2023/07/28 - 2023/07/30
736位(同エリア876件中)
ふむすけさん
この旅行記のスケジュール
2023/07/28
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電車での移動
06:41 JR東海道線 茅ヶ崎駅ー(JR常磐線)ー17:34 JR東北本線 一ノ関
2023/07/29
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電車での移動
JR東北本線 一ノ関駅 ー 平泉駅
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電車での移動
JR東北本線 平泉駅 ー JR常磐線 岩沼・いわき ー JR磐越東線 郡山駅
2023/07/30
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電車での移動
JR水郡線 郡山駅 ー 袋田駅
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電車での移動
JR水郡線 袋田駅 ー 水戸駅
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電車での移動
JR水戸線 水戸駅 ー 小山駅
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電車での移動
JR 上野東京ライン 小山駅 ー 茅ヶ崎駅
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この旅行記スケジュールを元に
本当は、3泊4日で長野の戸隠神社にお参りに行こうとしていたのですが、直前にコロナに罹患。
何とか症状は落ち着いたが、体力が落ちていたため、延期。
自宅療養中に何気なく読み返した澁澤龍彦「フローラ逍遥」に中尊寺が言及されていたため、ついでに常磐線に乗りに行くことが決定しました。18きっぷだしね。
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コロナで生死の境をさまよった挙句(誰だ、ただの風邪とか嘯いたやつ。生きることを諦めかけたくらい辛かったわ)、自宅療養は飽きてしまった。
「災害級の暑さ」などと脅かされるも、もともと旅行のために取得していた有給休暇が溶けてなくなるのも嫌だったので、症状喪失後3日間経過したのを見計らい、誰とも喋らない旅へ。
中尊寺金色堂、社会科資料集でしか見たことなかったですが、行って良かった。
本当は長野県の戸隠神社に行くつもりだったけど、多分今この時期にはご縁がなかったのでしょう。
まずは中尊寺で煩悩を叩っ切ってもらわないと手に負えないと思われたのかもしれない。
うん、確かに。
ちょっと最近心もふさがり気味。
整えに参りましょう。
のっけから上野東京ラインが遅延し、もともと乗るはずだった常磐線に間に合わず。
水戸で一旦特急券を購入し、いわきまでワープして帳尻を合わせます。 -
水戸駅、初めて降りた。
のどが本調子でなく、声がれがすごいので、トローチを購入。
あと、味覚が変です。水戸駅 駅
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コンビニスイーツも、なんか変な味に変換されてしまって、この私がまさかのスイーツお残し。
お茶も変な味。 -
車窓の緑がずいぶんもっさりしてきたな、と思うと福島県に入っているのは、福島あるある。
いわきから原ノ町までは、数年前に再開された夜ノ森、大野駅等含む路線。
福島原発は見えず。
うまい事見えなくしてるのか、もともとそうなのかは不明。
快晴なのに洗濯物を干していない家屋、緑色だけど植わっているのは稲ではなく雑草の田んぼ、線量計、1-2名の乗降客。
まだあの原発はどうにもできずにあそこに野ざらしになってるんだよな。
常磐線、走って平気なのか? -
浪江を過ぎて、桃内駅。
すももももももももうち。
どうしてもこれを言いたかった。桃内駅 駅
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原ノ町駅。
なにかお祭りがある様子。
かっこいい幟や宣材などたくさん。原ノ町駅 駅
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この百足、かっこいい!
家の中に入ってこなければ、虫は好き。 -
原ノ町から最後の常磐線→東北本線にて仙台駅を経由し、小牛田駅に到着。
常磐線は長いから、完乗はもっと大変かと思ったけど、そうでもなかった。
静岡のロングシート路線よりずっと楽ちんかも。小牛田駅 駅
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東北本線のこのおにぎり君、かわいい。
娘に写真を送ったら、刀剣乱舞界隈ではよく知られたおにぎりだそう。
二次元好きって、いろんなことをよく知っているなあ。
そんなこんなで本日のお宿のある一ノ関駅に到着。 -
ちょうど夕暮れ時。
可愛らしい駅舎。
東北っていいなあ。一ノ関駅 駅
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ピカチュウもおります。
あれ、ポケモントレインてここだっけ?
夕飯は居酒屋にでも、と思っていましたが、なにしろ味覚が変。
なにを食べてもいまいち美味しくないので、コンビニ飯で済ますことに。
コンビニついでにお散歩してたら、町並みが昭和で趣深い。 -
レトロ看板。
このお店、自動ドアも真っ黒くて、女一人では絶対に入れない雰囲気。
他にも、ナースのいるお店8000円ポッキリ!!とか、えもいわれぬタイムワープ感。
ナースのいるお店、って、何をしてくれるところなのか、今度男の人に聞いてみよう。 -
本日のお宿。
あまり綺麗でもないし、気も利いていないが、この値段でクレームつけるようなことはしない。
お風呂に入れて、寝られればよいのよ。
お弁当とビールを買ったが、やはり不味い。
不味いなら飲まなければいいのだが、そういう習慣なんだから仕方ない。
ベッドの横の照明兼ミニテーブルがとても便利。
壁紙の色も好き。
この次の日の朝に朝食のためロビーにいきましたがほぼ満席で、こんなに沢山人が泊まっていたのねえ。
面白い映画もやっていなかったので、富山の酒蔵のドキュメンタリーとか見て、おやすみなさい。東横イン一ノ関駅前 宿・ホテル
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続く日も、猛暑。
過去一暑い東北らしい。
38度ですって。
死なないように動こう。
東北本線で二駅めの、平泉駅。
駅舎も世界遺産仕様。
美しい。平泉駅 駅
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駅前の観光案内板。
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駅横にて営業中のレンタサイクルを借用し、本日は久しぶりの自転車巡り。
4時間700円。
電動は900円。
電動自転車なんて乗ったら負けな気がして、普通の自転車を借用。
おじさんがマップに赤線を引きながら、各名所の駐輪場の場所を書いてくれたりしてとても親切。
まずは毛越寺から。 -
広々とした景色。
やはり私はこういう風景が好き。
田舎育ちだからかしら。
東京も横浜も汚くて空気悪くて嫌いだ。
なぜあんなところへ人が集まるようにしたのかわからないが、こういう綺麗な風景が汚されなくて済んでいるから良いのでしょう。
駅から自転車で5分位で毛越寺。 -
時間が早すぎて開門前。
周囲に小学校や休憩処などあり、そこに大きな向日葵が私の顔の位置で咲いている。毛越寺 寺・神社・教会
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綺麗!
金色のメダルみたいね。 -
真っ青な空に金色の大きな花。
神様みたい。 -
おや、開いたようです。
私と同じく、開くのを待っていた人たちと、ちらほらと中に入ると、地元の方たちがお掃除していた。 -
背の高い立派な木々に迎えられます。
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ここは菖蒲を育てている様子。
今年はもう花が終わってしまったね。 -
遠くてうまく撮せなかったが、蓮の花が咲いていました。
背が高くて藪みたいになってるの。
場所があっているのねきっと。 -
メインの池。
浄土庭園です。
本当はとても暑かったけど、写真はとても涼し気。
センスのいい造園。 -
今年初めて拾ったセミの抜け殻。
抜け殻とかどんぐりとかを収拾してしまう癖がありますが、この日は一つしか見つけられず。 -
池をぐるりと回って、トイレの上を見たら、こんなに近くにかわいい子が!
燕ですね。
暑くてへたばってるのかしら。
ご飯はたくさんありそうだけどな。
頑張ってね。
あたしも頑張る。 -
白い桔梗。
紫のも咲いていました。
昔、小さい庭を持っていたころ、咲かせていたなあ。
お星さまみたいな綺麗な花。
すっとした立ち方も美しい。 -
池の向こうに本堂が見えます。
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この建築!
中に入って、あちこち触って匂いを嗅ぎたいけれど、我慢我慢。
ああ、せめて匂いだけでも・・・
とかいやらしいことを考えつつ、毛越寺を後にします。 -
自転車で中尊寺に向かう途中の坂道に、熊野神社。
上り坂で体力をむしり取られていたので、汗が少しひくまで涼んでいきましょう。
これは鳥居ですが、この裏に立派な境内があります。
見晴らしのよさにお堂の写真を撮るのを忘れてしまいました。
八咫烏のおみくじを引きました。
初詣から今年も数回おみくじを引いていますが、もうびっくりするくらい同じことが書いてあるの。
「諸事控えめに」
「恋愛:待て。将来吉」
吉だったり小吉だったり、書いてある文面も違うんだけど、内容が一緒。
またかよ!って一人で笑ってしまいました。
今年はこんな感じで控えめに行くしかないようです。
ま、特にトラブルもないし、待ってればいいだけなら得意だわ。
私に優しくしてくれる素敵な人を連れてきてくださいね。
さ、猛暑の中、ひと踏ん張りしてやっと中尊寺に到着。
土曜日だからか、バスツアーの団体さんなどもいて賑わっております。熊野三社 寺・神社・教会
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参道の途中の弁慶堂では、こんな古の弁慶さんが。
かっこよくない?
参道が急、かつ長いため、少し熱さにやられかけた私は途中の東物見台でまた一休み。
この参道は時間をかけて登るといいとどこかに書いてあったので、これで良いのでしょう。中尊寺 寺・神社・教会
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東物見台から見た景色。
空が広くて幸せ。
北上川も見えます。 -
参道。名称は月見坂。
写真で見るより、体感としてはもっと急ですね。
この暑さでなければそれほど辛くないのかもしれんが、否、病み上がりにはきつい。 -
郵便ポストも世界遺産アピール仕様。
地蔵堂、薬師堂などを経て -
ここが本堂です。
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大きなお釈迦様がいらっしゃるようだが、中が暗いのと、参拝客が沢山いたので、中をちらっと覗くくらいしかできませんでした。
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美しい彫りと意匠。
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本堂の手前だったかな?
峰薬師堂。
幟の目玉に驚いてお参り。
目の神様だというので、目のお守りを購入。
ドライアイと遠視と老眼がこれ以上ひどくなりませんように。 -
本堂を過ぎ、お不動さんなどを経て、やがて切符売り場が見え、ここで金色堂と讃衡蔵に入れる入場券を購入。
この二つは撮影禁止ですが、素晴らしかったです。
さすが教科書の常連だけありますね。
金色堂は、正面からのみ見られますが、録音されたガイド音声も流れており、タイミングを見計らえば一番手前でも見られます。
都内の美術館よりずっと観覧状況が良いです。
古の極楽浄土。
どんな思いでこれを造ったのかしらん。
関わった人、一人一人にそれぞれの思いがあったのだろう。
話を聞いてみたかったな。 -
坂の上に小さな祠があったので、そちらにもお参り。
余談ですが、金色堂手前にはちょっとした売店や軽飲食の店舗あり。
涼みに入ったら、鉄製の卵が売っていたので購入。
ほら、黒豆とか煮るときに入れて色を良くしたり鉄分取れるようにしたりする、例のキッチン用品。
私、いろんな素材の卵型のものを集めていて、コレクション一つ増えてるんるん。
案外手のひらサイズの卵型のものってなくて、まだ5つ目なの。 -
弁財天。
女性の神様は貴重ですから、弁天様にはお参りしないと。
ここの弁天様はとっても強そうでした。
頼れるお母さんみたいな雰囲気。
いたずらしたら怒られそうな雰囲気。 -
弁天様のお堂の裏の池がとってもきれい。
いきなり長野県が現れたみたい笑
綺麗な写真が撮れたので、PCの背景にしております。
さあ、そろそろ時間が迫ってきました。
白山神社と能楽堂には行けず、残念。
月見坂を下る途中、お蕎麦屋さんがあったので、ざるとお稲荷さんとビールを注文。
お稲荷さんくらい味が濃いと、味覚障害でもきちんと認識できるようですね。
腹ごしらえできたので、行きとは違う道で駅に向かいます。
観に行けなかったけど、義経堂や世界遺産ガイダンスセンターなどの前を通ります。
自転車を返却し、計画通りの電車に間に合いました。 -
平泉駅のホームからの駅舎。
往路と同じく東北本線から、常磐線、磐越東線に乗り換えて、二日目の宿のある郡山へと向かいます。平泉駅 駅
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常磐線の車窓。
あんな海岸線に、あのようなものが建てられており、勝手に心配になります。
ま、とにかく快晴、車窓の田んぼが美しい。 -
電車の遅れもなく、磐越東線に乗り込み、小野新町駅ですれ違い待ち。
夕焼けです。
郡山に着くまで陽が沈まないでほしいなあ。小野新町駅 駅
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このミラー好き。
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車窓を眺めていたら、こんなピンクな夕焼け空!
思わず撮影。
他の乗客の皆さんも撮影。
これはすごいよねえ。
外で観たいですが、降りたら最後、次の列車はいつ来るのかわからないので我慢。
もうすぐ暗くなるかな、という時刻に無事郡山に到着。
このあと大変でした。 -
なんか郡山って人が沢山いて結構都会なんだな、なんて思いつつ、取り急ぎ、ホテルに荷物を置いて、目を付けていた餃子屋さんに向かうのですが、
本日はビールフェスなどというものをやっていた様子。
メイン通りにずらああっと屋台、交通規制。
屋台はすべて終わっているのですが、酔っぱらった若者の集団が街を占拠しており、まともにコンビニにも入れないくらい。
もちろんすべての居酒屋は満席、餃子のテイクアウトも頼めないほど。
うーん、食に恵まれない旅ね。
仕方なくローソンでお弁当かなんかとビールを買って、ホテルでゴロゴロしましたとさ。
まあね、7月はお祭りシーズン。
そんな中、週末に繰り出す私が悪い。ホテルリブマックス福島郡山駅前 宿・ホテル
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さあ、最終日。
郡山に寄った理由は、水郡線に乗りたかったから。
上の写真は、水郡線ホームを探していたら見かけた、フルーティア号。
何か運び込んでいたので、今日は運行するのかな。郡山駅 駅
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こちらが水郡線。
盤上石井駅ですれ違い待ち。磐城石井駅 駅
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なんかこの曲がった標柱がかわいらしくて撮影。
小さいのに頑張っている。 -
あ、色違い。
水郡線は、おもちゃみたいで可愛らしいカラーリングの車両。
ただ完乗するのも味気ないので、袋田の滝へ寄り道。
袋田駅にて降車し、滝へ向かうバスは全く電車に時間を合わせていないことは確認済みだったので、さっさとタクシーを呼んで、滝へ。
めっちゃ観光地でした。
お土産屋さんに食べ物屋さん、鮎の塩焼きにあふれています。
歩きながらアユの塩焼きを食べるのは難しそうだったし、とにかく炎天下なので、アイスクリームを購入し、滝への坂を上ります。常陸大子駅 駅
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こちらがかの有名な袋田の滝・・・って
えええええ
水量少なっ。
そして全然想像していたのと違いました。
うーん、これは・・・これは私の求めていたのと違う。
きっと紅葉か氷瀑の時期に来ないとダメなのでしょうな。袋田の滝 自然・景勝地
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滝なのに、涼しくない。
日本三大名瀑、とはいえ明らかに時期が悪い。
吊り橋などあったので、揺れるのが面白く、ざくざくと渡る。 -
お腹が空いたので、帰りに乗るバス停付近の食堂でざるを注文。
暑すぎてビールを飲んだら具合悪くなりそうだったので、素直にお冷を飲みます。
ここらあたりの郷土蕎麦なのか、変わったお蕎麦でしたが、美味しかった。
店内満席。
自家用車で来る人が多いので、駐車場もいっぱい。
日陰に避難し、やっと来たバスに乗り込み、再び袋田駅へ。双葉食堂 グルメ・レストラン
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袋田駅から水戸に出て、こちらも初めての水戸線に乗車。
車窓がやはり青々とした田んぼで、見飽きることもなく、小山駅まで向かいます。
↓岩瀬駅の駅名標。岩瀬駅 駅
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模様がかわいらしい。
小山駅からは宇都宮線直通上野東京ラインで一本なのですが、小山駅で降りてグリーン券を買うついでに栃木のお土産でも買おうとしたら、小山駅では本日花火大会があるとかで、改札内がごった返しておる。
改札外に何とか空いていそうなお土産屋さんがあったので、娘にあげるお菓子などをほうほうの体で購入し、帰路へ。
猛暑の中、お祭り騒ぎに巻き込まれ、味覚が戻らずご飯も楽しめませんでしたが、初めて完乗できた路線もたくさんあり、きれいな景色を堪能できたので、満足です。
やはりずっと黙っていられる一人旅は、良いですねえ。
気動車の走行音と、風の音。
広い空とあふれる緑。
幸せです。
お読み頂きありがとうございました。
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