがあります。今回は花が咲ききっていなかったので撮影しませんでしたが、今度紹介したいと思いますが、その名はゴロツキアザミです。名前だけでも強烈でしょう。見た目も強烈なんですよ。
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これは野草のオカトラノオですが、そんなに頻繁には見られません。私も近郊の野草観察をほぼ毎週末、数年続けましたがこれを見たのは数えるほどの場所しかありませんでした。
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これから秋にかけてこんな花が増えてきますよ。
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キク科のルドベキア。
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同じくこれはキク科のエキナセアです。同じくキク科のルドベキアやヘレニウムと合わせてそれぞれ色も形も豊富でこれからの花壇では主役級になりますよ。
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イチオシ
北米原産のエキナセア(和名ムラサキバレンギク)です。これも先ほど紹介したエキナセアミニベルと言うように同じエキナセアでも種類はたくさんあります。交配して新種も頻繁にできています。
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キク科のヘレニウムです。見ようによっては面白いというか、変わった形です。でも、色が強烈で変化に富み夏から秋の花壇を華やかに飾ります。
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これもおもしろい形ですね。キク科のイヌラですが、その中でも花弁の細い変わった形でイヌラオリエンタリスグランドフローラと言います。下の写真は先ほどもあったクマツズラ科バーベナ(属)の仲間のバーベインです。
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ヘレニウムです。先ほどのヘレニウムよりもっと形が変形してバドミントンのシャトルのようです。
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これは野草のジャコウアオイです。ヨーロッパ原産ですが、明治に日本に入って今は完全に野草化しています。淡いピンクと五角形の花弁が特徴で可愛らしい花です。
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イチオシ
そして、これも園内のあちこちに咲いている赤いエキナセアです。赤は目立つので花壇が引き締まりますね。
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イチオシ
エキナセアなんですが、形はエキナセアレモンドロップスに似ています。色がちょっと違うようではっきりした名前はわかりません。
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上はガーデン全体あらゆる場所で咲いているフロックスです。赤と白とピンクが多いです。下はルドベキアです。この形、この色の花、皆さんの周りに咲いていませんか?代表的なものは外来種の指定外来生物のオオハンゴンソウです。当然育ててはいけない植物です。道路縁や線路周辺、空き地、歩道などにすきがあれば成長してきます。園芸用のルドベキアはルドベキア属のオオハンゴウソウ以外の植物です。
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ユリ科ワスレグサ属のキスゲです。地元ではエゾカンゾウ、エゾキスゲ等の野草が道東網走方面で群落があります。この仲間はヘメロカリス、デイリリーとも呼ばれます。文字通り花は1日で咲いて1日で終わり、次に別の花がまた咲いて・・・を繰り返します。
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ノームの池に近づくと、ちょっとだけガクアジサイもありました。淡い色できれいです。
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池の周りを歩いてみます。見つけたのがこの2mくらいある大きな花、ビロードモウズイカ別名バーバスカムです。野草で野山じゃなくても都市の公園の脇などでも生えています。右の写真はにいろんな花が混じって咲いていますね。ちょっと見づらいですが、赤い色がフロックス、黄色い花がヒメヒマワリ、紫がベロニカカリエット、左の白い木に咲くのがノリウツギだと思います。
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大きさや花の反り返りからオニユリだと思います。
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ここには野草のアキレア(ノコギリソウ)がありました。花は小さく、葉はノコギリ状になっています。園芸用に色もこんな風に豊富にあります。
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ユリに似ていますがユリスイセン科の仲間のアルストロメリアです。南米原産で見分け方は花がユリよりも小ぶりで花弁の縦にご覧のような縞模様が入ります。
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ピンクのフロックスです。花が密集してたくさんに咲くのでとてもきれいです。
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上はノリウツギです。アジサイ科なので低木、つまり木なのですが紫陽花の花と似ています。下はスモークツリー、今回初めて紹介する目立たない植物です。雌雄異株の木なので雄木と雌木の2種類ある植物で、写真のように花の後に伸びた花柄が遠くからは煙がくすぶっているように見えるのでこの名前がつきました。言わば珍名さんですね。
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昨年からできたフォトスポットです。手作り感あふれて好感が持てますね。そしてそばに咲く花、これは初めて見ました。八重のシャーレーポピーでしょうか。八重のポピーって初めてです。グラデーションがきれいです。花の研究者も大変ですね。日々、考えて実験して何年もかけて交配を繰り返し新種を作るという大変な作業です。
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ノームの池からちょっと離れた所に秋を見つけました。コスモスです。カップ咲きの白やピンクのコスモスが夏の花の中でこれから存在感を高めていくのですね。
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ヘリオプシスバーニングハートです。要するにヒマワリの小型のヒメヒマワリのたくさんの種類の中の一つです。花弁の色の変化がなければただのヒメヒマワリかキクイモ、キクイモモドキなのでしょうが。園芸用にたくさんの方が競って園芸用にこんな変わった、鮮やかな、きれいな、八重の花などを作り出すのです。
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そして、園の中のオブジェと言うか建造物です。たくさんの生命が生きる園の中に敢えて生命以外のものを作って雰囲気を変えてみたのでしょうね。
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アンジェリカダフリカ、日本ではシシウドやエゾニュウなどのセリ科の花です。高さは2mくらいあり、見上げなければ花は見えません。抽出物はハーブや薬用としても使われます。下はヘリオプシス(ヒマワリ)を交配で変種させたような赤いヒロハヒマワリとヒマワリに似たチトニアの交配種ではないかと思います。名前はチトニアなのか別な名前があるのかは不明です。
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そして、全体的には休眠の時季なのでしょうが一部の四季咲きのバラは元気に咲いています。
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ゼンテイカ、カンゾウ、キスゲの仲間ですが、これらは総称してヘメロカリスまたはデイリリーと呼ばれて1日で花を終えるユリの仲間です。そして次から次へと新しい花が咲く生命力あふれる花です。
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マザーズガーデンを訪れました。ここは秋になると大輪のダリアが競って花を咲かせる場所ですが、もう既に片鱗が見えています。まだ、今は夏本番というところですが、ここを見るともう秋の気配も感じさせます。
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イチオシ
こちらのダリアは土の栄養が行き渡っているので特に花弁が大きいですね。
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イチオシ
そして、あちこちに咲くオリエンタルリリーの存在感もこの季節にピッタリですね。
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一時よりは減りましたが、ツルで覆われたトンネルにはまだ、紫のクレマチスががんばって咲いていました。
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カンパニュラ(キキョウの仲間)も種類が多いので各時季時季で色や大きさの異なる花が咲きますね。
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そして、本州ではもう終わっていますね。アジサイが最盛期のようです。
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きれいな花弁で華やかですね。
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ガーデンの中にはノームの池の他に小さな池があるのですが、こちらの歩道沿いにもアジサイ、そしてグラデーションのきれいな淡い色のガクアジサイも咲いていました。
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マザーズガーデンの通路の一つですが、ここも8月末くらいになると色が派手で大輪の花もたくさん咲いてきれいですよ。昨年はここでウエディングの撮影をしていました。映える場所です。左にピンクと赤のフロックス、右に淡いピンクのジャコウアオイが見えます。
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最初の入口の方へ歩いて戻る途中、見つけたのが上の写真のダリアとバラですね。下の写真はペチュニアではないようで、インパチエンスのような気がするのですが。あまり他では見られませんでしたね。
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そしてマザーズガーデンから入口を出た広場に通じるトンネルですが、さて、これは何のつるが伸びているのでしょう。下の写真を見て分かった方もいると思いますが、マメ科のクズの花です。根からは食材のクズ、漢方薬も作られます。そして、花は秋の七草として食べられます。ところで、このクズの花の匂いってかなり強烈ですよ。山の中でも絶対にわかると思います。何の匂いでしょう?何と「ファンタグレープの匂いそのもの」なのです。帰っネットて調べると確かにちゃんと書いてあります。クズの花はファンタグレープの匂い。おもしろいことを発見しました。今回の大きな成果でした。
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そして、暑さの中で1時間半近くいましたが限界です。最後にナヤカフェで季節限定のマンゴーとミルクのハーフのミックスソフトをいただきました。結構、量も入っていて2人でシェアして丁度良い感じでした。
長々とだらだら日記にお付き合いいただきましてありがとうございました。NAYA cafe 上野ファーム グルメ・レストラン
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この旅行記へのコメント (4)
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- みちるさん 2023/08/05 09:22:21
- 上野ファーム♪
- takaさん、おはようございます
こちらは朝から、ぎんぎん日が照り付けて、今日は37度ぐらいにあがるでしょうか。
そちらも暑いですか。
上野ファーム、歩いた道を覚えているので、これはあそこかなと思い出をたどりながら拝見しました。
私が、訪問してから2週間後。
花も入れ替わって、この時期の方が派手ですね。
ユリや、ひまわり系やエキナセアの類が、美しく彩ってますね。
ノームの庭は、相変わらず地味ですね。
ノームの庭は、期待してたのに、あの時も地味でした。
最初白樺の道から、バラが咲く道へと歩きました。
まだバラが咲いてるなんて、やはり冷涼な気候が長持ちかな。
八重のポピーも珍しいですね。
私は、一重の方が好きですが。
今、紫竹ガーデンの写真整理中です。
北海道のガーデンの思い出を反芻しながらね^^
- takaさん からの返信 2023/08/05 15:16:30
- RE: 上野ファーム♪
- みちるさん、こんにちは。
メッセージありがとうございます。こちらは低気圧の影響で1週間位ずっと雨です。気温はそれほど高くはないのですが、毎日降ったり止んだりの繰り返しで昼間から暗い日々です。
ファームは2週間経つと変わるでしょうね。今はユリ系の花、ヒマワリ系のヘリオプシス、キク系のエキナセア、ルドベキア、ヘレニウム等が多くなって賑わってきましたね。
上野ファームは場所を区切って場所ごとに違う花を植えるのではなく、いろんな場所に同じような花の群落を平均に作っている感じがします。でも、今考えるにノームの家がメインスポットと考えるとこれを背景にして一番見栄えのする時季は、花は5月半ばのチューリップの頃、6月頭のアリウムとユーフォルビアの時季かな?ノームの家の前庭は背の高くなる花は置けないんですよ。家が見えなくなるから。
これからの時季は私も昨年表紙にしたマザーズガーデンやミラーボーダーの方がダリア等が増えるのでメインスポットとして使えるかも知れません。
私は他のガーデンはあまり行ったことがなく、地元しか知らない井の中の蛙ですが、次回作も楽しみにしています。いろんな場所を紹介してください。出かけられないので見るだけの世界になるかも知れませんが。ありがとうございました。
taka
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- 電動自転車さん 2023/08/05 07:49:09
- やっぱり素敵
- 今回、大雪森のガーデン、上野ファームに行ったとき、takaさんと一緒ならきっと解説して下さり、もっと楽しいだろうなぁと思いました。
でも、コレで充分分かりました。
そうか!あの私の手首ほどの太さの茎はアンジェリカダフリカって言うのか。むかご?付いてた。ルリダマアザミあった。楽しい!
takaさんはちゃんとお花さん達を可愛くしてますが、私ときたら緑に飲み込まれています。お花さん達もtakaさんだ!と喜んでいるのを感じます。
次回もとっても楽しみにしております。
電動自転車
- takaさん からの返信 2023/08/05 14:36:55
- RE: やっぱり素敵
- 電動自転車さん、こんにちは。
いつも本当にありがとうございます。毎度同じようなもので絶対に飽きられていると思うのですが、電動自転車さんの優しさから褒めていただけるのはお世辞でも嬉しいです。
私は解説なんてできませんよ。解説は分からなくて調べたものも多いです。昔、職場の花壇作りや野草の観察をしていたので、庭先に植える花や、野草は詳しくなったと思いますが、ガーデンの花になると知らないのが多くて、まして上野さんのガーデンは外来種の園芸種が多いので。今でも調べていますが最初は調べまくりました。今は少しだけわかるようになった気がします。
アンジェリカもここではアンジェリカギガスというのもあってダフリカは花だけ白いのですが、ギガスは同じような背丈で花も黒っぽい色をしています。これも外来種の園芸種なので自然の野草では見たことがありません。セリ科で同じように大きく育つエゾニューなんて恐ろしく大きな花がありますが。
私は行動範囲が限られているのでアップできるのはほぼ近郊だけです。電動自転車さんの旅行記も楽しみにしています。ありがとうございました。
taka
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